以前…サンプル的にリネンとシルクで小さな布を織ったことがありまして。それを半襟としてお使いくださっているハラマキ&のお二人からのリクエストで、新しい織り半襟を制作中です。 ざっくりと、ほわんと、使い込むうちにとろんとしてくる、リネンとシルクの平織りです。タテの縞の部分はシルクでこげ茶とピンクが入っています。ヨコはシルクが中心でリネンを散らすように段にして。所々にヨコの密度を上げた組織が縞をかき消すように入っています。。。 ヨーロッパのアンティークの布はリネンのものが多くありまして。小さな格子だったりストライプだったり。似たような風情といえば、古い対馬麻なども(素材は亜麻でなく苧麻になりますが)使い込まれた生活のための布の美しさは、ちょっぴり歪だったりするものの凛とした…愛おしさと美しさを備え持つという共通項があるように思います。 古道具好きのiwasakiとしましては、そこを目指さないわけにはいきません(笑)。半襟として使わないときには小さな敷物にも。 来年2月にハラマキ&さんの企画展『きものものの』に出品いたします。作っているうちに楽しくなっちゃって。もう少し違うバージョンも検討中です。。。
by senshoku-iwasaki
| 2022-12-13 21:28
| 着尺・帯
|

岩崎 訓久・悦子
by senshoku-iwasaki
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
検索
タグ
外部リンク
画像一覧
|