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一番寒い時期に夏用の透ける九寸帯地を制作しました。
1月から2月初旬までクニヒサが取り掛かっていたのは
夏の九寸帯地。透け感があって、糸味があって。
iwasakiの夏のお澄ましアイティムです。。。

今回はこの緯吉野と平織りのタイプと、山形斜文と
平織りのタイプと。カラーも阿波藍とアイボリーバー
ジョンや、少しだけカラフルバージョン、そしてこの
シックなバージョンと。
一番寒い時期に夏用の透ける九寸帯地を制作しました。_f0177373_17344072.jpg
今回は宮坂製糸さんの玉糸と、ヨコ糸には玉糸の
原糸をベースに、吉野には練った玉糸がキラリ。
控えめな(!?)真珠の首飾りがずっと続きます。。
お太鼓柄もいいけれど、織物好きのiwasakiとしては
前柄お太鼓柄だけよりも、見えないところもずっと
織り柄が続いている様が好き。
今日は昨日の続きで、今日の続きに明日があって。
過去と未来の数珠繋ぎな感じなところが好きなのかも
しれません。。。

織物は、繰り返しの繰り返し。
毎日の日々とおんなじ。似ているようで同じは無くて。
つくるものもiwasakiの日々も。
繰り返しながらもっと慣れてもいいのに、間違えるとき
は間違えて(笑)、作業を巻き戻したりしながらも少し
ずつ進みます。

今年の夏はどんな夏になるのかなぁ。。。




by senshoku-iwasaki | 2023-02-23 22:09 | 着尺・帯
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