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新しい「地紋のある」着尺に取り掛かっています。。。
ちらちらと、きらきらと。
細いストライプが見えたり隠れたり。

これまでに制作してきた地紋のシリーズは越し数を
変えてブロックで丸を作ってきましたが。

今回はブロックの大きさは2種類で構成することに。
新しい「地紋のある」着尺に取り掛かっています。。。_f0177373_18152304.jpg
一越ずつ数えながら切り返すので、織ってる間中
ずっと数えておりまして。・・・11,12,13・・・
私(エツコ)、まるで初めてのおつかいの子供の
ように牛乳、卵、砂糖・・・いや、時蕎麦か(笑)。
本当に。
これに掛かると、いつも。
最大の敵は身内でして。
外に出ると、自室ではなく何でか私たちの仕事場を
開けて「ただいまー」と入る最強のばばちゃん(涙)。

特にこの着尺の前に掛かっていたのは、Tさまより
ご注文頂いている乳灰色の繊細な地紋だったので。

「お義母さん、また数えながらの大変なのに掛かりま
すんで、話しかけられても答えられないのでヨロシク
お願いしますね。」私。(てか、いつもそうなんですが)

「あ、そう。わかってるわかってる」母。(こりゃ全然
わかってないヤツだ・涙)

案の定、夕方また夕刊を取りがてら(必ずちょいと早め
に降りてきては夕刊届くまでおしゃべりを続ける・・)
ガラガラ~っと脇の引き戸を開けて大きな声で。
「なんでマスクなんかしてやってんの~?」母。

「だから~。花粉症でくしゃみとかして唾が飛んだりし
てもダメなんですよー。」(大声もやめていただきたい)
ほら、
どこまで織ったかわかんなくなっちゃったじゃんっ(涙)

マスクの着用は個人の判断に委ねるとのことですが。
仕事場ではお喋り禁止のバツ印マスク、ばばちゃんに強制
出来る法律ってなかったかしら!?


by senshoku-iwasaki | 2023-03-14 21:56 | 着尺・帯
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