まだ4月なのに、今日は東京も暑かったですね。。。 iwasakiの仕事が、着尺や帯地制作中心になってから20年ほどになりますが。その当時で既に着物のお約束の、単衣や袷の季節感はかなりズレズレで。 そこで私(エツコ)、自分が着るために織りの規格を変えることで糸量(絹量)を変えてオールシーズン単衣で過ごせるアイティムを増やしまして・・・。セリシンを残した夏用の織物は、主に5月~9月と思って作っていたものの、昨年は10月まで着ました(汗)。5年前からは超長綿を使った、しなやかな木綿着尺も。 カジュアルな、趣味の織りの着物ですから、その日の気温や湿度に応じて・・お召し下さるユーザーさんも臨機応変に楽しんでいただけているのも大変心強く。私の大好きな、何でもないフツーの日の代表選手(!?)といえば半巾帯。でも、ちょっとおめかししてお出かけの日に、涼しげな名古屋帯も。
長野の宮坂製糸さんと群馬の碓氷製糸さんの玉糸と生糸を使った、吉野織りのゼリービーンズ。ベースのアイボリーは、ヤマモモとクルミで染めた糸です。綺麗な黄色は、三溪園で分けて頂いた蓮の葉で染めたもの。 こちらは綾織りの阿波藍とアイボリーバージョンで、全通柄です。 夏九寸シリーズも今回いろいろ。濃いグレー地に『菱とクロス』バージョンなどなど。暑い春も暑い秋も。もちろん盛夏も!染織こうげい・浜松店さんでの作品展ではiwasakiの現在の精一杯の仕事展となります。毎回のことなのですが、これだけ全力でまいにちを積み重ねて過ごせるiwasakiは本当に幸せだなぁと。しんどい時も多々ありますが。(笑) 染織こうげい・浜松店さんでの私たちの織物展、よろしければぜひ、お手にとってご覧いただきたいです。
岩崎訓久・悦子 織物展
絲ぢから4/27(木)〜5/1(月)染織こうげい浜松店
by senshoku-iwasaki
| 2023-04-20 22:41
| 着尺・帯
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岩崎 訓久・悦子
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