新しい『帯揚げにもなるストール』は虹の彼方に・・な感じです。
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もともとはストールとして制作しておりましたが。お世話になっている「染織こうげい」の佐浦店長さんが帯揚げとしてご愛用くださって。。。以来どちらかというと帯揚げ寄り(!?)になっていたかもしれないなぁ。とか。それはそれでそれも良し、と思って毎回楽しく作っていたものの。更なる進化(!?)をさせたくて。 帯揚げとして使う場合は、タテの大きな3色の縞と。ヨコの段が前半と後半で色味が変わっていくので右と左でチョットだけ印象が変わります。 ストールとして使うときも、首元周辺にくる辺りに明るめのカラーをポイントとして配置しましたので、お顔がぱっと明るくなります。(ハズです!・笑) 青木間道をモチーフにしたシリーズと同じ組成で、平織りの中にヨコ糸が密に入る部分がありまして。今回そこでイイ味を出してくれているのが『御柱織り』で使用している宮坂製糸さんの玉糸を極太に撚糸して頂いた糸です。 ベースになっているのは野蚕系のタッサー種の絹糸なので、ギラっと独特の光沢があります。少しセリシンを残して練っている糸なので、ハリがあってシャリ感もあります。 ストールなど小品とされるものも、帯地や着尺なども。手間や時間でいったら小品のほうがかかるのが現実なのですけれど。生産効率だけじゃないのが自家織物屋iwasakiでして。ここにまた次にかかる九寸帯地のヒントが生まれまして。 iwasakiにとって織ることは生きること。織りを仕事に出来たらどんなにいいだろうと若い日に願ったことが叶って今があって。(お金にはあんまりならないけれど・笑) ー虹の向こうの空は青く 信じた夢はすべて現実のものとなるーsomewhere over the rainbowフーフーフー(笑)アタマのなかでグルグル流れてた「虹の彼方に」。
by senshoku-iwasaki
| 2023-08-22 22:57
| 着尺・帯
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岩崎 訓久・悦子
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