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新しい『帯揚げにもなるストール』は虹の彼方に・・な感じです。
もともとはストールとして制作しておりましたが。
お世話になっている「染織こうげい」の佐浦店長さん
が帯揚げとしてご愛用くださって。。。以来
どちらかというと帯揚げ寄り(!?)になっていたか
もしれないなぁ。とか。
それはそれでそれも良し、と思って毎回楽しく作って
いたものの。更なる進化(!?)をさせたくて。

新しい『帯揚げにもなるストール』は虹の彼方に・・な感じです。_f0177373_20315328.jpg
帯揚げとして使う場合は、タテの大きな3色の縞と。
ヨコの段が前半と後半で色味が変わっていくので右と
左でチョットだけ印象が変わります。

ストールとして使うときも、首元周辺にくる辺りに
明るめのカラーをポイントとして配置しましたので、
お顔がぱっと明るくなります。(ハズです!・笑)

青木間道をモチーフにしたシリーズと同じ組成で、
平織りの中にヨコ糸が密に入る部分がありまして。
今回そこでイイ味を出してくれているのが
『御柱織り』で使用している宮坂製糸さんの玉糸
を極太に撚糸して頂いた糸です。

新しい『帯揚げにもなるストール』は虹の彼方に・・な感じです。_f0177373_20320027.jpg
ベースになっているのは野蚕系のタッサー種の
絹糸なので、ギラっと独特の光沢があります。
少しセリシンを残して練っている糸なので、ハリ
があってシャリ感もあります。

ストールなど小品とされるものも、帯地や着尺
なども。手間や時間でいったら小品のほうがかかる
のが現実なのですけれど。生産効率だけじゃないのが
自家織物屋iwasakiでして。ここにまた次にかかる
九寸帯地のヒントが生まれまして。

iwasakiにとって織ることは生きること。
織りを仕事に出来たらどんなにいいだろうと若い日
に願ったことが叶って今があって。(お金にはあん
まりならないけれど・笑)

ー虹の向こうの空は青く
 信じた夢はすべて現実のものとなるー
somewhere over the rainbowフーフーフー(笑)
アタマのなかでグルグル流れてた「虹の彼方に」。





by senshoku-iwasaki | 2023-08-22 22:57 | 着尺・帯
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