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二人して九寸帯地に掛かっております。
暑い暑いと思いながらも。
水桶から出したミドリガメのみどりちゃんは、
リビングを徘徊しながら。今までならすぐさま
床に置いたタオルの下に潜り込んでいたのだけど。
窓からの陽ざしに伸びをして甲羅干し。
あらま、これはもう秋近しのサインです。。。

秋ときたら、キモノでお洒落も快適な頃。
半巾や八寸帯地も大好きなiwasakiですが、9月に
入りしっとりとした絹らしい九寸に取り掛かって
おります!
二人して九寸帯地に掛かっております。_f0177373_17532017.jpg
私(エツコ)は青木間道をモチーフにした組成
で、前回まで『帯揚げにもなるストール』で
試行錯誤してきた・・虹の彼方にな感じ(!?)
の格子です(笑)。透明感のある色の重ねが織り
でないと出せないんじゃないかなぁ・・と思い
ながら。

二人して九寸帯地に掛かっております。_f0177373_17531298.jpg
クニヒサはマットな吉野格子を。
以前『板チョコと銀紙』のシリーズで『LOOK』
というのを制作したのですが。そのときの格子
のサイズで、今回はタテ糸の存在感を出しつつ
色味はグッと抑えて。

透明感もマット感も。
どっちも絹の持つ絹らしさ。
もちろん!どっちもイイんじゃないかなぁと
思ってそれぞれ作っているのだけれど、
どっちもどっち?なんてコトになっていませんように・・。


by senshoku-iwasaki | 2023-09-14 22:02 | 着尺・帯
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