<< 織半襟も少しずつ。。。 2023年もありがとうございました。 >>
2024年 本年もよろしくお願いします。
一年振りに会えた甥っ子と、TVでサッカー観戦した
後の穏やかな夕。突如入った北陸地方の地震のニュース
に心がずっとザワザワしたまま。

何も出来ないiwasakiはいつも通りお向かいの
第六天榊神社で初詣をしてから初仕事にかかりました。
2024年 本年もよろしくお願いします。_f0177373_20303227.jpeg
昨年制作した「時を経た赤い八寸」シリーズで使用した
タテ糸の極太の生糸とアイボリーの生糸の切り糸で。
裾がモジャモジャしているのは、結び目だったからなの
だけど。近正匡治さんの龍のスカーフリングを通したら
なんか裾が暴れているほうが合うみたい、とそのまま。

織りをしている限り出続ける切り糸は、常に繋げてまた
ヨコ糸に使える時に使っていますが。この太いタイプの
糸は、繋げると結び目が大きくなるので活かし方を検討
中でして。今年は何か良いカタチで使えそうな気がして
います。

エコとかSDGSとかそんなカッコいいテーマじゃなくて
全部余すこと無く使い切る、それがお蚕さんや製糸や
撚糸してくれた方への感謝に繋がると信じて続けて…
30数年。繋げても繋げても間に合わず、切り糸を入れた
缶缶たちが増え続けている現状ですが。
iwasakiにとって生きるとは織ることなので。手指は
止めることなく、私自身も使い切れるその日まで織り続
けると近正さんの龍に誓いました。





by senshoku-iwasaki | 2024-01-02 23:40 | 岩崎のある日
<< 織半襟も少しずつ。。。 2023年もありがとうございました。 >>