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染織こうげい・神戸店さんでの作品展で『嬉し過ぎる再会・其の2』
前回に引き続きクニヒサがお邪魔しました3日間にiwasaki 織物をお召しになってお出でくださった『嬉し過ぎる再会』を。。。

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超長綿の杉綾織りシリーズで昨年制作しました、小さな格子着尺『市小路の木苺』に『山形斜文の八寸帯』を合わせてくださって。川村成さんの帯締めが映えます!
この着尺、ブリティッシュっぽい小さなチェックをテーマに縞の中に赤を一本。それが綾織りの中で見えたり隠れたり。山梨で暮らしていたときの娘の秘密の木苺を思い出して作りまして。こうしてキモノとなって素敵にお召し頂いて、嬉しくてたまりません。
綾織りはドレープがとてもきれいに出まして、これも木綿とは思えない光沢としなやかさが魅力の一品だと改めて自負しております。ありがとうございます!

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こちらも嬉し過ぎるコーディネートで!昨年久し振りに平織りの紬着尺を制作しました。崩し織りで不定期に(私の気の向くままに)色糸を散らした『星屑静かなる夜』。帯は緯吉野の八寸で、昨年出版されたkatsura booksさんの「染織工芸家 浦野理一の仕事」にすっかり魅了されて浦野っぽい赤をイメージして制作したものです。何よりこのお着物を着てご実家に帰られたときにお母様にとても褒めていただいたとのことで。何だか本当にありがとうございます😭
『星屑静かなる夜』淡い色ベースでもう一点その時に制作したのですが、なんと今回その淡いお色の方もお選びくださったそうで…作った私の中ではとても思い入れのあるシリーズでしたので、歓び天にも届く思いです。。。


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こちらの『菱とクロスの八寸帯』も時を経た赤をイメージして…お太鼓裏はヨコ糸をアイボリーにした秘密裏シリーズ。今回はそちら側をお太鼓に、お着物の楓が紅葉したみたいです!ありがとうございます。

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経吉野の織半襟をつけてくださって!嬉しいです☺️ありがとうございます。

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この日の藤さんも。織半襟に、緯吉野の八寸を。この帯地はタテ糸がカラフルに色んな色が入っているのですが、ヨコはシンプルに濃淡のみで織りの奥行きを目指したものです。キモノが仕事着の藤さんに、カッコよくお召し頂いてとても嬉しいです。

今回も皆さまにたくさんのパワーを頂きました。
日々劣化してゆく自分に落ち込む私(エツコ)も、クニヒサの神戸店でのお話やこのスナップに本当に励まされております。斯くなる上は自分のポンコツに磨きをかけまして、私にしか出来ないウマ下手(!?)ワールドを築きたいと野望を抱いている次第です。
まだまだ頑張ります。
お運び頂きました皆さま、染織こうげい・神戸店のスタッフの皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。



by senshoku-iwasaki | 2024-11-22 00:47 | 着尺・帯
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