今年はiwasaki、白雲邸を飛び出して室町時代の建築物の旧燈明寺本堂で。 国宝、重要文化財で展示販売なんて!恐れ多くてiwasakiだけではちょっと…。 『種手』スタッフ会議で持ち上がった、お話し会でお呼びしたいゲストkatsura booksの織田桂さんは、ひとり出版社を立ち上げ「染織工芸家 浦野理一の仕事」「塔本シスコ絵の手帖」「石垣りんの手帳」など織田さんの独自の目線とリサーチで魅力的な本をつくっておられます。 2023年に出版された「染織工芸家 浦野理一の仕事」はiwasakiにとって衝撃でした。着物デザイナーさんだったという認識しか無かった浦野さんが、織物の設計それも糸、規格、かなり細かな指示書を作りご子息の工房で制作させていたことなど。 浦野理一といえばひょうたん糸と呼ばれる糸味のある織物も有名ですが、浦野さんといえばツルツルの、細番手で高密度な木綿着尺の唐桟の彙集も有名。対極的な織物です。 相当な織物フェチだとは思ってはいたものの、謎が解けた気がしました。 全く面識も無いiwasakiでしたが、ライターの雨宮みずほさんと今回のお話し会のお誘いをダメ元でお願いさせて頂いたところ快諾してくださった織田桂さん。私(エツコ)にはもう…神さまに見えました(涙)ありがとうございます😭 織田さんのお話し会が叶うなら尚のことiwasakiだけではちょっと…。 他力本願なiwasaki、アンティークの魅力的な裂で創作帯を制作されている中村かをるさんと花いけ、京縫、京友禅、江戸型彫、長板中型…と多彩な技術で表現する稻田まゆさん、そして布きれ・やましたの山下枝梨子さんにお声をかけまして、4工房で旧燈明寺本堂に出展いたします! 織田さんのお話し会はおかげさまで満席となりましたが、5月24日は織田さんがkatsura booksの書籍も販売してくれます。(13時〜14時のお話し会中は会場には入れませんのでその時間は外してくださいね) 5月24日は4工房➕織田さんのスペシャルな旧燈明寺本堂ですが、23日は臨春閣では美術作家で花道家の亀井紀彦さんと庭師の松中徹さんとのお話会もまだ残席僅かあるようですのでご興味のある方はお早めに! そしてそして白雲邸のほうは10組の出展者が、今回初めて出展される方も4工房も。 ぜひぜひ、23・24・25日は三溪園『種手』にお出かけください!
by senshoku-iwasaki
| 2025-05-14 23:07
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