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種手2025、お陰様で無事終了いたしました。
「日本の夏じたく」以来16回目の梅雨前の三溪園。
見える景色も感じる気配も15年前とはきっと違うのかもしれないとは思いつつも。
毎回同じなんてありえないから、いつでも初めましてな心持ちで。

昨年は『種手』の始まりの会。
そして2回目の今年はiwasaki、初めて室町時代の建造物、旧燈明寺本堂で。
初めてご参加の中村かほるさんと稻田まゆさんと、やはり旧燈明寺は初めての山下枝梨子さんと。
そしてこれまた初めてkatsura booksの織田桂さんのお話会と。
司会進行をお願いしたライターの雨宮みずほさんもお仕事でのご一緒は、ほぼ初めて。

終わって感じたことは、今回も本当に有り難く嬉しいことばかりでした。
関わらせていただいた全ての皆さまに感謝しております。
そしてお運びいただきましたお客様に心より御礼申し上げます。

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静かな睡蓮を眺めてもアタマの中はてんやわんや。
えっと、何だったかなぁ。。iwasaki夫婦2人していろんな物事を忘れておりまし
アレが無い、ソレ忘れた、とツッコミ無しでボケまくり。(涙)

今回は半巾帯でお出で頂いたお客様が多くいらっしゃいました!
嬉しすぎる再会をご紹介させていただきます♪

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タテ糸が生糸、ヨコ糸がキビソ糸タイプの緯吉野。

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タテヨコ共に生糸のタイプの緯吉野

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タテが宮坂製糸さんの銀河シルクでヨコにキビソの山形斜文。

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こちらはiwasaki半巾帯三姉妹(!?)でお出かけくださいました〜!
「染織工芸家 浦野理一の仕事」を読んですっかり浦野さんの赤に影響されて(笑)作ってしまった、赤い緯吉野。
菱とクロスの山吹色のタイプ。
淡い黄色は、三渓園の大池の蓮で染めた絹で、小さな緯吉野です。

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こちらは山形斜文で小さな菱のタイプ。

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緯吉野で柔らかなピンクの濃淡で構成したシリーズ。


1週間レンタカーを借りて三溪園に通いまして、月曜日は山梨の家の草取りとお掃除に。これも蔵前に来てから毎年の行事のようになっております。。。

庭中草だらけになっておりまして、毎回ウンザリしながらやっつけて。
翌日東京に戻る前に収穫できましたのは、我が家の梅と、裏年で少ない山椒の実。

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梅は植えてから10年目にして初めてこんなに採れました!
娘の大好きな梅ジュースが結構作れそう。山椒は醤油漬けに。昨年いっぱい採れ過ぎたからかなぁ。少くて残念!

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今年は家の前の竹が何本もこんな調子で。花が咲いたらしく枯れているようにも。花でなのか重いらしく物凄く首を垂れて。家の前が暗いので、クニヒサにカットしてもらって。竹の花が咲くと竹は枯れるそうで、なんだかひとつ、時代の終わりみたいで悲しい気もした私でした。



by senshoku-iwasaki | 2025-05-29 00:28 | 着尺・帯
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