5月の『種手』が終わって直ぐに一度草刈りとお手入れに行った南部町の家。 その間iwasakiはずっと。昨年よりご注文頂いていた帯、着尺の制作に取り組んでおりまして。黙々と(悶々と⁉︎)それぞれ出来る限り…ご依頼のイメージに近づけるよう励んでおりますが。並行して秋の染織こうげい神戸店さんでの作品展に向けての準備も。8月9月は南部町に行けそうも無いので7月末に。。。 暑い熱い🥵なるべく日陰からやっつけていきます。南部町も雨が降らないそうで、草も丈は伸びてない分根がしっかり張り巡らされて💦逆に取りにくいものの、いつも悩まされているヒルには一度も遭遇しなかったのはラッキーでした。 クニヒサは木綿の糸をカセにあげる作業(コレはiwasakiでは珍しく電動。ただ滅多に稼働しないので蔵前工房には場所が無く南部町での仕事)をしながら草刈り機を作動。 ヤブカラシやメヒシバ、カタバミ、スギナ…取り除くと、私のお気に入りコーナーが登場します。この家の周りを草刈りする度に出てきた、かつてのこの家の道具たち。ひとつずつ違う時に違う所で出土(!?)したもので、全て柄の部分が綺麗に朽ちて無くなって錆びた鉄が何かを言っているみたい。 役目を果たした道具たち、道具の使い手はもうこの世にはいないくて。染織iwasakiの仕事はほとんどが手動。道具はほぼ木製。なのでこんな風に愛おしい欠片すら残らないかもしれないけど。いつか自分も、そして道具も朽ちてしまうその日までなんとしても現役でいたいと強く思いながら。いずれまたここで暮らすために足腰筋力を落とさずいなきゃ!
by senshoku-iwasaki
| 2025-08-02 23:15
| 岩崎のある日
|

岩崎 訓久・悦子
by senshoku-iwasaki
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
検索
タグ
外部リンク
画像一覧
|