iwasaki、51歳の丸紋ずらし絣。
440シリーズから。
Kさまにご注文頂いてから3年・・・。
ようやく帯となって先日、お納めができました。
仕立てていただいて、たとう紙を開いたときの
おすまし顔(!?)は。
工房で、機にかかっていたときの顔とはまるで
別人(!?)の輝きです(笑)。

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Kさまから早速にお電話を頂いて。
とても喜んでくださって!あぁぁ・・・ヨカッタ。

440はナカナカ作れないシショー(師匠)シリーズ。
特にこの、『吉野格子に丸』は。
せっかく絣の小カセづくりのための道具だったり、
絣括り台を設置したり準備をしたので、Kさまの帯地
のほかにもう一本帯地を制作いたしました。

文様を随分と考えたのですが・・・。
結局ぐるぐる回って『丸』に戻ってしまって(笑)。
ストレートに力強くて、四角四面の立体的な格子の
魅力を最大限に引き出してくれる気がします。
やっぱりシンプルは強いです。。。
51歳の丸紋は、更に丸味を帯びて丸以上に丸く。
幸せなまんまるを目指して。

来月の染織こうげい・神戸店さんでの作品展には
大きな葡萄のような丸紋を出品いたします。


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◆岩崎訓久・悦子作品展『糸ぢから』
  11月5日(木)~11月9日(月)
  染織こうげい・神戸店

# by senshoku-iwasaki | 2020-10-24 23:20 | 着尺・帯
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。
ひょんなことから私(エツコ)、生まれて初めて
クニヒサと二人で滋賀県へ行ってきまして。

娘がカメの万年(マネ)ちゃんのゲージに、飼う
前から成長サイズで検討していたのは、龍匠さん
が手作りされているというもので。サイズをフル
オーダー出来、何より龍匠さんご自身も爬虫類や
カメのオーナーさんだそうで。
「ただ、発送が出来ないそうなの。高島市って
遠いよね。。」娘。
「当ったり前じゃねぇか・・・」と言いかけた
クニヒサを遮って「琵琶湖の向こう側じゃんっ!
琵琶湖一度行ってみたいと思ってたの」私。

そんなこんなで、時間もお金も無いiwasaki夫婦。
一泊二日のレンタカーで行く滋賀の旅。
初日は長浜から船で竹生島に向かいまして、その
後彦根へ。。。散策中に出会ったのがこちら。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17570686.jpg
彦根といえば彦根城。もちろんお城の最中も
あるはずですが、こちらの風月堂さんでは
彦根特産のバルブというのが面白いです。。
栞によると、彦根バルブのルーツはなんと!
彦根にあった製糸場のカランの修理、制作を
飾り職人だった門野留吉さんという方が明治
の頃されたというのが始まりだとか。。。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17573230.jpg
でも、包装紙にはやっぱり彦根城(笑)。いや
彦根城も行ってみて上ってみて納得の国宝です。
ただお城はやっぱり疲れます。くたびれた身体に
染み入る粒あんの美味しさです。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17582567.jpg
船からの竹生島。宝巖寺が見えます。ご本尊は
弁財天と千手観音です。。そういえばお能にも
『竹生島』ありました。美しい女性が舟に同乗
して・・・弁天さまだったというお話だったよ
うな・・。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17583993.jpg
うは~。琵琶湖広~い。キラキラのまるで海。
拝所からこの鳥居へかわらを投げ鳥居の間を
通ると願いが叶うそうなのですが・・・。
やっぱり通ることなく落ちてゆく私のかわら。。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17594666.jpg
でも大丈夫!?。ちゃーんと宝巖寺で弁天さまの
ダルマにiwasaki家の健康のお願いを書いて奉納
いたしました^^。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17580475.jpg
高島市で龍匠さんの特製ゲージを受け取って。
最後に福井県の永平寺に。
コロナ禍で平日ということもあって、本当に静寂で
美しい異空間でした。

鯖江でキモチの上がる老眼鏡を作ってもらって、
永平寺で『職』のお守りを頂きましたから。
きっと!これからもう少しイイ仕事が出来るよう
な気がいたします。

今回も。
往復1000キロを一人で運転のクニヒサ(笑)。
もう懲り懲りって言われるかなぁ?と思ったら。
まだイケそうな感じ(笑)。次回は京都寄りな
方面もぜひ。



# by senshoku-iwasaki | 2020-10-17 23:47 | 最中
新しい織り半襟は、綾織りです。
iwasakiの大好きな
とびっきりの、何でもないフツーの日に!
秋冬に温かみもありつつ、クールにもなるんじゃ
ないかなぁ・・・と思いつつ織りました。
iwasakiの織り半襟で、綾織りはお初です。
見た目以上に時間がかかるのは毎度のことで(笑)。
新しい織り半襟は、綾織りです。_f0177373_16140354.jpg
よーく見ると、切り返しで菱も見えますよー。
九寸帯地で使う細目の絹糸を使ったバージョンと、
太めの節糸を使ったバージョンと。
新しい織り半襟は、綾織りです。_f0177373_16142235.jpg
11月に、染織こうげい・神戸店さんでの作品展が
ありまして、今年も新作の帯・着尺を中心に・・
ショールや新しいブランケット、そして帯揚げに
もなるストールに織り半襟と。手織り満載で。
一日のうちのほとんどを、一年のうちのほとんど
を仕事場で過ごしているiwasaki夫婦。
時間が足りないと思ったことはないけれど、時間
のある限り糸に触れている気がします。。。
愛おしい時間でもあります。

◆岩崎訓久・悦子作品展『糸ぢから』
  11月5日(木)~11月9日(月)
  染織こうげい・神戸店

ほぼ日程が重なるように今年は。
ハラマキさん主催の『きものものの 2020』も。
『きものものの』にはiwasakiは織り半襟を数点
出品いたします。
新しい織り半襟は、綾織りです。_f0177373_16145799.jpg
新しい織り半襟は、綾織りです。_f0177373_16152094.jpg

# by senshoku-iwasaki | 2020-10-12 17:30 | 着尺・帯
陶芸家の酒井隆夫さん。
かれこれ20年は経つかしら。
織物だけで暮らす一大決心をして、それまでの
勤めを辞めてから初めてのクラフトフェアでした。
松本城の太鼓門の完成に伴って、春に盛況の
『松本クラフトフェア』を秋に開催したものでした。

偶然お隣のブースだったのが酒井さん
酒井さんは松本クラフトフェアの常連で、ファンも
多く、何より技量が半端なく・・圧倒的な仕事量を
ひしひしと感じて。この人スゲーな。が第一印象。

酒井さんへのリスペクトは、それからお付き合いを
させて頂くようになってもずっと変わりませんで。
毎年春に清澄白河で作品展をされておりまして。
今年春、iwasaki家にと初窯でマグカップを作って
くださいました。そのときに我が家の娘が念願だった
酒井さんの母校にどうにか合格できたということを
我が子の事のように喜んでくださって!(涙)
「オレが作れるモノで何か欲しいモノある?」と娘に。
「リクガメのシェルターに、今は割れた植木鉢を
使っているんですけど・・信楽焼のシェルターが
あるらしくて考えてたんですけどぉ・・。」娘。
「・・・シェルター?わかった。作るよ!」酒井さん。

陶芸家の酒井隆夫さん。_f0177373_20354283.jpg
そして今日。スゲーの持って来てくださいました!
「ええっ!ね、練り込みですか!?どーっやったら
こんな柄になるんですか??」iwasaki夫婦。
「モノづくりになりたいしょーこちゃんへのお祝い
だからね。チョチョイト作れるようなもんじゃつま
らんからね、結構時間かけたぜ(笑)。」酒井さん。
酒井さんはお帰りになった後だったけど、帰宅した
娘が驚いたのは言うまでもありませんで。
万年(マネ)ちゃんのゲージに置くと、さっそくに
モソモソと潜っていったそうで。カメのマネちゃん
もご満悦です。。。


陶芸家の酒井隆夫さん。_f0177373_20355876.jpg
蔵前の住まいはとても狭いので、食器も最低限
しか南部町の家から持って来ておらず、引出物
と思しきカップ&ソーサーを使っていたのですが。
やっぱり酒井さんのマグカップで頂くコーヒー
は、トーストとコーヒーだけの我が家の朝食が
とても豊かなものになります。。。
「人の手が生むモノはきっと。無くならないって
やっぱり思うんだよね。」娘。
アタシもホントにそう思う。

陶芸家の酒井隆夫さん。_f0177373_20360894.jpg
一昨年の酒井さんの作陶展で分けて頂いたボウル。
清澄白河のギャラリーkopis さんで。「NICHIJO-」
と題して今年の春は、ちょうど緊急事態宣言中と
なったため明日から仕切り直しだそうです。

酒井隆夫 作陶展 NICHIJYO-xxl
2020 10/8(木)~10/17(土)※13(火)休み
11:00~19:00 土・日・祝日は18:00まで
        最終日は17:00まで





# by senshoku-iwasaki | 2020-10-07 23:16 | いわさきのつながり
渋滞と草刈りと収穫と。
連休中の晴れ間を狙って・・・山梨・南部町へ。
6月に大変な思いをして取った草が、また茫々(涙)。
それでも
お隣の、集落のシンボルのような大きな銀木犀と、
我が家の庭先に植えた白い彼岸花がお迎えしてくれて。
秋のお彼岸を、ひしひしと実感したりして。
渋滞と草刈りと収穫と。_f0177373_18034490.jpg
連休でレンタカーも近隣では空きが無く、市川まで
行きまして。午前中に出たものの、南部町に着いた
のは夕方でしたが。それでもすぐさま庭の草取りに。
やぶ蚊はブンブンしていましたが、前回恐怖でしか
なかったヒルの姿は無く・・安心しての草取り。(笑)

渋滞と草刈りと収穫と。_f0177373_18040546.jpg
翌日は朝から裏庭や、家の周りの草刈りと。
庭のカボスは今年は豊作で!
渋滞と草刈りと収穫と。_f0177373_18043960.jpg
裏庭の山椒は、青い実を醤油漬け用に・・。前回かなり
採ったつもりでしたが、こんなに残ってたのかぁ。。。
赤く色づいて、また鳥たちがいろんな場所に運んでくれ
そうです。
渋滞と草刈りと収穫と。_f0177373_18050824.jpg
裏の土手を、草刈り機を回していたクニヒサがおおっ!
キイロスズメバチがブンブンしてると思ったら、大きな巣。
刺激しないようにそーっと、周りの草を取って・・・。
程々(!?)で終了(笑)。

連休中なら草取り人員として子供らも?と思ったものの。
高3息子は、連休明けに大事なテストがあるからとパス。
高1娘は大切なペットの、ヘルマンリクガメの万年(マネ)
ヒョウモンリクガメの最年(モネ)のお世話があるからと。
コロナがなければ、幼馴染みにも会いたいところだろうけれど。
南部町は感染者ゼロだそうで、私たちもほとんど人に会う
ことなく・・いつもの弾丸で。

だったら平日でもよかったなぁ。。。
行きも帰りも渋滞で、ヘロヘロのiwasaki夫婦の休日。


# by senshoku-iwasaki | 2020-09-25 22:14 | 岩崎のある日
秋風感じてiwa散歩。言問団子の『言問最中』。
「健康診断が9月末までなんだよねぇ・・」私。
「このところ歩いてないからなぁ。きっとまた
運動不足指摘されるなぁ・・。」クニヒサ。
「今日は久々に、隅田川沿いを浅草方面に行き
ましょう!」私。

蔵前橋から大川(ここいらのおとーさんたちは
必ず隅田川を大川と古い言い方をしまして。
流石だなぁなんて感心してたら、結構お婿さん
率が高かったりして・笑)を浅草へ・・・
厩橋、駒形橋、吾妻橋を過ぎたら、言問橋。そして
人しか通れない桜橋を渡って「ご隠居、団子屋が!」私。
「エツコさん最初っからそのつもりでしょーが。」

えへへ。
言問団子は、30年ほど前クニヒサから貰って。
柳橋梅花亭の三色梅最中とともに、その餡子の
絶品さに腰を抜かした(ホントです・笑)私の
中では両横綱でして。そういえばこちらにも
最中があると知りまして・・・。
秋風感じてiwa散歩。言問団子の『言問最中』。_f0177373_16252171.jpg
都鳥を象ったカワイイ最中。
お店では頼んでから餡を詰めてくれます。
小豆餡と白餡がありまして、やっぱりスゴイ。
皮(種)がまた美味しい。香ばしいんだけれど
餡と一体化していて。そこに絶品の餡なのです。
小豆餡もちょっと違うのです。。大納言の粒餡
なのだけど所謂粒餡じゃないのです。
白餡のほうは、言問団子と同じ手亡豆の後から
お豆の香りがスーッと鼻に抜ける、上品だけど
しっかりパンチもある餡で。
良質の素材を活かしきった仕事が伝わってくる
オリジナル性の高い、他に無い最中だと思います。
秋風感じてiwa散歩。言問団子の『言問最中』。_f0177373_16255435.jpg
お店の暖簾もステキ!
有名な書家の方の字だそうです。。。
秋風感じてiwa散歩。言問団子の『言問最中』。_f0177373_16253317.jpg
お店ではオリジナルの器で、言問団子とお茶が
いただけます。
このお団子が3色どれもそれぞれ、材料の違い
と仕事とであぁ・・たまらない。お茶がほんと
よく合う!と思ったら、言問団子に一番合うよう
に厳選した契約農園の川根茶だそうで、
なるほどー。と鼻が膨らむ私。

言問団子は、出来た日その日限りの粋な味。
団子も最中も、ちょっぴり高価なのはきっと
素材の良さ。江戸末期からずっと変わらずこの
団子だけで今も作り続けて。。。やっぱり凄い
ことです。こんな凄い仕事が食べられる幸せ♡

「エツコさん、歩いた意味全然無くなってます
よねー。」クニヒサ。
「おぉぉ。お向かいは長命寺の桜餅だ!」私。

向島三大和菓子といえば、この言問団子さんと
長命寺の桜餅と、志満ん草餅と言われていますが、
向島にはあの菊最中の青柳清家もあってうふふ。
秋はお散歩が楽しみです。


# by senshoku-iwasaki | 2020-09-14 18:11 | 最中
織小紋な経吉野着尺『雨音拍子』の新色を織っています。
シルバーグレーとピスタチオの小さな縞に、
ヨコ糸はターコイズグリーン。

タテ糸が密に出てくる組成なので、シルバーグレー
が出てくる部分と、ピスタチオが出てくる部分で
ギラっと見え方が変わります。。。
織小紋な経吉野着尺『雨音拍子』の新色を織っています。_f0177373_17574082.jpg
6月に制作した『雨音拍子』はチャコールグレー
とシルバーグレーの組み合わせで。渋い江戸小紋
のような風情でしたが、それは今回も。

シボ感と、独特の光沢は、絹量によるもので。
贅沢な絹織物ならではの垂れ感がたまりません。。。

「織小紋」シリーズとして
今年産声をあげた、この新シリーズ。
iwasakiらしい、どうってない無地ライクな着尺
でありながらしっかりと(!?)織りならではの
質感と色味を出せているのでは・・・?と。
着尺の新シリーズは久しぶりです♡
平織り、綾織り、緯吉野、吉野格子に、経吉野。

それにしても。
手織りは時間がかかりまして。
今日はとても捗って5尺。
おぉぉ、よくやった(笑)。つもりだけれど。
一反約12メートルのうち、一日2メートル織れない
現実(涙)。この、じれったさも愛おしくて。

いくらこの仕事に定年がないといっても。
いつまでこの細い糸の仕事が続けられるかは・・
分からないので。作れるうちは出来るだけ細かい
仕事を進めたいと思っております!



# by senshoku-iwasaki | 2020-09-09 22:07 | 着尺・帯
Eさまの『地紋のある着尺』。
Eさまは以前、格子に緯吉野を入れた『入り江の波
シリーズの着尺を作らせて頂きまして。

「次回は無地ライクな着尺も」と嬉しいお言葉を。
そしてこの度ご注文頂きましたのは紺色系。。。
地紋のマルのサイズは、やや大きめです。

Eさまの『地紋のある着尺』。_f0177373_18303556.jpg
『地紋のある』シリーズの魅力は、無地でありながら
見る角度によって・・・こうしてゆらゆらと気球のよ
うなマルが浮かび上がったり、タテ糸とヨコ糸の色の
違いから玉虫のように見える色が変わるところです。

Eさまのこちらは、タテがチャコールグレー。ヨコには
赤味のある紺です。写真では紫っぽく見えますが、
グレーのようにも見えるけど、やっぱり紺です(笑)。

こういった深みのある無地は、お召しになる方の
持ち合わせた本来のお色、ピンク系だったり黄色系
だったりを引き出して見せたり。また、合わせる帯
も赤味、青味、反対色それぞれに合ってしまう寛容
さがあると思っております。

何色ともいえない、織りでしか出せない色があると
したらこういった事なのだろうと。

Eさまのこの着尺を織りながらつくづくと。
この不可思議で曖昧で寛容な(!?)織りのチカラ
に突き動かされ続けている幸せを実感した私です。




# by senshoku-iwasaki | 2020-09-01 22:25 | 着尺・帯
440、絣が入りました。
先日括った小綛を、ぼわ~んと絣足をぼかしながら
染め上げまして。
絣をほどいて小管に巻き織るのですが。。。

絣の方向、右から?左から?ん?あれ?
織り始めたクニヒサも。
しばらく戸惑いながらオタオタしながら(笑)。
それでも二日ほどかけて浮かび上がったお月様。
440、絣が入りました。_f0177373_18481593.jpg
この丸紋は、影になるところから光をつくります。
一越一越。
四角四面の格子の中に、ぼわんと浮かぶマル。
iwasakiバージョンは、大師匠の丸のメガサイズ。
440、絣が入りました。_f0177373_18495869.jpg
お太鼓部分のマルが浮かんだら、次は前柄まで格子です。
障子越しのまん丸お月様。
中秋の名月の頃までにはKさまの元へ・・・と思いながら
あともう少し頑張ります!


# by senshoku-iwasaki | 2020-08-28 22:57 | 着尺・帯
京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。
増孝商店・夏場所で頂きました珠玉の最中たち。
どの最中もストレートに私(エツコ)の胸
・・じゃなかった、胃袋に(笑)突き刺さりました!

京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18084348.jpg
まずはNさまに頂いた仙太郎の『釣鐘最中』。
仙太郎といえばボリュームのある『ご存知最中』が
この最中コーナーにも登場しておりますが、この
『釣鐘最中』はやや小ぶりで食べやすいサイズ。
ですがあの、『ご存知最中』と同じ美味しい餡と
ご存知最中よりやや薄めの種(皮)のバランスが
ピッタリです!
仙太郎のご存知最中は、京都の山科店のみでしか
買えなくなったそうで。そんな「特別」も京都らしい
いつも感服してしまう、流石な仙太郎です。。。
京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18110695.jpg
京都といえば。
Sさまがくださった、仁々木も京都だそうですが。
この『海門最中』は滋賀で製造とのことで。
近江の羽二重餅が粒あんの中に入っています。
パキっと割れるデザインで、ふっくらとした
粒あんが種(皮)と求肥と一体化していまして
あぁ。美味しい。
仙太郎の粒あんもですが、こちらもとても健康的
な小豆の美味しさを感じますぅ。。。
京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18113916.jpg
長崎出身のNさま。「長崎あるあるかもだけど、
この手作り最中が家にある時は、一緒にアイス
挟んだり、イチゴ入れたりもするのよ。」
おおぉ。なるほどー。と思いつつ。でもでも。
福砂屋さん、カステラはもちろんですがこの、
餡が素晴らしく美味しいのです。。。
私はこの手作り最中に餡をたっぷり入れまして、
しばらく置いてから種(皮)がやや餡の湿気を
吸ってからのほうがより好きです!
パリパリではないけど香ばしくて。うふふ。
最中って、日持ちするイメージがあるかもですが
やっぱりおススメは断然!買ってきた当日です。
その美味しさに近いのが、詰めてしばらく置いた
手作り最中です。

京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18121645.jpg
福砂屋さんの手作り最中の餡を詰めるへら。
ここにも蝙蝠文が。このへらが実は優れもので。
ギョーザづくりにはコレが一番使い良いのです。。
このへらは私、必ずとっておきます(笑)。
私のギョーザは、いつだって食品ロスゼロの
冷蔵庫のお掃除メニューですが(笑)。そんな
iwasaki家のギョーザにも福が詰まりそうです!

Nさま、Sさま、Nさまご馳走さまでした。


# by senshoku-iwasaki | 2020-08-23 23:13 | 最中
3年ぶりに『440シリーズ』にかかっています。
『440』は、シショー(師匠)シリーズ。

iwasakiで初めて吉野格子が生まれたのは、
息子の5歳の晴れ着を作ったのがキッカケです。。。

大師匠である、故・宗廣力三氏の代表作でもある
ずらし絣の丸紋は、吉野格子の中にありまして。
そういう技術技法を、オマージュとして制作すること
で大師匠の仕事の伝承にもなるのかもしれない・・と
10年前から取り組んでいるシリーズなのですが。
工房が山梨から蔵前に移ってからは、まだ制作して
いませんで。

というのも。
やはり『440』ならではの難しさが。iwasaki夫婦で
手分けして二人がかりで取り組むのですが、並行し
てお互い進めている織物との兼ね合いと、仕事場の
動線と。それと集中できる環境がないと!(笑)

町会などの用事で駆り出されるコトがやたら多い(涙)
地元ならではだったりなのだけど。今年はコロナで。
なんと集中して仕事が出来ています!

Kさまにかねてからご注文いただいている、丸紋の
吉野格子の九寸帯地。
ようやく絣を括るところまで来ました。
絣の入る部分の糸量を割り出して、小綛を作って、
丸く柄にならない部分を括って染まらないように
して・・・。まだまだ作業は続きます。

3年ぶりに『440シリーズ』にかかっています。_f0177373_19172611.jpg
絣括りは、指先の力加減が重要で。
私(エツコ)の担当部門なのですが、約3年ぶり
なので勘が戻るまでオタオタしてしまいます。。。
吉野格子を織るのはクニヒサ。

今回Kさまの丸紋の他に、宝珠のような玉葱のよう
な新たな文様の絣も考えております。

えっと、えっと・・・とオタオタ息子の晴れ着を
織ってから13年。あの時はそのお陰で他の仕事が
全て止まって、自家織物を自家用にするって大変!
と痛感しましたが(笑)。
子供たちがチビッコのうちは落ち着いて早く集中し
たいと思っていたのに。
子供たちが成長したときには、なんでか年寄りたち
が集中させてくれず(笑)。
おまけに自身のボケボケも進んで(涙)。

440シリーズ、なんとかいつか・・・生きてるうちに
iwasakiならではのものに昇華させたいと希って・・。
せっせとしこしこと手指を動かして。



# by senshoku-iwasaki | 2020-08-19 23:46 | 工程
『半巾50+』を作ったことで。
昨年秋にクニヒサが突然言い出した、
「お互い50歳の年のうちに50本の半巾を作ろう!」
とほぼ思いつきのような企画でしたが。。。

ほぅほぅ、なるほど、へぇ~な発見がまたありまして。
これだけ作ってもまだ、いやこれだけ作ったからこそ?
制作側の私たちがどっぷりとハマってしまいまして。
こりゃ、もっと作ってみないとダメだなぁ(笑)・・と。

iwasaki夫婦は共に生粋のバカですから。(トホホ)
納得が出来るまで(・・・って、そんな日来るかな?)
しつこく取り組むコトが出来るってコトくらいしか
特技がありませんで。
今後の不安はきっと、人並み以上にあるあるなのですが。

山梨の南部町の家にも、両家の千葉にあるお墓参りにも
ナカナカ出掛けられない今なので。
ひたすらに引きこもって休みなく制作しています。
『半巾50+』を作ったことで。_f0177373_18494202.jpg
「もう51歳になっちゃったからね~。
二人合わせて102本目指す?」私(エツコ)。
「102って、キリが悪いでしょう。だったら
目標は108!」クニヒサ

煩悩ですか。

# by senshoku-iwasaki | 2020-08-11 22:32 | 着尺・帯
増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。
連日、じめじめムシムシの不快な湿度のなか・・・。
またいつもとは違う、不安な状況のなか・・・。
iwasakiの増孝商店までお越しいただきましたお客様に、
連日チカラを戴きました。
心より御礼申し上げます。

涼やかにお着物でiwasaki織物を纏ってくださった!
嬉しすぎる再会を。。。


増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19023793.jpg
6月に織りあがったご注文の『阿波藍とアイボリー』の
山形斜文の半巾帯を早速に締めてきてくださったSさま。
雨の中をお越しくださって・・感激です!
爽やかで清々しいSさまのお召し姿に、iwasaki夫婦も
とても爽やかなキモチになりました。


増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19025414.jpg
Nさまは『緯吉野・SAVON』の半巾帯を。
これを制作した当時はiwasakiでは珍しい(!?)
ピンク系だったのですが。ここからiwasakiのカラー
バリエーションが増えた気がします。。。
お着物は千葉あやのさんのものと伺って。思わず
ひぇ~っ!と。私(エツコ)、学生の頃どれほど
千葉あやのさんの生き方に憧れたかしれませんで。
憧れの方の作品と、自分が織った半巾帯がNさまに
よってコーディネートされているなんて!(涙)
生きててヨカッタ、織りを続けて本当にヨカッタ。


増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19032378.jpg
こちらは別のNさま。
昨年お作りさせて頂いた、生紬の『チョコミント』
と、緯吉野の八寸『赤城節のコブシ』を合わせて。
iwasaki尽くしの夏バージョンで!
あ、ありがとうございます。。。嬉しいです。
増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19034618.jpg
最終日にいらして下さったKさまは、昨年お求めい
ただいた緯吉野の半巾帯を締めて。
タテヨコに長野の宮坂製糸さんの『銀河シルク』を
使ったもので、光沢感のある帯地です。そのとき
Kさまはiwasakiをインスタグラムで知り、増孝商店
に来ましたとおっしゃって。未だにおっかなびっくり
のインスタなのですが(汗)、Kさまのようなお洒落
な方に見つけて頂けて・・光栄ですっ!
ラフィアを編んだ素敵なバッグを合わせて。つい・・
あのぅ・・とお聞きして(笑)。JAMIN PUECHと
教えていただき、しっかりメモしてしまった私。。。
いつかKさまのマネが出来たらイイなぁ。
ありがとうございます!

増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19040930.jpg
今回はお伺い出来ないのが残念なのですが・・・と。
Kさまはリモート(!?)でご参加です。
昨年の『日本の夏じたく』でお選びくださった
『阿波藍とアイボリー』の絽の八寸を締めた画像を
お送りくださいました。この八寸、ヨコ糸には苧麻
も入っていまして。古布のような風情を目指した
もので。Kさまに「気に入っています」と言って頂
けて本当に嬉しいです。。。

つくる原動力は、いつも。
使い手であるユーザーさんの温かな声とお姿です。
直接お会いしたり、対面でお話したりがナカナカ
今はムズカシイけれど。
今場所もたくさんの温かい言葉を頂きまして。
iwasaki、たくさんのパワーが湧きました。
増孝商店・夏場所終了とともに長かった梅雨も明け
ましたので。またこれから
ココロハレバレ制作に励みたいと思います!
ありがとうございました。


# by senshoku-iwasaki | 2020-08-03 00:00 | 増孝商店 KM
増孝商店・夏場所では。。。
秋冬向けにもオススメな半巾もゴザイマス。(笑)
『半巾50+』のシリーズから。

緯吉野の組成は、ヨコ糸がたっぷりと出るので
微妙な色合いや糸の質感が、帯として締めた時
にブロックのように見えるのも面白いと思って
います。

増孝商店・夏場所では。。。_f0177373_18415669.jpg
iwasakiの織物には、エツコ特製(!?)繋ぎ糸
が織り込まれていることも多々。
限られた素材を余すことなく無駄にせず使い切る、
愛おしくも美しい、山里に暮らすおばあちゃんの
『自家織物』がテーマだからです。

仕立てることなく、織ったまま帯となる半巾帯は
とても『自家織物』らしいと思っていまして。
iwasakiならではのiwasakiらしい織物だと自負
しています。

お洒落をしてのお出かけはナカナカ出来なくても。
たまにはお家で。
お母さまや御祖母さまのお着物に、iwasakiの半巾
を合わせて楽しんでくださっている・・・なんて
お話を伺うと、心から嬉しくなってしまいます。
現在過去未来・・いろんな組み合わせでどなたか
の歴史や、物語の一端に繋がることが出来たなら!
作り手として、これほど幸せなことはありません。

増孝商店・夏場所では。。。_f0177373_18421405.jpg
増孝商店・夏場所が始まってから、急に花芽が
ニョキニョキと伸びてきたキセログラフィカ。
幅広の優美な葉が魅力的で、織りながらいつも
うっとりしていたのですが。。。
花が咲く、というのは素敵な兆候!・・・と、
無理やりにでも(!?)自分に言い聞かせてお
ります(笑)。。。


2020 増孝商店・夏場所
      7/25(土)~8/1(土)
10:00-13:00 ご予約の方
13:00-18:00 open
増孝商店・染織iwasaki工房 
台東区蔵前1-6-11 1F

小さな工房の小さなshopですので、
密を避けるため今回は三名さま以上での
ご来店はご遠慮願います。

10:00~13:00の時間帯は予約制と
させて頂きます。
ご予約はお気軽にお電話、メール等で
お問い合わせ下さい。

TEL 03-5829-4339
MAIL mail@senshoku-iwasaki.com

# by senshoku-iwasaki | 2020-07-29 22:30 | 増孝商店 KM
増孝商店・夏場所、本日より始まりました。
梅雨場所でもヨカッタかしら!?の雨続きですが。。。
始まりました。

昨日は久しぶりにガラス窓をピカピカにしまして。
なんだか視野までクリアになりました(笑)。
増孝商店・夏場所、本日より始まりました。_f0177373_17513460.jpg
やわらかい黄色のラインのショール『繋げていく日々』
少しシャリ感のあるシルク。更にヨコ糸の絹糸の太さ
を変えてシボ感を出しています。
ショール類もこうして広げてみるのも実は新鮮です。。
増孝商店・夏場所、本日より始まりました。_f0177373_17503291.jpg
『半巾50+』は、20本ほど並んでおります。



2020 増孝商店・夏場所
      7/25(土)~8/1(土)
10:00-13:00 ご予約の方
13:00-18:00 open
増孝商店・染織iwasaki工房 
台東区蔵前1-6-11 1F

小さな工房の小さなshopですので、
密を避けるため今回は三名さま以上での
ご来店はご遠慮願います。

10:00~13:00の時間帯は予約制と
させて頂きます。
ご予約はお気軽にお電話、メール等で
お問い合わせ下さい。

TEL 03-5829-4339
MAIL mail@senshoku-iwasaki.com


# by senshoku-iwasaki | 2020-07-25 21:57 | 増孝商店 KM
2020 増孝商店・夏場所、小さく開催いたします。
2020 増孝商店・夏場所、小さく開催いたします。_f0177373_18342701.jpg
このような時期になってしまいましたが・・・。
いつもひっそりの増孝商店ではありますが、
ごくわずかなiwasakiのお客様に向けて・・・。
「増孝商店・夏場所」を開きたいと思います。

開催中止となった『日本の夏じたく』に向け
制作した「半巾50+」のシリーズなどを中心に、
工房に籠って制作している秋冬向けの新作や、
たっぷりと時間をかけて生まれたショールなど
を並べたいと思います。

2020 増孝商店・夏場所
      7/25(土)~8/1(土)
10:00-13:00 ご予約の方
13:00-18:00 open
増孝商店・染織iwasaki工房 
台東区蔵前1-6-11 1F

小さな工房の小さなshopですので、
密を避けるため今回は三名さま以上での
ご来店はご遠慮願います。

10:00~13:00の時間帯は予約制と
させて頂きます。
ご予約はお気軽にお電話、メール等で
お問い合わせ下さい。

TEL 03-5829-4339
MAIL mail@senshoku-iwasaki.com
2020 増孝商店・夏場所、小さく開催いたします。_f0177373_18344256.jpg

# by senshoku-iwasaki | 2020-07-21 22:39 | 展示会・お知らせ
湯のしから帰った着尺其の2『織りで小紋・雨音拍子』。
6月に織りました着尺は、経吉野。
チャコールグレーとシルバーグレーの小さな縞ですが、
タテの密度がたつので、シボ感と独特の光沢感が魅力
の織物になりました。

渋い江戸小紋の織りバージョンのような風情でして、
自分たちで作っておいてなんなんですが・・・。
iwasaki夫婦、かなり気に入っております!
これは満場一致で(って、たった二人ですが・笑)
シリーズ化決定となりそうです。
iwasakiにとって、定番をつくり出すということが
何よりの作品づくり。
いろんな意味で「ちょうどいい」が「定番」という
ことだと思っていまして、いつだってそれを目指して
いるものの。それは結構ムズカシイのです。。。
まるで幸福論みたいに。

湯のしから帰った着尺其の2『織りで小紋・雨音拍子』。_f0177373_18383203.jpg
つい、これも出来るんじゃないかなぁとか。
もうひと色添えてふくらましたほうがもっと良くなる
んじゃないかなぁとか。足し算をしてしまいがち。
でもやり過ぎは着にくいモノ。
だからといって、引き算ばかりじゃなーんかつまんない
モノになってしまいがち。
あれやこれや考えて作っても。
う~ん。もうちょっと考え直すか・・・ということの
ほうが多いのだけど、これは。
色違いがイロイロ・・目に浮かぶ。帯が映えるお召し姿
もイロイロ・・目に浮かぶ。
単品で見ても単調じゃなく、奥行きがある。おぉぉ。

目に見えないウイルスに、信じられない大雨災害。
心がふさぐ出来事ばかりが続く日々。
こういうときにいつも思うのは、織物は何の役にも立て
ないということで・・・。
それでもiwasaki夫婦に、織物制作以外に出来ることは
何もなく。。。
次に繋がる微かな希望の光を、この地味な新作に感じて。







# by senshoku-iwasaki | 2020-07-15 23:29 | 着尺・帯
緯吉野着尺『ゼリーのミルフィーユ仕立て』。
コロナ禍で作品展が中止になったり、町会のイベント
も取り止めとなったりで。
iwasakiいつもよりもじっくりと、時間のかかる組成
の仕事に取り掛かっておりまして。

5月はこの緯吉野の着尺、6月は経吉野の着尺を織り
上げて。湯のしも上がって、トロンと良き風情です。。。

緯吉野着尺『ゼリーのミルフィーユ仕立て』。_f0177373_18380725.jpg
『ゼリーのミルフィーユ仕立て』は(前回のタイプ
のもそうでしたが)着尺となれば特に。
組成の凹凸感と、色数はあるものの「うるさくない」
を念頭に制作いたしました。

着物は、たっぷりと織り地が見えるもの。
お手持ちの帯にも合うように、そして何より・・・
飽きない着物となるように。
永くお召し頂けるものとなるように。
単調ではないけれど、やり過ぎにはならないように。
それはiwasaki結成のときからのテーマ。

織りの着物の魅力は、日によって明るさによっても
見え方が違うことだと思っていまして。
一番シンプルな平織りであっても、糸味の違いや
色、縞や格子によってもかなり変化します。
それが綾織りになったり、こうやって緯吉野の組成
だったり、経吉野となれば尚。。。
それぞれの織りの特徴を、出来れば最大限引き出し
たいのです。それもやり過ぎないで(笑)。
キモノは、着る人と着物と帯と、帯揚げ帯締め履物
にバッグといった小物類・・全部のバランスのモノ。
やっぱり着る人が一番輝かないと。

この緯吉野の『ゼリーのミルフィーユ仕立て』とは
対照的な感じで、経吉野で無地ライクの渋い『織り
小紋』も。色違いでシリーズ化出来るような第一号
を次回はご紹介いたします!






# by senshoku-iwasaki | 2020-07-12 22:21 | 着尺・帯
下水管の工事準備が始まりまして。。。
築50年のこのビルの、1階の工房の床下に埋まる
陶製の下水管が割れているらしい・・・と。
工房の排水が出来ない日々が続きまして(涙)。
お願いをしていた業者さんの都合がやっとつき、
工房は養生シートで張り巡らされました。

今回はコンクリートの壁に、穴を
あけてパイプを通す作業だそうで。
業者さんのお休みの昨日、シートをそっと(!?)
どかして織り進め・・・(といってもあんまり
織り進まないsunrise・笑)
下水管の工事準備が始まりまして。。。_f0177373_18563850.jpg
「とにかくこの時代のビルは、コンクリートにして
も基礎工事にしても頑丈だからしっかりしてるのよ」
・・が口癖のイワサキの母ですが。。。
イケイケどんどんの高度成長真っただ中の建築物が
そんなに丁寧に作り上げられたとはとても思いにく
いのだけどなぁ・・・とモニャモニャしつつ。

床下の工事は建物の構造上ムリだそうで、一度上に
上げてから外に出すという・・・これまたこの時代
のビルにあるあるの工事だそうです。。。

黒い配管(なのかなぁ⁉)目立つわねぇ・・と思い
つつ夕方。またシートを元に戻しました。


下水管の工事準備が始まりまして。。。_f0177373_18565110.jpg
そんなこんなで。
『増孝商店』は梅雨のうちには開けそうになく・・。
おそらく梅雨明けの「夏場所」となりそうです。

コロナの心配も続くので、予約制で安心してご覧い
ただけるよう、期日を長めに考えております。

今日は仕事場を閉め出されておりますが、次なる
織物の規格の計算やら、事務仕事やら(苦手!)
居間でテレワークをしております。。。






# by senshoku-iwasaki | 2020-07-06 11:36 | 岩崎のある日
『sunrise 2020』ちょっとずつ織り進んでいます。
一越ずつ・・・。
今回のショール『sunrise』のタテ糸は、綾織りの
着尺に使う生糸です。
光沢のある薄色のタテ糸に、乗るヨコ色に乗らない
のもまたイイ(笑)ヨコ色・・・。
『sunrise 2020』ちょっとずつ織り進んでいます。_f0177373_19124381.jpg
一枚約2メートルの長さの中で、今回は大きく3色に
変化するタイプや、5色に変化するタイプなど
生まれつつありますが。たくさんの色で一つの色を
形成するので・・20センチくらいの長さだと、何色
って言えない途中の(!?)色だったりします。

「それって、有り寄りの無し?無し寄りの有り?」
チビッコのときからモノが好きな娘は、チョット
高価なモノが欲しいときは先に私たちに振ってみて
親の反応が悪くなさげなところを当たってみる(笑)
というテクニック(!?)の持ち主。
最近はかなり精度を上げてきまして、まんまと娘の
術にかかってしまうバカな私(トホホ)。。。

つい先日も。
彼女がずっと目星を付けていたヒョウモンリクガメ
のベビーちゃんを買わされまして。
まずはそのブリーダーさんがどれだけカメ愛のある
方で、幸せなカメちゃんかということから始まって
上手に飼えば50年ともいわれる寿命のものだから、
一刻も早いほうが・・・と熱弁のプレゼンで結局。
弾丸で南部町の家の草刈りに行った翌日。
レンタカー借りてるうちにと、クタクタのクニヒサ
まで・・。前橋まで受け取りに(笑)。
そうなると、これまた彼女の思惑通り!?
彼女と同じかそれ以上にメロメロのカメ主の私たち。

何色って言えない途中の色が、実は一番好きな色な
のかもしれません。。。










# by senshoku-iwasaki | 2020-07-01 22:50 | 纏う布・暮らしの布
久々にショール『sunrise』に掛かろうと思います。
sunriseは、移りゆく時の色。ココロの色。
織りでしか表現できない、絶妙な色の変化です。
二度と同じモノが出来ないのは、エスキースも
何も作らず、ただ心のままに杼(シャトル)を
走らせるから。

iwasakiにしか作れないと自負しているのは・・。
使う絹糸は全て、今までに着尺や帯地、ショール
に使った糸たちで形成するということと。
何より私(エツコ)が織るわけなので、ほんの
少し残っている糸も確実に、更に効果的に・・
使い切るということも重要なポイント(笑)。

今回は秋冬向けの『sunrise』なので、まわたの
つむぎ糸も多めに入れようかと。。。
久々にショール『sunrise』に掛かろうと思います。_f0177373_19100267.jpg
大管に、ベースになりそうな残り糸を巻いて。
ここに同系、反対色の細め太め生糸に玉糸・・。
あれもこれも・・と大体8~10色の杼が並び。
ほぼ一越ずつ変化するので・・・。
一枚約2メートルのショール、本体を一枚織る
のに二日~三日かかりまして。
更に房のヨリヨリまで入れると・・・。
あらあら、iwasaki織物の中で
採算度外視枠ダントツの横綱です(笑)。

それでも作り続けたいと思ってしまうのは、
やっぱり。
自分でもキレイだなぁ、幸せだなぁと一番実感
させてくれるのも『sunrise』だったりするのです。

50を過ぎてから。
始末良く生き切ることが目標の私。
つくることと、生きることが一緒の私にとっては
糸も食材も道具もココロも全部一緒。
無駄にしない、無理をしない、ムキにならない、
今この一瞬の、移ろいゆく景色を閉じこめて。







# by senshoku-iwasaki | 2020-06-23 22:48 | 纏う布・暮らしの布
『阿波藍とアイボリー』イワサキ式ドロップス八寸帯地を広げて。
染織こうげいさんでの作品展から戻ってきた
帯、着尺などを仕舞うために巻き直しながら。。
今回も実は(!?)結構新しい試みがイロイロ。
しみじみ眺めて、自分で作っておきながら・・
おぉぉそうだった!と改めて(笑)。

新型コロナウイルスの影響で。
残念ながら今回の作品展では、あまりご覧いた
だくことの出来なかった新作たちでしたが。
今現在制作中のモノたちも含めて、近いうちに
蔵前の、年に数回のiwasakiのshop「増孝商店」
でもご紹介できたらと思っております!
また日程が決まりましたら、このブログでも
ご案内させてくださいませ。

『阿波藍とアイボリー』イワサキ式ドロップス八寸帯地を広げて。_f0177373_19075909.jpg
イワサキ式ドロップスは、空羽の緯吉野。
少し透け感のある爽やかな縞の部分は、徳島の
森くみ子さんに阿波藍で染めていただいた玉糸
です。


『阿波藍とアイボリー』イワサキ式ドロップス八寸帯地を広げて。_f0177373_19082702.jpg
50歳の年のときに50本の半巾帯を作ろうと、
どうにか作り終えてふと。
iwasakiの半巾を組み立てている、八寸帯地
のときの残糸が底を尽き始めたことに気づき。
あれれ、私たち今年51歳ということは?
来年はiwasaki結成30周年になるのかぁ。。。
ふむむ。
『30周年に30本の八寸帯地つくる!』企画を
したらまた半巾もいっぱい作れるなぁ。

かがるだけの八寸も。
半巾と同じ、織りっぱなしでも帯になる織地。
ミミもカワイイ見どころのひとつ。
うむむ。。。
性懲りもなく(!?)
新たな目標が、生まれてしまったかもかも。







# by senshoku-iwasaki | 2020-06-17 23:04 | 着尺・帯
梅雨入りとともに『雨音拍子』な経吉野着尺に掛かりました。
『ゼリーのミルフィーユ仕立て』な緯吉野の着尺を
織り上げてすぐに。
クニヒサとあれこれ考えながら、今度は経吉野着尺。

今回は実験的に小さな縞をたてまして、その上に
ちょうど組織がかかるように・・・。
静かな雨音の拍子のような着尺です。
梅雨入りとともに『雨音拍子』な経吉野着尺に掛かりました。_f0177373_17210059.jpg
縦長な楕円が、雨垂れのようにも雫のようにも。
タテ糸が飛ぶ部分と、そうでない部分の光沢が
違うので緯吉野とはまた違う奥行きがあります。

本格的な梅雨入り前日の晴れの日に。
ひと月ぶりに千葉の実家のお掃除に行きまして。
一人暮らしの母は、今年米寿を迎えます。。。
2ヶ月間お休みをしていたリハビリテーション。
出掛けることが面倒臭くなって、このまま
やめようかな・・と言う母に、頼むから週1で
いいから行って欲しいとお願いして。
布団に洗濯もの・・干せるもの全て干して(笑)。
草だらけの庭の草刈りと。

クッタクッタにくたびれて。
コロナの影響で2月から行けていない山梨の、
南部町の家も。草が凄いことになってるのだろ
うなぁ。。。
梅雨入りとともに『雨音拍子』な経吉野着尺に掛かりました。_f0177373_17200943.jpg
実家のあじさいを一枝貰って帰って。
南部町の町の花は、紫陽花だったなぁ。

この『雨音拍子』の着尺が織り上がったら
梅雨の晴れ間をめがけて何としても!
一度、150歳の南部町の家のお掃除にも
行かないと。。。



# by senshoku-iwasaki | 2020-06-12 22:51 | 着尺・帯
『半巾50+』の50本目とうとう織り上げました。
iwasaki夫婦、ともに50歳のときに
50本の半巾帯を作ろう!と始まった企画。

iwasakiにとって半巾帯は特別な存在。
なんといっても
iwasakiの大好きな『何でもないフツーの日』の
とびっきりのアイティムだと思っていて。
着尺や帯地を織った残りの糸から生まれることが多々。

白洲正子さんの著書の中で
「織物の魅力は良くも悪くも同じものがないことだ」
という一節があって。
私たちが目指す自家織物は、まさにそれでして。
定番としてシリーズ化して似たようなモノを作ること
はあっても、全く同じは存在しない。
それは
今日と昨日は似てるけど違うのと同じなのです。。。

この50本の中でも。「以前制作したあの感じで」など
お客様からリクエスト頂いて作ったものもカウント
しています。
この50本目も。Tさまにリクエストされていたタテ糸
の姉妹です。
『半巾50+』の50本目とうとう織り上げました。_f0177373_21314817.jpg
紺とピンクのはっきりとしたツートンで以前制作
した『色硝子』のサンプルからお好みを伺って。
今回はグレーを挟んだのはTさまの雰囲気がそんな
感じだったから。
柔らかで優しいTさま仕様の『色硝子』のタテに。
ヨコ糸の配色を変えて。

リクエストといえば。
iwasakiの半巾を何本もお持ちのSさまも。
昨年制作した『阿波藍とアイボリー』の半巾帯を
リクエストしてくださいまして。
緊急事態宣言が解除された先日、お着物姿で
お出でくださいました。それもiwasakiの緯吉野
の半巾帯を締めて!!


『半巾50+』の50本目とうとう織り上げました。_f0177373_21312926.jpg
うは~!ウレシイですぅ!
とってもお似合いでした。
Sさま、お仕事もずっとテレワークだそうで。
お家でも毎日お着物生活なのだと伺いまして。
「半巾、大活躍です」Sさま。
ありがとうございます!

『半巾50+』の50本目とうとう織り上げました。_f0177373_21320407.jpg
Sさまの『山形斜文の阿波藍とアイボリー』は菱が
細かく変化するタイプ。
この『山形斜文の阿波藍とアイボリー』は、ほぼ
同じように阿波藍の段が入ったものがもう1本作り
まして。それは若干菱が大きく変化しています。
ものすごく似ているけれど、やっぱり違うのです。。


『半巾50+』の50本目とうとう織り上げました。_f0177373_21311359.jpg
Sさまの後ろ姿。
私(エツコ)の、半巾帯が好きな理由のひとつに
織りっぱなしでそのまま(仕立てることなく)帯に
なることでして。こうして生地感のある締め方は、
より織物の全貌が見えるようで・・・しみじみと。
あぁ。やっぱりヨカッタなぁ。と自画自賛してしま
います。。。
Sさま、ありがとうございました。




# by senshoku-iwasaki | 2020-06-07 00:34 | 着尺・帯
ちょっと贅沢な織り半襟を再び作っています。。。
緯吉野のミルフィーユな着尺を、私(エツコ)が
掛かっている横の機では。。。

クニヒサが取り掛かっているのは、経吉野。

吉野織りには、タテ糸が密になる経吉野と。
ヨコ糸が密になる緯吉野。
そして
タテヨコともに密になる吉野格子があります。

どれも凹凸が出来る組成になるので、仮に無地
であっても無地ではない、糸味の出せる魅力が
あります。

ただ経吉野、実はiwasakiではまだシリーズ化
したことがありませんで。
新しいシリーズの開発中なのです。。。

ちょっと贅沢な織り半襟を再び作っています。。。_f0177373_17582758.jpg
ただのサンプルではつまらないので、ならば!
織り半襟を作ろう・・となったのですが。

随分と前から
Aさまから江戸小紋にある「茣蓙目」のような
地紋が出来ませんか?とリクエストを頂いていて。
そんな文様が織りで出来たらイイなぁ、と。

Aさまは永らくiwasakiの織物をご愛用頂いている
ユーザーさんのおひとり。このブログも始めた頃
よりずっとご覧いただいておりまして。
トホホ過ぎる子育ても仕事も、iwasakiの歴史も
まる見えのこのブログですが(笑)。
iwasakiの憧れだったり、持ち物だったりに被る
コトが度々。学生の頃から憧れていて結局買えな
かった鳥取民芸家具や、つい先日も。
山陰のリアルな亀の絵絣の、全く同じ亀の絣の
座布団をお持ちと知り・・・。ビックリ!
iwasaki夫婦と同じツボを持つ!?Aさまの
イメージに近いものが出来るとイイなぁ。。。









# by senshoku-iwasaki | 2020-06-02 22:53 | 着尺・帯
ゼリーのミルフィーユな着尺を織っています。
緯吉野の『ゼリーのミルフィーユ仕立て』。
制作しました。
そうそう、贅沢な織り半襟も。。。

今回は秋に向けて。
タテ糸は茶に、こげ茶、紺色等々いろんな色。
ヨコ糸には、3種のチャコールグレーに、
マダムグレーにピスタチオ。
この組成は。
織りならではの、糸と色の交差で生まれる奥行き
のある不思議な色味が生まれます。。。

ゼリーのミルフィーユな着尺を織っています。_f0177373_18182585.jpg
今回タテ糸に使った糸は、座繰りの玉糸や生糸。
着尺や帯地の時に使った残糸を中心に構成しまして。
ヨコ糸は、かなり節のある座繰りの玉糸に生糸を
絡めた糸がメインです。
色だけじゃなくて、糸味も見どころ。

このシリーズ、キレイな色のゼリーがキラキラと層
になっているイメージなのです。
緯吉野は楕円のように出る部分と、ヨコ糸が詰まって
見える部分が、主旋律と副旋律のようで・・・
同じヨコ糸でも見え方が変わります。
それを全体で捉えると、きっと感じ方で印象の色が
人によって違うのも面白いのです。

着尺のように長い面積で纏うと、絹量の多さからの
光沢感が、垂れモノのような贅沢感です。
・・が、ヨコ糸をしっかり食べる組成ですから・・
織り進みはとってもゆっくり(涙)。
機は腰板と呼ばれる板一枚に乗って織るのですが。
私(エツコ)のお尻の付け根、太ももの上には。
真一文字にあざが。。。
「お尻が痛いんだわよ。」私
「知ってますよ。
つい3分前にも言いましたよ。」クニヒサ
「水着の仕事が入ってなくてよかったわ」私
「ハイハイ。よかったですね。」クニヒサ
こんなしょうもない会話もミルフィーユのように
積み重なってゆくコトになってしまいます。。。





# by senshoku-iwasaki | 2020-05-28 22:35 | 着尺・帯
5月23日、今日は「世界亀の日」なんだそうで。
仕事場の、タテ糸を木枠に巻く道具『ゼンマイ』に。
ホコリ除けも兼ねて、いつもはクニヒサのお気に入りの
スカッとしたストライプの久留米絣を掛けているのですが。

今日は久しぶりに亀柄の絣の布団表を掛けました。
おそらく明治期の山陰のものかと思われるモノで、
産地のモノではあるのでしょうが限りなく自家織物の
匂いのするモノで。
新婚時代の20代の頃、当時暮らしていた千葉の県営
住宅の壁を飾り・・iwasakiを自家織物の道に導いて
くれた(!?)カメなのです。

5月23日、今日は「世界亀の日」なんだそうで。_f0177373_17451633.jpg
亀がモチーフの絵絣というのは、割と一般的なのですが。
その場合もっと図案化されて縁起良く、しっぽが長く苔
がはえた(簑亀・みのがめ・というらしいです)立派な
タイプが多いのです。婚礼用の布団だったりするので、
鶴亀は定番といえば定番なのです。。。

ただ、これは。
縁起が良さそう・・というよりかは、リアルの追求と
いいますか、いやしかし、こんな布団で寝たいのか?
という素朴な疑問はゼッタイあるあるだろうけど(笑)、
そんなコトを言ったら、明治という摩訶不思議な時代
は語れないのかもしれない・・・とか。

織りの工程を知る人間からすると。
途轍もなく手間のかかるモノであるにも関わらず、
へ?このデザインでイイのぉー?な力の抜け感と、
亀好きには堪らない(!?)リアルな沼亀感に・・・。
私(エツコ)はもう、この作者の方に対して敬意と、
嫉妬すら覚えるくらいの大好きな逸品なのです。。。
5月23日、今日は「世界亀の日」なんだそうで。_f0177373_17453622.jpg
全長で24cmくらい。
ちょうどこの布団表を手に入れた頃我が家に
やって来た、ミドリガメのミドリちゃんは3㎝ほど
でしたが。25年経ってちょうどこのサイズです。

この時期の布団表の見どころは、愛おしさに尽きる
ところかもしれません。。。
センスがイイとか悪いとかを超越して。
ただただ健やかで。
それなのに傲慢さが無くて。

作る、という行為自体がどうしても独りよがりで
傲慢でもある事だと常に思っていて。
それでも作る事に仕え続けたいと、強く背中を押し
てくれた・・力強い亀に感謝を込めて。






# by senshoku-iwasaki | 2020-05-23 19:14 | 岩崎のある日
期間限定web shop版『日本の夏じたく』に・・・。
本当は。
今年の『日本の夏じたく』は今週末の予定でした。

毎年この新緑の頃に、三溪園で開催してきましたが。
行きたいけれど、ナカナカ三溪園まで行けないといった
声もあり、ほんの少しの雰囲気だけでもオンラインで・・
と期間限定で始まったweb shop版の『日本の夏じたく』
本番が中止となり、STAY HOMEとなった今、この
ほんの少しの雰囲気を感じて頂けたら幸いです。
5月24日(日)で終了となります!
web shopのブログでは、夏じたく出展者の制作にまつわる
話など盛りだくさんですので、そちらも是非。
出ているそうですので、よろしければお早めに。

今年iwasakiは、三溪園の中の茶室のひと区画で
50本の半巾帯を並べたいと思っておりました。
web版には選りすぐりの(!?)2本をご紹介しています。

期間限定web shop版『日本の夏じたく』に・・・。_f0177373_18275172.jpg
モノトーン系のこちらは、碓氷製糸の「ふい絹」と
宮坂製糸の「銀河シルク」で構成した緯吉野織り。
光沢感の違いと、凹凸感が独特です。

期間限定web shop版『日本の夏じたく』に・・・。_f0177373_18270655.jpg
こちらは残り糸からの逆算と、織り上がった時に
必ず出る、切り糸を繋げた「繋ぎ糸」とで作った
グラデーション。自家織物をテーマにしている
iwasakiの、実にiwasakiらしい一品です(笑)。
こちらはsold outになっています。





# by senshoku-iwasaki | 2020-05-19 22:42 | 展示会・お知らせ
染織こうげい・浜松店さんでの作品展、お陰様で終了いたしました。
本来の日程の後に、
part2として本日までご紹介いただきました。
未曾有の事態の中でしたので、細心の注意を払って
ご紹介くださいました、染織こうげい・浜松店さん
の皆さま、そしてお問い合わせくださいました
お客様に心より感謝しております。。。

今日はこうげいさんのお客様で、現在北海道にお住
まいのHさまの『おうちでキモノ』の嬉しい画像を。

まずはHさまのご注文で「ピンクがかったグレー」
のリクエストから生まれた杉綾織の『淡墨桜』の
お着物に・・・。

染織こうげい・浜松店さんでの作品展、お陰様で終了いたしました。_f0177373_18255614.jpg
昨年蔵前の工房にいらしてくださいまして。
ご注文いただいた吉野格子の九寸帯を合わせて。
iwasaki尽くしで。感激です!(涙)

染織こうげい・浜松店さんでの作品展、お陰様で終了いたしました。_f0177373_18261961.jpg
同じ『淡墨桜』のお着物に同業であり、iwasaki夫婦の
仲間でもある吉田美保子さんの名古屋帯『リズミカル
ボックス』を合わせて。透明感のあるポップなカラー
が吉田さんらしいモダンな帯が、ガラリとと印象が
変わります。。。帯締めもステキ!

染織こうげい・浜松店さんでの作品展、お陰様で終了いたしました。_f0177373_18252439.jpg
最新の『半巾50+』のシリーズからもHさまの元へ。
画像を見てビックリ!とても嬉しく眺め入りまして。
蜂蜜のような黄色が特徴の、緯吉野織りです。

染織こうげい・浜松店さんでの作品展、お陰様で終了いたしました。_f0177373_18250650.jpg
一枚目の画像の吉野格子の帯地をクリーム色の
お着物に。お太鼓はこんな感じになります。
こげ茶とシルバーグレーで構成した『板チョコと
銀紙』のシリーズから「アイボリーと水色で」と
明確なイメージをお伝え頂きましたので、制作も
とてもスムースに進みました。
と、言いますのもHさまは『和の色彩研究所』を
主宰されておられるカラーコーディネーターさん
でもありまして。

Hさまの素敵なコーディネートに、iwasakiの織物
も加わらせて頂いている喜びを糧に!
コツコツ黙々・・・これからも頑張ります。





# by senshoku-iwasaki | 2020-05-18 00:02 | 展示会・お知らせ
夏向けの九寸帯地、白い雲シリーズに新色です。
今年の夏の新シリーズ、透ける九寸帯地です。

染織こうげい・浜松店さんでの作品展に向けて

糸感と、透け感がとても気に入っていまして。
今回は、『白い雲 銀の雲』の第二弾として
ターコイズの空も・・・。

夏向けの九寸帯地、白い雲シリーズに新色です。_f0177373_18585317.jpg
今回もタテ糸ヨコ糸ともに、宮坂製糸所さんの
座繰りの玉糸です。かなり節のある、味わい深い
けれどかなり織りにくい(笑)糸です。

今回は地に、アイボリーバージョンと
水色のようなグレーの2種を制作中です。
今回のほうが糸が前回よりも若干細く・・・。
クニヒサ、ため息をつきながら織っています。

いろいろなことがあるけれど。
こんな時こそ、空を見上げて。
キットソノウチイイコトアルサと天の声(笑)。

第一弾の
『白い雲 銀の雲』『白い雲 阿波藍の雲』と
『ギンガムチェックと眼鏡』は、引き続き
5月7日(木)~17日(日)まで第二部として
ご紹介いただいております!






# by senshoku-iwasaki | 2020-05-08 22:42 | 着尺・帯