今シーズンの小弁慶シリーズ。
一部の方々に(!?)とても好評を頂いているシリーズ。
織り半襟と、帯揚げにもなるストール。
今回は、春夏を意識しまして・・淡いめのカラーで、セリシンを残した糸も入れてシボ感も。
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一部の方々・・といいますのも。
実はこんなに小さい布ながら・・・織るのに時間がかかりまして。
たくさん作れないので、出会えたらラッキー!的な少量生産なのです。
このシリーズ、織るのは私(エツコ)なので・・・当然(!?)残り糸を駆使しまして(笑)。
一期一会な、みんな違う織物になります。
半襟も帯揚げも。見せる場所を変えれば、印象もガラリと変わるように・・・色も段も変化します。
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21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けて。
そもそもこの織り半襟も、帯揚げにもなるストールも。
染織こうげいさんからのリクエストで始まったシリーズなので、
出品の新作の着尺や帯たちともリンクしたものにしたいと思って・・・
手つむぎマーブル糸や、帯着尺の印象的な糸を散らしてみました。

小弁慶は、小さなギンガムチェックの部分と、ボーダーの部分と。
間道と呼ばれ昔から親しまれる・・・縞、格子、段が全て詰まっています。
愛される小さな織物になってほしくて。
半襟になったり、小さな襟巻になったり。
シャリ感もある夏向けのストールになったかと思ったら、ある日は帯揚げとなって。

私の大好きな、何でもないフツーの日。
何でもないフツーの日は、何事も無ければ忘れ去られるような日々だけど。
そんな忘れちゃうくらいの当たり前の日々こそが、戻ることの出来ない愛おしい日々。

関西方面の大きな地震のニュースに、どうしようもなく心がざわざわしながら。
そんな自分に、落ち着け落ち着けと房をヨリヨリ。
一刻も早く、全ての人に何でもない日がやってくることを祈りながら。。。



# by senshoku-iwasaki | 2018-06-19 22:26 | 纏う布・暮らしの布
神社と公園と鳩と烏と蔵前堂。
21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けての着尺たち。
私(エツコ)の手つむぎのマーブル糸を用いた、マットなまわた系反物が下側の2点。
上の2点は生糸×玉糸の光沢のあるサラッと生糸系の、無地の吉野格子着尺。
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織物の面白さは、タテ糸とヨコ糸の噛み合わせによる色の見え方、映り方。。。
まわた系と生糸系では、光り方も違うので同じ絹でも全く別物の顔をしています。

吉野格子着尺は、工房がここ蔵前に移ってからの制作です。
iwasakiの蔵前工房は、神社の脇にありまして。
お隣りは『蔵前堂』さんという、調理パンやお弁当の製造販売をしているお店があります。
手作りのお弁当は、たくさんの種類があってボリュームもあって、下町の女将さんらしい優しいサービスも
あって・・近隣のオフィスの方々や、工事関係の方々から支持されていまして。
お昼を過ぎるとほとんど売切れてしまう、小さなオアシスになっていまして。
お天気が良いと、蔵前堂さんの前の通称『桃太郎公園』でランチをしている方も多々。。。

時々公園でお弁当のお零れを貰うのか、それとも鎮守の森のような樹々のある榊神社に元々住んでいるのか
最近、綺麗な羽色の鳩が工房の前に時々やって来ます。
やや赤味を帯びたグレーは、たしかに鳩羽鼠と呼ばれる日本人には馴染みの深い色。
屋上で洗濯物を干していたら、近くの隅田川か神田川からボラ(!?)をくわえてきた1羽の烏。
神社の背の高い樹の中へ・・・。おぉぉ。これまた美しい橡(つるばみ)色で。

鳩も烏も神様のお使い。
山梨の工房で最後の織った、カントリーなまわた系と。
蔵前に移ってきてから織った、マニッシュな無地の吉野間道と。

iwasakiも織物好きなどなたかの小さなココロのオアシスになりたいなぁ。蔵前堂さんのような。





# by senshoku-iwasaki | 2018-06-17 22:02 | 着尺・帯
久々に、八寸帯地のメンデストライプを制作中です。
今年でなんと!5年目になりました、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けて・・・。
今回のiwasakiは、あらためてどストレートにhandsがテーマです。
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外の通りでは、最寄りの営業所から、何度も佐川急便さんやヤマト運輸の配達のお兄さんが
台車を使って走っています。それはまるで本当に飛脚のよう!足で荷物を運ぶ姿を眺めながら、
クニヒサも整経台の前で糸を持って走ります。
シンプルに見えるメンデストライプですが、実は結構面倒な縞でして。メンデクセーのです(笑)。
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水色っぽいのですが、今回はグレーとピンクと茶のストライプ。
ペンキで塗った壁のような、大らかで素朴でアフリカっぽい・・がこのシリーズなのです。

染織こうげいさんでは、iwasakiが面白いと思って作ったモノを面白がってくださる・・心優しい(!?)
お客様がたくさんいらっしゃいまして。それがどれだけ私たちの励みになっているかしれません・・・。
このメンデクセーじゃなかった(笑)、メンデストライプのシリーズも最初に発表したのはこうげいさんで
した。その最初の好感触が無かったら、きっとシリーズ化出来なかったかもかも。

蔵前に工房を移して初めての個展。
商業地ということもあって、手織物をするには南部町のような場所が今でもとても恋しいのだけれど。
元々は問屋街だった蔵前も。気が付けば以前は無かったようなお洒落なshopがいろいろと。
お洒落で気の利いたデザインに、どこか手を感じるような雑貨屋さんだったり。
自家焙煎のコーヒーショップだったり。

ところがiwasakiの織物は。
気が利かない上に、どこかどころか全てが手・手・手。
タテ糸もヨコ糸も、全ての個所にクニヒサと私(エツコ)の手が触れなければ布になりませんで。
掌の中にも指先にも。眼と心があって、頭じゃなくて心で感じて。
都会の喧騒の中だからこそ、手指の眼と心を強く強く感じるのかもしれません。

染織こうげい浜松店さんでの展覧会は、6月21日(木)~25日(月)
クニヒサは22・23・24の金土日と会場に。23日は私(エツコ)も、my久米島式まわたつむぎ台で
オリジナルのマーブルのまわたつむぎ糸をつむぐ実演(!?)をしに浜松店さんに参ります!
糸からhandsだらけの新作は、着尺や帯だけではなくて。
織り半襟や、帯揚げにもなるストールたちも生まれていますので、お楽しみいただけたら幸いです。

この展覧会のご案内状をご希望の方は、ご連絡 mail@senshoku-iwasaki.com をいただけましたら郵送させて頂きます。







# by senshoku-iwasaki | 2018-06-12 23:15 | 着尺・帯
BGMは祭囃子で。
クニヒサが織り上げたのは吉野格子の着尺。
どちらもヨコ糸に玉糸を使って。
のり抜きと湯のしがまだなのでゴワっとしていますが、さらりとした質感になります。
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淡いグレーのほうは、宮坂製糸さんの玉糸。
濃いグレーのほうは、赤城の玉糸。
ぱっと見では違いはわかりませんが、じっと見て触れると微妙に違います。
どちらが良いとか悪いとかではなくて、また、色だけでもなくて、
個人生産だからこそ出来る、小さな作り方だと思っています。

織物の仕事は時間がかかり、すぐさま出来ないもどかしさとの闘いで(笑)。
時間がかかるくせに、出来上がったモノって大したモノじゃなくて(笑)。
こんな風に、どうってことない無地の着尺だったりします。。。

あれやこれやと面倒な出来事が降って来る、ホームタウンならではの、中年ならではの日々(涙)。
今までもキホン、土日の無い仕事だったのに。そこに野暮用が強引に(!?)入って来るから・・
どうにか時間を作って、シャッターを下ろして(!?)集中できるときに集中して。

染織こうげい・浜松店さんでの展覧会がいよいよ近づいてきまして。
焦っても、織り進みが速くなるわけではないので・・・焦らずに汗をかきかき集中中(!?)。

# by senshoku-iwasaki | 2018-06-07 22:50 | 着尺・帯
祭囃子と御神輿とベビーカステラと。
先週末はiwasaki工房向かいの、第六天榊神社のお祭りでした。
榊神社、何が凄いってお囃子は生演奏。
土曜日の朝から日曜の夜まで・・・ほぼエンドレスで本物の上手なお囃子が良く聞こえまして。
うーむ。。。
田舎の素人のお神楽もよかったけれど。こちらの、特にこの第六天はまた・・風情がありまして。
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夕方になると提灯に灯りが・・・。
そしてピーヒャラと聞こえてくるのは・・・。
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境内にあるこの棟は、いつもは閉まっているので中を知らなかったのですが。
おぉぉ。こんな舞台になっていたとは!そしてここからの演奏でした。
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そしてもうひとつ。いつもは閉まっている建物。ここには大きな御神輿が。千貫神輿だそうで。
4年に一度の本祭りに登場するそう・・・なんですが。財政難もあってナカナカ登場出来ないとか・・・。

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御蔵に仕舞ってあった千貫神輿より、やや小ぶりなタイプが増孝商店前を練り歩きます。。。

蔵前一丁目も高齢化が進んでおりまして・・・。
町会のお誘いは以前から頂いておりまして(汗)。
婦人部のほうの名簿には、何故か母とは別の場所に私(エツコ)の名前と電話番号が!
あれあれ、パーソナルなのね~(涙)。

5月の下谷神社のお祭りから始まって、浅草三社祭、ここ榊神社に須賀神社・・。
そして今週末は、三社の次に賑わう鳥越神社のお祭りです。
お祭りの出店があると、なんとなくつい買ってしまうのがベビーカステラで。
なんとなく「美味しいねー」と我が家では盛り上がるものだから、我が家の誰かが買ってきて。
このところ毎週のように口にしている気がするベビーカステラ(笑)。
我が家では、初夏の季語になりそう。

神様が集結するこの季節。
今年は中で仕事を進めていたけれど、来年からは準備と後片付けで4日は潰れるのかなぁ。。。
と、外のお祭りの賑わいをよそに・・・チョット怯えるiwasaki夫婦(笑)。






# by senshoku-iwasaki | 2018-06-06 22:55 | 工房周辺
楊柳のストール『阿波藍にアイボリー』を巻いて・・・。
ご注文の紬着尺、刈安の「小径・其の2」をお受け取りにいらして下さったKさま。

「今日は日差し除けにね。iwasakiさんのストールやショールは、iwasakiさんだけの引き出しに
いっぱい入っててね。こちらはシャリシャリしていてべたつかないから、今日みたいな日に重宝なの。」

素敵な日傘をさして。
私(エツコ)にとってKさまは、眩しいのは日差しだけじゃなくて。。。
iwasaki結成当初から・・・展覧会やイベントの度に、新作のストールやショールをどれだけ連れ帰って
頂いたことか。また新旧さまざまなその子たちを、いろんなシーンでさり気なく、カッコよく取り入れて。
20年以上変わらず・・・って、本当に。稀有な事と感謝しかありませんで。
Kさまが眩しい存在なのです。
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この楊柳のストールは、昨年の増孝商店・梅雨場所に、たった2枚だけ出品したもので。
徳島の森くみ子さんに染めて頂いた、阿波藍染めの絹糸を散らした『阿波藍にアイボリー』のストール版。
それを見逃すことなく(!?)
それも身につけてみることもせずに「これ、私持ってないわ!」とチョイスされてから。
翌年に、こうしてすっかりとKさまの一部になったストールと再会できて。

好きなものは変わらない、ずっと変わらず好きでいられるって幸せなこと。
Kさまからそんなことを・・・この20数年教えて頂いているような気がします。
それこそがiwasakiの原動力となりまして、どうにかこうにか続けることが出来ているのかと。。。

この楊柳のストール『阿波藍にアイボリー』、昨年この後にまた2本だけ制作いたしまして。
6月21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に出品いたします。



# by senshoku-iwasaki | 2018-06-01 22:27 | 纏う布・暮らしの布
超老舗の最中にどハマり!?。日本橋 長門の『葵最中』と、虎屋の『ホールインワン最中』。
4月に蔵前に越してきたものの。
なんだかんだと落ち着かず、ゆっくりとお茶をすることもまだあまり無いのですが・・・。

いつもお世話になっている、染織こうげいの社長さんが差し入れてくださったのは
日本橋 長門の『葵最中』。

ステキな紙箱を開けると、かぐわしい香り。。。
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日本橋 長門さんは、なんと徳川吉宗公の頃にお納めしていた菓子司だそうで。以来300年。
「ここは『松風』で有名なんですが、エツコさんなら最中かなと・・・。」社長さん。
おぉぉ。薄型で食べやすい香ばしい種の中に、ふっくらとした粒あん。そして掘り深い葵文に、胡麻が絶妙。
永い道を、現在進行形で歩んでいる老舗のお味はやっぱり。正直でストレート。

6月に染織こうげい・浜松店さんで今年も展示会をさせていただくことになっておりまして。
社長さんは、iwasakiが蔵前工房でちゃんと作れているか心配だったのかもかも(笑)。
こうげいさんに向けては、昨年から織りためているのだけれど。
実は、今年はかなり地味にストレート。
エツコが学生の頃から30年ずっと細々続けているのが、大師匠から教えて頂いた
「久米島式まわたつむぎ台」を使ってつむぐ無撚りのつむぎ糸。それを私はマーブルにつむぎます。
出来たものは地味だけど、300年からしたら10分の1だけど・・・。
iwasakiの創業からの理想がやっと商品としてシリーズ化しました。
お客様の反応があったら良いのだけれど・・・。どうかなぁ。
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超老舗といえば。
あの虎屋さんには、ユニークな一品が。
なんと原寸大のゴルフボールサイズの最中。
これって、ホールインワンを出した人がみんなに配るために特注したのがきっかけだったりして・・・。
なんとも優雅なパッケージも魅力的。
ホールインワン。なんてイイ響き。五月晴れの空に、ポコーン!とIN。
お味は勿論、間違いない上品な漉し餡ぎっしりで。
実はパケ買いだったけど(笑)、すっかりハマってしまいました。
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# by senshoku-iwasaki | 2018-05-26 23:05 | 最中
先日の『日本の夏じたく』展での、嬉しすぎる再会。
『日本の夏じたく』展では、iwasakiで生まれた織物たちがユーザーさんのもとで大切に可愛がって
頂いている・・を実感する、この上ない嬉しい再会をさせて頂けるのも楽しみでして。

作り手といたしましては、これがどれ程糧に、明日のチカラに、勇気になることか・・・。
大袈裟じゃなくて、本当に。
ユーザーさんが、そのiwasaki織物のどこの部分を気に入ってくださったのかが・・・
合わせたお着物や、小物からも伝わってきて。
あぁ。このシリーズを作ることが出来てヨカッタ。これが作れてヨカッタ。じわじわと実感するのです。
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徳島の森くみ子さんに染めて頂いた阿波藍染めの糸を使って、制作した『阿波藍とアイボリー』の半巾帯。
南青山のイトノサキさんでお選びくださったこちらの方は、そのときにiwasakiの別の半巾帯もお求めく
ださったそうで・・。「とても気に入っています。」あ、ありがとうございます!!
とてもお似合いでした。
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Oさまは吉野格子九寸帯地『板チョコに銀紙』を。グレーのお着物にすっきりとお召くださって。
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お世話になっている、南青山のイトノサキさんオーナーの畔蒜さんは、緯吉野八寸帯地『甕垂』を。
芹沢銈介の染め文様をモチーフに制作したもので。
「今日初おろしなんですヨ。」あぁぁ。嬉しい。いつもカッコイイ畔蒜さんですが、この日も更に。
カッコイイお召姿でした。
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空色のストライプの青木間道をモチーフにした八寸帯地『メンデストライプ』。
Sさまは小さな格子のお着物にすっきりと。帯締めも段に入れた組織にリンクしていて・・楽しんで
お召くださっているのが伝わってきまして、有難く拝見させていただきました。

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スウェーディッシュレース織りの八寸帯地『クリームソーダ格子』を、小柄なOさまより「7寸8分
で作っていただけますか?」とご依頼を頂いて、昨年お納めさせていただきました。
やはりお召姿を拝見させていただいて、バランスが良いなぁ・・・と。(自画自賛・笑)
クニヒサは巾が狭くなるために、レースのような組織の部分の配置に悩んだのですが・・・。
Oさまより「とっても気に入っております。」とのお声をいただきましてホッと。
今回Oさまから半巾帯のご相談も頂きまして。iwasakiでは大抵・・半巾は同じタテ糸で3種作ることが
多いというお話しをして。新作の緯吉野の半巾を3本並べると、「ヨコ糸の入れ方でこんなに印象が変わ
るのですか!?」iwasakiの半巾は4寸以上あるので、3寸8分から9分くらいでヨコの色違いの姉妹
バージョンをご検討中だそうで、これまた嬉しい限りです。


お使い頂きながらじわじわと、また、気がつけばよく使ってる・・みたいな帯、着尺、ストールになって
くれたらいいなぁ。。。と、いつも思いながら二人で作っております。
一見なんてことはないけれど、使っていくうちにひょっとして、なんてことあるかも!?なステージに
上がってくれますように!と皆さまのステキなお姿に、こっそりおまじないを心でかけました(笑)。

皆さま、ありがとうございました。



# by senshoku-iwasaki | 2018-05-23 23:10 | 着尺・帯
2018・『日本の夏じたく』お陰様で終了いたしました。
お天気にも恵まれまして・・・
二日半という短い期間でしたが、今年も多くの皆さまにお出でいただきまして。
夏じたく展運営スタッフもさせていただいておりますiwasakiとしましては、
今年も無事に『日本の夏じたく』を終えることが出来まして・・・
安堵と、何より感謝の思いでいっぱいです。

お運び頂きましたお客様、運営に携わって下さったボランティアの皆々様、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


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鶴翔閣入ってすぐの扇子展では。。。
iwasakiは近正千広さんに描いて頂きました、『織物工程絵図』。
これまたお陰様で、織物好きの方々に大変喜んで頂けました。
最終日には飯能市から鉄道ファンの息子さんと一緒に、近正千広さんもいらしてくださって!!
差し入れてくださった大福餅、飯能名物「四里餅・しりもち」が物凄く美味しくて(笑)。

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今回は日本刺繍の飯島桃子さんと同室で。
飯島さんと知り合うことが出来たのも、この『日本の夏じたく』展があったから。

ユーザーであるお客様、ジャンルは違っても同じ作り手同士の出展者、さまざまなコミュニケーション
があって生まれる『日本の夏じたく』。
作り手企画でならではの、他ではない特別な展示販売会は・・・これまた多くの方々に支えて頂いて。

一人で生きていくことが出来ないまるで人生のような(!?)、奇跡を感じてしまうのはきっと。
私だけではないんじゃないかなぁ・・・と。
搬出をして荷物を積んだまま・・レンタカーは、夜の横浜から南部町へ。
昨日は南部町の家の草取りとお掃除と、必要なモノを持って蔵前に。

明日からまた、蔵前工房でいつも通りの制作の日々に戻ります。

会場にiwasakiを身につけてお出で下さった・・嬉しいお客様のスナップは、
これから少しずつブログでアップさせてくださ~い!




# by senshoku-iwasaki | 2018-05-21 22:52 | 展示会・お知らせ
いよいよ明日、17日午後2時より『日本の夏じたく』始まります。
今日もギリギリまで・・・織っていたiwasaki。
ただ哀しいかな、織りはすぐさまは出来上がらないのが最大の特徴(!?)でして。
本当は一昨日上がり予定だった新作の八寸帯地を、ようやく夕方織り上げまして。
大急ぎで検品、仕上げをして・・・。
明日の搬入に滑り込ませるコトができそうです。

いつもこんな具合なので、会場に行って忘れ物に気づくiwasaki夫婦。(それぞれに。)
明日は大きな忘れ物をしませんように!(笑)。

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今回の『日本の夏じたく』展にも半巾帯を出品いたします。
半巾帯は少しずつ、織りためてきたものでして。
同じ感じは作ることが出来ても、全く同じは作れない、残糸を駆使しての配色だったり。
写真真ん中の、『阿波藍にアイボリー』のシリーズは森さんの藍の糸次第。
やんわりと。
全体のデザインはあっても、織り始めてからの糸同士の馴染み具合で変更も多々。

今年で12年目の『日本の夏じたく』展もそれに似ています。
全体的に大まかなことは、スタッフ会議で打合せをしながらも。
始まってみると、毎年違うのが最大の魅力。
一人ではゼッタイに出来ない、作家企画ならではの販売催事だと思います。

たった2日半の『日本の夏じたく』。
ぜひ、横浜・三渓園にお出かけくださいませませ!!


# by senshoku-iwasaki | 2018-05-16 23:07 | 着尺・帯
今年の『日本の夏じたく』展の特別。
今回の夏じたくでは扇子展も開催されます。
出展者もそれぞれ趣向を凝らして。

iwasakiはどうしても。
大好きな近正千広さんに織物工程絵図を描いて頂きたくて。
独特な世界観の木版画を描く近正千広さん。
千広さんの描く世界は、動植物やモノまでもが個性や魂を持って・・生き生きと動き出すような
エネルギーに満ちたものでして。
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『日本の夏じたく』展リーダーの久保紀波さんに分けて頂いた扇面に・・・。
こんな感じで絵図が仕上がってきたのが3月下旬。
そこから紀波さんより京都のほうで国産の骨を使って仕立てていただき・・・鶴翔閣玄関スペースに
並びます!(iwasakiもまだ完成品を見ていません)
近正千広さんによる、iwasaki織物工房の風を感じて頂ける扇子になったと思います!
税込み10,800円で、10本限定です。
織物好きに限らず楽しめるかと思いますが、芹沢銈介の機道具には出てこないけど、iwasakiはとても
大事にしている『筬通し』という小さな道具も入れてもらった、近正千広の『織物工程絵図』。
是非とも会場でご覧くださ~い!!

# by senshoku-iwasaki | 2018-05-13 22:18 | いわさきのつながり
この春に制作した八寸帯地・『色硝子』は。。。
少し眠い朝に・・・遠慮がちに、だけどまっすぐに降り注いでくるやわらかい日差しのようです。

山形斜文の大きな格子のこのシリーズは、ピントが合っているようで合っていないようで・・・。
思い出せそうで思い出せない、なんかモヤモヤするような・・でも気持ちいいような(笑)。

ふわふわと。
意識は起きてるのに、身体はまだ寝ているときのような夢見心地の時に見る・・・
あのステンドグラスは、教会だったかしら?それともレトロな喫茶店?
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17日からの『日本の夏じたく』に向けて、引っ越し前から作りためてきた新作たちを出品するために
最終検品をして。新しいタグを付けて。

この数か月、とにかく作れるうちに作ってきたので。
引っ越しからずっと。落ち着かない今も、それでも手は休めずに。たとえ数越でも織り進めて。
蔵前工房の使い勝手に慣れてから掛かりたい、9月までにお納めする約束の仕事がいくつかあって。

新しい環境では、あれやこれやと。
面倒な出来事がいろいろと・・天から降りてきて(!?)。
ナカナカ思い通りに仕事を進めることが出来なくて、イライラしたりモヤモヤしたり。
でも織りにイライラは厳禁なので。
この『色硝子』のように、自分のキモチの焦点を敢えて少しずらして『モヤ気持ちイイ』(!?)
日々と捉えられたら、きっとこれからスムーズに進める・・・のかなぁ。だといいなぁ。。。

ココロを鎮める、やわらかな光。




# by senshoku-iwasaki | 2018-05-11 22:23 | 着尺・帯
大きな崩しの八寸帯地『三つ崩し・ブルーモザイク』。
群馬県でつくられている、極太の国産のキビソ糸(緒糸・ちょし)・を使って生まれた大きな崩し。
Aさまからの「大きな三つ崩しが欲しい!」リクエストがやっと叶って。。。
Aさまの帯を制作させて頂いたときに、もうひとつ妹分を作りました。
モザイクタイルのような、万華鏡のような。
私(エツコ)の妄想の旅は、アフガンブルーの美しいモスクへ・・・。
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iwasakiの八寸帯地は、大抵が3シーズン向け。
真冬か真夏以外・・・の3シーズンのうち、合わせるお着物の質感や、お色で見え方が変わります。
ピンポイントの季節感で、染めや刺繍のモノはとってもお洒落。
織りでは具象的にピンポイントの季節感を表現しにくいので。
ならば合わせるお着物のほうで季節感を頂きますと・・・経済的かも!?なんて(笑)。
このタイプは地厚なので、真夏以外でしょうか。
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蔵前に移って直ぐにお渡し出来たAさまの帯。
その翌週に早速お召しになってお立ち寄りくださり・・・。
(あいにく私は子供の学校の用事で、生で拝見することは出来なかったのですが・・・)
とても気に入ってくださって。。。
小柄なAさまですが、帯地の厚みは全く気になりません・・・とのことで。
「本当にお似合いでした。」クニヒサ。
大変嬉しい限りです!

網代のようにも見えるこういった崩しは、昔から愛される織物の定番。
愛される『織物らしい』定番を、iwasakiもiwasakiらしい定番に出来たら・・・。
そう思って日々励んでおります。

新作のブルーモザイクの三つ崩しも。
17日からの『日本の夏じたく』展に出品いたします。
iwasakiらしい定番を、ぜひともお手に取ってご覧いただきたいです。



# by senshoku-iwasaki | 2018-05-09 17:12 | 着尺・帯
5月といえば、いよいよ『日本の夏じたく』です!
今年は17日(14:00から)18日・19日の木・金・土の2日半!!
iwasakiにとって・・・今年の『日本の夏じたく』展は特別。
何が特別って、iwasaki大好き(!?)な他力本願企画(笑)。
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まずは徳島の森くみ子さんに染めて頂いた、阿波藍の絹糸を使ったシリーズ。
この『阿波藍とアイボリー』は森さんの阿波藍糸無くしては作れないものでして。
穏やかな波しぶきのイメージで。最新作は、このシリーズの半巾も。

そしてもうひとつの『特別』は。
今展のリーダーである、久保紀波さんの呼びかけで扇展が鶴翔閣玄関スペースで開催されます。
日本画家・書家・そして私たち出展者も・・・。他では見られない扇子たちです。
iwasakiは、工房の道具や糸をモチーフに、大好きな近正千広さんに木版で扇面に描いていただきました。
どうしても。千広さんによる、染織工房を描き出して頂きたかったから。
iwasakiが欲しい、そんな『特別』な扇子を今回出品出来る喜びです。

そして何より。
作家企画の『日本の夏じたく』は、個展とは違いまた、単なるグループ展とも違います。
ジャンルも、考え方も、発表の仕方も暮らす場所も。
普段は生き方が全く違う作り手たちが、夏をテーマに集う『日本の夏じたく』。
これは『特別』だと・・・。

そんな『特別』な『日本の夏じたく』を、今年はたっぷりと満喫していただきたく。
鶴翔閣で、『特別』なお弁当ランチをご用意しております。(要予約)
お一人様:3,000円。出展作家による、お持ち帰り頂ける箸置きと、おひざ掛け付きです。
私(エツコ)もお給仕係に立ちます!ぜひご利用くださ~い。

皆さまのお越しを、出展者一同心よりお待ちしております。
iwasakiはまだまだ・・・最後まで制作に励みますっ!!



# by senshoku-iwasaki | 2018-05-03 22:57 | 展示会・お知らせ
蔵前工房初の糊付けは・・・。
少しずつですが、糸染めも始めまして。
クニヒサが次にかかるのは、吉野格子の無地の着尺。
6月の浜松の染織こうげいさんでの展覧会に出品しようと準備中なのです。
狭いスペースでの糸染めで、1反分ずつの糸染めならどうにか可能な感じ。
糸を干すのは、店先のほんの僅かなスペースに。
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ここ『増孝商店』は、お向かいがお庭の樹々が美しい第六天榊神社でして。
お山のお家が恋しくなっても、むせるような樹々の初夏の匂いに癒されます。。。
糊付けは、少しずつ乾かしながら馴染ませながらが重要なポイント。
意外にも・・・お山のお家と違う、アスファルトの地面は乾きが早く仕上がり上々。
ただ人通りがあると、なんかやりにくいらしく(笑)。
クニヒサ、誰もいなさそうな時と糸の乾き具合を見ながら・・・外に出て糸のカセをパンパンと叩いて。

私(エツコ)は連休前にどうしても。
5月17日・18日・19日の『日本の夏じたく』展のご案内の発送を済ませるためにしこしこと。
宛名書きをしながらガラス越しのクニヒサをチラ見。
日差しは確実に夏の眩しさ。

# by senshoku-iwasaki | 2018-04-29 22:46 | 工程
なかなかシャッターが開けられず・・・閉店営業のiwasakiです(笑)。
二人それぞれに、今週からやっと仕事が始められ・・・。
まずはいよいよ来月になった、『日本の夏じたく』展に向けて半巾から取り掛かったものの。
シャッターが開けられません(笑)。
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表の江戸通りから1本裏ながら、それでも結構人の往来がありまして。
今まで閉まっていた所が、開いたと思ったら木の道具が見えるものだから・・・
あれ?と不思議そうに歩きながらの視線を感じまして。あぁ恥ずかしい。。。

今までは庭に出たサルや、雉や野ウサギとしか、機を織っていて目が合うなんてコトが無かったので。
良く考えてみたら、そっちのほうが珍しかったんだと改めて実感したりして(笑)。

今日は引っ越しをしてから初めてのお客様が。
大きな三つ崩しの八寸帯地をご注文くださっていたAさま。
「日本橋まで出る用があるので・・・」・・・とご連絡くださり。
仕立てて頂いた帯を、とてもとても喜んでくださいまして。
「今後展示会はこちらでされるのですか?」
あぁ。確かに。
機道具がひしめいて、展示スペースも少ないのだけれど何より。
お客様が3・4人でいらしたら、それで店内はいっぱいかと。。。

増孝商店、しばらくは。
Aさまのように事前にご連絡を頂けましたら、その度に対応させていただこうかと。
そのときにはシャッターを開けて。
制作中はシャッターを半分(!?)下げて(笑)。

不器用なiwasakiなので(涙)。制作も接客も少しずつが等身のようです。
一寸ずつ・・・。
制作中のシャッターも上がるかもしれません(笑)。


# by senshoku-iwasaki | 2018-04-18 21:55 | 岩崎のある日
染織iwasaki蔵前工房、やっと・・始動出来そうです。
瞬く間に時は過ぎ・・・。
南部町をたってからもうすぐ2週間(涙)。
初めの1週間で自宅の引っ越し荷物を片付けて、次の週にこの工房部分に。
区役所はビックリするほど混んでるし(しかもワールドワイド!)、NTT工事も混雑中でナカナカ
来てもらえず、ネット環境が整ったのが昨日で(トホホ)。
高校・中学と二人の子供たちの学校関係も含めて・・・暮らすための様々な初期設定に泣きそうに
なりながら・・・。
フツーのコトがフツーにサクサクとこなせない、改めて自分の能力の低さに落ち込みつつも。
迷い込んだ路地の一角で、昔ながらのお豆腐屋さんや豆屋さん、和菓子屋さん、八百屋さん・・と、
見つけては嬉しくなって買っちゃっては大荷物。
・・・はて?アタシ、何しようと思ってたんだっけ??な日々ですが(笑)。
ようやく機も組み立てられまして、工房らしくなってまいりました。
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狭いスペースに、織り手は二人にもかかわらず機は3台。(ホントは4台置きたかった・・・。)
引っ越してすぐ、まだ山のような荷物の中から・・なるべくフォーマルっぽい(!?)服を引っ張り出して
ついて行った息子の入学式だったり、娘の転入だったり。
たった1週間なのに。
二人とも有難いことに、すっかりと新生活にも慣れてきているようで。。。
親のほうも彼らを見習って・・・。
ここから。
たぶんきっと、何も変わらないiwasaki夫婦ではあるのだけれど・・・「新しいiwasaki」を生み出したい
と思っております。



# by senshoku-iwasaki | 2018-04-12 11:24 | 岩崎のある日
やっぱりiwasakiは、大移動ならぬ・・・一寸ずつ移動。
20日から機(はた)の解体を始めまして・・・。
23日にレンタカー屋さんで借りることが出来たのは、なんと2tトラックで。
クニヒサ初体験。富士のレンタカー屋さんから、まずは南部町まで恐る恐るの運転(汗)。
私(エツコ)は、もちろん運転なんて出来ない上に(涙)、荷崩れしないでバランスのイイ配置で、
尚且つ出来るだけ多く運びたい欲張り(笑)。
染める前の絹糸がぎっしり入った、重たい茶箱は4箱。後はダンボール箱、染めた絹糸は別に木箱に
10箱以上・・・。まるでテトリスのように、機道具の隙間に。。。
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あんまり一気に荷物を持っていくと・・・。蔵前の仕事場のスペースは限られていまして。。。
入らないのが一番困るので、まずはすぐに必要な仕事道具からの優先順位。
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息子が1歳の頃から保育園で一緒の、長ーい友人のお爺ちゃんから。
毎年春になると届けてくれるウド。
私の大好きな酢味噌和えにするのも毎年恒例。
昨年までほとんど手を出さなかった息子が、今年は旨い旨いと。
味覚も少しずつ変化して。そういえば最近、地味で渋いメニューでもブーイングが無いなぁ。。
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集落で一番遅い我が家の梅の開花は、彼岸の入りで。
勝手に生えてきた(!?)ラッパ水仙と同じ高さにも。今年は花付きがイイなぁと喜んでいたのに、
大荒れの春分の日に一気に散ってしまい・・・がっかり。
25日に、今度は軽ワゴンで再び蔵前に荷物を運ぶと・・・道中、そして東京は桜が満開。
おぉぉ。またまたテンションが上がりまして。
次の31日便に向け・・・今は家庭の荷物を(これが大変!・涙)荷造り中。
31日はハイエース。
この時期、車種や日にちを選ぶコトもままならず、大丈夫なのかと不安だったけど。
クニヒサ、レンタカーにも段々慣れて。
駐車場代もかかる東京暮らし、南部町に来る度にレンタカーにするか!とまたひとつ整理。

整理といえば。
10年ほど前に乗りたくて買ったものの、ほとんど乗らずにいたリトルカブもご近所さんから指名を
受けて、我が家の子たちに『ブンブンおじさん』と呼ばれている車好きのオジサンが里親に。
既にピッカピカにしてもらって、5月にはツーリングに行くそうで幸せなカブ。
家具もサイズ的に蔵前には連れて行けず、留守中に傷みそうで気がかりだったモノたちが素敵な
お宅に運ばれまして。とっても喜んでもらって。
一寸ずつ身辺整理をしながら、ドラえもんの『ガリバートンネル』をくぐって・・・
スモールサイズの蔵前に、あと1週間で移動出来ているのかなぁ?・・だとイイんだけどなぁ。。。





# by senshoku-iwasaki | 2018-03-27 23:30 | 岩崎のある日
引っ越し準備。
3日前まで糸がかかっていた機(はた)。先にクニヒサが帯地を織り上げて。
私(エツコ)南部町製ラストに選んだのは、織半襟たちでした。

3月に入ってから・・・。なんとなく落ち着かない日々で。
4月から息子の通うこととなった高校の招集日があったり、
蔵前の新居の仕上げに参加させてもらったり。
中学の卒業式があったり。

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予定通りに進まない、いつも通り(!?)の展開で(涙)。どうにか織り上げて。
昨日からやっと片付けに合流。

何回かトラックやハイエースを借りて、少しずつ運び入れるつもりで。
でもレンタカー屋さんも予約がいっぱいで・・・。
予約のとれた日に雨が降らないコトを願って。。。

重たいわ、嵩張るわ、ちょいと手が欲しいのだけど・・・。
1,2学期の成績を持って推薦試験を受けるまで・・息子は史上一番集中したらしく。
みんなより少し早く進路が決まっても、みんなが決まるまでは!と
一応受験生みたいな顔をして(笑)、頑張って(!?)周りの空気に合わせていたそう。

プスプス・・とガスが抜け始めていたのは感じていたけれど(涙)。
卒業式の翌日から、友達の合格を聞いて・・・連日、メンバーを替えて。
ボーリングだ、カラオケだバッティングセンターだ、テニスだ・・・と、もうスカスカ(笑)。
魔法が解けて、すっかり元のバカに戻った息子は大忙し。何の役にも立たないっ!(怒)

でも友達との時間もあと僅かなので仕方ないか。まー。良しとしよう。それに・・・。
夜は、招集日にどっさり出された宿題に取り組んでいる・・・と思ったら、机で寝てる・・・。
嗚呼息子。。。やっぱり三つ子の魂は変わらないかぁ・・・(涙)。


# by senshoku-iwasaki | 2018-03-20 21:49 | 岩崎のある日
およそ20年ぶりの再会で・・・。
この冬、iwasakiのブランケットを本当に愛用してくださったSさん。
Sさんは町内に暮らす友人で、とってもお洒落な方。
同世代だけどママ歴は先輩で。
iwasaki夫婦が南部町に移住したての頃は、チビッコだった3人の息子さんたちが怪獣(!?)のようで。
当時織っていたのが、アルパカやメリノ、カシミヤに絹いろんな白に、私(エツコ)が繋いだ絹糸
を散らした・・・肌触りが良くて軽い、平織りのベイビーブランケットでした。

Sさん、とにかくショールなどの巻きモノがお好きで。
国内外のブランドの高級ブランケットもたくさんお持ちで。
お家に伺った際、いっぱいの布たちを見せてくださったのですが、その中にこのベイビーブランケットも。
「これもね、すごく気に入ってて、良く使ってる割にキレイでしょ?」と。
本当に。とてもきれいにお使いくださっていて嬉しくて、懐かしく眺めていたら・・・あれあれ。。。
ミミに飛ばしたヨコ糸が、伸びてしまったところが。。。
「そこね、ひっかけちゃって・・・。」Sさん。
しばらくお預かりして、お直しさせていただきまして。

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あんなに賑やかだったSさんのお子さんたちも。
いつの間にかみんな成人してしまって、社会人に大学生。見かけてもきっとワカラナイなぁ。
チビッコは大人になっているのに、iwsakiの芸風は何一つ変わってないかも。。。

にしても。
ベイビーブランケットは久しく作っていなかったけど。
久しぶりに再会してみると、この白ベースもナカナカ良かったなぁ。
来シーズンはまた、久々にこんな感じでベイビーブランケットを作ってみようかな。
同世代でも、ぼちぼち初孫ちゃんの幸せなニュースもちらほらと。

永く続けていれば、こうして嬉しい再会もきっと増えていくはずだから。
どうにか健康で(笑)、一越でも多くiwasakiの織物を織り続けたいと改めて思った春の日。






# by senshoku-iwasaki | 2018-03-18 21:31 | 纏う布・暮らしの布
先週末は、蔵前の新居に行ってきました。
4月から暮らす蔵前の自宅部分。
改装の設計施工は、iwasaki夫婦よりもひと回り以上お若い・・河野さんご夫妻が中心の
つみき設計施工社さんです。

つみき設計施工社さんは、施主も住まいづくりに参加出来ることは参加して『一緒につくる』
こともテーマにされていまして。
まだ生活拠点が山梨なのと、子供らの学校の都合などもあってナカナカ出来るコトが限られる
iwasaki家なので。ほぼ完成した新居の床に蜜蝋ワックスを塗ったり、キッチンと洗面のタイル
を貼りを教えて頂きながら一家で参加してきました。
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蜜蝋ワックスもなんと!オリジナル!。
「養蜂家の方に蜜蝋を分けて頂いて、亜麻仁油とブレンドして作ってます。」
一家でせっせと蜜蝋ワックスを塗っていたらふと、南部町の住まいの屋根裏をリフォームした10年前が甦りまして・・・。あの時もやっと張れたヒノキの床に、チビッコだった息子と娘と
みんなでこの匂いを嗅ぎながら、蜜蝋ワックスを塗ったんだったっけ。

河野さん。住まいをつくるにあたって、山梨の私たちの暮らし方を知りたいから・・と。
お忙しい中、南部町の我が家にもやってきてくださるようなご夫妻で。
築140年の古い家を、お金がないので(笑)少しずつDIYと、ムリな所は地元の大工さんや職人
さんに直してもらいながらの私たちの暮らしを見ながら。
蔵前はとにかく狭いスペースに、ほぼ大人(サイズ)の4人暮らし。そして何より低予算(涙)
(・・・しか絞り出せない・笑)iwasaki家の難題(!?)を叶えてくださいました!

河野さんも小さなお子さんが今お二人いまして。
お姉ちゃんがあの時の娘と同じくらい(4歳くらい)。下のお嬢さんが1歳と。
打合せはいつもお子さんも一緒で。
大変なコトもいろいろあるかと思うのだけど、だからこそ生まれる設計もきっといっぱいある
のだと・・・。
ほぼお任せでお願いをしたので、ビックリ!するような発想に感心しっぱなしでした。

息子も娘も。新しい家をすっかり気に入って。
そうはいっても、退屈してしまった河野さんのお嬢さんのお世話係をしてくれた娘・・・。
「児童館とかでチビッコのお相手を頼まれて、結構チビッコは知ってるんだけどね。
あの子はゼッタイ賢いわー。この10年の差って、次回会ったときには埋まってそう・・笑。」
あーわかるわかる。アタシはそんなコトばっかり。




# by senshoku-iwasaki | 2018-03-13 22:36 | 岩崎のある日
9年越しで、Aさまの三つ崩しの八寸帯地を制作しています。
Aさまに「こんな感じの八寸帯が欲しいのですが・・・。」と見せて頂いた雑誌の切り抜き。
それは確か・・車のコマーシャルで。
女優さんがお召しのその帯は、三つ崩しに見える染めの九寸帯のようでして・・・。
「う~む。これを織りにするとなると・・・。」クニヒサ。
「糸ですねぇ。」私(エツコ)。
なんといっても。八寸の最大の魅力は、ヨコ糸の渡りの『ミミ』にありまして。
昨年ようやくこれに向く糸に出会いまして、もう少し明るい紺と生成り、茶で制作しました。
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それらをAさまに見て頂きまして。
「あぁ。ほんと。この感じ。網代の大きさもイメージ通りです!」と嬉しいお言葉。
そしてじっくりとお色味のご相談をさせていただいたのが昨年末。
写真では白っぽく見えるのですが(涙)、実際はベージュと渋めの紺との組み合わせです。
このヨコ糸は、極太の国産キビソ糸で。
糸の状態では、ガッチガチ(笑)。これをちょうどいい硬さに灰汁で煮て練るのですが。。。
その「ちょうどいい」がムズカシイ(汗)。

iwasakiがリスペクトしているものは、織りならば世界中で昔から愛されている、伝統的な技法
である菱綾だったり、こういった三つ崩しであったり。
こういうシンプルなものほど素材力が問われるのです。
素材のチカラを、いかに最大限(か、キモチはそれ以上・笑)引き出すかを考えて。
時間はかかってしまったけれど、Aさまのお蔭で新しいiwasakiの定番が生まれた気がします。
ただこの定番。
精練がムズカシイのと、カセが大きく嵩張ることから・・東京では手狭過ぎましてムリかと・・・。
これに掛かる精練と染色は、この南部町の工房にやって来ないと!
願わくばこれも。
iwasakiの愛される八寸帯地の定番となって、蔵前⇔南部町の極太のパイプになりますように!



# by senshoku-iwasaki | 2018-03-08 22:00 | 着尺・帯
お世話になっている、染織こうげい・神戸店さんで。
7日(水)からの、こうげいさんセレクトの木綿の着物展に、iwasakiの半巾帯も。。。
数点ですが出品させて頂くことになりました。

私(エツコ)の大好きな半巾帯ですが、あんまり作れないのはその他の織物も同じで・・・(笑)。
手織りのもどかしさをつくづく感じつつも、なればこそ!
いつもより増して・・・タテ糸とヨコ糸の一期一会なキモチで作ってしまうのが半巾帯です。
自由で素朴で健やかに。それがiwasakiらしい、になったらイイなぁ・・・なんて思いながら。
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3月7日(水)~3月12日(月)染織こうげい・神戸店  木綿きものと帯 岩崎訓久 悦子 半巾帯

毎年こうげい・神戸店さんで展覧会をさせていただいている以外は、関西方面で発表させて頂く
機会があまり無いiwasakiでして。
神戸店さんでの展覧会でも半巾帯を出品する(出来る?)ことが少ないので(笑)、関西方面で
ご興味のある方がございましたら・・・。
また、こうげいさんセレクトの木綿の着物!これがまた織物好きにはたまらないです!
ぜひお出かけくださいませ。

# by senshoku-iwasaki | 2018-03-03 21:19 | 展示会・お知らせ
裏庭の山葵の花咲いて。
百千鳥の声に目が覚めて。
あぁぁ。もう2月も終わってしまうのね・・・と。

この裏庭は、この家を手に入れたときには沼(!?)のようでして(笑)。
土手がせり出して、藪になって、落ち葉がまた降り積もっていて。
初夏になると、モリアオガエルの卵が水辺に落ちそうになっていて。
それを下でアカハライモリたちが狙って(!?)いて。

それはそれで良かったのかもしれないけれど。
暮らすにはあまりにも湿気っていたので。
土手と裏山の樹々を払ってもらって。
沼のような池は、グッと狭めて水路のようにしてもらって。
土手から染み出す山の水は、普段はちょろちょろ流れています。。。
山葵もクレソンも、杜若も、すっかり定着して10年近くに・・・。

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長年の空き家だった時代に・・・せり出した土手が何度か崩れて、その都度土砂を払っていくうちに。
本来のこの家の石積みが出てきたのが10年ほど前。

3月末に蔵前に引っ越すことになったiwasaki家だけど。
暮らすのに手間がかかって面倒臭い、隙間風が寒くて快適とは程遠い、だけどどこまでも愛おしい。
まるでiwasakiが目指す織物のような・・・。
築140年のこの家を、再び独りぼっちで寂しい思いをさせないように。
本当は、やらなきゃいけない引っ越し準備もそっちのけで(笑)。
ギリギリまで仕事をしながら、乾燥している冬のうちに裏庭の手入れを毎日!少しずつ。
それがなんとも楽しくてぇ~。

生きている実感に浸りながら、今年もチョットほろ苦い山葵の花入りのパスタを食べて。
工房と住まいが東京に移っても、足繁くココには通うぞと決心。



# by senshoku-iwasaki | 2018-02-27 21:30 | 岩崎のある日
青木間道をモチーフにしたメンデストライプ半巾帯、今回は赤がポイントです。
「渡り」と呼ばれ、異国への憧れも込めて重宝がられた名物裂のイメージで。
アフリカ、シエラレオネのメンデ族のボーダーの織物からインスピレーションを得まして。
iwasaki流に消化(!?)しますとこの感じ(笑)。
作る度に縞の幅だったり、色だったり変えているのですが。
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今回はこの赤を使いたくて。
ガーナチョコレートの包み紙のような赤。
そういえば、そんなテーマでもっと赤ベースの八寸帯地を作ったこともあります。
幼くならない、大人の遊び心で楽しんでもらえそうなストライプです。
ヨコ糸にマットなキビソ糸。ビターチョコ色や、草色、水色。
差し色にはキビソ糸のほかに、光沢のある銀河シルクのアイボリー、墨色。。。
組織が変わると、地糸の出方も変わるのも面白いのです。

お世話になっている染織こうげい・神戸店さんでは来月、木綿の着物の展覧会を開催されるそうで。
なんとiwasakiの新作の半巾帯も出品いたします。
iwasakiの半巾帯の素材は、シルクなのですが。手織りの木綿のキモノとの相性も良いのです!

遠い昔に。
海を渡って東の果てまでやって来て愛された織物たちのように。
iwasakiのこの半巾帯も旅をして。素敵なユーザーさんに、これまた素敵なお着物に、楽しく
コーディネートしてもらえたら!・・・なんて考えながら制作中。

# by senshoku-iwasaki | 2018-02-21 21:01 | 着尺・帯
刈安(カリヤス)の小径其の2は、Kさまのご依頼で。
小径(こみち)と題したシンプルな縞のシリーズは、iwasaki結成当初から・・・。
この其の2は、ちょうど人差し指一本分くらいの巾で。色と糸使い違いで一番制作している縞です。
単純なんだけどつまらなくない(笑)、昔の縞帳にあるような愛くるしい縞がテーマ。
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刈安で染めた、透明感のある綺麗な黄色の濃淡だけで以前制作したことがありまして。
それがずっと気になっていたとご注文くださったKさま。
タテ糸は生糸と玉糸を。
ヨコ糸は玉糸100%なので、双子繭のゴツゴツとした節たっぷりの味のある質感ながら
サラッとつるっと光沢感のある着尺になります。

やっと今日織り上がりまして、機から下しました。
そうはいっても、玉糸の節が大暴れ(!?)する個所もあるので、いろんなカセから小管(コクダ)
に巻きまして。。。ヨコは一色なのに、杼(シャトル)は4丁使って散らしました。
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刈安(カリヤス)はススキ科の草なので、煮だすときはなんともいい香りに包まれます。。。
こういうアロマは、化学染料には無いなぁ・・・とクニヒサ。
化学染料の良さ、植物染料の良さ、どちらもアリでどちらもイイというのがiwasakiの結論ですが。
少しずつ色が変化するのが植物染料です。
Kさまのこの着尺も。
時間をかけて少しずつ、お色味が落ち着いてゆくはず・・・なのですが。
「それをね、また楽しみに着ていきたいのネ」Kさま。
Kさまは、iwasakiが初めて・・・百貨店のイベントに京都の下村撚糸さんのブースにチョットだけ
出品させて頂いたときからのお客様なので・・・20年以上のお付き合い。
ビジュアルもお好みも全然変わらないKさま。
出会ったときからカッコよくて、お洒落で、男前(!?)な素敵な方で。
私(エツコ)のずっと憧れの女性のおひとり。
憧れのお手本がいっぱいあって幸せですが、いつまでたっても全く近づけないけれど(涙)。
こうして楽しく制作させていただいたものが、素敵な方々に着て頂けるのが・・何よりも幸せです。


# by senshoku-iwasaki | 2018-02-15 22:09 | 着尺・帯
糸と糸の交差・色と色の交差 染織iwasaki展、お陰様で終了いたしました。
お出でくださいました皆さま、ありがとうございました。

静岡カントリー浜岡コース&ホテル・カルチャーフロアでの12回目の展覧会も無事終わりまして。
昨日二人で会場に行きまして、搬出をしてきました。

この12年を振り返ると・・・。
思い出すことも出来ないくらい(笑)、毎回いっぱいいっぱいで。
こちらの展示会は期間が長いのと、会場が広いのとで・・。
毎年、その年の仕事の総まとめのような位置づけで。
この12年のうちに、少しずつ。
学生の頃からもっともっと作りたい!と思い続けていたフツーの日の帯、着尺の方向へ・・・。
そうなると。
ショールやマフラーも10年前に作っていた糸使いとは、少し変わってきていまして。
一見ではワカラナイかもですが、なんでか確実に面倒な方角(!?)に進んでおります。(笑)

芸風はナカナカ変えられないのですが。
これからも生きる限り(笑)、作れる限り・・・。
その中で「前回作ったときとは違う」道を選ぶ、変化を楽しめる時間と経験を重ねたいと思っています。

ありがとうございました。

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# by senshoku-iwasaki | 2018-02-13 21:12 | 展示会・お知らせ
Mさまの銀河絹の山形斜文八寸帯地を織っています。
イトノサキさんで昨年からご注文頂いている・・・Mさまの八寸帯地は。
タテ糸の銀河シルクはアイボリー、ヨコ糸のキビソ糸は深いグリーンです。
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宮坂製糸所さんの銀河シルク、今回はいつもより若干太め・・・。
こればっかりは手作りのものなので、毎回微妙に違うのも面白味のひとつなのですが。

このアイボリーは、ヤマモモで染めて。画像だと白に見えますがクリーム色です。
今回のように・・・タテヨコのコントラストが強いと、
真横から見ると白い帯地に見えるから不思議です。
そして正面から見ると、Mさまのリクエストの濃いグリーン。
この帯は確かに・・・ブルー系にも茶系にもグレー系のお着物にも映えそうです。

立春を過ぎても厳しい冷え込みが続いていますが・・・。
樹々の芽たちは少しずつ膨らんで。
一歩ずつ近づいている、待ち遠しい次の季節を感じながら。。。
爽やかな深緑の風をイメージしながら制作中です。




# by senshoku-iwasaki | 2018-02-08 21:56 | 着尺・帯
handsな新作紬は、懐かしくて愛おしいがテーマです。
昨年末から1月と。
しこしこせっせと取り組んでいた紬着尺は、手・指・掌。
こうしてみると、至ってシンプル。
だけどどうして。
永らく着ているうちに、少しずつ見えてくる感じてくる・・・。
一筋の、ヨコ糸のまわたの手つむぎ糸にiwasakiらしさを閉じ込めて。
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どうってない、何てことない、平織りの縞格子。
ざっくりと、サクサク織ったわけではありません。。。
だからといって、時間をかけりゃイイとも思ってはいませんが(笑)。
着尺は特に。
何てことないものほど・・・。
その場所や、帯もあまり難しいということもなく、気が付くとヘビロテになる傾向があると
思うのですが。。。
一見何てことない、シンプルなものだからこそ、じわじわと後から味が出てくる仕掛けを。。。

よっぽどのことがない限り。
着物は次の代まで持つものだから。
そのときに、iwasaki夫婦が絶えていても。
名もなき先人の作り手が、ヨコ糸一越手つむぎでこの効果を狙って作ったのでは?
と、未来の愛おしい系織物好きの人に感じてもらえたら・・・。

一昨年、我が家の北側の部屋の畳の下、歪んだり腐ってしまった根太と床板を、大工さんに
修理して頂いて。取り外した木材は、全て薪ストーブで暖をとり・・・。
灰から出てきた、鉄の手打ちの釘ひとつ。
140年のこの家の建設当初のもので。
その釘のような、まわたの手つむぎ糸の一越になってくれたらイイんだけどなぁ。。。



# by senshoku-iwasaki | 2018-02-05 21:51 | 着尺・帯
ステンドグラスのような『色硝子』半巾帯も春色です。
半巾帯、第2弾は綾織りです。
今月はクニヒサ、絹糸の精練、染色、糊付け・・・をしながら半巾帯を制作しておりました。
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『色硝子』のシリーズは、今までにも何点か制作しています。
その都度タテ糸の配色から・・・もちろんヨコ糸も色味を変えて、同じモノはありません。
だけどなんとなく。似た印象(笑)。
今回はタテの黄色が春っぽいです。

iwasakiでは、半巾帯の場合は大抵・・・。
八寸帯地を制作してから残った糸で作るコトが多いのですが。
今回は逆で。
これを制作してからクニヒサ、この感じをとても気に入って。(完全に自画自賛・笑)
使い切ってしまった黄色の糸も、また染めて。
今はこの半巾に似た感じの八寸帯地を制作中です。
そうすると、また半端に余る糸が出来たりするので・・・。いつかの半巾帯になります。

こんなふうに。
ぐるぐるぐると廻って回って。
「なんとなくいつも似た印象」を、作り続けるコトが出来たら!何よりも嬉しいです。

私(エツコ)のほうも。
ナカナカ捗らないっ!(涙)とボヤキながら。ショールsunriseと、万筋の紬着尺制作と。
ちょっとずつは進んでいたようで。(笑)
立春までには次の仕事に移れそう。。。




# by senshoku-iwasaki | 2018-01-31 21:09 | 着尺・帯