カテゴリ:岩崎のある日( 300 )
春色のタテ糸の整経。
菜の花、蜂蜜、蒲公英、山吹の色・・・。
黄色は春のエネルギー、いのちの色。
そういえば南部町の工房では、きっとそろそろ飛び交う
スギ花粉の風も黄色かったなぁ。(笑)

ワクワクしたり、ドキドキしたり。
ガッカリしたり、ときめいてみたり。
春という季節が、エネルギーそのものなのかも。

春色のタテ糸の整経。_f0177373_18100654.jpg
中3の娘は、志望する高校が一つしかないとの事で。
その為にはチャンスが2回になるからと受験した
推薦試験で入学出来ることが決まって。
「今までで一番嬉しい~。」と言いながらさっさと
お片付け(笑)。
塾のワークも過去問も。
彼女にとってはもう過去の友。

「受かったらデッサンを習いたいの」と言っていた
とおり、自分でググっていた美術学校の見学に。
「かぁつん、ついてきてぇー。」と頼まれて。
選んだ二つの学校が、ものすごく対極的(笑)。
大手のイケイケか、歴史ある個人経営か・・・。
ネットのレビューや、フォロアー数でいったら
話にならないらしいのだけど。

事実は小説よりも奇なり、な出来事が次々と。
親としてこういう時は何が正解かしら!?と思い
ながらどんどん無口になってしまう私(笑)。

結局。
彼女が自分自身で選んだのは、
レビューは最低のほう。(アタシの直感と同じで
内心ホッとして。)
今日からさっそく体験に。気も行動も早いなぁ。

「知らない人のレビューより、フォロアー数より、
自分の眼で見て、ココロで感じるコトでしょ。」
楽しそうに言い放つ娘の後ろ姿に
黄色い蝶々が止まっているように見えた午後。






by senshoku-iwasaki | 2020-02-07 23:40 | 岩崎のある日
2020年 あけましておめでとうございます。
新しい年が始まりまして。
どうか皆さまにとりまして穏やかな一年になりますよう。。。

iwasakiも古くて新しい、穏やかで健やかな織物を
今年もココ、蔵前の工房から生み出し続けたいと思います!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年 あけましておめでとうございます。_f0177373_15011783.jpg
昨年末に南部町の家から連れ帰った、本や古道具たちを少しだけ。
蔵前の工房は狭いので諦めていたのですが・・・やっぱり。

ちょっとポンコツで、ちょっとブサイクで、ちょっと手のかかる、
そんなモノたちにこそに惹かれてしまう私たち(笑)。
iwasaki織物とよく似ています。。。

蔵前の工房も南部町地代の工房と同じ雰囲気になってきまして。
かなり南部町の工房が恋しくなっていたので(オヨヨ・・)
これでまた、元気に仕事に取り組めそうです!


by senshoku-iwasaki | 2020-01-01 15:12 | 岩崎のある日
本年もお世話になりました。
ナカナカ仕事納めが出来ないiwasaki。
いや、納められない、納まらない(笑)。
今年も例年通り(いや例年以上に?)年末の雑務をしつつ、
隙を見計らっては(!?)機に座って。

あえて年内で織り上がらないであろう期日で機にかけて。
やっぱりキリ良くなんて織り上がらない(涙)。
だからきっと。
自分は織りが好きなんだろうとつくづく。
だからきっと。
来年も同じように続いてくれるんじゃないかなぁと
希望をもって。
本年もお世話になりました。_f0177373_18560170.jpg
8月に行ったきり行けずにいた、南部町の工房に。
渋滞を避けて夜に蔵前を出て。
久々に満天の星空を仰いで。

あの時は、庭中草ぼうぼうでしたが。
今回は落ち葉で埋もれてしまいそうなほど。

でも落ち葉の下では次なる芽が育まれていて。
来年も同じように続いてくれるんじゃないかなぁと
期待が持てて。


本年もお世話になりました。_f0177373_18561629.jpg
裏庭も落ち葉を取り除いてみると。
山葵とクレソンが青々とよく茂っていて。

高校受験を控えて蔵前で留守番の、娘の大好物の
クレソンたっぷりのトマト鍋が今年最後の鍋かしら。

本当は。
築150年の家の裏庭のモルタルが崩れ始めてきているので。
この冬にでも町内の業者さんに頼もうかしらと
企んでいた私(エツコ)でしたが。
築50年の蔵前のビルの下水管工事のほうが重症で先決かと。
すっかりがっくりど~んより(笑)。

裏庭の水辺は。
下から染み出る水と、山から染み出る水と。
しばらく止まっていた山からの水が、コポコポと音を立てて。
サヤサヤと水が流れていて。
なんだかんだとイロイロあっても。
きっと同じような幸せな明日がきっと来るんじゃないかと
希望も湧いて。

今年も一年お世話になりました。
来年も変わらぬiwasakiでいられるように精進したいと思います。
ありがとうございました。








by senshoku-iwasaki | 2019-12-31 00:09 | 岩崎のある日
久々に一家で南部町の家で過ごした2日半。
「お盆休み中じゃないと、ナカナカみんなに会えない・・・」我が家の高2と中3の子供たち。
南部町で生まれ育った彼らにとっては、里帰りでもあるので。。。
Uターンラッシュは覚悟して(涙)2泊3日で南部町の家の大掃除に行ってきました。

蔵前では土曜日にクニヒサの弟くん一家が遊びにきて。
日曜日は私(エツコ)の実家に一家で顔を出して、お墓参りをしてその晩に蔵前を出て。
真夜中の東名は混雑もなく、早朝3時に南部町の家に到着しまして。
なんかお盆休みっぽい過ごし方も新鮮なiwasaki家。

なんせ長梅雨だったから。
築150年の家の中は、カビだらけでクモの巣だらけ。庭はもう、草だらけ。
とりあえず(これは毎度のことながら・笑)玄関脇に置いた、クイックルワイパーで何度も
ウェットタイプのシートを取り換えながら・・・屋根裏まで足場をお掃除しながら上がりまして。
布団を敷いて4人分の寝床を確保出来たころには、一斉にヒグラシが鳴き始め・・・白々と夜が明けて。
数時間の仮眠をとっての草刈りでした。

暑い、暑い、暑いけどあれれ。
やっぱり暑さは東京とは違いまして。
木蔭に入れば、心地よい木々の風がありまして。
エアコンの無い屋根裏で、扇風機だけで寝られるというのも蔵前じゃ、とてもムリだもの。

久々に外でたっぷり汗をかきまして、なんか健康になった気分(!?)
にしても私、工房で仕事をしてない日はこんなコトばっかりしています(笑)。
実家でも南部町でも、草取りに落ち葉清掃に拭き掃除。。。
くたびれ果てて忙しいから、手つかずで片付いていないのはいつでも自宅フロアのみで(涙)
久々に一家で南部町の家で過ごした2日半。_f0177373_18315640.jpg
南部町の家二日目は、裏庭までたどり着けました。
クニヒサが草刈り機をかけた後の草をとって、さらに手鎌で刈りまして。。。
普段まったく稼働しないものだから、草刈り機のエンジンがかかるまでにクニヒサ、毎回ヘトヘト(笑)。
それにしても手が足らんなぁ・・・。子供らよ、やっぱり連日一日中いないのね・・・。

久々に一家で南部町の家で過ごした2日半。_f0177373_18323325.jpg
裏庭のクレソンと山葵のある水辺に、たぶんずっと暮らしてる(笑)ヒッキー。
体長20センチくらいの、結構なサイズなのです。
草取りをすると。
沢蟹の赤ちゃんがいっぱい出てくるものだから、私がいてもお構いなしに現れて。

クッタクッタにくたびれて。
だけど、手が入った瞬間から急に廃屋から息を吹き返すのが古い家の良さでして。
あぁ。やっぱり田舎はいいなぁ。田舎がいいなぁ。

「もうさぁ~。みんなから東京のタピオカ飲んだ?って聞かれてさ、うーん週3かな?なんて
チョット盛っちゃった(笑)」中3娘。でも週1くらいでタピ活中。
「いやぁ、やっぱ幼なじみはイイねぇ。。。思ったことそのまま口にしても、変に勘繰られる心配
もないし。」高2息子。おや、そんな戦場のような高校生活を送っているのか?
「・・・東京は、あんまりアタシたちには合わないのかもねぇ。」私。

台風が近づいて悪天候になる前に昨夜遅く蔵前に戻りまして、今朝。
「やっぱり、エアコンはよく眠れるねー。」
「朝方にヒグラシ鳴かないしねー」
「夜のクツワムシもうるさかったもんねー。」
「なにより温泉施設がお休みだったのも残念だったしなー。」
あれあれ。
それって結局。どこでも住めば都になってしまうiwasaki一家。











by senshoku-iwasaki | 2019-08-16 00:10 | 岩崎のある日
『日本の夏じたく』からの山梨からの榊神社御祭禮。そして6月に突入、祭りの後。
目まぐるしく非日常な2週間でした。。。
ホントにいっぱいいっぱいの時って、写真を撮るのも忘れていまして。

昨年恐れていた通り(!?)町会と、更に青年部にも籍を置くことになったクニヒサは。
この土日に行われた、お向かいの第六天榊神社のお祭りの準備に木曜日から稼働となりまして。
なんせ地元とはいえ・・・30年以上離れていたし、元々お祭り気質が全く無いクニヒサ。
何もわからず、訳のわからないままの数日間。
婦人部の私(エツコ)も。1日だけでしたが、てんやわんやな初体験。
『日本の夏じたく』からの山梨からの榊神社御祭禮。そして6月に突入、祭りの後。_f0177373_18313586.jpg
蔵前一丁目なので蔵壱。40年前に亡くなったお父さんの半纏。
お父さん、2代目青年部長だったそうで。。。ただ、現在の青年部は・・平均年齢60歳を超え、
50歳のクニヒサでも貴重な若手(笑)。
白の鯉口シャツに白パッチに足袋にこの半纏じゃないと、お神輿は担げないそうなんだけど。
「いやいや、お神輿は担ぎたい人がいっぱい来るんだから(笑)、私じゃなくてもと思って。
今年は一連の流れを・・お神輿以外で覚えたいのでって、今回は逃げました。」Tシャツにジーンズ
にスニーカーにこの半纏を纏って・・クニヒサ。
お神輿の担ぎ手さんは、様々な団体で300人ほど集まるそうで。水給与の仕事のあった私(エツコ)
もビックリ。一時だけですが麦茶注ぎが間に合わない!また、お弁当の振り分けも大仕事なのです。。
『日本の夏じたく』からの山梨からの榊神社御祭禮。そして6月に突入、祭りの後。_f0177373_18310025.jpg
4日間の神様へのご奉仕を無事終えまして、今日最後のお片付けのあとに神様からのお駄賃。
お供え物の鏡餅を頂いて。
スニーカーでも歩きすぎて足にマメをつくったクニヒサは、ぐったり。
「来年は、エアーソールの足袋にしようかなぁ?もしくはよく考えたら私、
町会の役員ということにもなるので。旦那衆のようにゆかたに半纏にカンカン帽・・という
飛び級の(!?)荒業もあるかも(笑)」クニヒサ。
「あっ!それなら町会長でお洒落だったお爺さんの、上布のキモノがあったわよ。ゆかたより
上級だわね~。カンカン帽もパナマ帽で、最若手の趣味人を気取ってみる?」私。
「あ、でも雪駄じゃ歩けないし、キモノじゃ雑用もこなせない(笑)」クニヒサ。

約半年ぶりの鏡餅。
あっという間に上半期も終盤だけど。
神様からのおこぼれで、心新たに今年を仕切りなおすつもりで。
でもなんか・・・二人して。慣れないことして身体の節々が痛いような・・・。
調子狂いながらも。
さっそくフツーに、何事もなかったかのように仕事に戻った午後。





by senshoku-iwasaki | 2019-06-03 23:37 | 岩崎のある日
どうやら平成に置き忘れられてしまったようで・・・。(涙)
本日より『日本の夏じたく』での、森くみ子さんのお話会のご予約受け付けなのですが。。。
平成最後の昨晩に、衝撃の事実を知ったiwasaki夫婦。

4月25日にゆうメールで出した夏じたくのご案内状が、なんとお客様に届いていないことが!
いつもお世話になっている佐川急便さん経由のゆうメールだったのですが。
どうやら郵便局で留まったまま・・・令和に突入してしまったようなのです。
そしてこの、超大型連休なのですね。。。(泣)
どうやら平成に置き忘れられてしまったようで・・・。(涙)_f0177373_18372090.jpg
昨晩お電話くださったKさまと、なーんか噛み合わない会話が数秒続いてふと気づいて。
「あれっ!?もしかしてご案内って、届いていないんですか??」がーん。。。

4月22日の月曜日に出来上がったご案内状を手にしまして。
前日の晩に、浜松から帰ったクニヒサと大急ぎで仕分けをしまして。
森くみ子さんのお話会に触れたお便りの原本を、手書きする傍からクニヒサはコピーして。
しこしこせっせと2日で投函まで漕ぎつけたのは・・・。
夏じたく展に出展するようになって12年目にして最速だったのにぃ~(トホホ)
結局。
元号が新しくなっても、iwasakiのポンコツっぷりは継続となりまして。
iwasakiから投函させていただいた、150名様ほどのお客様には大変ご迷惑をおかけしております。。。
申し訳ございません。

「5月1日より・・・」なんて書いたお便りが、5月7日以降に届けられるのかも・・・と思うと。
この連休も恨めしく・・・。
南部町に暮らしていた頃は、「今日出すと、いつ頃届きますか?」は必ず聞いていたのに。
うっかりと。東京だから大丈夫みたいな驕りが出てしまっていたかも。
反省しきりの令和初め。

☆ご案内状をご希望の方は、ご連絡いただけましたらお送りいたします。
mail@senshoku-iwasaki.com





by senshoku-iwasaki | 2019-05-01 22:36 | 岩崎のある日
福は内。
日曜日だった節分の日。
お向かいの榊神社からは討ち入りのようなドンドンドン・・・と太鼓が鳴りまして。

たまたま部活もオフで家でまったりしていた高1息子。
「今日は何かあるの?」息子。
「そりゃあーた、節分とくりゃ豆まきでしょ。」私。
「豆まくだけでこんなに続々とママチャリに乗ったママとチビッコたちがやってくるの?」息子。
確かに。30分前くらいからどこからともなく・・・。
いつもでは考えられない、前後にチャイルドシートのついたママチャリがずらっと所狭しと並んで。
「そういえば。あーた、神社やお寺の豆撒きって行ったことなかったっけ?」私。
「ないよ。」息子
「そーか。1歳で保育園に入ってから小学校はずっと放課後学童保育で中学からは部活だったか。」私。
「なんかイイことでもあるの?」息子。
「ココはアタシも初めてだから、ちょいと覗きに行ってみる?」私。

福は内。_f0177373_11111012.jpg
「やっべぇ人じゃんっ!こんなん拾えないでしょ(笑)。」息子。
「ほんと!こんなに賑わうんだね~」私。

福は内。_f0177373_11112064.jpg
奇跡的に息子の足元に福豆が落ちてきたそうで。戦利品はひとつきり(笑)と思っていたら。
「4時から鳥越神社なんだって。ちょっとリベンジしてくる(笑)」息子。

福は内。_f0177373_11113055.jpg
豆撒きに参加した、隣りの小父さんに写真を頼まれていたクニヒサが大きな福豆と、
「小父さん、ウチには神棚無いから訓ちゃんとこで飾って(!?笑)って。。。」とお札を持って。
福は内。_f0177373_11114253.jpg
こちら息子のリベンジの(!?)鳥越神社の福豆。
「いやぁ~ビックリした。もっと人が多くてぇ~。更にいかにもガキ大将と、その部下みたいな
3人組の小学生がオレの前にいてさ~。3人で虫取り編み持って来てんの。
鳥越は当たりの福豆は袋の色が違うみたいなんだけど。それが飛んでくると、オレの目前で虫網が
キャッチすんのよ。んで、彼らが避けた白袋ですわ。。。さすが都会のガキは違うわ。」息子。

息子初体験の神社の豆撒きは、合計6つの福豆をゲット。
家族4人分と、ばぁばちゃん二人分をしっかりと確保してくれまして。
昨日は私の実家の母にも届けましたから、きっとみんな元気に過ごせそうです。。。
福は内。
頑張ってはいるみたいなのだけど・・・。
元々の運動音痴で(笑)ナカナカ上達出来ない息子の部活のほうにも・・・小さくていいから花が
咲きますように!!





by senshoku-iwasaki | 2019-02-05 22:53 | 岩崎のある日
2019 明けましておめでとうございます
関東は穏やかな晴天続きの年越しで。
ここ数年・・・南部町の六地蔵公園から隣保の方々と毎年拝んでいた初日の出が懐かしいです。

代わりに、と言ってはなんか不思議ですが。
初めて母と岩崎の甥っ子たちを迎える側になり・・・暮れの買い出しやら新年の支度やら(笑)。
私(エツコ)は機に向かう夢は叶いませんでしたが、クニヒサのほうは大晦日も元旦も。
合間合間に織り進めておりまして・・・それを羨ましく思うのは、やっぱり。
もう自分たちにはコレしか出来ないからのだとつくづく痛感しておりまして。

人生100年時代といわれても。
眼や手や足に頭が、いつまで機能するのかワカラナイから。
正常なうちは一越でも織り進めたい、幾度となく繰り返してもまだある日々の発見に触れたくて。

会うたびに大人になってゆく甥っ子たち、いつの間にか年とっていく自分たちに兄弟姉妹に母。
あらあらこれも。
まるで織物のようだわとあらためて再発見。

出来上がるまでに手間と時間のかかる手織物には、どうしてもココロが宿ってしまいます。
特にiwasakiの目指すイイ感じの自家織物は、「日常とどっぷりリンクしている感」こそのモノでして。
日常が幸せでないと、iwasaki的にサイコーのモノは作れませんから(笑)。
今年も。
ココロハレバレ。HAPPYなiwasaki織物を目指します!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


2019 明けましておめでとうございます_f0177373_20313393.jpg

by senshoku-iwasaki | 2019-01-02 12:27 | 岩崎のある日
下町ブルース。
蔵前で暮らすようになってから半年が過ぎ・・・。
最近はマンションも増えて変わりつつあるとはいえ、この辺りは商業地。
朝は6時半から7時半頃、夕方なら6時から7時頃になると周辺から聴こえてくるシャッターのブルース。
物憂げなチューバのようにも、街外れにやって来たサーカス団からの象の鳴き声のようにも。。。

春に増孝商店のシャッターを見て頂いたご近所の業者さん。
「こちらのシャッターは全く問題無いですけど、玄関ドアのクローザーがもう限界のようなので取り換えた
方がいいですよ。」
どうりでそっとしてもバタン!と閉まっちゃうと思ってたんだわ・・・。
「このままだとガラス戸を痛めちゃいますから。でもこれは古いですね。現役最古かもしれません(笑)。」

そんなこんなで先日。ドアクローザーを取り換えて頂きまして。
「あのぅ・・。古いその部品、貰ってもいいですか?」私。
「コレをですか!?油だらけだけど、どうするんですか??」
下町ブルース。_f0177373_21355186.jpg

このビルはクニヒサが生まれた年に建ったものなので、ビルの扉は。

クニヒサが生まれた朝も。お爺さんが倒れた午後も。お父さんが逝ってしまった夏の日も。
扉を開けて、そして閉めて。岩崎家とともにずっと一緒に見守ってきた半世紀。

おぉっ!若き私(エツコ)が初めてこの家にやって来た日も知っているハズと思ったら、
なんだかとても愛おしいモノに見えまして。
このビルの破片たちと、南部町の工房の破片たちもトイレにディスプレイ(!?)して。

このビルがブルースを唄う日も近いかもしれません。。。


by senshoku-iwasaki | 2018-11-24 23:11 | 岩崎のある日
10月は瞬く間に過ぎ去って・・・。
とうとうカレンダーもあと2枚となってしまいまして。
10月はなんだかもう、記憶も途切れ途切れ・・・(涙)。

染織こうげい・神戸店さんでの展覧会があって、息子の高校の保護者会があったり、
娘の中学の文化祭やらPTA部会があったりと。オヨヨ・・織らないと進まないのに。。。
中学に母親が来るのを、あんまりというか全く歓迎していない娘は、学校の案内はまずしないのだけど。
あらあら嫌われたものだわね~と思いつつも。まぁそんなもんかとも納得もしていたり。。。
ところが、「かぁつん、付き合って欲しい催事があるんだけど・・・。」と誘われたのが
先日、奥浅草で開催された『革とモノづくりの祭典・浅草エーラウンド』中に同時開催されていた
台東区立産業研修センター内にある、浅草ものづくり工房の施設公開でした。
奥浅草は、靴製造の街でもありまして。
メーカーもブランドも、それらのシューズをOEMで手作りしている工房も数多くあるようなのです。
娘は小学校の頃からそういう仕事に憧れがあるようでして。
「よっしゃ、職人さんと職人気質のモノを見る目ならチョットだけ自信あるでぇ~!」私(エツコ)。
「うん。それだけはそう思う。」娘。あ、それだけ・・なのね(笑)。
忙しいんだけどなぁ・・・と思いつつも、クニヒサも引っ張り出した甲斐がありました。
とても楽しく興味深い催事でした。娘の、いつもとは違う眼差しにも。

そして先週末娘に連れ出されたのは、都立工芸高校の文化祭。
アニキの通う高校とは対照的な感じで楽しそうで。。。
ついこの前もアニキの学校の進路説明会が私にとっては、まぁ~つまんなかったので(笑)。
でも一応(!?)保護者の頷きで、聞いている顔をしてきたものの。はて、アイツはどうするのかなぁ?
同じ兄妹でも目指す方向でこんなに違う高校生活になるのかぁ。。。と。
私も初めての専門高校にワクワク。
いろいろな科があるのだけれど。
「アートクラフト科かマシンクラフト科かなぁ」と夏の学校説明会では言っていた娘でしたが。
実際に実技室の大型の機械たちを目の当たりにして。これまたとても楽しそうに旋盤を動かしながら
説明してくれる生徒さんたちに・・・すっかりその気になってしまった様子の娘。
「問題は、最近人気があって偏差値が上がっているらしいの。。」勉強ニガテ娘。オヨヨ。。。
「まぁ。あと1年あるから、精々頑張って。頑張ってダメなら他にもたぶん、道はある!」私。
10月は瞬く間に過ぎ去って・・・。_f0177373_21071958.jpg
浅草ものづくり工房で入居されていた『セカンドオーシャン』さんの靴底縫い機械。
おぉぉ、糸はラミー(苧麻)を使うのね。。。
デンマーク製とドイツ製とイタリア製があって・・それもビンテージ。
それがまた使いやすいそうで。その方もこの上なく楽しそうに仕事のお話しをされていて。
「どれもカッコよかったけど、しょーこもね、自分でメンテナンスも出来るといいなぁと思って。」娘。
いいねいいね。自分でお道具のメンテまで出来たら、仕事への愛着はきっと倍増だわね。。。

娘のお蔭で私もクニヒサも。知らなかったコトや場所や仕事にへぇーと感心。
息子の大真面目に「公務員とか考えてる」発言にも。

小4男子の感覚のままの母親の。影響力は反面なのかどうなのか・・・。
それでもまだ少しだけ頼られているみたいなので・・・。直観と直感だけは研ぎ澄まして。
私なりにチカラになれたらイイなぁ。。と思っているうちに終わってしまった10月でした。




by senshoku-iwasaki | 2018-11-01 23:36 | 岩崎のある日