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表も裏も無い、王子・狸家の『狸最中』。
「エツコさんハイ、私です。(笑)」
4月18日からの作品展の打合せに工房にいらして下さった、染織こうげいの社長さん。
「えっ!?開けてもイイですか???」私。
「どーぞどーぞ。」社長さん。
「ひえっ!!ひゃっ!!きゃーっ☆☆☆タヌキの整列!!」大興奮の私。。。
意匠系最中でも私、タヌキは初めましてでして。見た瞬間に釘付けの可愛らしさ。
ぽんぽんのお腹もユーモラスなお顔も、あれ?前も後ろも。


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向き合いながら整列しながら。香ばしい香りがたまりません。。。

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茶色の種(皮)には粒餡。
皮は厚めでしっかりと、ぱりんと香ばしく。餡はちょうどいい固さで美味しい粒餡です。
白いほうは、漉し餡ではなくて白餡です。
皮は、茶に比べるとやや柔らかく上品で。餡は滑らかな白漉し餡です。
茶狸も白狸も。それぞれに美味しいタヌキです。

染織こうげいさんは、iwasakiが作品展というカタチで毎年発表させて頂いている呉服店です。
帯地や着尺だけではなくて、ストールやショールなどの纏う布まで『iwasaki織物』全てを
iwasakiの仕事として、浜松と神戸のこうげいさんでご紹介いただいていまして。
今年で浜松店は6年目になりました。

生きていると、不思議なコトって多々ありまして。
8年前の今頃、iwasakiは南部町内で中心地の借家から郊外の築140年の古い家に引っ越し
をしながら取り掛かっていたのは、第1号の440シリーズでした。
子供たちも小3と小1になるので、時間のかかる帯、着尺にもチカラを入れたいと思っていました。
大師匠の仕事をリスペクトして、吉野格子の中にずらし絣で丸紋を入れた九寸帯地。
二人がかりで何度も話し合いながら、そのさなかに
あの震災があって。
それでもその後ようやくその帯地は出来上がり。その年の作品展をご覧になっていたのが
こうげいの社長さんと浜松店の店長さんでした。
もしかしたら、織物制作を続けていくことも難しいかもしれないと思った日に。
一番面倒なモノに取り掛かっていて。それが今iwasakiが生きているキッカケに繋がっていたとは。
本当に感謝しかありません。。。

呉服店の主というと・・・。時代劇とかでもどうしても狸親父なイメージが・・・(笑)。
あらあらでもでも、この狸最中は裏も表もありません。。。
そっかぁ~。それで社長さん「私です」っておっしゃっていたのか~。

今年の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会。
素材力・糸ヂカラをガッツリと感じられる新作を揃えまして挑みます!

社長さん、いつも驚きの美味しい差し入れをありがとうございます!ご馳走様でした。





by senshoku-iwasaki | 2019-03-11 23:14 | 最中
菓匠花見の三越限定「雷音最中」。
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「三越オリジナルのライオンの最中ご存知でした?」とKさまがくださった最中は!
あのスフィンクスのようなライオン像のカタチ。
「そんな限定アイテムあったんですか?」クニヒサとほぼ同時にハモリながら私(笑)。

三越のライオンを模って、というのは分かるんだけど。
最中で、というのが今の時代かなり硬派かと。
最中好きの私(エツコ)みたいな人は、たぶん少数派じゃないかなぁ・・・とか
余計なことを考えたりしたものの。あ、菓匠花見さんって、まん丸のカワイイお菓子「白鷺宝」のお店。
餡の美味しい菓匠花見さんの、それも三越限定!私の期待値は上がります。。

3色のライオンたち。
三色最中というと、大抵は白が漉し餡で赤が白餡で茶が粒餡・・というのがお約束だったりしますが。
この雷音最中は違いました。
白も茶も大粒の美味しい小豆餡(粒餡)なのですが、食味が全然違うのです。
それは皮(種)の違いでした!
このライオン型の皮(種)は、かなり厚めでしっかりしていまして。
香ばしいお餅を感じる茶皮と、上品な白皮では同じ餡でも全く別モノに感じます。
紅皮は、これまた美味しい隠元豆が粒々の、お豆の白餡。
さすが百獣の王、ライオンです。
雷音最中、スゴイです。特に最中好きではないという方でも最中の概念が変わるかも。
Kさま、おご馳走様でした。



by senshoku-iwasaki | 2019-01-26 21:48 | 最中
昨年末の最中納めは意匠系。六花亭の「ひとつ鍋」と亀屋の「招福もなか」。
暮れの同じ日に蔵前工房で打合せが2件ありまして・・・。
1件目は2月20日~26日に予定の、新宿伊勢丹でのグループ展について。
2件目はNさまよりリクエスト頂いている、グレーの無地の吉野格子のお色味についてで。

1件目は伊勢丹の担当者の方が3名様と、コラボ出品する日本刺繍の飯島桃子さん。それからリーダーの
アトリエkinamiの久保紀波さんにiwasaki夫婦。
狭い工房内でひしめきながら(笑)の打合せとなりましたが。
制作工程の一つ、整経作業を動画撮影したりして。会場でのショートムービーとなるそうです。
伊勢丹7階・特選呉服のスペースでのグループ展、今回のテーマは『花』です。
iwasakiの帯地に、飯島さんに刺してもらう『花』は何でしょう?まだヒミツです(笑)。
久保紀波さんは『日本の夏じたく』展のリーダーでもあるので、今年の夏じたくの打合せも。

その久保紀波さんから頂いてしまった最中は、なんとお鍋です!
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立体的な意匠系。
皮(種)が同じカタチで合わせた中に餡が入っているのが最中のイメージだったので、鍋型は新鮮です。
蓋を開けることは出来ませんでしたが、中には小さなお餅が二つとたっぷりあんこ。
餡は、小倉と白あんとこしあんの3種。
餡、種、求肥のお餅が一体化してとても美味しいです。
さすが六花亭、チョコレートやマルセイバターサンドを代表するマルセイシリーズだけじゃない
こんな銘菓もあったのかぁ~。
たしかに、小豆も手亡豆も大福豆も。北海道は産地だもの。美味しい訳だと納得。


2件目のNさまは、『日本の夏じたく』展の初期の頃よりのお客様のおひとりで。
アトリエkinamiさんのお客様でもあり、飯島桃子さんのお客様でもあり、iwasaki織物のユーザーさま
でもありまして。「午後にお見えになるんですよー」なんてお話しをしたら、久保さんも飯島さんも
「あら、お目にかかりたいわ~」。「でもお時間はわからないので・・。」とかお話ししながら駅まで
歩いていたら浅草橋駅のほうからやって来たNさまとバッタリ!
凄いタイミングでお会いすることが出来てビックリ。


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Nさまは豪徳寺のお近くにお住まい。
豪徳寺といえば招き猫。
こちら亀屋さんの招福もなかは以前にも頂いたことがありまして、ブログ登場は2回目です。
いつ見てもカワイイ。
3色は白がこしあん、赤が白あん、茶が粒あんです。
そういえばこの招き猫型も。(お鍋ほど違いませんが)前と後ろは違うカタチ。
珍しい系の意匠系が同じ日にやってきました。
後ろにいる木彫りの招き猫は、彫刻屋近正さんの「まねきん猫」。やはり昨年12月の近正さんの
展覧会でわけて頂いたもので、普段は工房入り口に鎮座しております。
招福まねき。
昨年末は縁起の良さそうなこの招き猫に、キモチひとつのひとつ鍋で温かい最中納めでした。
久保さん、Nさま、ご馳走さまでした!!

さて。
私(エツコ)のお腹(の周り!?)には小さな最中の神様たちが居残って(笑)。
今年もきっとたくさんの福を招いてくれそうです。私はまたひと回り大きくなりそう(笑)。





by senshoku-iwasaki | 2019-01-05 23:43 | 最中
お洒落な最中「HIGASHIYAの最中」。
暮れも押し迫って。

iwasaki毎度のことながら・・・。先ずは仕事が終わらない。片付けられない。
時間が無いけど同居の母の間の大掃除だったり、
実家の大掃除だったりは(せざるを得ず!?)したりして。

とにかく織らないことには進めないから、工房に入ると機に座ってしまうので。
ムムム・・・。片付けたいけど片付けられないモヤモヤで、なんかつい、イライラ。
そうなるとタテ糸をくぐってしまったり、間違ってしまったり、進みは悪く・・・。

「あっ!エツコさん、染織こうげいの社長さんから先日頂いたすっごい最中ありますよ。」クニヒサ。
パッケージからして物凄くスタイリッシュ。高級板チョコが入っているような箱を開けると・・・。
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はぁ~、ほっそいスティックタイプの手作り最中です。。。
オサレ過ぎて(笑)、この最中に合う器が見当たりませんで。なんせ1㎝×20cmくらいの皮(種)に、
こちらは丹波粒餡のタイプなのですが、餡の入った袋の角を小さく切って絞り入れます。
不器用な私(エツコ)、ナカナカ綺麗に餡を収めるコトが出来ませんが・・・(笑)。

おぉぉ。。
細いのでサクサクと。前歯で味わう最中というのも初めてです。
私個人的には・・種と餡は一体化のタイプのほうが、断然好みではあるのですが。
おそらく視覚的にも、またこのやや緊張を伴いながらの行為にも、雑多な日常から一瞬だけ脱出しました。
ははぁ~なるほどぉ~。
香ばしい種と、美味しい餡と、カタチの魔法。

やっぱり明日は。
一度仕事の手を止めて、工房の大掃除を決行します(笑)。
HIGASHIYAさんを見習って(!?)ストイックな緊張感ある仕事場を・・・あ、それはムリかもだけど。
いやいやチョットだけでも目指して、歳神様を迎えたいなぁ。。。

いつも美味しいモノを通して・・・。仕事の在り方を教えて頂いているような気がします。
染織こうげいの社長さん、ご馳走様でした。
ゆく年も、くる年も。
ちっとも変わらないようでいて、ちっとだけ(!?)進化したく・・頑張りたいと思います!








by senshoku-iwasaki | 2018-12-20 22:55 | 最中
幸福感真っ最中。神戸・常盤堂の『御影雪月花』と『庵月』。
染織こうげい・神戸店さんでの展示会中に、お客様のRさまから頂戴した素敵な最中たち・・・。
どれもとても愛らしくて美しくて。
包みを開けて「ひゃ~っ!!」
甘いもの好きな私(エツコ)にとって、お菓子は幸せの栄養補給。
アタマもココロもガスガスになったときは、ただただチョコレート中毒のようにチョコを食べ・・。
すぐに猛省をするものの(笑)、周期的に繰り返しておりますが(ビョーキです)。
最中は、ココロ満たされている時にしみじみと。
心豊かな幸せの時間を、私に与えてくれる魔法の御菓子なのです。

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『御影雪月花』の御影は、この常盤堂さんのある地名(神戸市東灘区御影中町)でしょうか。
種は薄めで、特に雪花の緊張感ある窪みも美しくて。
眼を閉じても、この雪月花がまるでシルエットのように浮かぶから御影なのかと思ったくらい・・・。
繊細な意匠系の最中です。
なんと明治からずっと愛され続けている、常盤堂さんの代表選手だそうです。
中は3種とも、しっかりとした大納言粒あんで。
うっすらと種から透ける姿も、明け方にうっすら積もった雪のようにもぼんやりと浮かぶ月のようにも・・
春の宵の桜のようにも見えまして、確かに和歌を感じるような雪月花です。

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そしてもう一つの最中『庵月』も。
大納言粒あんが求肥に包まれて、この雪花のような常盤堂さんのマーク入りの種にサンドされて。
種と求肥で美味しい粒あんを抱きかかえている感じです!美味しいです。

Rさま、この最中をご主人に買ってきてもらったそうで・・・。
ご主人さままで巻き込んでしまって(汗)スミマセン。。本当に恐縮です。
お陰様で何ともいえない幸福感に包まれました。
Rご夫妻さま、ご馳走さまでした。



by senshoku-iwasaki | 2018-10-20 22:42 | 最中
ご当地ど真ん中最中「両国力士もなか」と、「千体地蔵最中」。
お彼岸のころともなると渋茶の美味しい季節。
私(エツコ)の酒飲みだった父は、何にでもかこつけて♪酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ~♪と
いつも酔っぱらっておりましたが(笑)。
下戸の我が家にはアルコールはありませんので、写真の父に季節の(!?)最中を。

蔵前のiwasaki工房は、かつての蔵前国技館のすぐ近く。現在その跡地は都の下水道処理施設と
「蔵前水の館」という建物がありますが、その脇の蔵前橋を渡れば墨田区。
両国あたりまでは楽しいお散歩コース。途中、この辺りでは大きめのスーパーもありまして、
よく若いお相撲さんたちにも出会える、びんつけ油の香りがクニヒサには懐かしい街でもあります。
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そんな両国散歩で出会ったのが「半生菓子司・とし田」さんのその名も「両国力士最中」。
まあるい土俵の中にお相撲さんが可愛いです。しっかりとした粒あんがぎっしり。力持ちになれそう。
こちらのとし田さん、季節の生菓子や半生菓子、そして「すもうねこどらやき」も可愛くて美味しい一品。
そちらは、はすまるさんの「すもうねこ」が焼き印で描かれています。
さすがお相撲の街、両国です。
美味しいちゃんこ鍋屋さんもひしめく両国。あぁぁ。これからの季節はたまりません。。。


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先日の『小さな増孝商店』に来て下さった、日本刺繍の飯島桃子さんからお住まいの東村山の差し入れが。
「地元の和菓子屋さんでこんな最中があったんですよ~。
でも私はこの千体地蔵のある、正福寺の地蔵堂には行ったこと無いんですけどね~(笑)」
東村山の「御菓子司・清水屋」さんの栞によると・・その地蔵堂は、都内唯一の木造国宝建造物だそうで。
一木造りの小さなお地蔵様が祀られているそうなのですが、祈願する人はこれを一体借りて持ち帰り、願い
が叶うともう一体添えて奉納したそうで・・・いつしか千体と呼ばれるほどたくさんになったと。
そんな郷土の誇りも込めてつくられているそうで。
しっとりとした粒あんに求肥の入った、カタチは四角だけど、こちらもまあるい優しさあふれるお味です。
飯島さんには以前にも。
東村山といえば(!?)の「だいじょうぶだァー最中」などユニークな一品をセレクトくださって!
飯島さん、ごちそうさまでした。



by senshoku-iwasaki | 2018-09-20 22:45 | 最中
超老舗の最中にどハマり!?。日本橋 長門の『葵最中』と、虎屋の『ホールインワン最中』。
4月に蔵前に越してきたものの。
なんだかんだと落ち着かず、ゆっくりとお茶をすることもまだあまり無いのですが・・・。

いつもお世話になっている、染織こうげいの社長さんが差し入れてくださったのは
日本橋 長門の『葵最中』。

ステキな紙箱を開けると、かぐわしい香り。。。
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日本橋 長門さんは、なんと徳川吉宗公の頃にお納めしていた菓子司だそうで。以来300年。
「ここは『松風』で有名なんですが、エツコさんなら最中かなと・・・。」社長さん。
おぉぉ。薄型で食べやすい香ばしい種の中に、ふっくらとした粒あん。そして掘り深い葵文に、胡麻が絶妙。
永い道を、現在進行形で歩んでいる老舗のお味はやっぱり。正直でストレート。

6月に染織こうげい・浜松店さんで今年も展示会をさせていただくことになっておりまして。
社長さんは、iwasakiが蔵前工房でちゃんと作れているか心配だったのかもかも(笑)。
こうげいさんに向けては、昨年から織りためているのだけれど。
実は、今年はかなり地味にストレート。
エツコが学生の頃から30年ずっと細々続けているのが、大師匠から教えて頂いた
「久米島式まわたつむぎ台」を使ってつむぐ無撚りのつむぎ糸。それを私はマーブルにつむぎます。
出来たものは地味だけど、300年からしたら10分の1だけど・・・。
iwasakiの創業からの理想がやっと商品としてシリーズ化しました。
お客様の反応があったら良いのだけれど・・・。どうかなぁ。
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超老舗といえば。
あの虎屋さんには、ユニークな一品が。
なんと原寸大のゴルフボールサイズの最中。
これって、ホールインワンを出した人がみんなに配るために特注したのがきっかけだったりして・・・。
なんとも優雅なパッケージも魅力的。
ホールインワン。なんてイイ響き。五月晴れの空に、ポコーン!とIN。
お味は勿論、間違いない上品な漉し餡ぎっしりで。
実はパケ買いだったけど(笑)、すっかりハマってしまいました。
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by senshoku-iwasaki | 2018-05-26 23:05 | 最中
小正月に集落のお神楽の後で・・・横浜・濱うさぎの『獅子舞最中』。
先日の日曜日。
今年も工房のある集落では、南部町でもすっかり少なくなったお神楽がありまして。
朝から・・・掃除をして、軽食にもなりそうなおつまみ作りに大忙しだった私(エツコ)。
お神楽もどんと焼きも済んで、ようやく日常に戻りまして・・・。
となると、やっぱりお茶の時間(笑)。
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ママ友に頂いた、濱うさぎの『獅子舞最中』は手作り最中。
リアルでカワイイ・・・ぱりっぱりで香ばしい獅子頭の種に、同封の特製粒あんを挟んで。
手作り最中は直ぐだと香ばしく、少し置くとしっとりと馴染んで。
甘さも固さも丁度いい粒あんが口いっぱいに広がります・・・。

Mさんとは、子どもの乳児検診以来・・15年のおつきあい。
涙もろいMさんは、保育園時代の話をしても小学校のときの話になってもウルウル・・・。
温かいMさんの、ママとしてのお人柄もあって・・・まぁ、男の子も女の子も。
いっつもMさんのお宅に集まって遊んで。ウチの子どもたちもどれだけお邪魔したかわからないほど。
自分の子と同じようによその子も可愛がってくれるMさん。
中学の合唱発表会でも「みんな大きくなって、こんな難しい歌を・・・」と涙ぽろぽろ。
こんな素敵なママ友に出会えて、私も子供たちも本当に幸せだとつくづく。
この地を一時離れるのが・・・またまたつらくなってしまう私・・・。
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年が明けてから・・・公民館で夜な夜な練習を経まして。
クニヒサ、今年も「酸欠になるぅ~(涙)。」と篠笛を持って。
「普段から練習しない私がいけないのですけどね、ちっとも上手くもならないし。。。」
このお神楽保存会、現在18名の会員で。
「法被と、篠笛をお返ししようと思っていたのだけど・・・。『イイじゃん、毎年そのときに
来りゃイイんだからさ~』って、皆さん言ってくれて。また来年も参加させてもらうことに・・。」
クニヒサ、ぽりぽり頭を掻きながら・・・。

温かい集落の皆さんのお蔭で。
蔵前に工房が移っても、南部町のこの家とは繋がっていられそうです。

今年もしっかり獅子に舞っていただいて、お囃子も唄も。豪華新旧地元メンバーで!
お陰さまで今年も。元気に仕事に励めそうです!!

by senshoku-iwasaki | 2018-01-16 22:14 | 最中
紅葉眺めながらの・・鉢の木・阿佐ヶ谷本店の最中。
今年は町内の紅葉が美しく。
我が家の同檀つつじもモミジも、燃えるようなグラデーションで。
おぉぉ。まるで京都!?
晴れていれば、工房は日向の縁側が暖かく、ちょうど3時くらいのお茶の時間までベストポジション。
お茶の時間といえば。うふふ♡
珍しい、山形の栗ぎっしりの栗蒸し羊羹とか、芋羊羹とか。
そして東京の鉢の木の、こちらの最中とか、これまた栗蒸し羊羹とか。
ありがたい頂きモノの美味しいお菓子たちが充実しておりまして。
火鉢で沸いた鉄瓶で淹れる、お茶にも力が入る私(エツコ)。
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こちら『鉢の木』さんの最中は、意外なくらい皮(種)が厚く香ばしく。。。
餅をしっかりと感じつつ、大納言小豆の粒あんはさっくりと軽めなのです。
そう、どちらかというと種を楽しむ最中!あぁ~幸せ。あぁ~美味し。

こちらを送ってくださった、「布きれやました」の山下さん。今は子育てに大奮闘しながらの制作で。
先日お嬢さんの3歳のお参りには、ここの工房にいたときに山下さんが織った着物をお母さまが着て、
山下さんは卒業制作で織った帯を締めて、お嬢さんも着物を着て・・・と。嬉しいお便りの封には、
山下さんがこの工房にいた10年前に当時3歳のウチの娘が描いたという、顔の絵のシールが。
懐かしくてウルウルしてしまいそう。
瞬く間に月日は過ぎて。
今はそんな頃のことすらも、物凄く前のコトのような気になっていたけれど。
赤ちゃんから1歳。怪獣のような2歳から、3歳で劇的に人間になって、おしゃべりも面白くなって。
我が家の場合は、小4くらいで同じレベルになって(笑)。中3中1になった現在では、まるで私に
お婆ちゃんのような対応(!?)で、噛んで含んだ説明をするように(涙)。
山下さんはウチとはまた全然違う、親子関係になっていくんだろうなぁ・・・楽しみだなぁ。。。
そういえば。
10年前の青葉の頃この工房にやって来た山下さんは、紅葉の頃に東京に戻ったんだっけ。
楽しかったなぁ。。。

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工房入り口脇の電柱に絡まる蔦も、紅葉中。

by senshoku-iwasaki | 2017-12-06 21:18 | 最中
東京吉祥寺・小ざさの最中と、文京区向丘・一炉庵の彩最中。
増孝商店・梅雨場所中・・・頂いてしまいました、東京の東西名店の最中二種。
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お世話になっている、南青山のitonosaki(イトノサキ)さんから・・・。うはぁ~。美しいこの雲は。
小ざさの最中は、私(エツコ)も大好きな最中のひとつ。
白餡と粒あんの二種。どちらも。バランスがとても良いのです。
「~丸い味とすることが、和菓子を創る上の、究極の奥義かと信じます。
  最中としての、味の品位もそこから生まれるように思います。大げさな言い方ではございますが、
  心を打込んで製造致しております。~」栞より。
まさに丸いお味。直球で、正直で、思わせ振りが無くて、とても健康的で。
iwasakiも。
心を打込んで(心を込めて・・ではなく、打込んで!)itonosakiさんでも喜んでいただけるような
丸くて品位ある、織物味を目指したいと思います。
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「今日こちらの方面に用事があったもので・・・」と、Nさまがお持ち下さったのは東東京の一炉庵。
包み紙の瓢文様に・・・はて?どこかで見たことがあったような・・・?と思った私(エツコ)。
でもすぐにピンとこないのが、悲しいかな私のぼんやりなオツム(涙)。
包装紙にも『当店の菓子は品質管理上、宅配等お勧めしておりません。』とあり、真っ向勝負な頑固さ
を感じまして・・・ワクワクしてしまいます。

こちらの彩(いろどり)最中は、その名のとおり・・・丹波大納言粒あん、漉し餡、栗餡、胡麻餡と。
4種の色と味わい。粒も漉しも上品な甘さの餡が・・・はて?やっぱりどこかでお会いしているような?
一炉庵さんの栞を見て、明治36年の創業以来の昔ながらの製法が故、日持ちはせずなるべく早くお召し
上がりください。ということと、手土産としての菓子作りから地方発送はせず直接お客様にお手渡しのみ
の販売をされているということ。それも全て温度や湿度の変化、時間の経過により食味が落ちるという、
至極当然でシンプルな理由で、これにも本当に共感の私。
栞の裏面にお品書きと、お日持ちが書いてあり・・・。どれも短いです。あ!最中は他にも。。。
夜雨(やう)最中・・・4日間(夏期 要冷蔵)おぉっ!これっ!随分と昔に、どこかで戴いた記憶が
あるのです。小ざさの最中のように、バランスが良くて美味しくて、品があって、健康的で。
Nさまはきっと、季節柄・・夜雨最中よりかは日持ちのする、この彩最中を選んでくださったのだと・・。
彩最中の栗餡は、とてもコーヒーにも合うのです。あぁ、美味しい。

一炉庵さんも、生の和菓子に心を打込み続けているお店なのだと。
蔵前に暮らすようになったら、是非とも向丘まで季節たびに通いたいと思いました。
itonosakiさん、Nさま、お御馳走様でした。



by senshoku-iwasaki | 2017-06-26 23:13 | 最中