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今年のシメも最中。札幌・三好屋の『クマ最中』と、金沢・森八の『蛇玉もなか』。
今年最後のブログは、なんかファンシーです(笑)。
アトリエ紀波さんと、増孝商店・冬場所でお話ししていたときに、
「エツコさん『クマ最中』って知ってる?知らない?じゃ、今度送るね!すっごくカワイイの!」紀波さん。
南部町に戻ったある日、「北海道クマ最中セット」と書かれた箱が届きまして・・・。箱を開けてビックリ。
今年のシメも最中。札幌・三好屋の『クマ最中』と、金沢・森八の『蛇玉もなか』。_f0177373_21394666.jpg
別添えの粒あんと、栗餡を・・・立体型のくまちゃんに自分で入れるタイプの最中。
種(皮)は、ぱりっぱり。あんこはみ出し気味もカワイイです。。。
この三好屋さんは、お餅屋さんのようで。餡もそれぞれ美味しいです。
紀波さんが「お湯を注ぐと、ぜんざいになるって書いてあるんだけどね。お椀に入った姿がまたカワイイの!」
あーハイハイ。確かにたしかに。かなーり癒される、美味しいくまちゃんです。
今年のシメも最中。札幌・三好屋の『クマ最中』と、金沢・森八の『蛇玉もなか』。_f0177373_21400120.jpg
そしてもうひとつ。
来春から金沢の大学に娘さんが進むことになった、友人から。
龍が持っている珠のようなデザイン。金沢の森八といえば、行ったことのない私も耳にする・・・。
そういえば学生の頃、郡上でお茶を少しだけ習っていたときに・・・
先生が森八さんのお干菓子を出してくれたのを、ふと思い出しまして。
食べ物の記憶というのは、何かの拍子にひょんと飛び出してくるのは・・・私だけでしょうか(笑)。
香ばしい種に、少し甘味の強いなめらかな漉し餡。トラディショナルな最中です。。。
さすが!森八さんの家紋の最中。看板商品に最中、というのがヒジョーにウレシイ私(エツコ)。
それにしても。
ずっとチビッコだと思っていた、ヒナちゃんが。進みたい道を見つけ、もっと勉強したいと編入試験を受ける
ために今の学校の勉強をしながら・・・受験勉強までして。尚且つ、年が明けたらすぐ国家試験と聞き。
立派な二十歳だなぁ。。。
「このお干菓子、ウマいなぁ。どこのかなぁ。」なんて思いながら作法も覚えず(笑)、お茶を頂いていた私とは
えらい違いだなぁ。。。
「・・・やっぱり親の背中でしょう。」蛇玉もなかの包みを開けながら・・小6娘。
「特に母親でしょう。」お茶を手にパクリと・・中2息子。

今年も。思いもかけず、いろんな土地のさまざまな最中を頂きました。
人の数だきっと・・・最中も存在するのだと実感しながら。織物のことばかり考えていました。
来年も。
クセのある?、クセの無い?、上品な?、派手な?、重めの?、軽めな?・・・いろんなiwasaki織物を作りたい
と思っております!!
2016年も有難うございました。





by senshoku-iwasaki | 2016-12-31 22:58 | 最中
蜂の家の『栗のまゆ最中』と『まゆ最中』、扇屋の『扇最中』
本日も・・・先日頂いてしまいました、美味しい最中の第2弾。
今回はマルい系の二品です。。。
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Eさまから「『まゆ最中』はエツコさん知ってると思ったんだけどね、これは秋限定の栗餡なの!」と。
『栗の最中』は、栗の粒々が小豆餡に散りばめられた栗餡で。
Kさまからの通年タイプの5色の『まゆ最中』と。愛らしい、繭のカタチは幸せのカタチ。
小ぶりで、しっかり厚目の種(皮)に、栗の餡、小倉、胡麻、白つぶしに柚子餡、そして黒糖と。
季節限定の栗は、来年までお預けですが・・・どの餡も種とのバランスが良くて。大きさも良くてぇー。
どれも香りが良くて、黒糖は後からコクがやってきます。。。
Eさま、Kさま、ごちそうさまでした!!
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Uさまに「ここ扇屋さんは、東大の近くにあって。私はここの栗蒸し羊羹が好きなんですけど、エツコさん
にはやっぱり最中かと・・・。」と(笑)。あわわ。。。ずみまぜんっ!!
Uさまのお好きな羊羹の土台は、やっぱり小豆の餡ですものね。お店の名前のついた最中ですから。。。
裏切りませんっ!潔いシンプルな薄い丸のカタチの種(皮)は、厚くなくパリッと香ばしく。
その種にちょうど馴染む、程よい柔らかさの餡。これは、どストレートに美味しい最中でした。

嗚呼、最中。
さいちゅうと書いて最中。
私(エツコ)はずっと終わらない仕事のさいちゅう。
それは、私自身が死ぬほど恋い焦がれた暮らしみたいなもので。生きていることと、仕事がずっと一緒。
毎日は変わらないようでいて、日々違うから。仕事の内容も味も、きっと少しずつ変化して。
iwasakiの織物が、iwasakiならではの餡であり、種でありたいと日々思いながら・・・手指を動かして。
今年もまだまだ終わらない・・・たぶん、終わらないまま来年が始まり来年のさいちゅうに(笑)。






by senshoku-iwasaki | 2016-12-27 22:48 | 最中
メリークリス升最中。たねやの『斗升最中』と、宗像製菓の『上尾宿』。
先日の増孝商店・冬場所で・・・。頂いてしまった最中たち。
今日は升のようなスクエアな2種をご紹介。
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日本刺繡の飯島桃子さんが差し入れくださったのは、和紙の紙袋も美しいたねやさん。
たねやさんの『斗升最中』は、シャープでカッコイイ升です。ぱかんと2つに割れまして。
柚子の香りの白餡と、上品なこしと粒の中間のような小豆餡で、種(皮)はさっくり。
手づくり最中の『ふくみ天平』と、白餡ベースの栗まんと。
来年春に新宿伊勢丹でまたご一緒させていただく、アトリエ紀波さんと飯島さんと4人で戴きながら・・・。
素材は同じはずなのに、餡が御菓子によって全然違うのは、その柔らかさとかだけではなくて。
小豆の種類や皮の量、お砂糖の種類でも違うとは思うけれど・・・。やっぱり深いなぁ。
絹織物といっても様々なのと通じている気がしてなりません。
今年とは違う・・・iwasaki織物の別の餡じゃなかった(笑)、味わいの帯、着尺を出品できるように頑張ります!!
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上尾にお住まいのSさまから「ご近所の和菓子屋さんのものなの~。」と頂いたのは、
宗像製菓さんの『上尾宿』という最中。甘味求真、昭和の香りもたまりません・・・。
ふわふわの種(皮)に、餡は程々の固さ。
小豆の粒々がしっかりとして、美味しいぜんざいを食べているような最中でした。

Sさまは来年、細い縞の着尺を作らせていただくことになっておりまして。
今年ご実家に帰られた折りに出てきたという、角まわたをお預かりしています。せっかくなので。
チャコールグレーに少しだけ・・・小豆を感じるような、マーブルな手つむぎのまわた糸を散らして・・・。
と考えております。ご実家で養蚕をされていた頃・・・お母さま?お祖母さま?が作られた角まわた。
ちょうどこの最中の種ように、少し耳があって・・・真綿としては、手づくり感がたっぷりありまして。
私(エツコ)の、特注の久米島式まわたつむぎ台を使って、手づくりのまわたの息づかいも残るような・・・
ヨコ糸につむぎ出したいと思っております。。。お正月につむげたらイイんだけどなぁ。





by senshoku-iwasaki | 2016-12-24 21:45 | 最中
叶匠壽庵の『匠壽庵大石最中』。
叶匠壽庵の『匠壽庵大石最中』。_f0177373_20294038.jpg

千葉で一人暮らしをしている・・・私(エツコ)の実家の母。
もともと太っていたことや、骨がもろくなっていたこともあって・・・膝腰がかなり痛むそうで。
84歳になって、趣味の絵手紙教室に通うのがどうにも難しくなってしまったそう。
実家は昔・・・亡くなった父が、夜勤明けに母に何の相談もなく勝手に買ってしまったという、いわく付き
でして(笑)。通りから細い私道を200mほど入った、タクシーの入ってきてくれない箇所。
歩みの遅い母が、タクシーを頼んでから通りに出たころにはタクシーがいなくなってるということが重なり。
すっかり出かけることも億劫になっているのが・・・家族としては心配で。
近く(といっても車で40分ほど)に暮らす兄が勧めたのは、ペダル式の車椅子だったのですが。
その試乗車が来るというので、先週の土日で私ひとりで久し振りに実家に・・・。
リハビリにもなると兄は考えてくれたみたいだけど、あの膝はもう良くはならないからなぁ・・・。
シニアカーのほうが『足』にはなると思うんだけどなぁ。自転車にも乗れない母だから、危険だと思った
んだろうなぁ。。。とか。イロイロ考えながら高速バスに乗り込みまして。

東京駅の大丸で。
母、みつるちゃん(そういえば高校生のころから私は母をそう呼んでおります。)は大のあんこ好き。
戦時中あんこが食べられなかった反動で、戦後和菓子を食べすぎてしまったのが肥満の原因かも。
『あんも』が有名な、叶匠壽庵の看板を見つけ・・・。『あんも』をお土産にしようと立ち寄ったハズが・・・。
あら、最中!今まで気づかなかったなぁ・・・。
しかもかなーりオーソドックスなスタイル。
『大石最中』、なんで?と思ったら、本店のある、滋賀県大津市の大石龍門という地名のようだし。
『あんも』のあんこは絶品なので、直球であることに間違いないわ~!と。気がついたら最中と、豆大福
を母と兄夫婦に買っておりました(笑)。自分も一緒に食べる大前提ですね。。。
皮(種)がまず美味しいです。近江米を使用とのことですが、さっくりとしっかりと。
そして・・・あの、大納言がふっくらとしっとりとした、やはり直球も直球の美味しい最中でした。

兄夫婦と実家で合流しましたら、あら!?車椅子が無い。
「あーたたちが来てくれる前に、届いたんだけどね。家の前で5mほどは進んだんだけど・・・。回転を
して戻ろうとしたらビクとも動かなくなって・・・。ものすごく緩やかな上りなんだけどねぇ・・・。それで
営業の人が『奥さん、この程度の上りで無理だと通りに出たら帰れなくなりますっ!』って持って帰っちゃ
ったの・・・。本体の重さに私の体重で100キロ近くなっちゃうもんね~。」気恥ずかしそうに・・・母。
結局兄と母と私。
シニアカーの方向で進めるコトに・・・。まずは玄関のアプローチをスロープにしてもらって。

母と。
久し振りに深夜まで・・・他愛もないおしゃべりをして。
母は気に入らないことだらけの父の買い物なんだけど、話をしていたらこの家のまんまで死ねたら一番
だと思っているのがわかって。いっそ1階だけでもリフォームして、これからの母の残りの人生を少しでも
快適にしたらイイのにと思っていたのだけど。実は私が思うほど母は、不自由でも不便でもないみたい。
毎週土曜は兄夫婦が来てくれて、病院と買い物に連れて行ってくれるし。
それも父に対してだったり、家に対してだったりへの母なりの愛情なのかもしれないなぁ。。。と。
アタシはアタシ。誰とも一緒じゃないと思うような・・・自分を生み出した母なのに、一般的に言われている
ようなお仕着せの(!?)高齢者の幸せっぽい箱を押し付けるところだったかも。
でもシニアカーは、楽しみみたい。
翌日は、母の届かない場所を中心に大掃除をして。

またシニアカーの試乗車が来たら、今度は担当者に持ち帰らせないように(!?)タイミングよく実家
に行かなきゃ!!
今日母からこの『大石最中』の絵手紙が。「とっても美味しかったよ。ありがとう。」
じゃ、次も。
母の好きそうな絶品あんこを持って、一緒に食べなくちゃ(笑)。
私も太りすぎには気を付けないと、みつるちゃんに代わって(!?)一生和菓子屋さん歩きを楽しむ為に
控えなきゃなぁ・・・と思いつつ。なぜか手には兄嫁さんに頂いたオランダ家の『落花生最中』が・・・。
by senshoku-iwasaki | 2016-09-10 22:51 | 最中
旅の余韻の最中。直島・イワタコンフェクトの『恋わすれ貝』と『直島女文楽』。
修学(!?)旅行最後の地、直島で見つけました最中も意匠系。
平家物語のなかに、崇徳院は直島に移されて。遠く(昔は尚、遠かったでしょう・・・)都を想って恋わすれ貝
の和歌を、琴弾の浜で松風をききながら・・・貝を拾って作られたと伝わるそうで。
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そういえば直島。私(エツコ)の父の十八番だった、演歌『おやじの海』も直島で生まれたそうです。
あー。私に詩人心があったらなぁ。うーん。。。
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大きな蛤のカタチの皮(種)は、やや厚めでしっかりとしています。
餡は、粒あんでこれまたしっかりとした固めの餡です。
そして・・・。もうひとつ。
直島には日本で唯一女性だけの文楽があるそうです。
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江戸時代・・・直島は天領だったので、歌舞伎や人形浄瑠璃が許され盛んだったそうで。
その頃に、淡路の人形芝居(文楽)も度々来演したので、島の人たちも人形遣いに関心を持ち始まったそう
なのですが・・・。本当に。徳島、香川、愛媛・・・芝居小屋に浄瑠璃人形、およそ・・・関東で育った私は見た
ことのなかったものがイロイロありまして。興味深いです。
それで・・・。
こちらは小判でしょうか。大入りってことなのかなぁ。。
こちらの最中も、皮(種)も餡もしっかりしたものでした。ぱかんっと二つに割れるので、半分ずっこもOKな
食べやすいカタチです。

イワタコンフェクトさんは、島で唯一の和洋菓子店だそうで。
この最中は、直島観光協会・海の駅「なおしま」で見つけたものですが、散策をしていた『宮浦ギャラリー六
区』のすぐ近くだったらしいと後で知り・・・。もう少しウロウロしていたら、お店のほうに辿り着けたのかもしれ
ません。最後はアンテナが鈍りました(笑)。

今回の旅では、観光地ということもあって(お土産系ということでしょうか)、意匠系最中にたくさん会えて。
楽しい旅の記憶になりました。お城も、看板も、鎧も、貝も小判も!
そういえば・・・。今回出会った最中たち、皮(種)がしっかり厚めなものが多かったです。
餅を感じるあの種は、四国地方の特徴なのかなぁ。こりゃ、もっと食べないとわからないな(笑)!

やっぱり。私は、きっとこれからも。
上でも下でも無い、右でも左でも無い、ど真ん中の最中のような織物をつくりたいです!!
愛おしい系から絶品系まで・・・。ストライクゾーンは広めに、ゆるゆるの直球を放り続けたいと思います!
by senshoku-iwasaki | 2016-08-17 22:28 | 最中
旅の真っ最中。大三島・村上井盛堂の『鶴姫鎧もなか』と『義経鎧最中』。
大山祇神社の表参道を、歩いたお陰で出会えた最中。
駐車場が反対側だったから・・・参道の神社側から歩き初めまして。
入口近く・・・神社寄りにありましたのが、村上井盛堂さん。しかも開店していますっ!
ガラスケースの中に、ありました!!最中ですっ!しかも2種!ひとつは意匠系、鎧ですっ!(喜)

「ごめんくださーい」「こんにちは~!」「すみませーんっ!」あれれ、何度呼んでもどなたも出てこず・・・。
ちょっと出かけてるのかな?参道の始めまで行って、戻ってきたらもう一度寄ろうか・・・。
と散策をしまして。参道には閉店のお店ばかりでしたが。こて絵で『寿司亀』と作られた看板をつけた古い建物
のお店の跡もあったり。おそらく建物自体は、明治期のものかと。当初はどんなお寿司だったのかなぁ。

戻ってきてもう一度、村上井盛堂さんに伺うとカーテンがかけられ、なんと閉まっております!(涙)
「えぇぇ~っ!!うっそー。なんでぇ~!!(涙)さっき開いてたのにぃ。10分と経ってないのにぃ・・・。」私。
「ありゃりゃ・・・本日定休日だって。」娘。
しばらくずるずると・・・クニヒサと子供たちに引っ張られるみたく歩き始めたものの。
あー。諦めきれないっ!!その時車のドアを閉める音が。ん!?きっと村上さんだ!
「エツコさん、まさか・・・」クニヒサ。
「だって、次いつ来れるかわかんないでしょ?明日の保証なんて誰にも無いんだからっ!!」私。
「あ出た。一瞬深イイみたいな、かぁちゃん語録。でも今のかぁちゃん突き動かしてるのはあの最中。」息子。
そーです。そのとーり。なんとでも言ってくれ・・・。「あのぅすみませーん!村上さんですか?」私。
後からお家から出てきた奥様が、出かけ際にも関わらずお店を開けてくれまして。
優しい村上井盛堂さん、ありがとうございます(涙)。
そんなんで、ほぼ強引に(!?)ゲットいたしました。

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こちらが『鶴姫鎧もなか』。伝説の、でも実在の勇ましくも美しい鶴姫さまが刻印されています。
この最中、抹茶とくろまめと白豆の3種類。くろまめは、小豆餡に密焚きの黒豆がゴロゴロと入っており・・・。
食感も面白く、3種ともとても美味しかったです。
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そして!大山祇神社の宝物館の代表選手(!?)義経の鎧ですっ!
鶴姫も義経も、皮(種)は餡と一体化して馴染みがよいです。
義経のほうの餡は、つぶあんでしっかりと練り上げた餡でして、有り難く頂きました!!
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後姿は、義経。

「いつもすぐ諦めるのに・・・今回のかぁつんは、ビックリするくらい食い下がったねぇ・・・。」娘。
「うん、最中が背中を押したね~。」私。
・・・いや、食い気?旅の恥はかき捨て!?って、家族はみんな思ってるなぁ・・・。あわわ。。。
それくらい村上井盛堂さんの『義経鎧最中』に、ココロを鷲掴みされてしまいました!!
by senshoku-iwasaki | 2016-08-13 22:51 | 最中
旅の真っ最中。内子・大本製菓舗の『内子座もなか』と坂見輝月堂の『もなか』。
内子の町で見つけた最中2種。
ひとつは、内子座という大正時代に建てられた歌舞伎劇場(西日本はこういった古い劇場が結構残っていて、
現在も使われていたりするから、スゴイなぁ・・・っていつも思います。)
その瓦葺き、入母屋づくりの劇場のすぐ横にある和菓子屋さんに、『内子座もなか』の看板を発見。
旅の真っ最中。内子・大本製菓舗の『内子座もなか』と坂見輝月堂の『もなか』。_f0177373_2046321.jpg

大本製菓舗さんは、昔ながらの木枠のガラスのショーケースに饅頭、おだんごなどが並び・・・。
センターは、こちら!内子座の看板を模した最中です。
80代くらいのかわいらしい(といっては失礼ですが、ほんとうに)おかみさんと大将さんが対応してくれました。
皮(種)はソフトで、ふんわりといった感じ。餡はつぶがしっかりとした、きんつばのような濃厚な餡でして。
手で割らないで、パクリと頬張るほうがイイみたい。観劇をしながら・・・も想定内なのかなぁ。
ガラスケースの上には、『内の子ボーロ』と名付けられたボーロも並んでいまして。
パッケージもレトロでかわいくて。ボーロはいかにも手作りな大小さまざまなサイズが入っておりまして・・・。
素朴で美味しいボーロでした。


そしてもう一軒。
八日市・護国の古い町並みを降りてきたところに、立派な商家の坂見輝月堂さん。
こちらのお店は、栗饅頭が看板でセンターを飾っておりますが、脇にありましたよ。『もなか』。
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枝にうぐいすでしょうか。。。上品な佇まいです。
ただ、私(エツコ)が持ち歩いている間に・・・少しつぶれてしまいました(涙)。
なんせ、作りたての無添加のもので、この陽気ですから・・・箱入りで10個とかは食べきれないので・・・。
栗饅頭二つに最中二つ・・・みたいな買い方をしてしまうので、歩いているうちに当たってしまいました(笑)。
が!このもなか、非常に美味しいです。
皮(種)が絶妙なのです。厚みといいますか、硬さといいますか・・・。香ばしさもあり、もちを感じる柔らかさ
もあり、更に餡が絶品!大納言の粒感を感じつつもなめらかで。皮とのバランスがどストライク!

こちらのお店は、若いキレイなお姉さんが対応してくれまして。
和菓子屋さんなのですが、ロールケーキも人気のようで・・・本日完売の文字が。あら、気になる(笑)。
気になるその2は、「和菓子屋がつくるアイスキャンディー」の文字。ん!?美味しそう。
すかさず息子が「オレはイチゴで。」「えっ!?じゃぁ私は愛媛オレンジ!」娘。さすが私の視線の動きを
捉えるとは・・・。これがまた、そのまんまフルーツのような美味しさで。
若い人の新しい美味しさもいっぱい詰まった老舗の和菓子店のようでした。
そしてやはり、ショーケースの上には『ボーロ』が。こちらの『ボーロ』は、大きめで甘食が小さくなった感じ。
こちらはガリッと固め・・・なんだけど牛乳によく合いまして。どうやら息子のツボにハマったらしく。
我が家に帰った翌日には無くなっておりました。あーっ!!もっと食べたかったのに(笑)。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-11 22:52 | 最中
旅の真っ最中。寳月堂の『丸亀お城もなか』。
今回も旅の途中で、いくつかの愛おしい最中たちに出会いまして。
こちらは、栗林公園内にあります香川物産館・栗林庵で見つけました。
意匠系最中のなかでもインパクトある、お城の天守閣。丸亀城ですっ!
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石積みがよく出来ていますね~。カワイイですね~。あぁぁ。お城。たまらないですね~(笑)。
意匠系でお城。といったら、明治の久留米絣の布団表でも花形の存在。
絞りでも甘木などでは、お城柄がありました。
お城はその土地の誇りであり、憧れであり、平和の象徴。
きっとこれを作っている、丸亀市の寶月堂さんも国の重要文化財でもある、おらが町の丸亀城
にいろんな思いや、願いを込めているに違いありません。。。

皮と餡が別々にパッケージされている、いわゆる「手作り最中」。
日持ちがするので、真夏の旅行中でも安心して持ち歩けました。
餡はつぶあんで、やや甘め。皮(種)はしっかりとした餅を感じます。
私(エツコ)、旅先では歩きながら・・・キョロキョロといろんなところを眺めたり、クンクンと鼻孔を
膨らませたり。香りによっては、ひとりで暴走してみたり(笑)。
なので、いつも以上に体力を使いまして・・・。こちらの最中の餡の甘さが沁みました。

西日本。木綿絣なら意匠系が充実しているエリアですからね。
きっと最中の世界でも・・・ユニークな意匠系最中たちに出会える予感を感じた旅の二日目。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-08 21:44 | 最中
奈良磯城郡・たばやの『算額最中』。
あわわ。。。実は今回も頂いてしまった・・・美味しい最中のお話。
「ただいま~。おっ!ぴーなっつ最中!かぁちゃん、食っていい?」って言いつつもう手に取ってる中2息子。
「このパッケージは、『なごみの米屋』のほうだね・・。白あんベースだったよね。」って言いつつもう口に・・・。
「あーたも。それくらいの記憶力が、学業で活かせたらイイのにねぇ・・・。」私。
「いやぁ、期末テスト近いからね~。アタマ使っちゃって糖分要るのよ。うまかった~。」息子。
「さよか。。。だから学業で・・・(涙)。」私。
先日工房にいらしてくださったKさまから頂いた、なごみの米屋の『ぴーなっつ最中』に沸いていたiwasaki家。

そんな先週。
Sさまから届いた、箱を開けると・・・。なんと!
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『算額最中(さんがくもなか)』は、こちら「たばや」さんのご先祖さまが江戸後期に、算術を子弟にご指南する
一方、算術家として日々研鑽にはげまれていたそうで。
当時は、優れた問題を考案したり、その解答を得たときに、感謝の意を込めて数学の絵馬、算額を寺社に納
める風習があったそうで。こちらのご先祖さま、森内弥三郎氏が修行の精進達成の感謝に奉納した算額が、
この『算額最中』の図柄なのだそうです・・・。
なんとも・・・素晴らしいご先祖さまをお持ちのたばやさん。
そしてこの『算額最中』の、美味しいこと!
皮はしっかりと厚めのタイプ。餡は、その皮にバッチリ馴染むしっかりとした粒あん。
添加物は一切使用していないとのことで、日持ちはしない、生の味。
「エツコさんはどちらかというと、粒あん派でしょう?こちらの最中は粒あんなのでお好みかと思って・・・。
私は、こしあんが好みなんですけど・・・。」Sさま。
ハイ!どっちも大好きですけど(笑)、粒あんは大大好きかもしれません(笑)。
こちらの『算額最中』、どストライクにハマりました!!

それにしても。
たばやさんは、いわゆる町の和菓子屋さんで、ネットショップとかあるようなお店ではなさそう。
Sさまは、埼玉にお住まい。たばやさんは、奈良県。どうしてご存知だったのか知りたいところですが・・・。
そういえば。Sさまには、ウチの息子と対極にあるような・・・聡明でイケメンの息子さんがいらして・・・。
「おっ!かぁちゃん、こんなところにまた・・・最中隠してたでしょ?」と言いつつ手に取る息子にぱちん(笑)。
「何するんだよ~。」息子。
「チョット・・・ここにちゃーんと座って、まずは手を洗いましたか?数学はどうなのですか。」私。
「へ!?かぁちゃん、今日は寅さん?どうってどうもないかと・・・。ありのままのあなたの息子ですが」息子。
「浄願成就、吉兆の印の『算額最中』、心して味わってお食べなさーい。」私。
「かぁちゃんこれ食ったら、かぁちゃんもオレも毛が3本ばかし増えて・・・賢くなったらイイね。」息子。
研鑽に励まないと・・・。だから・・・(涙)。

Kさま、Sさま、ごちそうさまでした!
by senshoku-iwasaki | 2016-06-27 23:05 | 最中
神楽坂・五十鈴の『すずもなか』。
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Sさまに頂いたのは、神楽坂の五十鈴のトレードマークの入った最中。
五つの花弁にも見える、五つの鈴。りんりんと綺麗な音色が聞こえてきそう。
やわらかなお色の三色です。

昨年の『日本の夏じたく』展に出品していた、青木間道をモチーフにしたシリーズの
半巾帯を見て・・・「こんな感じの八寸帯地を!」とご注文くださったHさま。
お引渡し予定は、今年の夏じたく展でして。先日の増孝商店で織りつけのサンプル
をご覧いただいたのですが。
タテ糸の色や、糸質の違いの配置は、Hさまのお好みのイメージで半巾のときとは
少し違う感じに経てたクニヒサ。
それが、ナカナカ良い感じなのです(笑)。「おぉっ!Hさまっぽい!これはイイね」私。
「でしょ。やっぱりね、数ですね。これは図面に起こして・・想像出来るかっていうと、
たぶん出来ないんだよね~。経験値ってこーゆーコトかもしれない・・・。」クニヒサ。
サンプルを、ご覧いただいたHさまの反応がまた嬉しくて・・・。
すっかり気を良くしてしまった(!?)クニヒサ。

Sさまとおしゃべりをしながら・・・さっそく『すずもなか』を開けさせていただいて。
「わー。キレイ!!大納言と、柚子餡と、栗餡の三色なんですね~。」私(エツコ)。
「あ、チョット待ってください、私もエツコさんに付き合って・・・今まで相当な数の最中
を食べてきましたからね、コレは当てますよ。
茶色が大納言で、ピンクが柚子で、白が栗でしょう。」(自信ありげに)クニヒサ。
「ブッブー!ハズレでーす(笑)。」私。
正解は、茶は大納言。桃色が栗。白が柚子でした。
どの餡も、上品な餡でして。どちらかというと、ふんわりとした皮とのバランスがとても
良い感じの『すずもなか』。Sさま、ごちそうさまでした!!

能楽師をしている、兄のスタジオも神楽坂にありまして。
飯田橋の駅からブラブラと、散策して歩くのが好きなのですが。
和菓子激戦区にあって、五十鈴さんは、いつもお客様で賑わっている印象があります。

そういえば。
兄は、7月2日に津村先生の「緑泉会」で、『安宅』を、国立能楽堂で務めるそうでして。
お能は、チンプンカンプンの残念な妹の私も(トホホ・・・)。上京したいと思っております。
私はいつも、ココロで感じるのみですが(笑)・・・。
お能に興味のある方、お好きな方も。今回は津村先生の『鸚鵡小町』との2本立てです
のでお運びいただけましたら嬉しいです。

最中の経験値は、まだまだのようですが(笑)、織物の設計や、瞬時の判断には・・・
長年一緒にやってきて、最近ちょっと嫉妬したくなるくらい(笑)冴えているクニヒサでして。
工房では二人、フル回転で仕事をしておりますっ!まだまだ『日本の夏じたく』展まで、
その後6月に開催の、『衣装らくや』さんでの展覧会まで・・・寸分の余地も無く(涙)仕事
に励みますっ!
by senshoku-iwasaki | 2016-05-13 23:38 | 最中