カテゴリ:着尺・帯( 364 )
HさまとNさまの吉野格子の九寸帯地。
夏にクニヒサが制作していたのは、吉野格子の九寸帯地二種。
吉野間道とも呼ばれるこの織りは、縞の部分の糸の密度が二倍。
凹凸があって、艶やかで、織物らしくて。
iwasakiの織物の中でも・・・
チョット余所行き(!?)おすましなアイティムでもあります。
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Hさまは、吉野格子の『板チョコに銀紙』シリーズをご覧になって。
アイボリーとブルーでリクエスト。
ブルーにアイボリーにシルバーグレーと、少しだけ天蚕の生糸は効かせ色。
すっきりとした、爽やかな一品になりました。
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型染めなどの工芸的な染めのお着物もとても愛するNさま。
お持ちの染めのお着物の画像の中から
「このお着物に合わせたいと思って・・。」と見せてくださったのは。
型絵染め作家の遠藤あけみさんの作品で、素敵なのです。。
「うわっ!!」とiwasaki夫婦二人で喜んでしまったのは、
私たちも遠藤さんの作品とお人柄のファンでして・・・。
アトリエにお伺いさせて頂いたこともありまして。
その遠藤さんの作品に合わせる帯ですから。気合が入ります!
Nさまとの打ち合わせで、シルバーグレーの無地となりまして。
タテ糸は生糸、ヨコ糸に玉糸を使って糸味のある無地に。
先日。
出来上がったこの帯地をご覧になったNさま、とても喜んでくださって!!
ー上品な光沢、色、それでありながらお高くとまっていない(笑)、
温かい親しみやすさがあって・・・
どんな着物にも合うのに、ちゃんと存在感もある帯ですー
あぁぁ。
何よりも嬉しいお言葉を頂きました。

Hさま、Nさまありがとうございました。










by senshoku-iwasaki | 2019-09-18 21:43 | 着尺・帯
新しい『お柱織り』は、縞の中の小さな格子です。
『お柱織り』は、iwasakiの着尺の中でも最も太口。
糸味全開の素朴でありながら、絹量たっぷり贅沢な一品。

どこか懐かしくて・・でも新しい、そんな風情。
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『お柱織り』は、宮坂製糸所さんの座繰りの玉糸を使用して。
なんといっても糸感、節感、光沢感、そして重量感。

これからの季節に
単衣でも暖かで、何でもない日に特別な心地よさを与えてくれそうです。

『お柱織り』シリーズは、濃い色と薄い色を交互に経てて。
ヨコ糸も濃い薄いで交互に入れると、あじろのような崩しになるのですが。
これはヨコ色は一色です。

不思議なことに
この仕事に長く関わっていますが、全く飽きることが無いのです。
それはこんなシンプルな組成でも、あー。こんな風になるのかぁ。と
ヨコ糸を入れてみるまで、それもヨコ色でまた大きく変わるところなのです。
それは
iwasakiの他の着尺類で使用する糸の太さの約4倍という、糸一本の迫力もある
のだと思うのですが。
やっぱりどこか・・・
正解のない「人の生き方」みたいなものを感じてならないのは、私だけではない
んじゃないかなぁ~。
私自身は織物に出会えてヨカッタと思う瞬間でもあります。。。


by senshoku-iwasaki | 2019-09-14 23:13 | 着尺・帯
ご注文の『銀河絹の山形斜文の八寸帯地』は、三彩です。
タテ色がグレーのタイプと、アイボリーのタイプ。
染織こうげい・浜松店でUさまとOさまにご注文いただきましたのは、色味サンプルとして
制作したものの中から「これとこれとこの色で!」というリクエスト。

手前のオレンジの入ったものは、お太鼓裏部分でオレンジの巾が広くなっておりまして。
「巻き方によって2way楽しめるから」とOさま。
Oさまはおそらくiwasakiのユーザーさんの中でも最もiwasakiの帯、着尺をお持ちかと。
しかもおそらくiwasakiユーザーさんの中でも最若手かと。
iwasakiにとって希望の星のようなOさまのご希望ですから希望の2乗で(笑)、
クニヒサ張り切って制作いたしました。
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Uさまもiwasakiの帯をご愛用くださっているユーザーさんです。
グレーの乗った水色と、ピンクと紫がかった赤が落ち着きのある風情となりまして。
お太鼓中心をどこにするかで見え方がかなり変わりそうです。

お二人それぞれの着物のシーンで、それぞれ・・・思いのある一品になってくれたら。
制作者としてもこれらの帯たちも、これ以上の幸せはありません。。。


by senshoku-iwasaki | 2019-09-09 22:52 | 着尺・帯
新作の『青木間道をモチーフにした八寸帯地』は。
秋の芸術鑑賞のお供にも良さそうな(!?)名物裂っぽい間道です。
国産の絹で質感の違う糸の表情が見せる面に、きりっとストライプ。

焼けるような日差しも。
ワシャワシャ・・と暑苦しいクマゼミの声も。
気がつけば9月の暦とともに影を潜めて。
いなくなってしまうと、なんだかチョットだけ寂しいキモチ。
昭和の時代の9月のヒット曲の数々が脳内に流れて・・・。

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常緑樹のような深いグリーンは、クニヒサのお気に入りの色。
乾いた薄茶は、最近iwasaki夫婦で流行っている(!?)色でして。
私(エツコ)は、この薄茶が効いた『お柱織り』を織っております。。。
過ぎ行く季節を惜しみつつ、秋から冬に向けて。

10月10日(木)~14日(月染織こうげい神戸店さんにて。
今年もiwasakiの作品展を開催させていただきます。

春の浜松店さんのときとはガラリと内容を変えるために・・・
この4ヶ月間二人でせっせと織り進めている「秋冬iwasaki」。
今月に入ってからはギアをトップに入れて・・・
(といっても相当遅い手織りの車・笑)。あとひと月頑張りますっ!







by senshoku-iwasaki | 2019-09-06 22:07 | 着尺・帯
Rさまご注文の『お柱織り』は、秋の風情です。
昨年からご依頼いただいておりまして、6月にお納めした『あかい八寸帯地』に引き続き・・・。
Rさまからのリクエストの格子は、健やかで真っ直ぐ。
古き良き時代の自家織物そのままの、iwasaki的にはどストレートな格子でもあります。

『あかい八寸帯地』のときもとても悩んだのですが。
平織りで無地であったり、今回のようなたった2色だけで構成する格子というのは・・・。
すっぴんで、洗い髪のままブローもせずにいても「美しい人」をつくるみたいに(!?)
素を問われるような難題でもありまして。

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こういったシンプルな格子でも。
もし、iwasakiのシンプルシリーズとして作るならばきっと・・・私ならもう1色、おそらく
白茶を入れて・・遠目に見ても少し変化をつけたくなるだろうなぁ・・とか。
いや、タテの縞に一本違う色を添えるかも・・・とか。
要は、健やかな自家織物好きなiwasaki夫婦でも、自分たちが商品として作ろうとすると・・・。
あれやこれやと考えて(笑)、ここまで潔い格子をつくる勇気(!?)はないかなぁ・・と。

織物制作は、気長でないと出来ないコトだらけ。
それでいて、「新しい」と思ったコトでも必ず過去に似たようなモノは存在しまして。
ならば古今東西、手織物にあるあるな「心地イイ感じ」の縞、格子を目指して日々制作している
iwasaki夫婦なのですが・・それでも今回またひとつ改めて!ここまで潔いのもイイなぁ・・・。

10代で織物づくりに出会ってしまった私たちですが。
何の後ろ盾もなく、これを仕事にしようと思った2,30代が一番キツかった時代で(笑)。
40代は、お陰様で帯着尺をイロイロと制作できるようになりまして。
そして50代に突入の今年。
Rさまのお蔭をもちまして、更に『素』を磨きたいと心から思いました。
カンタンなシンプルではなくて、これまで織物に関わった30年分の(僅かかもしれないけれど)
スキルを詰め込んだシンプルを。
でもこれは性分なので・・・寄せては返す波のようにあれやこれやとやっぱり悩んで(笑)。
あと30年作り続けることがもし出来るとしたら、
今回のような「真っ直ぐ」な『素トレート』ばかりを放れる老夫婦になってると思います!

中3の娘が、大真面目に子ガメを飼う準備を始めておりまして・・・。
我が家の25歳のミドリガメのミドリちゃんを眺めつつ、
娘のカメの成長をどこまで見届けられるのか、カメより自分が心配な私(笑)。









by senshoku-iwasaki | 2019-08-27 23:54 | 着尺・帯
新しい『阿波藍とアイボリー』半巾帯は、山形斜文です。
夏らしく涼やかに見える半巾帯を、6月に一本だけ制作しました。
作ってみてイイ感じだったら、来年以降シリーズ化しようかと思っておりまして。

東京での2年目の夏は、くらくらと。
あまりにも暑くて・・・。見た目だけでも涼やかな阿波藍の濃淡に癒されながら。。。

『阿波藍とアイボリー』のシリーズの帯地は
今までに緯吉野バージョン、青木間道をモチーフにしたバージョン、今年生まれたもじり織り
のバージョンに続きましての山形斜文バージョン。

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地紋の菱が大きくなったり小さくなったり。
柄として一定の繰り返しにはしているのだけど、森くみ子さんの阿波藍とともに・・・
とてもhandsを感じる一品となっております。

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『阿波藍とアイボリー』の青木間道をモチーフにしたバージョンといえば・・・。
5月に蔵前の工房にいらしてくださった、札幌在住のHさま。
そのときに出来立てほやほやのこちらの八寸帯地をお選びくださって。
先日ステキなお写真を送ってくださいました!

松原孝司さんのお着物だそうで。藍の色と、動きのある模様に縞。
なんとも涼やかでかっこよくて・・・暫しうっとり。
そこに『阿波藍とアイボリー』を合わせてくださって。。。
クニヒサが織り上げたばかりだったあの八寸帯地が、
なんだかもう、違う人に見えちゃったり(笑)。

Hさまは日本の伝統色を中心とした、色彩教室を開催されていらっしゃいまして。
『着物コーデの配色講座』も開かれておられ、5月に工房にいらしてくださった際に
「NHK札幌TVに出演したときに、iwasakiさんのあの、お柱織りを着たんですよ・・・」
なんとも嬉しいお言葉を頂きまして・・・。
き・・恐縮ですっ!(汗)

織物は、色の組み合わせだけでない、糸の絡みで不思議な見え方をするという特色があるのですが。
Hさまとお話ししていると、
織物特有のその特色もとても楽しんで愛してくださっているのが伝わってきます。。。
それがまた私たちのパワーになります。
暑さでダルダルしている場合ではないか、と自分に喝をいれました(笑)。




by senshoku-iwasaki | 2019-08-07 23:07 | 着尺・帯
Rさまのご注文の『あかい八寸帯地』をお納めして。
iwasakiの織物を、イロイロお使い頂いているRさま。

お世話になっている染織こうげい・神戸店さんでの展覧会で、吉野格子の九寸帯地だったり。
山形斜文の八寸帯地だったり。
iwasaki定番の杉綾織の着尺と山形斜文の八寸は、タテヨコ色違いで2本ずつ既にお持ちで。
勿論、お着物は他にもたくさんお持ちでいらっしゃると思うので・・・。
杉綾織の着尺をお作りさせた翌年に、またご注文いただいたときには。
嬉しくて有難いキモチと同時に、恐縮なキモチと・・・。

でも、お納めさせて頂いた後にRさまから必ず温かなお便りが届くのです。
季節のお花が描かれた、ステキな便箋と封筒に万年筆の美文字で。
Rさまならではの言葉と、Rさまならではの心の籠った文字と。
それを目にして手にする度に、大袈裟ではなく本当に。
あぁ。生きててヨカッタ、この仕事が出来てとにかくヨカッタとつくづく実感するのです。

そして今回は初めての「ざっくりとした平織りの無地の」八寸帯地。
お色味の感じは、Rさまの愛読本の中から「この赤を」。
うむむ。。平織りで無地で赤なんだけど、茶を感じて・・いや、茶とは違う朱かな。。
実はこの手のモノは、つくるのが容易いようでヒジョーに難しいタイプ(笑)。
ややもすると、
仲居さんの仕事用化繊の帯のようにも見えてしまうような・・危険性を孕んでいる気がして。
iwasakiでは今までに手掛けたこと(勇気⁉)がありませんで。

「ざっくりとした」は、単に粗目というコトではなくて。糸味が最大限出るような規格に。
マットな糸味ならば・・・。
クニヒサ、以前に「これだけしか無いんですけど」と言われて分けていただいたものの・・。
帯地1本分くらいしか作れないくらいの量しかなかったからストックしていた、双糸のキビソ
糸をタテ糸にしまして。ヨコ糸には太目のキビソ糸で。
かなりRさまのイメージに近いんじゃないかなぁ・・・と二人で話しつつも。
やっぱりドキドキで先日、こうげい・神戸店さんにお送りしたのですが。

昨日。
紫陽花の描かれた封筒が届きまして。
Rさまから「本の中の写真一枚からよくぞここまで・・・予想以上の出来上がりにとても満足
しています・・・きっと愛用する帯になる予感がします・・・」と嬉しい言の葉たちが。
そして「こうげいさんでご縁を得て、織物や染め物に真摯に取り組んでおられる制作者の方々
の作品を身にまとう幸せを感じていますが、一方作品の持つクオリティにふさわしく装えてい
るかははなはだ疑問でして・・・こうげいさんで着付けを習い始めました・・・私なりの
制作者・作品に対するささやかなリスペクトです・・。」とありまして(涙)。

ひゃ~。。。ありがとうございます!恐れ入ります(汗)。
Rさま、『お柱織り』もご注文くださっておりまして。
それも一見どうってない、iwasaki的にはどストレートな格子でして・・・。これはまた。
じっくりと悩んで取り掛かりたいと思っております!

Rさま、ありがとうございました。
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by senshoku-iwasaki | 2019-06-29 23:16 | 着尺・帯
明日より『増孝商店・梅雨場所』始まります。
久しぶりの『増孝商店』なので、今日は猫の額ほどのスペースをつくる為に・・・二人大わらわ。
整経台を分解して片付けて、制作中は引っぱりだしてる糸の箱を仕舞って、床を出して。
いつもはお掃除しない外窓や、アプローチのタイルも拭き掃除。
さっぱりキレイになりまして、お迎えの準備ができました!

南部町の工房時代と比べると。
それでなくとも仕事場のスペースが狭くなってしまったものだから・・・更に展示スペースまで
確保しようとなると、かなりキビシイ状況ですが(笑)。
3日間限り・・ぐらいが、ちょうどいい『増孝商店』かもしれません。
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写真は、織り上がったばかりの最新の半巾帯。

半巾は残り糸を駆使してつくるのが私(エツコ)流。
ちょっとずつ残った、微妙に色の違う糸たちを集めて。
手織りであること自体非効率的だけど、この半巾帯のつくり方は更に極めて非効率的(笑)。

なんだけど。
これをつくるコトでしか得られない発見と、喜びが必ず毎回あるのです。
きっとこれこそが、お祭りよりもワクワクで、ジェットコースターよりもスリリングな
iwasakiの日常なのだと思っております。

iwasaki夫婦の日常がいっぱいの『増孝商店・梅雨場所』。
明日より日曜日までopenしております。よろしければお出かけください!!






by senshoku-iwasaki | 2019-06-20 23:08 | 着尺・帯
嫁いでいった『御柱織り』第一号の、嬉し過ぎるその後。
長野の宮坂製糸所さんで、デッドストックの節だらけの玉糸の原糸に出会ってから生まれた
『御柱織り』シリーズ。
イメージは、古き豊かな家内制手工業時代の素朴な太織りです。

この第一号は、糸の太さや密度・・規格を決めるのも、iwasakiの織物はすべてそうなのですが。
今後定番として作り続けたいから、柄だったり色だったり・・・一発目にどうするか?はいつも。
二人であれやこれやと・・・延々悩むところでして。

ざざんざ織りや伊兵衛織りをリスペクトしているからこそ、かつてのそれらには無いであろう
カラーリングの崩しの柄に決まりまして。制作したのが2017年の今頃でした。
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昨年春の、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に出品いたしまして。
それまでにもiwasakiの八寸帯地『青木間道をモチーフにしたメンデストライプ』をお選びくださっ
たり、淡墨桜のような杉綾織りの着尺を制作させて頂いた札幌在住のHさまが浜松店にいらして。
私たちもそのときに初めてHさまにお会いすることが出来たのですが。。。
Hさまがそのとき迷わず手に取られたのが、この『御柱織り』でした。

そして先日。
東京に来られるということで!こうげいさんの社長さんと工房にいらしてくださいまして。
ひとときでしたが、本当に楽しい時間を過ごさせていただきまして・・・。
Hさまが最初にお選びくださった『メンデストライプ』も、実はiwasakiの中では思い入れのある
シリーズのひとつ。「どうってこと無いような・・でもたぶん、同じモノはゼッタイ無いだろうけど、
物凄くクセが強いかっていうと全然そうじゃない」がテーマ(笑)。
それは杉綾織りの着尺もそうでして。どうってない綾織りの無地、なんだけど角度によって日差し
によって・・色味も光沢も驚くほど変化するのが杉綾織りの着尺のシリーズ。
Hさまはiwasakiの冬の定番ブランケットもお気に入りとのことで・・・。

あぁ嬉しい。
何気ない日常の、何気ない織物が、何よりも愛おしい日々の、かけがえのない景色と手触りと
なってくれたなら。。。
iwasakiにとってこれほど幸せはありません。
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後日Hさまから届いた画像を見て、二人でしみじみ嬉しくなってしまって。。。
Hさまらしい、なんとも爽やかなお召し姿で。
思い入れのある第一号の『御柱織り』が、Hさまにこんなに素敵にしていただいて。

Hさま、工房にいらしてくださったときも。
この春、iwasakiが一番チカラを入れて作ってきた・・・『阿波藍とアイボリー』シリーズの
八寸帯地と、楊柳のストールをお選びくださって。

生きるコトとつくるコトが一緒のiwasakiにとって、Hさまのチョイスは何より・・・。
iwasakiの存在理由になりまして、原動力となります!Hさま、ありがとうございました。







by senshoku-iwasaki | 2019-06-07 22:25 | 着尺・帯
今年の『日本の夏じたく』で、嬉しすぎる再会。其の2
前回に引き続き・・・先週、横浜・三溪園での『日本の夏じたく』でのiwasaki織物との
嬉しすぎる再会は、まだありまして。
実は今回も。
iwasakiの八寸帯を締めていらしてくださった、Nさまの写真を撮り損ねてしまったり。。。
全ての方ではないのですが、お写真を撮らせていただいたお客様のスナップを。

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タテ糸に銀河シルクバージョンの緯吉野半巾帯を、清々しい着こなしで。
帯どめのとんぼ玉が効いています!
この半巾は、クニヒサが織ったもので。
タテ糸を整経しているときは、ウルトラシルバーな銀河シルクがキラキラしていたのをよく
覚えていまして。
でもこうしてお召しいただいている、このお姿こそが一番輝いておりました。
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こちらもタテ糸が銀河シルクの山形斜文の半巾帯。
ご主人といつも夏じたく展を楽しみにしてくださって。この日は白雲邸での季の雲さんによる
お茶会にご参加くださいました。

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Eさまは25日にいらしてくださって。その時にこの『青木間道をモチーフにした阿波藍と
アイボリー半巾帯』をお選びくださって。そして翌日の最終日に、なんと!
早速に締めていらしてくださいました。それも藍の、長板中形の両面染めにお着物に・・・。
なんともカッコイイEさま。Eさまも「お太鼓が無いと、ほんとに涼しいのよ。」と。
つい、繫々見てしまった私(エツコ)に、締め方をその場で伝授してくださいました。
私も頑張って真似したいと思うのですが・・・。ナカナカ道は、遠そうです・・・(笑)。

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『日本の夏じたく』で初めて日本刺繡の飯島桃子さんとコラボした八寸帯を締めてNさま。
この日は、昨年の夏じたく展にも出展されていた、小紋染めの松永恵梨子さんのお着物に。

前回登場(!?)の、Kさまも、Yさまも、Eさまも、そしてNさまも。。。
初期のころからの『日本の夏じたく』のお客様なのです。皆さん、アトリエ紀波さんのお着物
だったり扇子だったり、飯島さんの帯だったり、半襟だったり、峯さんの帯締めだったり、
松原さんの銀線細工の帯留めだったり。一条さんの硝子の指輪だったり・・・。

13年続いてきた『日本の夏じたく』ならではの、それを支えてくださるお客様の「愛」を
ひしひしと感じまして。その中にiwasakiもいることが本当に有難いのです。
織物を続けてきて・・・どうにか生活してこられた奇跡に感謝しかありません。
そうはいっても。
作りたいモノを作って生きるって、もうダメかも~!(涙)って落ち込む日もいまだに何度も
ありまして。。。そんな日は、このスナップを見て。
いやいや、まだまだ頑張るぞ!と自分を奮い立たせたいと思います!!

皆さま、本当にありがとうございました。





by senshoku-iwasaki | 2019-05-31 23:57 | 着尺・帯