カテゴリ:着尺・帯( 358 )
Rさまのご注文の『あかい八寸帯地』をお納めして。
iwasakiの織物を、イロイロお使い頂いているRさま。

お世話になっている染織こうげい・神戸店さんでの展覧会で、吉野格子の九寸帯地だったり。
山形斜文の八寸帯地だったり。
iwasaki定番の杉綾織の着尺と山形斜文の八寸は、タテヨコ色違いで2本ずつ既にお持ちで。
勿論、お着物は他にもたくさんお持ちでいらっしゃると思うので・・・。
杉綾織の着尺をお作りさせた翌年に、またご注文いただいたときには。
嬉しくて有難いキモチと同時に、恐縮なキモチと・・・。

でも、お納めさせて頂いた後にRさまから必ず温かなお便りが届くのです。
季節のお花が描かれた、ステキな便箋と封筒に万年筆の美文字で。
Rさまならではの言葉と、Rさまならではの心の籠った文字と。
それを目にして手にする度に、大袈裟ではなく本当に。
あぁ。生きててヨカッタ、この仕事が出来てとにかくヨカッタとつくづく実感するのです。

そして今回は初めての「ざっくりとした平織りの無地の」八寸帯地。
お色味の感じは、Rさまの愛読本の中から「この赤を」。
うむむ。。平織りで無地で赤なんだけど、茶を感じて・・いや、茶とは違う朱かな。。
実はこの手のモノは、つくるのが容易いようでヒジョーに難しいタイプ(笑)。
ややもすると、
仲居さんの仕事用化繊の帯のようにも見えてしまうような・・危険性を孕んでいる気がして。
iwasakiでは今までに手掛けたこと(勇気⁉)がありませんで。

「ざっくりとした」は、単に粗目というコトではなくて。糸味が最大限出るような規格に。
マットな糸味ならば・・・。
クニヒサ、以前に「これだけしか無いんですけど」と言われて分けていただいたものの・・。
帯地1本分くらいしか作れないくらいの量しかなかったからストックしていた、双糸のキビソ
糸をタテ糸にしまして。ヨコ糸には太目のキビソ糸で。
かなりRさまのイメージに近いんじゃないかなぁ・・・と二人で話しつつも。
やっぱりドキドキで先日、こうげい・神戸店さんにお送りしたのですが。

昨日。
紫陽花の描かれた封筒が届きまして。
Rさまから「本の中の写真一枚からよくぞここまで・・・予想以上の出来上がりにとても満足
しています・・・きっと愛用する帯になる予感がします・・・」と嬉しい言の葉たちが。
そして「こうげいさんでご縁を得て、織物や染め物に真摯に取り組んでおられる制作者の方々
の作品を身にまとう幸せを感じていますが、一方作品の持つクオリティにふさわしく装えてい
るかははなはだ疑問でして・・・こうげいさんで着付けを習い始めました・・・私なりの
制作者・作品に対するささやかなリスペクトです・・。」とありまして(涙)。

ひゃ~。。。ありがとうございます!恐れ入ります(汗)。
Rさま、『お柱織り』もご注文くださっておりまして。
それも一見どうってない、iwasaki的にはどストレートな格子でして・・・。これはまた。
じっくりと悩んで取り掛かりたいと思っております!

Rさま、ありがとうございました。
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by senshoku-iwasaki | 2019-06-29 23:16 | 着尺・帯
明日より『増孝商店・梅雨場所』始まります。
久しぶりの『増孝商店』なので、今日は猫の額ほどのスペースをつくる為に・・・二人大わらわ。
整経台を分解して片付けて、制作中は引っぱりだしてる糸の箱を仕舞って、床を出して。
いつもはお掃除しない外窓や、アプローチのタイルも拭き掃除。
さっぱりキレイになりまして、お迎えの準備ができました!

南部町の工房時代と比べると。
それでなくとも仕事場のスペースが狭くなってしまったものだから・・・更に展示スペースまで
確保しようとなると、かなりキビシイ状況ですが(笑)。
3日間限り・・ぐらいが、ちょうどいい『増孝商店』かもしれません。
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写真は、織り上がったばかりの最新の半巾帯。

半巾は残り糸を駆使してつくるのが私(エツコ)流。
ちょっとずつ残った、微妙に色の違う糸たちを集めて。
手織りであること自体非効率的だけど、この半巾帯のつくり方は更に極めて非効率的(笑)。

なんだけど。
これをつくるコトでしか得られない発見と、喜びが必ず毎回あるのです。
きっとこれこそが、お祭りよりもワクワクで、ジェットコースターよりもスリリングな
iwasakiの日常なのだと思っております。

iwasaki夫婦の日常がいっぱいの『増孝商店・梅雨場所』。
明日より日曜日までopenしております。よろしければお出かけください!!






by senshoku-iwasaki | 2019-06-20 23:08 | 着尺・帯
嫁いでいった『御柱織り』第一号の、嬉し過ぎるその後。
長野の宮坂製糸所さんで、デッドストックの節だらけの玉糸の原糸に出会ってから生まれた
『御柱織り』シリーズ。
イメージは、古き豊かな家内制手工業時代の素朴な太織りです。

この第一号は、糸の太さや密度・・規格を決めるのも、iwasakiの織物はすべてそうなのですが。
今後定番として作り続けたいから、柄だったり色だったり・・・一発目にどうするか?はいつも。
二人であれやこれやと・・・延々悩むところでして。

ざざんざ織りや伊兵衛織りをリスペクトしているからこそ、かつてのそれらには無いであろう
カラーリングの崩しの柄に決まりまして。制作したのが2017年の今頃でした。
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昨年春の、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に出品いたしまして。
それまでにもiwasakiの八寸帯地『青木間道をモチーフにしたメンデストライプ』をお選びくださっ
たり、淡墨桜のような杉綾織りの着尺を制作させて頂いた札幌在住のHさまが浜松店にいらして。
私たちもそのときに初めてHさまにお会いすることが出来たのですが。。。
Hさまがそのとき迷わず手に取られたのが、この『御柱織り』でした。

そして先日。
東京に来られるということで!こうげいさんの社長さんと工房にいらしてくださいまして。
ひとときでしたが、本当に楽しい時間を過ごさせていただきまして・・・。
Hさまが最初にお選びくださった『メンデストライプ』も、実はiwasakiの中では思い入れのある
シリーズのひとつ。「どうってこと無いような・・でもたぶん、同じモノはゼッタイ無いだろうけど、
物凄くクセが強いかっていうと全然そうじゃない」がテーマ(笑)。
それは杉綾織りの着尺もそうでして。どうってない綾織りの無地、なんだけど角度によって日差し
によって・・色味も光沢も驚くほど変化するのが杉綾織りの着尺のシリーズ。
Hさまはiwasakiの冬の定番ブランケットもお気に入りとのことで・・・。

あぁ嬉しい。
何気ない日常の、何気ない織物が、何よりも愛おしい日々の、かけがえのない景色と手触りと
なってくれたなら。。。
iwasakiにとってこれほど幸せはありません。
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後日Hさまから届いた画像を見て、二人でしみじみ嬉しくなってしまって。。。
Hさまらしい、なんとも爽やかなお召し姿で。
思い入れのある第一号の『御柱織り』が、Hさまにこんなに素敵にしていただいて。

Hさま、工房にいらしてくださったときも。
この春、iwasakiが一番チカラを入れて作ってきた・・・『阿波藍とアイボリー』シリーズの
八寸帯地と、楊柳のストールをお選びくださって。

生きるコトとつくるコトが一緒のiwasakiにとって、Hさまのチョイスは何より・・・。
iwasakiの存在理由になりまして、原動力となります!Hさま、ありがとうございました。







by senshoku-iwasaki | 2019-06-07 22:25 | 着尺・帯
今年の『日本の夏じたく』で、嬉しすぎる再会。其の2
前回に引き続き・・・先週、横浜・三溪園での『日本の夏じたく』でのiwasaki織物との
嬉しすぎる再会は、まだありまして。
実は今回も。
iwasakiの八寸帯を締めていらしてくださった、Nさまの写真を撮り損ねてしまったり。。。
全ての方ではないのですが、お写真を撮らせていただいたお客様のスナップを。

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タテ糸に銀河シルクバージョンの緯吉野半巾帯を、清々しい着こなしで。
帯どめのとんぼ玉が効いています!
この半巾は、クニヒサが織ったもので。
タテ糸を整経しているときは、ウルトラシルバーな銀河シルクがキラキラしていたのをよく
覚えていまして。
でもこうしてお召しいただいている、このお姿こそが一番輝いておりました。
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こちらもタテ糸が銀河シルクの山形斜文の半巾帯。
ご主人といつも夏じたく展を楽しみにしてくださって。この日は白雲邸での季の雲さんによる
お茶会にご参加くださいました。

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Eさまは25日にいらしてくださって。その時にこの『青木間道をモチーフにした阿波藍と
アイボリー半巾帯』をお選びくださって。そして翌日の最終日に、なんと!
早速に締めていらしてくださいました。それも藍の、長板中形の両面染めにお着物に・・・。
なんともカッコイイEさま。Eさまも「お太鼓が無いと、ほんとに涼しいのよ。」と。
つい、繫々見てしまった私(エツコ)に、締め方をその場で伝授してくださいました。
私も頑張って真似したいと思うのですが・・・。ナカナカ道は、遠そうです・・・(笑)。

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『日本の夏じたく』で初めて日本刺繡の飯島桃子さんとコラボした八寸帯を締めてNさま。
この日は、昨年の夏じたく展にも出展されていた、小紋染めの松永恵梨子さんのお着物に。

前回登場(!?)の、Kさまも、Yさまも、Eさまも、そしてNさまも。。。
初期のころからの『日本の夏じたく』のお客様なのです。皆さん、アトリエ紀波さんのお着物
だったり扇子だったり、飯島さんの帯だったり、半襟だったり、峯さんの帯締めだったり、
松原さんの銀線細工の帯留めだったり。一条さんの硝子の指輪だったり・・・。

13年続いてきた『日本の夏じたく』ならではの、それを支えてくださるお客様の「愛」を
ひしひしと感じまして。その中にiwasakiもいることが本当に有難いのです。
織物を続けてきて・・・どうにか生活してこられた奇跡に感謝しかありません。
そうはいっても。
作りたいモノを作って生きるって、もうダメかも~!(涙)って落ち込む日もいまだに何度も
ありまして。。。そんな日は、このスナップを見て。
いやいや、まだまだ頑張るぞ!と自分を奮い立たせたいと思います!!

皆さま、本当にありがとうございました。





by senshoku-iwasaki | 2019-05-31 23:57 | 着尺・帯
今年の『日本の夏じたく』で、嬉しすぎる再会。其の1
iwasaki夫婦、何が嬉しいって・・・ユーザーさんのお召し姿を、拝見出来る時でして。
織っている時には想像も出来ない、ユーザーさんならではのコーディネイトによって・・・。
幸せな織物ライフ(!?)を過ごしているのが伝わって。
あぁぁ。
素敵なユーザーさんのところに嫁げて、ヨカッタわねぇ~。と心から思う瞬間なのです。。。

昨年の『日本の夏じたく』展で、第1号の『緯吉野・阿波藍とアイボリー半巾帯』をお選びくだ
さったYさま。森くみ子さんのお話会にもご参加くださって。
iwasakiではクニヒサと私(エツコ)、どちらもどのアイティムも織るのですが。
織りの途中で織り手が代わるということはありませんが。半巾帯もクニヒサが織ったもの、
私が織ったもの、私たちでも区別がつかなくなるくらいの違いだったりするのですが(笑)。
Yさま、なんと違いのわかる人でして。
昨年の第1号のこのシリーズは、クニヒサバージョンとエツコバージョンが、たまたまあった中から
「こっち、エツコさんでしょ?」とご名答(笑)。
「今回並んでる半巾は、ひょっとして全部クニさんじゃない?」Yさま。またまたご名答。
どっちが良いも悪いもないけれど。
この日のYさまのステキな着こなしに、私が織ったコが光っていて。えへへ・・と嬉しくデレデレ
してしまったエツコでした(笑)。
青山のitonosakiさんでお選びくださったこの半巾帯は、クニヒサが制作したもので。
モノトーンですっきりとしたタイプ。この日真夏のような陽気でしたが、なんとも涼やかに
お召しくださいまして・・・。ありがとうございます!
Kさまはご主人とお二人で、森くみ子さんのお話会に受け付け開始と同時にご予約くださって。
この日のiwasakiの生紬「サヤサヤルルル」は、「とにかくお茶のお稽古とかでたくさん着たから」
と昨年洗い張りと、仕立て返しをされて・・・一番最初のときから比べると、かなり柔らかく
風合い良く育ててくださいました。こういう経年変化こそ、生まれるのが「風合い」だと思って
おりまして、あえて最初から「風合い」良くは作っていないのがiwasakiです(笑)。
この日の、銀河絹の山形斜文の八寸も初期の頃のものでして。
Kさまには、永くiwasakiとiwasaki織物それぞれ育てて頂いております。。。
Sさまは緯吉野の半巾帯を、さらりと締めて。
「今日は暑いけど、お太鼓がないと涼しいわ~。」と。絞りのお着物と涼やかで・・・。
とてもお似合いでした!

3種の半巾帯をオーダーくださったOさまは、前回Oさまのサイズで八寸よりやや、狭く制作した
スウェーディニッシュレース織りの『クリームソーダ格子』を。
3種の半巾帯のひとつは、Sさまのピンクとグリーンの半巾に似たタイプ。
Oさまどれもとても喜んでくださいまして・・・。本当に嬉しく、ホッとしました。
スウェーディニッシュレース織りの八寸、今年は暑さのせいかお手に取ってくださる方が多く。
和モノではたぶん、見たことがないこの織り方をクニヒサが取り入れて制作してから・・・。
何年かしてのこの反応に、二人で嬉しくOさまの後ろ姿を眺め入ってしまいました・・・。

嬉しすぎる再会は、次回に続きます!

by senshoku-iwasaki | 2019-05-29 23:59 | 着尺・帯
Oさまの3種の半巾帯。
昨年からご注文頂いているOさまの半巾帯は、タテ糸が同じでヨコ糸の色違いの3本。
小柄で細身のOさまは、以前にも八寸帯地をiwasakiの通常のタイプよりも巾狭でお作り
させていただいたことがありまして。

半巾帯はiwasakiではいつも3~4本分のタテ糸をかけて制作しているというお話をした
のが、昨年の『日本の夏じたく』展のときでして。
そのときに「ご注文させて頂く方向で前向きに考えたいと思います!」

その後に具体的なご希望を伺って。
赤紫系、ピンク×トルコグリーン系、ブルー系。
「濃過ぎず、薄すぎず、全体的に中間色な感じが好きなんです」Oさま。

そして今年の『日本の夏じたく』までに、なんとか仕上がりました!
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Oさまから「夏までに出来て嬉しいです。」とご連絡頂きまして。
お仕事の都合をどうにかつけて・・
今年も『日本の夏じたく』にいらしてくださるとのことで!
気に入っていただけるとイイなぁ・・・と思いながら。
夏じたく展に持っていく織物たちを揃えて、『日本の夏じたく』に向けての準備に追われて。

今年はどんな『日本の夏じたく』になるのでしょう?
森くみ子さんのお話会も、お陰様で(まだ若干の余裕がありますが・・・)
順調にご予約を頂いておりまして。。。
楽しみなキモチと不安なキモチがお天気雲のように・・・
切れてパッと青空を見せたり、真っ暗になったり。。。
今週末のお天気は、どうやら晴れそうですから。
iwasaki夫婦もパッと晴れやかな気分で(!?)三溪園で皆さまのお越しを心より
お待ちしたいと思います!!






by senshoku-iwasaki | 2019-05-20 22:09 | 着尺・帯
緯吉野九寸帯地の『阿波藍とアイボリー』。
今年の春に生まれた『阿波藍とアイボリー』の九寸帯地バージョンは、
プクプクプク・・・と、あぶくのよう。

iwasakiで先にカリヤスで黄色に染めて。
黄色の上から森くみ子さんに藍で染めて頂いたグリーンは、やや黄味寄り。
シュワシュワ~っと、弾けるシャンパン片手に高原の午後・・・なイメージ(笑)。

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いよいよ来週末に迫った『日本の夏じたく』に向けて。
今年iwasakiは、三溪園・鶴翔閣の主室の角の間です。お庭の新緑を眩しく拝めるお部屋。
どんな感じでこの、新シリーズたちを並べようか・・・考えながら。
森くみ子さんの本、『阿波藍のはなし』を読みながら。
25日の森くみ子さんのお話会の進行を悩みながら。

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しかしながら手は止められませんで。。。
Nさまに昨年からご注文頂いている生紬は、チョコミントな三つ崩しのような格子です。
前回制作してから・・・もう5年ほど経っておりまして。
こちらは酸性染料で染めているものですが、そのときのイメージで染めた糸のデータが残っておらず。
クニヒサ、何度も色を確認しながら・・・ようやくほぼ同じ色味になりました。
チョコミントな生紬は、何年か前の『日本の夏じたく』で出品しまして。
Nさまはその時からずっと・・・気になっていたと、大変嬉しいご注文なのです。。。

今年の『日本の夏じたく』でも。
iwasakiの芸風をよ~く知っておられる方も、初めましてな方も。
新しい発見があるとイイなぁ・・・と思って制作している選りすぐりを持っていきます!
ちょっと遠いかも!?ですが、
あのロケーションであれだけの展覧会はナカナカお目にかかれないと思います。
ぜひぜひ、お出かけ頂きたいで~す。

by senshoku-iwasaki | 2019-05-17 22:43 | 着尺・帯
悶々と『阿波藍とアイボリー八寸帯地』を巻きながら・・・。
連休も明けたのに。
iwasaki夫婦は鬱々と、そして悶々と・・それぞれの作業を進めておりまして。
ゆうメールで出してもう2週間になるのですが、まだ夏じたく展のご案内がお客様に届いておらず。
佐川さんに問い合わせても、連休前には郵便局預けになっているそうなのですが。その後の追跡
は出来ないとのことで・・・。心底がっかり。
山梨にいたときにはこんなコトは無かったので、考えもしなかったのだけど。
郵便物の量が、東京は山梨とは比較にならないほど多いということなのかしら!?
もう二度と、佐川経由のゆうメールは使えないと泣きそうになりながら。。。

『阿波藍とアイボリー』シリーズの帯地は、摩擦等で藍の色がなるべく付くことのないように・・
お太鼓柄で制作しております。
前柄と、お太鼓部分のみ阿波藍の段が入りまして、それ以外はアイボリーベースです。
でも実は。
ほとんど見えなくなってしまう、このアイボリーベースの部分も見どころのひとつなんです。
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阿波藍の段の部分と同じように・・・さざ波のような緯吉野を、群馬県の碓氷製糸のキビソ糸と
長野県の宮坂製糸さんの銀河シルクで凹凸をつけています。
マットなキビソを、艶やかな銀河シルクで包んで。キラキラと穏やかな凪ぎのイメージです。

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お太鼓には・・・。阿波藍のこんな波が並びます。
実物は写真よりももっとキレイです!(たぶん・笑)
実物はぜひ、5月24日・25日・26日横浜・三溪園『日本の夏じたく』で!!

私(エツコ)は、今朝佐川急便のドライバーさんがぽろりと漏らした(!?)
「たまに3週間くらいかかることもあるみたいっす」が耳から離れず。。。この柄でさえ、
あの日に佐川さんに出してしまった後悔の波にしか見えなくなっている・・・重症の落ち込み(涙)。



by senshoku-iwasaki | 2019-05-08 22:24 | 着尺・帯
連休中は、夫婦仲良く(!?)半巾帯を制作中・・・。
工房のある蔵前周辺は、只今再開発ラッシュ。
近隣のビルが取り壊しだったり、建設中だったり・・。四方八方そうだから。
普段はとにかく喧しいのだけれど。連休で工事はお休み。
久しぶりに静かなお山の工房時代に帰ったようで、嬉しく仕事を進めておりました。。。
粉塵も無いので、お目目の調子もグー。

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私(エツコ)は、Oさまに昨年からご注文頂いている3本の半巾帯を。
小柄なOさまは、巾も3寸8分から4寸までくらいがご希望で。
ヨコ糸がよく見える組成の緯吉野で、ブルー系・ピンク系・赤紫系の3種をご依頼。
二人で伺ったOさまのイメージや、ご希望の色の確認をしながら設計をして。
イイ感じに出来つつあります!
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クニヒサが織り上げたのは、『阿波藍とアイボリー』の半巾帯の第2弾。
『日本の夏じたく』展で爽やかな阿波藍の風を感じて頂こうと・・・。
このシリーズ、イロイロ作りためておりまして。
自分で言うのも可笑しな話ですが(笑)。
森さんに染めて頂いている阿波藍の色を、アイボリーの中に閉じこめてしまうことでより、
藍の色を強く感じていただけるモノとなっております!
強い、弱い、淡い、濃い、深い、浅い・・・
透明感のある阿波藍の、クリーンなブルーはぜひ!
5月24日~26日・横浜・三溪園での『日本の夏じたく』でご覧くださ~い!!




by senshoku-iwasaki | 2019-05-06 22:40 | 着尺・帯
山形斜文の八寸帯地・まるまなこ ローリエと象牙色と。
タテヨコ生糸バージョンの新しい八寸帯地。
まずはグリーン系を織り上げまして、またあらためてアイボリーをタテにかけまして。

18日から始まる、染織こうげい・浜松店さんでの作品展は『糸ぢから』がテーマ。
このシリーズだったらもちろん!贅沢な超太口の国産生糸のチカラが全開です。。。

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月桂樹の葉の色のようなのでローリエとなりました。
タテ糸に銀河シルクを使った山形斜文の八寸帯地は、iwasakiの定番ですが。
また一味違うのは、タテヨコともに同じ太さと色の糸が作り出す菱の感じでしょうか。。。
今回、ヨコにバニラのような白茶を入れたものと2種織ったクニヒサでしたが。
クニヒサはこの、タテヨコ同色タイプが気に入ったようで・・・。

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象牙色は2本作って2本とも象牙色(笑)。
昨年、Rさまにご注文頂いて制作したのは、タテが銀河シルクのタイプでこれに似た象牙色でした。
そのときにも似たようなんだけど、微妙に違う2種を・・。そのときはタテ色が違ったのですが。
今回はヨコ色が少ーし赤味寄りタイプと、黄味寄りのタイプで2種。

象牙色のことを、アイボリーと呼ぶそうなんですが。
iwasaki夫婦の中では、象牙色のほうが若干茶味があるのを指していまして。
アイボリーは、もう少し白っぽい色を指して呼んでいますが・・・。
色ってイロイロ(!?)ムズカシイのです。。。
その日の気分でも、同じ色が違う色に見えることも多々ありまして。
でもそれがまた魅力のひとつ。
象牙色、アイボリー、白茶、バニラ・・・iwasaki夫婦も大好きな色です。

アイボリーといえば。
阿波藍を使ったシリーズ、『阿波藍とアイボリー』はこうげいさんに向けて・・・。
九寸、八寸、半巾、ストールと、iwasaki織物全種で生まれています!
それらもこれからアップしていこうと思います。




by senshoku-iwasaki | 2019-04-15 22:15 | 着尺・帯