カテゴリ:着尺・帯( 332 )
染織こうげい・神戸店さんで、嬉しすぎる再会。其の2
前回に引き続き・・・幸せなiwasaki織物たちとの再会のスナップです。
本当にこうしてお召し頂いている姿を拝見する度に、沸々とチカラが湧いてきます。。。
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Tさまは以前からiwasakiの織物を、色々とお使いくださっていて。
特に八寸は、違うタイプのものをご愛用くださっています。。。
青木間道をモチーフにしたシリーズ『カモフラカモ』は、グリーンの太い縞に細い色の段。
さらりと、だけどこっくりとお召しくださって。

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これは昨年生まれた、極太の国産キビソ糸を用いた『大きな三ツ崩し』の第1号。
かなり重量感のある野趣あふれる一品なのですが、Tさまこれまた太糸の縞木綿にさらりと合わせて。
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赤紫色のヨコ糸の『銀河絹の山形斜文』は、私たちが初めてTさまにお会いしたときに感じた
『Tさまっぽい』となぜか思ったお色でして。よく『人にはその人のカラーがある』といいますが。
私(エツコ)が一瞬Tさまから感じたお色が、ボルドーだったのかもしれませんが・・・。
こうして様々な色や質感のお着物に、iwasakiの帯をさり気なく組み合わせてくださると。
キモノの場合は、似合う色とかいうよりやはり、その方が引き出されるコーディネイトなのかもと。
あらためて奥の深さを感じました。Tさまありがとうございます!!
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Fさまは『経五色の緯吉野』を。こちらは緯吉野で網代のように見えるタイプ。
よーく見ると、タテ糸がカラフルなので。シックな無地のお着物にチョットだけカラフルな縞が
静かに(!?)賑やかしをしているみたいです(笑)。

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昨年制作した織り半襟をお使いくださって・・・。
こちらは織っていて水族館な気分(!?)になっていたものでして。そうそう、半分ブルーベース
半分ピンクも入ってくる・・・楽しい気分になったらイイなぁと思って作っています。
お使いいただけてとても嬉しいですっ!

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今年の織り半襟を早速にお使いくださってFさま。
今年はざっくりと。ベトナムの黄繭の節糸を使って。Fさまのはクリーム色がベースのタイプ。
ピスタチオ色がベースのものなど楽しく作らせていただきましたので、こうして実際にお使いく
ださって!あぁぁ。嬉しいですぅ。。。

我が家の高1息子は、中間テストまであと数日となりまして・・・。
毎度のコトなのですが(トホホ。。。)レッドブル、モンスター、眠眠打破、これ三種の神器なの
だそうで。「この栄養ドリンクで2日で何とかする!」と。。何とかなるわけないだろうっ!!と
突っ込みつつも。ここまでくると、怒る気力もなく(笑)。
iwasakiは他でもない、何よりの活力剤を今回もたくさん頂きましたので。
元気モリモリで、また次の一越に繋げたいと思います!

ありがとうございました。




by senshoku-iwasaki | 2018-10-18 22:59 | 着尺・帯
染織こうげい・神戸店さんで、嬉しすぎる再会。其の1
この度も。
私たちにとって何よりの活力源、ユーザーさんの愛あるお召姿を拝見させていただきました。
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先日・・淡い水色に淡いグレーの杉綾織りの2代目を制作させて頂いたRさま。
昨年お納めさせて頂いた、紺にグレーの杉綾織りのお着物にこれまた先月出来たばかりの
白茶の山形斜文の八寸を合わせて下さって!
「『この着物のほうは(タテが濃いので)角度によって濃いグレーにも淡いグレーにも見えたり、
普段はマットに見えるのに光があたると、とても光沢が出たり。その変化がとても気に入っているの。』
とおっしゃっておられました。」クニヒサ。

帯のほうはRさまから伺っていたイメージが、タテが白茶だと思って取り掛かったものの。。
もしかして、ヨコが白茶でタテはアイボリーのほうが近いかも!?と、とても気になり・・一見とても
良く似た、でもビミョーに違う2本を制作いたしましてRさまに選んで頂いた一品。
「『どちらもね、それぞれに良かったの。だからまず岩崎ご夫妻が初めにこうだと思ったほうがより、
iwasakiさんらしいのかと思ってこちらにさせていただいたんです。』ってRさまが」クニヒサ。
「うは~。ありがとうございますぅ。。。帯締めもほんと素敵!」私(エツコ)。
「あ、それ私も同じ反応したんですよ(笑)。
そしたら『そりゃもう!道明さんのとっておきよっ!(笑)』って。」クニヒサ。
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翌日。なんとご自宅のお近くの和菓子屋さんの最中をお持ちくださって、またお越し下さり・・・。
この日は白大島にあの山形斜文を。あぁぁ。気に入っていただけて本当にヨカッタ。
8月にクニヒサが織っていた長女(!?)の山形斜文。白っぽいお着物に合わせると、しっかりとベージュ
のような白茶を感じます。本当にお似合いです。
Rさま、今回お納めした淡い水色とグレーもとても喜んでくださって。『また来年までにお願いしたいのが
あって・・・。』と、これまたRさまらしいシンプルで健やかな格子の着尺とざっくりとした八寸でして。
制作させて頂くのがとても楽しみです!頑張ります。
Rさま差し入れの最中は、(これがまたステキなのです。。。)あらためてご紹介させていただきますっ!
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青木間道をモチーフにしたシリーズの八寸、『Ghana choco』を沖縄の織物に合わせてお出で
くださったKさま。カッコイイ大人の赤の着こなしで、クニヒサのスナップに釘付けの私。。。
Kさまもトーンは同じでも、タテヨコ違う色で織り出される微妙な無地の杉綾織りユーザーの
おひとりです。
この日はさらに。
写真ではわからないのですが、帯揚げはiwasakiの「帯揚げにもなるストール」を!
うわぁ。嬉しいですっ。Kさまもいろんなiwasakiをお使いくださっているユーザーさんです。

『Ghana choco』は、渡りモノをイメージした縞のシリーズです。
赤は、制作するのに「作るぞ!」みたいなちょっとした勇気が要りまして・・・。あまり数を
作っていないのですが。Kさまのお姿を見ていたら、また新しい『赤い』シリーズを作りたく
なったiwasaki夫婦です。

Rさま、Kさまありがとうございます!!
嬉しすぎる再会は、まだ・・其の2へ続きます。





by senshoku-iwasaki | 2018-10-16 23:04 | 着尺・帯
緯吉野半巾帯『冨貴寄せ・糸ぢから』シリーズ。
残り糸からの逆算で生まれる、iwasakiの半巾帯。。。
何かいいタイトルないかなぁ?と思っておりました。
残りものには福がある。
お宝の福糸たちは色とりどり。
あらあら、いいお名前がありました!『冨貴寄せ・糸ぢから』。。

今年も。なんと5年目になりました、
10月11日(木)~15日(月)染織こうげい・神戸店さんで展覧会をさせていただくのですが。
今回のサブタイトルは、糸ぢから。
iwasakiはいつだって他力本願(笑)。
チカラのある糸たちにいっぱい助けてもらって・・・iwasakiの織物になっていきます。
今回もたくさんの糸ぢからで、織物力溢れる・・・になっていたらイイなぁ。
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糸ぢからある、この一越に織物力を込めて。
もちろん、無地の着尺だって「この一越」の連続です。

染織こうげい・浜松店さんでの展覧会から・・・ほぼ毎日休日無しで。
まるでガチの運動系部活動並みの連日稼働で。
なんだけど。
まるでのんびりゆるゆる見えちゃうのは、手織りの特権かもしれません。

キモチだけは織物マシーンのつもりで(笑)。
せっせせっせと、大汗をかきながら作りためてきた織物を、検品して巻きなおして。
荷造りをするために全部の織物を並べてみたら、
なんでか制作したはずの私たちのほうが、織物たちにチカラをもらった気になりました。
無駄無く糸を使いきって、(ビンボー臭くなんてありませんよ・笑)。
冨も貴もある寄せ集めの、49歳iwasaki夫婦の現在精一杯の仕事展となりそうです。
関西方面の方々にご覧いただけたら嬉しいです。



by senshoku-iwasaki | 2018-10-08 23:07 | 着尺・帯
Kさまの杉綾織り羽尺と、Rさまの杉綾織りの着尺。
9月に取り掛かったご注文の杉綾織り2種。
2点とも写真ではわかりにくいのですが、タテ色とヨコ色が違うことで出来る無地です。
だけにムズカシイのは、織ってみないとワカラナイ色味。
ヨコ糸を入れてみて、おぉぉ・・・これはタテ色が違ったか!(涙)な事件(!?)があったりと。
今日のトホホは、明日の引き出しと信じて(笑)。
織り上がりまでに予定より時間がかかってしまいました。
Kさま、Rさま、遅くなりまして申し訳ありませんっ。
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Kさまの羽尺は、黒っぽいけど真っ黒ではなくて。
杉綾の切り替えしで見え方の変わる、糸目が見えるのがご希望で。
切り替えも3段階で大中小に変化します。
ヨコ糸の赤城の節糸もかなり味わい深く、男性の羽織り地として軽過ぎず重厚過ぎず・・良い感じになった
のではないかと制作者としては思っているところなのですが。。。
Kさまの反応がとても気になるところです。。。

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そして今日織り上がったのはRさまの杉綾織りの着尺。
タテ色が水色。ヨコ色に淡いシルバーグレー。
Rさまは昨年もタテが紺で、ヨコがグレーの杉綾織りをご注文くださってご愛用いただいて。
今回のものはコントラストが強くないので、全体として柔らかなブルーグレーに見えるのですが。
Kさまの切り替えよりも小さな3段階で変化します。
昨年の杉綾着尺とはまた違う、きっとこちらもRさまにお似合いになるだろうなぁ。。と思いながら。

10月11日~15日 染織こうげい・神戸店さんで今年も展示会をさせていただきます。
Rさまは神戸店さんのお客様。どうにか間に合ってヨカッタ。。。
12日(金)・13日(土)・14日(日)とクニヒサが会場にお邪魔する予定です。
ドキドキのRさまのご感想は、直接おうかがいしたいと思います!
実は神戸店さんでの展示会にむけて・・・iwasaki、まだまだ最後の悪足掻き中でして。
うぅぅ。。。が、頑張っております!(汗)。



by senshoku-iwasaki | 2018-10-04 22:12 | 着尺・帯
こっくりと。
秋冬にも合いそうな半巾帯も織っています。
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南部町から持ってきた3台の機は、現在Rさまの杉綾織りの着尺に新作の八寸帯地にこの半巾と。

作業を進める中で、糸を染めたり乾かしたりする『待ち時間』に取り掛かるのが半巾帯だったりします。
残り糸をあれやこれや・・・
足りるかな?大丈夫かな?とか考えながらやりくりするのも、スリリングで楽しい・・・
あれあれ、これってもしかして。
iwasaki家の暮らしそのものだったりして(笑)。
どうりで私(エツコ)は、作るのも使うのも半巾が大好きなわけだわ・・とミョーに納得。

アタマで考えたデザインだけではつまらない。
タテ糸にヨコ糸を入れた時に訪れる、思いもかけない粋な出会いにワクワクするのです。
そして更に。
糸ヂカラある織物力溢れる半巾帯は、これまたチカラのある織りのキモノにさり気なく合いまして。
そんなユーザーさんのお姿に、これまた作り手としては思いもかけない粋な出会いにワクワクなのです。

ただ残り糸からの逆算で・・・やりくりをして生まれる織物は、ある意味クセの強いモノでもありまして。
好き嫌いがはっきりと分かれるモノかもしれませんが。。。この半巾帯も。
愛おしい・・・。そう思ってくださるユーザーさんに出会えると嬉しいなぁ。





by senshoku-iwasaki | 2018-10-01 22:34 | 着尺・帯
新しい八寸帯地は、おめでたい(!?)チョロギ紋です。。。
チームイワサキ、今年はまぁ…。紆余曲折だらけ(涙)。
思うように思ったように、狙ったところに一度で着地出来ないのです。
あれあれ、チョットチョット・・・。が~ん。トホホ・・・。
こんなことばっかりで。
ちっとも前に進めず、三歩進んで二歩下がり。
おぉぉ。でも一歩は進んでいたか(笑)。

ただ、26年もやっていると。
アカーン!と思ったら直ぐ、修正の舵をきるコトが出来るようになりまして。
意地を張って固執しすぎるのは、織物制作には危険なことも多々。
底なし沼から脱出するのはもっと大変だから。
途中で予定変更、方向転換をして向かっている取り組みの一つがこちら。

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本当は、タテ糸にこの生糸に赤城の節糸を経てて。昼夜織りを考えていたクニヒサ。
木枠に巻き始めた節糸があまりにも節が凄くて。引っ掛かるコト間違いなしな不安が。
整経を始めてからその不安は早くも的中。
「これは撤収でしょう。」私。
「やっぱり・・・ですかね。」クニヒサ。
お宝級の節糸は、次回もう一度使い方をもっと考えて必ず使うとして。
今回は生糸のほうで。
「山形斜文の八寸の、新しいバージョン作りませんか?」私。
「あ!そうきます?なるほど。」クニヒサ。

そこからクニヒサの試行錯誤がまた始まりまして・・・。
生まれてきたのがこの、チョロギのような紋様の薄手のタイプの八寸帯地。
これなら御柱太織りシリーズのようなヘヴィーウェイトな着尺にも良さそうです。
ただ、初めの一歩は確実に。
いろんな試練も付いてきて・・・。
かなり苦戦をしながら一歩一歩。

寿の文字のようなチョロギ。おせち料理にちょこんと入ってるカワイイ存在。
それが数珠つなぎのようにいっぱい!
たくさんの『寿』で、失敗続きのiwasakiに今度こそ!百点満点の着地となりますように。。。






by senshoku-iwasaki | 2018-09-25 23:45 | 着尺・帯
クニヒサが取り掛かったのは・・・。
以前制作した杉綾織りの『砂とラピス』をご覧になられたお客様から・・・。
「この色合いで地紋のタイプに出来ますか?」とのリクエストを頂きまして。
Sさまの地紋版『砂とラピス』制作中です。。。

写真ではわかりにくいのですが。タテは明るめの紺、ラピスブルーでして。
ヨコはつむぎ糸で、ちょうど・・ラブラドールとゴールデンレトリバーの中間のような!?砂色です。
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ニュアンスは似ているのですが。
地紋のシリーズは平織りですので、杉綾のときとはまた違う表情になります。
それとヨコ糸が太い細いあるつむぎ糸なので、越し数で丸を作るのですがそれが不均一になるところも。
織物の面白さはこういうところかもしれません・・・。
タテヨコともに生糸を用いれば、キッチリと上等な織物に。
こうしてヨコにつむぎ糸や、座繰りの玉糸を使うと揺らぎが生まれて不完全なところが愛おしいのです。
私(エツコ)の個人的な好みでいうと、圧倒的に後者でして。
このヨコにつむぎ糸を使ったSさまの着尺も。
私が取り掛かっているKさまの黒っぽい杉綾織りの羽尺も、赤城の座繰り玉糸がヨコなので。
どちらも無地っぽいんだけど、あぁ愛おしい(笑)織物力にあふれております。

地紋のシリーズは、ヨコ糸の越し数を数えながら織るので無口になります(笑)。
黒くて糸が見えにくいKさまの杉綾も、無口になります。
今週末の金・土・日は、小さな増孝商店の営業日ですから、せめて私のほうだけでも織り上げて。
織り途中でも機から立ち上がれる(!?)織り半襟のタテ糸が、隣りの機にセットされまして。。。
「早くしてね」クニヒサからの無言の圧が・・・。




by senshoku-iwasaki | 2018-09-03 22:51 | 着尺・帯
かなりストイックな・・・黒い杉綾織りを制作中です。
Kさまにご注文いただいたのは羽尺。
男性の方なので生地巾があり、タテ糸本数は約1600本。

タテヨコともに黒いとなると・・・糸目が見えない(涙)。。。
老眼鏡をかけて、時には更に拡大鏡をかけて(笑)、一寸ずつ。
一寸を「チョット」と読むと知ったときは、一寸がこんなに長いなんて思わなかったなぁ。
織物では鯨尺なので、一寸は約3.78㎝。
それが長く感じるくらい、中2娘の夏休みの宿題に例えると「地味に終わらない」かと(笑)。
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Kさまからのリクエストは黒っぽいんだけど、真っ黒ではなくて切り替えしの織り柄が見える感じ
ということで。先にタテ糸を濃いグレーで経ててヨコ糸に黒を入れて織ったのですが・・・。
タテの密度が高いので、全体的にはグレーが強く出てしまいまして。
これはもう一回、タテ糸をやっぱり黒にして織り直してみたところKさまのイメージに近いものに。
あぁヨカッタ。
それにしても。一度でたどり着けないのは、やっぱりiwasaki(涙)。
これが一度でキマルと(たまーにそういう時もありますが・笑)スカッとイイ気分になるのだけれど。
ナカナカそうはいきませんで。

美術系の高校に進みたいと思っている娘。
夏休みの宿題のポスターや、美術の課題がどうも気に入らないらしく。
描きなおすために近所のシモジマに画用紙を買いに行ったと思ったら、翌日は切らしたポスターカラー
がシモジマに無いと新宿の世界堂まで行き・・。翌日ひとつ足りなかった~!とお茶の水の画材屋さん
まで行き。特別に絵が上手いわけでもないし、要はカタチ!?文房具好きなだけなのかもだけど(笑)。
確実に彼女がボツにしたものよりかはよく描けているみたいなので・・・やっぱり彼女も。
幼少の頃から不器用といえば、アニキのほうだけかと思っていたけれど(トホホ・・・)
一度でたどり着けない、不器用な血を引き継いでしまったのねぇ・・・と。
ただ・・・。
娘も私も。
地味に終りそうもない・・・(涙)。




by senshoku-iwasaki | 2018-08-28 23:43 | 着尺・帯
新しい山形斜文の八寸帯地は、『となりの芝生』。
モフモフとした芝生のような。
写真ではわかりにくいのだけど・・・青々とした枝豆のようなヨコ糸は、国産のキビソ糸。

連日・・猛暑猛暑の今年の夏も。
立秋も過ぎて、残りの夏。
名残りを惜しむようなキモチにはまだまだなれそうもないけれど、脳内だけでもスズムシの音色。
う~ん。カラリとした秋風に、高い空。
イメージは、舟和の芋羊羹が一番美味しく感じるころかなぁ。。。
こっくりとした、濃い茶の紬なんかに合いそうな。
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この夏は私(エツコ)の妄想も。
暑さのせいか慌ただしさのせいなのか・・・ナカナカ旅に出ませんで(笑)。
どっぷりと、落ち着いて機に座り続けるコトが出来なくて。
なんやかんやと用事が。。。(涙)
織りばっかりは。イライラしてもなんの得も無いどころか、失敗したりの損しか無いものだから・・・。
余計な妄想時間が無くなっているのかもかも。そうだとしたらそれは良くないなぁ(笑)。

少しだけ。ささくれそうな心にオイルを塗って。
南部町の山の中の仕事場が恋しいなぁ。あの工房は最高だったなぁ。。。
あ、これってもしかして。
隣りの芝生は青くみえるみたいなものかしら!?
いやいや。蔵前の工房も。



by senshoku-iwasaki | 2018-08-11 22:17 | 着尺・帯
こんな山形斜文八寸帯地も織っています。。。
タテ糸とヨコ糸の色が違うと、写真がとてもムズカシイ・・・です(笑)。
よくわからないかもしれませんが、以前制作した『煉瓦づくりの街』シリーズのような
ニュアンスのある一品となりそうです。
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この山形斜文や杉綾の織物は、iwasaki結成の頃より・・・かなり作ってきているハズなんですが。
まー思い通りにいきませんで・・・(涙)。
それは私たちが不器用というのもあるのだけれど、それだけじゃなくて。
ほんの少し糸が細かったり太かったり、ほんの一色濃かったり薄かったりしただけで
ガラリと表情が変わるのです。
タテヨコのコントラストが強くても、菱が見えにくいこともあればその逆もあって。
たぶんきっと。
経験の中からアタマの中で描いた風情と、実際織ってみて違うコトこそ
もどかしくも面白いポイントでして。iwasakiが今まで織りを放棄出来ない理由のひとつかと。

これは秋に向けて・・・今までに作っていないカラーリングで作ってみましたが。
並行して取り掛かっている・・ご注文の山形斜文は、着地点が近いけれどどうも違う気がして。
ご注文の場合は出来るだけ。ピタッとブレずに着地しなければ・・・なので。
しばらく二人して悶々と・・・が続きそうです(笑)。

毎回ピタッと、自分の思ったところに着地出来たらもっとキモチイイのだろうけど。
そうじゃないコトも多々あって。
そうじゃなかったモノが、そうじゃなかったが故に気に入って頂けるコトも多々あって。
自分の良しは、良しとは限らない・・・を痛感しっぱなしの30年(笑)。









by senshoku-iwasaki | 2018-07-24 23:10 | 着尺・帯