カテゴリ:着尺・帯( 352 )
緯吉野九寸帯地の『阿波藍とアイボリー』。
今年の春に生まれた『阿波藍とアイボリー』の九寸帯地バージョンは、
プクプクプク・・・と、あぶくのよう。

iwasakiで先にカリヤスで黄色に染めて。
黄色の上から森くみ子さんに藍で染めて頂いたグリーンは、やや黄味寄り。
シュワシュワ~っと、弾けるシャンパン片手に高原の午後・・・なイメージ(笑)。

f0177373_18154052.jpg
いよいよ来週末に迫った『日本の夏じたく』に向けて。
今年iwasakiは、三溪園・鶴翔閣の主室の角の間です。お庭の新緑を眩しく拝めるお部屋。
どんな感じでこの、新シリーズたちを並べようか・・・考えながら。
森くみ子さんの本、『阿波藍のはなし』を読みながら。
25日の森くみ子さんのお話会の進行を悩みながら。

f0177373_18160014.jpg
しかしながら手は止められませんで。。。
Nさまに昨年からご注文頂いている生紬は、チョコミントな三つ崩しのような格子です。
前回制作してから・・・もう5年ほど経っておりまして。
こちらは酸性染料で染めているものですが、そのときのイメージで染めた糸のデータが残っておらず。
クニヒサ、何度も色を確認しながら・・・ようやくほぼ同じ色味になりました。
チョコミントな生紬は、何年か前の『日本の夏じたく』で出品しまして。
Nさまはその時からずっと・・・気になっていたと、大変嬉しいご注文なのです。。。

今年の『日本の夏じたく』でも。
iwasakiの芸風をよ~く知っておられる方も、初めましてな方も。
新しい発見があるとイイなぁ・・・と思って制作している選りすぐりを持っていきます!
ちょっと遠いかも!?ですが、
あのロケーションであれだけの展覧会はナカナカお目にかかれないと思います。
ぜひぜひ、お出かけ頂きたいで~す。

by senshoku-iwasaki | 2019-05-17 22:43 | 着尺・帯
悶々と『阿波藍とアイボリー八寸帯地』を巻きながら・・・。
連休も明けたのに。
iwasaki夫婦は鬱々と、そして悶々と・・それぞれの作業を進めておりまして。
ゆうメールで出してもう2週間になるのですが、まだ夏じたく展のご案内がお客様に届いておらず。
佐川さんに問い合わせても、連休前には郵便局預けになっているそうなのですが。その後の追跡
は出来ないとのことで・・・。心底がっかり。
山梨にいたときにはこんなコトは無かったので、考えもしなかったのだけど。
郵便物の量が、東京は山梨とは比較にならないほど多いということなのかしら!?
もう二度と、佐川経由のゆうメールは使えないと泣きそうになりながら。。。

『阿波藍とアイボリー』シリーズの帯地は、摩擦等で藍の色がなるべく付くことのないように・・
お太鼓柄で制作しております。
前柄と、お太鼓部分のみ阿波藍の段が入りまして、それ以外はアイボリーベースです。
でも実は。
ほとんど見えなくなってしまう、このアイボリーベースの部分も見どころのひとつなんです。
f0177373_20384771.jpg
阿波藍の段の部分と同じように・・・さざ波のような緯吉野を、群馬県の碓氷製糸のキビソ糸と
長野県の宮坂製糸さんの銀河シルクで凹凸をつけています。
マットなキビソを、艶やかな銀河シルクで包んで。キラキラと穏やかな凪ぎのイメージです。

f0177373_20391517.jpg
お太鼓には・・・。阿波藍のこんな波が並びます。
実物は写真よりももっとキレイです!(たぶん・笑)
実物はぜひ、5月24日・25日・26日横浜・三溪園『日本の夏じたく』で!!

私(エツコ)は、今朝佐川急便のドライバーさんがぽろりと漏らした(!?)
「たまに3週間くらいかかることもあるみたいっす」が耳から離れず。。。この柄でさえ、
あの日に佐川さんに出してしまった後悔の波にしか見えなくなっている・・・重症の落ち込み(涙)。



by senshoku-iwasaki | 2019-05-08 22:24 | 着尺・帯
連休中は、夫婦仲良く(!?)半巾帯を制作中・・・。
工房のある蔵前周辺は、只今再開発ラッシュ。
近隣のビルが取り壊しだったり、建設中だったり・・。四方八方そうだから。
普段はとにかく喧しいのだけれど。連休で工事はお休み。
久しぶりに静かなお山の工房時代に帰ったようで、嬉しく仕事を進めておりました。。。
粉塵も無いので、お目目の調子もグー。

f0177373_18032125.jpg
私(エツコ)は、Oさまに昨年からご注文頂いている3本の半巾帯を。
小柄なOさまは、巾も3寸8分から4寸までくらいがご希望で。
ヨコ糸がよく見える組成の緯吉野で、ブルー系・ピンク系・赤紫系の3種をご依頼。
二人で伺ったOさまのイメージや、ご希望の色の確認をしながら設計をして。
イイ感じに出来つつあります!
f0177373_18033300.jpg
クニヒサが織り上げたのは、『阿波藍とアイボリー』の半巾帯の第2弾。
『日本の夏じたく』展で爽やかな阿波藍の風を感じて頂こうと・・・。
このシリーズ、イロイロ作りためておりまして。
自分で言うのも可笑しな話ですが(笑)。
森さんに染めて頂いている阿波藍の色を、アイボリーの中に閉じこめてしまうことでより、
藍の色を強く感じていただけるモノとなっております!
強い、弱い、淡い、濃い、深い、浅い・・・
透明感のある阿波藍の、クリーンなブルーはぜひ!
5月24日~26日・横浜・三溪園での『日本の夏じたく』でご覧くださ~い!!




by senshoku-iwasaki | 2019-05-06 22:40 | 着尺・帯
山形斜文の八寸帯地・まるまなこ ローリエと象牙色と。
タテヨコ生糸バージョンの新しい八寸帯地。
まずはグリーン系を織り上げまして、またあらためてアイボリーをタテにかけまして。

18日から始まる、染織こうげい・浜松店さんでの作品展は『糸ぢから』がテーマ。
このシリーズだったらもちろん!贅沢な超太口の国産生糸のチカラが全開です。。。

f0177373_18471859.jpg
月桂樹の葉の色のようなのでローリエとなりました。
タテ糸に銀河シルクを使った山形斜文の八寸帯地は、iwasakiの定番ですが。
また一味違うのは、タテヨコともに同じ太さと色の糸が作り出す菱の感じでしょうか。。。
今回、ヨコにバニラのような白茶を入れたものと2種織ったクニヒサでしたが。
クニヒサはこの、タテヨコ同色タイプが気に入ったようで・・・。

f0177373_18470712.jpg
象牙色は2本作って2本とも象牙色(笑)。
昨年、Rさまにご注文頂いて制作したのは、タテが銀河シルクのタイプでこれに似た象牙色でした。
そのときにも似たようなんだけど、微妙に違う2種を・・。そのときはタテ色が違ったのですが。
今回はヨコ色が少ーし赤味寄りタイプと、黄味寄りのタイプで2種。

象牙色のことを、アイボリーと呼ぶそうなんですが。
iwasaki夫婦の中では、象牙色のほうが若干茶味があるのを指していまして。
アイボリーは、もう少し白っぽい色を指して呼んでいますが・・・。
色ってイロイロ(!?)ムズカシイのです。。。
その日の気分でも、同じ色が違う色に見えることも多々ありまして。
でもそれがまた魅力のひとつ。
象牙色、アイボリー、白茶、バニラ・・・iwasaki夫婦も大好きな色です。

アイボリーといえば。
阿波藍を使ったシリーズ、『阿波藍とアイボリー』はこうげいさんに向けて・・・。
九寸、八寸、半巾、ストールと、iwasaki織物全種で生まれています!
それらもこれからアップしていこうと思います。




by senshoku-iwasaki | 2019-04-15 22:15 | 着尺・帯
杉綾織りの着尺をステキにお召しになられて・・・。
先週のこと。
ご注文くださっていた八寸帯地を受け取りにいらしてくださったWさま。
「昨年いただいてから、着物になったところを見ていただきたいと思って着て来ました~!」

うわぁ。嬉しいです!!感激ですっ!
昨年の『年に数回のiwasakiのshop・小さな増孝商店』で。
iwasakiの杉綾織りの着尺の中でも一番・・・濃密度規格、タテ糸は生糸でヨコ糸には玉糸。
ナカナカ織り進まない代わりに、ツルツルツヤツヤで柔らかモノのような質感が特徴のコチラ。
Wさまが選んでくださったのは、タテがライトグレーでヨコがシルバーグレーの淡色で。
3寸で切り返し、2寸間だけ小さな菱が雨の雫のように不定期に現れます。

この日はお仲間とのお食事会のお帰りで。
桜がどこも見ごろで。
桜色がベースの型染の花尽くしの帯がとても春らしくて。
そして!Wさまも。峯史仁さんのキノコ染めのブルーの帯締めが美しくて。
あぁ。本当にお似合いでした。
この着尺に掛かっていたときは、こんな素敵な日が来るなんて想像出来ずに織っていました。
もしかしたら、着尺のほうはこの近未来を知っていたのかも。
f0177373_20521955.jpg
この日。
ご注文の八寸帯地のほうもとても喜んでくださって。
ああ。生きててヨカッタ~とつくづく。

我が家の息子が10歳くらいの頃だったかしら。。。
私たちの仕事のスタイルを聞いて
「えっ!?いつ売れるかわからないモノを、こんなに時間かけてとうちゃんと作ってんの??」
と心からビックリされたコトがありましたっけ(笑)。。。

それでなのかどうなのか。
高2になった息子は、「堅気な勤め人になる」という方向性のようですが。
それはそれでとても良きことで。
出来たら「幸せな」堅気な勤め人になって欲しいと希うばかりです。。。

だけど息子よ。
相変わらず母は、今織っているモノがいつ、どなたのお気に入りになるなんて全くわかりませんが。
こうしてWさまのような優しいユーザーさんに、褒めていただけたそれだけで。
心から幸せなキモチになりまして。それがまた次の織物づくりのチカラになりまして。
なんだかずっとエンドレスで自分はちっとも変わらないうちに・・・。
子供たちだけがいつの間にか大人に近づいていて。
春が来るたびにオヨヨ・・と焦ってしまう私。








by senshoku-iwasaki | 2019-04-13 23:48 | 着尺・帯
今日クニヒサが織り上げたのは・・・。
iwasakiお馴染みの(!?)緯吉野の八寸帯地ですが、今回はアースカラーの二品。
ツルツル、ゴツゴツ、カサカサ、フワフワ・・・様々な質感の絹糸のほかに今回は。
科(シナ)や葛(クズ)、苧麻(チョマ)の糸も。
自然布のような雰囲気を持つ、一応(!?)新作なのです(笑)。

なんで一応かといいますと、以前に赤城の節糸をタテ糸にした緯吉野の八寸帯地で
『brown sugar』というのを作ったことがありまして。
特に意識はしていなかったのですが、織りあがってみると・・・。
それによく似た感じになってるような気がして。もう10年以上も経つのに(笑)。

f0177373_18061738.jpg
作風(というか芸風?)は、きっとあんまり変わらないんだなぁ・・・とあらためて。
でもだけど。よーく見るとやっぱり、10年分の進歩はありまして(笑)。
今のほうが以前のものよりも安定しているような気がします。たぶん。

そういえば私(エツコ)は、いつでも能天気(脳天気⁉︎)なので。
過去は懐かしく愛おしいものだけど、戻りたい過去などありませんで。いつだって今が一番。
それは作っているモノも同じで。
いつだって一所懸命その時掛かっているモノに取り組んではおりますが、
織りあがってしまうとすぐに忘れてしまうのです。。。
もしかすると私の理想そのものでもあるのだけれど。
生きるコトと、織物をつくるコトが四六時中一緒だからかもしれません。。。
なので。
この帯地も段の配置や、糸や色。クニヒサと随分とやり取りをして出来上がったものが
「あれ!?ひょっとして前に作ったっけ?」な会話になるのは・・・。
二人でまだまだ織物づくりを続けていくには、大正解!なのかも。




by senshoku-iwasaki | 2019-03-31 00:42 | 着尺・帯
新しい山形斜文八寸帯地を巻きながら・・・。
新しい山形斜文八寸帯地は、ツヤツヤピカピカの生糸のタイプ。

群馬県の碓氷製糸さんの生糸で、組成もいつもとチョットだけ違いまして。
「まるまなこ」とも呼ばれる綾の組織になっています。
だからどうだということもないのですが・・・(笑)。
iwasakiはいつもこんな感じ。
今回はダイレクトに、ストレートにこの、ツヤツヤピカピカの生糸の魅力をお伝えしたく。
クニヒサ、久々に菱のサイズもキッチリ同じサイズで作りました。

f0177373_18025741.jpg
30年も織物を作っていると。
始めたばかりの頃とは、考え方も作り方も少しずつ変わって・・・。
変化というよりは、進化と思いたいのだけれど。
18歳の私(エツコ)に紬を教えてくれた先生の手織りの概念は、つむぎ糸や座繰り玉糸こそのもの。
生糸は綺麗すぎてダーメダメ(笑)。機械織りみたいになってしまうから、味わいも何も無いわよと。
当時は、そうなのかなぁ。。。とぼんやり思いながら、とりあえず技術を教わって。

クニヒサと二人で制作するようになってから。
機械織りって、スゴイ色んな質感のモノあるよね~。なんて話になりまして。
昔は機械にかけられないといわれたような、
節のある糸でも手紡糸でも・・・現代のマシンは織れるわけで。

手織りであることの意義や、意味みたいなものがもしあるとしたら
それは、少量規格で作れるということ。
それと、織っている自分がつくる悦びに浸れるというか、幸福感に満たされることなのだと思うのです。

iwasaki夫婦は、マットな手紡糸も大好き。
そしてこんなピカピカの贅沢な極太の生糸も大好き。
個性溢れるそれぞれの糸の、個性を活かして。
50歳のオッサンとオバハンが無い知恵を絞って・・・少量生産で朝から晩まで。
幸せな手織りをしております。
f0177373_18031741.jpg
お向かいの榊神社の桜も咲き初めまして。
また新しい春がやってきたキモチになりました。

高2になる息子は、そろそろ将来のなりたい職業に向けた進路を考える頃のようで・・・。
学部や学科が就職先と直結するようなところもあるようだけど・・・。
ほぅほぅと・・・資料には目を通すものの。
自分が面白そう!と思ったコトにしか動いてこなかった母は、何のアドバイスも出来ない(笑)。

「かぁちゃんならどう思う?」息子。
「あーたもアタシの子だからね~。バカはバカらしく!一般的にどうこうよりも。あーたが
面白そうだと思う学部学科を探せばいいんじゃない?」
「ちなみに。かぁちゃんはどういった選択で今日に?」息子。
「直感。」
「・・・でしょーねー。それは出来たら避けたいかなぁ。。。」息子。
悩め悩め、青い春の青年よ。












by senshoku-iwasaki | 2019-03-23 20:25 | 着尺・帯
ご注文の御柱織りは、used denimな風情です。
「穿き込んだジーンズのようなイメージなんですけど・・・作ってもらえませんか?」
昨年の染織こうげい浜松店さんでの作品展で、
iwasakiの『御柱織りシリーズ』の第一弾をご覧になって・・佐浦店長さん。

『御柱織りシリーズ』はiwasakiの着尺の規格のなかでも最太、重量級のもの。
デニムだったらヘビーオンスと言われるような、ハードタイプです。
なんといっても糸ぢから全開で、その贅沢な太さの絹糸一本の存在感を重視しています。
なので。
通常の着尺の規格では小さすぎて見えなくなってしまう、三つ崩し(算崩しともいいます)
で小さな籠目を、無地感覚で色違いでシリーズ化したいと思っておりまして。

佐浦店長さんも。職業柄とはいえ・・・いやいや、相当マニアックな織物好き(笑)。
これは結構タイヘンなリクエストをお受けしてしまったかもかも。。。
f0177373_18223238.jpg
まず初めに経てたタテ糸のブルーが綺麗すぎてしまいまして。
どうもイメージと合わなそう・・・。
佐浦店長さんのユーズドデニムのイメージを伺っていくと・・・。
淡いブルーはグレー寄りのものと若干黄色味のもの。濃いブルーは茶味を入れて・・・
三つ崩しになる縞ですが、淡いブルーは2種使いまして。
ユーズド加工のジーンズのようにはいきませんが、若干くすませながら。でも絹ならではの
透明感も大切にしつつ。悩ましいせめぎ合いを自分たちの中でしつつ。。。

更にヨコ糸の色と、入れ方を変えたサンプルを数種類織り、選んで頂きました。
結果、当初三つ崩しの予定でしたが。崩しではあるけれど三つ崩しではなくなりまして。
確かに・・・。縦落ち感のあるデニムのような風情になりました。

~浜松に颯颯紬有り~
学生の頃読んだ、古い『民藝』で紹介されていたその織物は、『ざざんざ織り』でした。
そのヘヴィーデューティーで、硬派で、ストレートにカッコイイ織物にずっと憧れていました。
いつかこんなふうに、素材力を活かした力のある織物を作りたいと思っていました。

それから30年経って。。。
ざざんざ織りが好きで、着潰すほど好き過ぎる(笑)佐浦店長さんのような方に、
ざざんざをリスペクトした『御柱織りシリーズ』を作ることが出来て・・・。
本当に。織物を続けてこられて幸せだと実感した一品となりました。

気掛かりは。
佐浦店長さんが心から気に入ってくださるかどうか・・・なのですが(汗)。

by senshoku-iwasaki | 2019-03-17 19:21 | 着尺・帯
新しいhands,hands,handsも、間違いなく(!?)愛おしい系織物です。
iwasaki夫婦の中で、このところ流行っているカラーはグリーン!
それもチョット懐かしい、深い山里のような緑です。。。

冬に、仕事の合間合間に手つむぎしたマーブル糸も程よく貯まりまして。
この着尺に取り掛かれるところまで辿りつけました。

hands,hands,handsのテーマのイメージは、使い込まれて手油でトロトロテカテカになった家具。
古い小さな教会の木製のベンチのような・・華美とは程遠く、簡素なんだけれど美しい。
一年や二年じゃ、到底作り出すことの出来ない美しさがテーマだったりします。
f0177373_18245680.jpg
美しいって、感性のものだから。それは人によって、土地によって、人生経験によっても様々かと。
艶やかでしなやかで端麗な美も。
健やかで丈夫で無骨な美も。
iwasakiはどちらも好きです。あ、でも・・どちらかというと後者寄りが強いかもかも(笑)。

このシリーズは、完全に後者の美を目指しています。
簡素を作り出すって、実は結構面倒臭くて(笑)。
グリーン、金茶、こげ茶に染めたまわたと白のままのもののミックスでつむいだマーブル糸の他に。
白茶、ベージュ、小豆色、グリーンと。ヨコ糸だけでも5色で小さな格子を構成しています。
健康的で、堅牢で、ちょっぴりブサイク(!?)な豆格子は、
クセになる愛おしさで制作中の私(エツコ)をメロメロにしてきます(笑)。

前回のhands,hands,handsもそうでしたが。
このシリーズ、仕立てると全体にぼわーんとマーブルつむぎ糸が浮き出てきます。
その、ぼわーんが今回は金茶でして。
深いグリーンに金茶。
私のアタマの中は、30年前に織りを学びに行った郡上八幡の風景と。
大師匠の作品の数々が・・・。
このグリーン、大師匠が好きな色だったのかもしれません。。。







by senshoku-iwasaki | 2019-03-08 23:46 | 着尺・帯
伊勢丹新宿店での『手技を愉しむ春の装い』、お陰様で終了いたしました。
お出で頂きました皆さま、誠にありがとうございました。

飯島桃子さんとiwasakiのコラボ企画の『ゴールデンキウイ』も、峯さんの帯締めと共に・・・。
素敵なユーザーさんの元にお嫁入りいたしまして。
近く『帯』となったゴールデンキウイに、ほんのりと緑がかったグレーから桜色に変化する
美しい峯さんの帯締めが乗るのかと思うと、ワクワクします。
峯さんの帯締めに使われる絹糸は、全て峯さんが草木で染めたもので色味が独特です。
綺麗なピンクは、ヘルナブンコというヴァイオリンの弓の材になる木の削りかすを染料にしたと
伺って。お客様と飯島さん、峯さん、iwasakiでそんな話にも花が咲きました。。。

今展でiwasakiの織物を身につけてお越しくださいましたユーザーさまのスナップを・・・。
毎回のことですが、嬉し過ぎる再会なのです。ありがとうございますっ!

f0177373_18412455.jpg
南青山のイトノサキさんでご注文くださった『銀河絹の山形斜文』の八寸帯を締めて。
実はお襟も、昨年神楽坂でのグループ展の際お求めくださったiwasakiの織り半襟をして下さって
お似合いだったのですが。写真がちゃんと撮れていなくて残念でした(涙)。


f0177373_18411265.jpg
お着物姿の飯島桃子さん。この半襟は!ウチの織り半襟です。。。あ、ありがとうございます!!

f0177373_18415006.jpg
緯吉野の『入り江の波』シリーズのお着物を着て下さってNさま。
この日の羽織りの裏地は、アトリエ紀波さんの石塚さんに注文された手描きのものでして。
長崎の有名な龍踊を唐子の猫たちが演じているもの。
「羽織を脱いでいただいてしっかり見せて頂きました(笑)。龍もとても可愛らしくて石塚さん
ワールドで猫たちが生き生きしていて素敵な羽裏でした。」クニヒサ。

f0177373_18420392.jpg
最終日にお友だちとお出で下さいましたFさま。
飯島桃子さんと初めてのコラボ企画の帯『緯吉野地に雪花』。
この帯地は南部町のシモツケで染めた金茶がベース。Fさまは南部町のご出身でして、なんだか東京
で暮らすFさまに故郷の草木も寄り添っている気がして・・・それもとても嬉しかったです!
「次に皆さんにお会いできるのは、三渓園の『日本の夏じたく』ですね!また伺いますね。」Fさま。
うわぁ。嬉しいです!今年の夏じたく展はご案内状も一新しまして、また一味違いますきっと。
ぜひぜひ。皆様のお越しをお待ちしております。頑張って制作しなきゃ(汗)。。。

f0177373_18421824.jpg
夏じたく展といえば、もう何年も皆勤賞のKさま。iwasakiの地紋の着尺に飯島さんの雪花の
刺繍が控えめに舞って。帯は、久保紀波さんの墨染めの絞り。そして峯さんのキノコ染めの
トルコブルーの帯締めが。「私も。夏じたく展、楽しみにでかけますね。」

皆さま、本当にありがとうございます。
そうです。久保紀波さん飯島桃子さんとは、次は5月24・25・26日の『日本の夏じたく』展で。
徳島の森くみ子さんとのコラボ『阿波藍シリーズ』も充実させて・・・と思っております。
早速今日からまた、機に座ったiwasaki夫婦です。

ありがとうございました。



by senshoku-iwasaki | 2019-02-27 23:22 | 着尺・帯