カテゴリ:着尺・帯( 402 )
昨年末にお納めしたMさまの御柱織りは。
伊勢丹新宿店でのグループ展のときにご注文くださった
Mさまは、iwasakiの御柱織りで「何か」をご希望。
しばらく考えて。。。
「私ね、毎日土鍋でご飯を炊くの。
ある作家さんの土鍋なんだけど、本当に美味しいの。
炊いている時も、炊けて食卓に置かれた姿も。
すっごくイイのよ。幸せなキモチになるの。
毎日美味しい土鍋のご飯みたいな三つ崩しがイイかも」

三つ崩しとなると、濃淡がないと作れないので
白米だけではなくて玄米も混ぜていいですか?
遠目には7分づきくらいのご飯に見えるかと思うの
ですが・・・。のクニヒサに
「お任せします!良いようにしてください。」Mさま。
昨年末にお納めしたMさまの御柱織りは。_f0177373_19162889.jpg
懸命に美味しい米づくりに励んでいる人がいて。
美味しいご飯を炊くことに特化して土鍋を作る人がいて。
たくさんの人の手間ひまにMさまの手間ひまも加わって。
Mさまのお宅の食卓は、幸せに満ちているのだから・・・

iwasakiも。
宮坂製糸さんで人の手で懸命に引かれた玉糸で。
双子の繭の節の味わいと、座繰りの手引きの味わいを
存分に引き出せるよう、一越ずつ杼を替えての崩し。

年末に伊勢丹新宿店の特選呉服でMさまに見て頂いて。
とっても喜んでくださって。
心から安堵いたしました。
なんせMさま、お代も先払いだったものだから・・・
実物を見て、もしがっかりされることがあったらと。
でも制作中は。
とっても楽しかった!(笑)だって、つやつやふっくら
まるで炊き立てご飯そのものだったので!

iwasakiは、なんといっても何でもない日が好きです。
特別じゃないフツーの日。
朝は大抵、コーヒーとトースト。
冷蔵庫の夕べの残りを変化させたお昼ご飯を食べて。
今日の仕事は、今日だけのものでもなくて
昨日から明日や来週に繋がってゆく仕事。

ちょっぴり居心地の悪い(!?)特別なお正月という
ハレの日を、いつもより長めに過ごしましたので。
4日からいつも通り仕事場に戻り、あぁ幸せ~。

Mさまの御柱織りのような、毎日着ても飽きない
何でもないけれど幸せなキモチになれる織物を!
今年もせっせと織り続けたいとおもっております。。。



by senshoku-iwasaki | 2020-01-08 23:00 | 着尺・帯
秋に織っていたのは、深い色味の地紋の着尺です。
10・11月の二ヶ月間、クニヒサはブランケットを中心に。
新企画の『半巾50』に取り掛かりまして。。。
私(エツコ)は組成の違う着尺を3反織りました。
一反目はこちらの『地紋ある着尺』。
秋に織っていたのは、深い色味の地紋の着尺です。_f0177373_18303324.jpg
タテ糸に群馬・碓氷製糸さんの生糸を。
ヨコ糸に長野・宮坂製糸さんの座繰りの玉糸を使って。
このシリーズは、ヨコ糸の越し数を数えながら・・・
四角の大小でマルをつくる「市松織り」とも呼ばれています。
この大きさでマルを構成したのは今回初めてで、
もっと大きいタイプか、小さいタイプでしたが。
今回の大きさは、もしかしてちょうどいいかもかも・・・。

このシリーズにかかるときは、
数えながらになるので、私語厳禁になりまして。
クニヒサがしゃべりかけても、ほぼスルーなのですが。
何度そう言ってもワカラナイ(いや、ワカリタクナイ!?)
のは岩崎の母でして(笑)。
しゃべりながら嫁のところに直行してくるものだから(涙)
こっちも学習しまして。
ばばちゃんが仕事場に立ち寄る頃合いを見計らって・・・
ヨコ糸を小管に巻く作業に充てておしゃべりタイムに(笑)。
その緩急が良かったのか、
この着尺は織り始めから終わりまで・・何の問題もなく
スムーズにいきまして。

いろんな意味でバランスのよい一品になったかも!?な
この着尺も。
12日からの『増孝商店』に並びます。




by senshoku-iwasaki | 2019-12-03 22:00 | 着尺・帯
織り上げたばかりの緯吉野着尺は・・・。
キラキラと輝く水面のような段です。
緯吉野の組成は今までに、平織りと組み合わせた
『入り江の波』シリーズがありますが、今回は。
穏やかなさざ波がずっと続きます。。。

ナカナカ織り進まなくて、腰板に乗りっぱなしで
お尻も痛くてぇー。(涙)
かなりな難産となってしまいましたが(笑)。
織り上がって、機から降ろして繁々と眺めて。
あぁ。
今回も愛おしい織物になったなぁ。。。と
お尻の痛さも心なしか和らいで(笑)。

織り上げたばかりの緯吉野着尺は・・・。_f0177373_18345171.jpg
先日。
郡上に暮らす日置先生から今年も。
岐阜の富有柿と、先生手描きの来年の暦が。
これまで野仏を描いてきた日置先生でしたが、
今回は日置家に伝わる江戸期の『巻子本』から。
7㎝巾で12mもある巻物だそうで、中には
3㎝~5㎝ほどの種子曼荼羅など150体以上の
尊像が線彫されているそうで。
いつも先生が描く石仏や、寺院の仏様とは
違う珍しい造形なので、少しアレンジをして
描きましたとありまして・・・。
扉に『美醜未生』の文字が。

柳宗悦の『美醜未生』の言葉ですが。
電話のなかで先生は、やや興奮気味に・・・
「えっちゃん、やっとこの言葉にボクは
繋がることが出来た気がするヨ。」

柳宗悦が『工藝の道』のなかで
無名の工人が自然や、伝統や実用性に助けられて
生み出したとして民藝を仏教の他力道になぞらえ
『美の法門』のなかで
信と美の深く結ばれた世界の実在を示して、
多くの衆生(僅かな天才ではなく凡夫にこそ)
を招くという論説に出てくる『美醜未生』。

iwasakiの織物づくりもまさに。
『美醜未生』の境地に立って
凡夫にこそ生み出せる「愛おしい」織物たちが。
誰かの「美しい」に昇華出来ることを信じて。

今日もまた。
お尻をさすりながら(笑)、次の織物を作って
おります。。。










by senshoku-iwasaki | 2019-11-26 23:08 | 着尺・帯
渋皮煮栗の、贅沢な羊羹をいただきながら。。。
今年iwasakiは、8月からブランケットなど
秋冬モノの織物にも取り掛かりながら・・・

気がつけば立冬も過ぎて。
ふと。なんか寒っ(笑)。
あらら、イワサキ家はまだ衣替えも出来ておりませんで(涙)。
なんでこんなに時間が足りないんだろう?
いやいや、あーたの仕事が遅いんじゃと天の声。

ううぅ。
「そういえばこの秋は、栗を食べるのを忘れてたわ。。。
南部町にいた頃は必ず作った渋皮煮だったのにぃ~。」
「あ!エツコさん!!
神戸のRさまからすっごい羊羹を戴いていたんじゃ?」
クニヒサ。
おぉぉ。食いしん坊の私が
こんなに重要なコトを忘れるなんて、重症かも(笑)。

立派なサイズの渋皮煮の栗がゴロゴロと、しかも上品な
白あんで固められた、渋皮煮以上の美味しい渋皮煮栗を
食べている気になる初体験の贅沢な秋をいただきながら。。
渋皮煮栗の、贅沢な羊羹をいただきながら。。。_f0177373_18281221.jpg
染織こうげい・神戸店さんから送られてきた、Rさまの
御柱織りの画像を。8月に制作させて頂いたもので、
先の神戸店さんでの作品中に仕立て上がったものでして。
しっとりとお召しくださっているお姿に、うっとり。
格子の大きさ、渋皮煮のような(!?)薄茶、Rさまの
イメージは古い伊平織でした。
合わせてくださっている山形斜文の八寸帯も。
あれやこれやとクニヒサと、色味を試行錯誤しながら・・
の制作でしたが。
Rさまがとても喜んでくださったことが何よりも。
私たちにとって嬉しいことなのです。。。

ナカナカ織り進めない時間も。
こんな素敵な日がやってきてくれることもあるから
手を止めるコトが出来ません。。。


渋皮煮栗の、贅沢な羊羹をいただきながら。。。_f0177373_18283019.jpg
そしてこの方も。
手を止めるコトが出来ない、素敵な記憶をいつもくださる
Nさま。ご注文くださった、吉野格子の九寸帯地を見に蔵前
までお出でくださった・・9月中旬のお仕度。
まだまだ残暑厳しい日のことでして、松永恵梨子さんの染め
のお着物にiwasakiの緯吉野半巾帯『SAVON』をさらりと。

実は今。
私(エツコ)はホントに織り進まない(笑)着尺に掛かってて。
一日中織って2尺とか・・・マジかぁ~(涙)
チョット途方に暮れながら(え?今更?って天の声・笑)
こりゃ、織り上がるのはもっと先になりそうだから。。。
明日こそは。
夏物を仕舞って、秋はすっ飛ばして(笑)。
冬物を引っ張り出さないと。








by senshoku-iwasaki | 2019-11-11 23:26 | 着尺・帯
50の意気込み、大プロジェクト。
カレンダーがとうとう今年もあと2枚になって。
いつものことながら。。。
はて、今年って自分、何したっけ?
な気分になってしまいます。
仕事は(きっと)かなりしています(笑)。
もともとのボケボケな性質に、撚りが掛かって。
一昨日織り上げたモノまで忘れてしまうくらい(涙)。

今年iwasaki夫婦は二人とも50歳になりまして。
節目の年らしくて、iwasakiらしい何かを
51になるまでに作ることは出来ないかしら?と。
とんでもなく忘れっぽい私(エツコ)でも
それだけはこれから先も鮮明に覚えてるような・・・。
やってみたかったけど、今まで出来なかったことで。
50の意気込み、大プロジェクト。_f0177373_17580785.jpg
始まりました大!?プロジェクトはコレ、半巾帯です。
大プロジェクトなのは、その数でして。
二人で50本作ります!

iwasakiでは、半巾制作は通常4本ずつなので。
ざっと見積もっても12回は機にセットすることに・・・。
それを他の制作と並行しながら・・となると。
たぶんきっと、そうは見えない(笑)
長閑な手織り工房ですが、
かなりタイトなスケジュールになってしまいます。
なんといっても。
51歳になってしまう前に達成せねば!となると。
6月生まれのクニヒサと、7月生まれの私なので。
来年の5月がタイムリミット。

毎日はいつも同じようでありながら。
50年も経ってしまったら、そりゃもう別世界級の大変化。
でも変わらないモノも必ずあって。
iwasakiはそんな織物でありたいのです。
そんな思いを込めましての大プロジェクト(笑)。
これから時々・・進行状況をアップ出来たらと思います!


by senshoku-iwasaki | 2019-11-04 22:38 | 着尺・帯
ちょっと贅沢な織り半襟を作りました。
iwasakiの手織りの半襟は、
今までに平織りで緻密なグラデーションタイプや、
小さな格子で小弁慶シリーズ。
昨年は、ヨコ糸に太目のエリ蚕の糸を使った
ざっくりとしたタイプもつくりまして。
今回は。
九寸帯地と同じ規格の、緯吉野。
凹凸があって、可愛くて、大人っぽい。
年末年始の華やかなシーンでも似合いそうな。。。
ちょっと贅沢な織り半襟を作りました。_f0177373_18361835.jpg
織り始めてから。
おぉぉ。こりゃ綺麗だわ~と期待と同時に後悔も(笑)。
この組成は、ヨコ糸を喰う=織り進まない組成でもありまして。
なんてったって
巾は無いけど、九寸帯地のときと同じだけ杼(シャトル)は何度も
私(エツコ)の掌を、右へ左へと行き来します。
一枚約110㎝、それが一日がかりでやっとやっと。
もう懲り懲り!?
いえいえ、私は真のバカ(笑)。もちろんクニヒサも。(笑)
10日間かけて11枚織り上げた後に。
隣の機にセットしたのは。
同じ規格で着尺です。
11枚の半襟の中で、
さまざまな色で試し織りのお宝級の体験をした直後ですから。
きっと良いモノが出来そうです。。。

緯吉野の組成は、iwasakiではおなじみで。
半巾、八寸、九寸に、着尺に、マフラーとかイロイロ。
使用する糸の太さでびっくりするくらい表情が変わります。
永らくこの仕事に携わっておりますが。
いまだに
小さな驚きと発見がありまして、底が見えません。。。

中3の娘はどうしても行きたい高校があるらしく。
「ここの推薦入試を受けるなら、入試説明会は全部来たほうがいい」
って在校生に言われたからと、娘に付き合わされて。
私はただいるだけの保護者なのだけど・・・。
担当の先生から「自分がどう生きたいのか明確に伝えられるように」
と言われていて。
ふーむ。
キッパリと明確に生き方語る15歳なんて、
私だったらあんまり信じられないなぁ。
50年生きてても、アタシは迷いぱなっしなんだけどなぁ。。。
真のバカは保護者には向かないなぁ。











by senshoku-iwasaki | 2019-10-28 23:15 | 着尺・帯
深い葡萄色の山形斜文八寸帯地を織っています。
きっちりと、まるまなこ。再び。
タテヨコともに紫がかった濃いグレーの無地です。

こっくりと。
深まるこれからの季節に・・・。
淡い色のときよりも堀が深く見える菱たちが、
少し冷え込んだ朝の
朝露のようにも、朝靄の中に注ぎ込む陽ざしのようにも。
深い葡萄色の山形斜文八寸帯地を織っています。_f0177373_18461933.jpg
蔵前のiwasaki工房は、
只今3台の機全てに糸がかかっており、慌ただしく制作中なのですが。。。
ふと。
あまりにも工房が片付いていないことに改めて気づきまして。
おまけにこの工房は、
ガラス張りの外からまる見えの仕事場でして(涙)。
これはいけない、このままではイケナイ・・・。

私(エツコ)、蔵前に来てからお掃除する箇所が増えまして。
そのうえ千葉の実家だったり、南部町の家だったり。
(この2軒は間違いなく大掃除になるので)とにかく休日はそれらに代わり。。
なるべく工房にいる時間は、織り進めることに専念したく。。。
そもそも
蔵前に引っ越してきたときにも、仕事を早く再開させるためにとりあえず
置いた道具の配置だったりするので・・・。
果たして使い勝手が良いのか悪いのかもよくわからず。
これはいけない、このままではイケナイ・・・。

作業効率を高めるためにも、自分たちのキモチを高めるためにも!
工房をナントカしよう。
・・・ナントカなるのかなぁ?
山形斜文の菱山を数えながら悶々と考え中。。。






by senshoku-iwasaki | 2019-09-30 22:34 | 着尺・帯
銀鼠色の山形斜文八寸帯地は。。。
染織こうげい・浜松店さんで、Oさまよりのご注文頂きましたもの。
タテ・ヨコともにツルツルの生糸でキッチリピッタリの菱は、まるまなこ。
タテ色はアイボリーで、ヨコ色がシルバーグレーです。
銀鼠色の山形斜文八寸帯地は。。。_f0177373_19361720.jpg
艶やかな光沢と、立体感。
山形斜文のシリーズはiwasakiの定番として・・・今までにかなり制作してきました。
シンプルなのに。
これほどチカラを感じる織物は、そうは無いんじゃないかと自分で思うくらい(笑)
世界中で作られてきている、ド定番の組成のチカラでしょうか・・・。

このOさまの帯を制作したときに、もう一本同じタテ糸で作りまして。
それはヨコ色に深いグリーンのタイプです。
幾度となく作ってきても。
飽きるコトが無いのも定番ならではのチカラ。
タテ色の濃いタイプも欲しくなりまして、クニヒサ染めた色は・・・。
銀鼠色の山形斜文八寸帯地は。。。_f0177373_19363625.jpg
紫がかった濃いグレーです。
秋から冬に。
深い奥行きのある菱たちが、豊かな輝きの雫のような帯地にしたいと思います!




by senshoku-iwasaki | 2019-09-24 22:36 | 着尺・帯
HさまとNさまの吉野格子の九寸帯地。
夏にクニヒサが制作していたのは、吉野格子の九寸帯地二種。
吉野間道とも呼ばれるこの織りは、縞の部分の糸の密度が二倍。
凹凸があって、艶やかで、織物らしくて。
iwasakiの織物の中でも・・・
チョット余所行き(!?)おすましなアイティムでもあります。
HさまとNさまの吉野格子の九寸帯地。_f0177373_17404593.jpg
Hさまは、吉野格子の『板チョコに銀紙』シリーズをご覧になって。
アイボリーとブルーでリクエスト。
ブルーにアイボリーにシルバーグレーと、少しだけ天蚕の生糸は効かせ色。
すっきりとした、爽やかな一品になりました。
HさまとNさまの吉野格子の九寸帯地。_f0177373_17422799.jpg
型染めなどの工芸的な染めのお着物もとても愛するNさま。
お持ちの染めのお着物の画像の中から
「このお着物に合わせたいと思って・・。」と見せてくださったのは。
型絵染め作家の遠藤あけみさんの作品で、素敵なのです。。
「うわっ!!」とiwasaki夫婦二人で喜んでしまったのは、
私たちも遠藤さんの作品とお人柄のファンでして・・・。
アトリエにお伺いさせて頂いたこともありまして。
その遠藤さんの作品に合わせる帯ですから。気合が入ります!
Nさまとの打ち合わせで、シルバーグレーの無地となりまして。
タテ糸は生糸、ヨコ糸に玉糸を使って糸味のある無地に。
先日。
出来上がったこの帯地をご覧になったNさま、とても喜んでくださって!!
ー上品な光沢、色、それでありながらお高くとまっていない(笑)、
温かい親しみやすさがあって・・・
どんな着物にも合うのに、ちゃんと存在感もある帯ですー
あぁぁ。
何よりも嬉しいお言葉を頂きました。

Hさま、Nさまありがとうございました。










by senshoku-iwasaki | 2019-09-18 21:43 | 着尺・帯
新しい『お柱織り』は、縞の中の小さな格子です。
『お柱織り』は、iwasakiの着尺の中でも最も太口。
糸味全開の素朴でありながら、絹量たっぷり贅沢な一品。

どこか懐かしくて・・でも新しい、そんな風情。
新しい『お柱織り』は、縞の中の小さな格子です。_f0177373_18575127.jpg
『お柱織り』は、宮坂製糸所さんの座繰りの玉糸を使用して。
なんといっても糸感、節感、光沢感、そして重量感。

これからの季節に
単衣でも暖かで、何でもない日に特別な心地よさを与えてくれそうです。

『お柱織り』シリーズは、濃い色と薄い色を交互に経てて。
ヨコ糸も濃い薄いで交互に入れると、あじろのような崩しになるのですが。
これはヨコ色は一色です。

不思議なことに
この仕事に長く関わっていますが、全く飽きることが無いのです。
それはこんなシンプルな組成でも、あー。こんな風になるのかぁ。と
ヨコ糸を入れてみるまで、それもヨコ色でまた大きく変わるところなのです。
それは
iwasakiの他の着尺類で使用する糸の太さの約4倍という、糸一本の迫力もある
のだと思うのですが。
やっぱりどこか・・・
正解のない「人の生き方」みたいなものを感じてならないのは、私だけではない
んじゃないかなぁ~。
私自身は織物に出会えてヨカッタと思う瞬間でもあります。。。


by senshoku-iwasaki | 2019-09-14 23:13 | 着尺・帯