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織りたてほやほや、ショールブランケット。
先日経てたグレーストライプの広幅は、ヨコに細いエキストラファインウールを入れて。

チクチクしない肌触りの良い、軽量の絹と毛のショールブランケットととして・・・
クニヒサ、シックな6枚を織り上げました。

その前に私(エツコ)がグリーンストライプでカラフルな4枚を織りましたので、
これから房をヨリヨリして、湯通しをして・・・仕上がりまでにはまだ手が要ります。。。
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平織りの中に綾織りが入るこのタイプ、肌触り抜群のエキストラファインウールがたくさん
入るので。織り進みが悪く、こう見えて(!?)制作には時間がかかりまして。
毎年はナカナカ揃えられないのが、絹と毛の交織のショール類だったりします。

iwasakiでは一年置きに、ショールやブランケットなど纏う織物にチカラを入れる年と
440シリーズのように工芸的な技法を多用した帯、着尺にチカラを注ぐ年がありまして。
正確に言うと、二人がかりで精一杯頑張っても一年では両方は出来ないというのが現実で。
時間が足りない・・・いや、作るのに時間がかかり過ぎなのは分かっているものの。。。

働き方改革というけれど。
つくる手が9時→5時、週休二日になってしまったら。
私だったら、何も作り出せないストレスできっと・・・ビョーキになってしまいそう(笑)。
今は何かと・・削がれる時間も多くて(涙)。そのぶん休日は、基本的にはありませんが。
つくる喜びは、何よりも。
私に幸福感を与えてくれているということに気づかされます。

やはり小さい頃から手指でつくる喜びを感じていたらしい・・中3の娘。
私たちと違うのは、同じ手動でも動力のある道具を使って・・織物よりも普遍的なモノを
少量生産したいと思っているそうで。単純に工業系のマシンたちがカッコイイし、それを
使いこなせたらもっとカッコイイじゃん!くらいのものかもしれません。。。
ただ本人の覚悟(!?)は大したもので。
昨日の三者面談で、何度か見学や、体験をさせてもらって行きたいと思った、高校の
マシン科を第一志望にあげて。
第二希望は?との先生の問いに、
「同じ高校の同じ学科で2次募集があればもう一度受験します。なければ定時制のほうでも
とも思っているのですが、これから一応工業高校の機械科も見学するつもりです。」娘
「えっ?定時制?美大付属の私立とかは考えてないの?」先生
「あ、別に絵が描きたいわけではないし、それに勉強がキライなんで。」娘
「成績は悪くないですよ。お母さんもそれでいいんですか?」先生。
「本人がよければ。」私。
「自分で一貫して『一点モノ』を作りたいわけでもなくて、小さな工場や工房で機械を
使いながらも手仕事ならでのコツとか、数をこなすことで生まれる喜びって、両親の仕事
を見ているときっとあると思うんですよ。私も近い将来は、会社の規模とかじゃなくて、
喜びのある仕事が出来たらいいなと思うんです。」娘

あらあら。
もしかしたら娘にも。
働き方改革は無いかもしれないかわりに、手のひらの神様は見え隠れしているのかも。














by senshoku-iwasaki | 2019-07-25 22:52 | 纏う布・暮らしの布
ショール、ストール月間。
Kさま邸の大きなグリーンストライプから始まって。
Sさま邸のブルーストライプ。
大きくグラデーションするブロックでのストライプが新鮮で。
しつこいiwasaki(笑)、同じような広幅と細巾でグレーストライプとミックスを。

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外は連日雨。
どんより暗雲⁉いやいや、都会的な⁉モノトーンのショールブランケットになる予定です。
グリーンストライプのときに・・・ヨコ糸に肌触りの良いエキストラファインウールや、
リャマ、アルパカなどを入れまして、タテのシルクの光沢も良く。
軽くて暖かでかさばらない、良質なシルクウールの織物が出来まして。
これは、今年の秋冬のiwasakiのニューフェイスに!と、企んでおります(笑)。。。
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ミックスストライプは巾32センチほど。前作のブルーストライプもこの巾でしたので。
Sさま邸の飾り布を織りあげてから、制作したのは『帯揚げにもなるストール』。
今まで『帯揚げにもなるストール』は、ギンガムチェックのような小弁慶でしたが。
この秋冬コレクション(!?)は、新しいタイプです。
このミックスも、新しい『帯揚げにもなるストール』です。

今年は。
昨年あまり作るコトの出来なかったショールや、ブランケットなどを秋冬に揃えたい
と思っておりまして。
そうなると今から掛からないと。(たぶんそれでも間に合わないのだけれど・・・汗)
いつものことだから慣れっこだけど。
暑い夏に真冬の織物づくりになってしまうので、暑苦しいのは覚悟の上。。。
ただ、秋冬のイメージが妄想でも湧きづらいものですが。
奇跡的に涼しいこの数日間で、暖かい織物づくりが出来てあら!幸せ。

なんかイイ感じの秋冬コレクションになりそうです。(希望を込めて・笑)







by senshoku-iwasaki | 2019-07-14 22:52 | 纏う布・暮らしの布
大きなストライプでグラデーションカラーは三部作。
南部町にいたときに・・・。
市川大門の造園家のKさまのご依頼で、何度かご自宅の飾り布を作らせていただいた事がありました。
ご自宅にお伺いさせて頂いたときに
「iwasakiのショールやストールの感じで、この窓にかける布を」というリクエストから始まって。
直射日光の当たらない、だけどとても印象的なKさま邸の窓たちに『窓のショール』はその後も。

昨年東京へ移る前に、Kさま邸にお招き頂いて。
Kさま邸、いつお伺いしても本当に素敵なのです。。。
Kさまご夫妻の暮らし方、生き方がきっとそのままお住まいに反映されているのだと思うのですが。
初めてお伺いさせて頂いたときに、まだ高校と中学生と聞いたお子さんたちが。
立派な社会人になられていて。
あぁ、やっぱりご両親なのかぁ~。(こりゃ、ウチはダメな訳だとミョーに納得したりして・笑)

昨年ご依頼いただいたのは、絹が多めの規格の暖簾と。
やはり絹が多めの規格の、大きな布。夏場に暖房器具の目隠しも兼ねたいとのことで。

タテ糸はシルクで、暖簾のほうはKさまのお好きなグリーン系で長めに経てまして。。。
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残りでショールを5枚制作しました。
今回タテ糸は空羽になっているのですが、この感じで30代の頃『カラーパレット』というシリーズの
ストールを作っておりました。久々に、懐かしい友人に出会った気分です。
当時は平織りで巾も狭かったのですが。
今回は平織りの中に綾織りも入りまして、巾と少し凹凸もあり、中判ショールとなりました。

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大きな布のほうは、通し巾で75センチほどありまして。爽やかな大きな追いかけストライプ。
(Kさま邸用は、これで織ったものを更に2枚はぎ合せます・・・)
こちらも長めに経てまして。
Kさま邸用には、ヨコ糸に木綿と麻を考えているのですが。
それを織りあげたら、残りはヨコ糸にウールを入れて・・ショールブランケットを考えております!

この大きなストライプのシリーズ。
やはり暮らしの布として、南部町のSさまにも昨年からご依頼頂いている・・・春夏用タペストリーも
制作すべく、それはSさまのご主人の「ブルー系が好き」の一言で(笑)。ブルーグラデーションです。

大きなストライプの三部作、どれも寒色系のタテ糸ですが。
秋冬のストールにもなるとイイなぁ・・・と思っています。
このところ・・帯地や着尺を織ることが続いていたので、2メートル足らずで完結のショールたちに
取り掛かるのは新鮮なキモチです。。。






by senshoku-iwasaki | 2019-07-04 23:06 | 纏う布・暮らしの布
今年のショール『港町parade』は、阿波藍バージョンです。
コットンベースの『parade』は、小さな国の小さな街の小さなお祭りがテーマ。
初めて登場したのは・・・今から6年ほど前の冬のころ。
春を待ちわびて。
マットな木綿にほんの少し光る、シルクのストライプ。

iwasakiらしいといえば、とてもiwasakiらしいのかもだけど。
地味なんだけど。実は作るのには、結構手のかかるコでして(笑)。
伸び率の違う木綿と絹をタテにしているので、機にかけるまでに時間とコツが要ります。。。
が、そのぶんだけの愛おしさがありまして。
ピンク系のストライプだった『parade』の後にブルー系の『港町parade』が生まれまして。
今回は、阿波藍編の港町です。
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阿波藍の研究者でもある、森くみ子さんと一緒にお仕事をさせて頂くようになって。
お話を伺うたび・・やっぱり私たちのご先祖は、海を渡ってやって来たんだなぁ・・・と。
どうりでiwasaki夫婦は、九州や四国の海に惹かれるわけだとミョーに納得しまして(笑)。
森さんに染めて頂いた藍の絹糸が、このショールの主役。(控え目ですが・笑)
ちゃんと(!?)マリンになっているはず・・・。だと、イイなぁ。
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コットンのほうが藍染めというのがフツーかと思うのですが、それじゃないからiwasaki(笑)。
森さんの藍は、絹糸なので。よく見ると地味にキラキラ・・海の水面のよう。

偶然ですが。私(エツコ)の父方、クニヒサの母方の祖父は房総半島の出なのですが。
ショールを織りあげて、房をヨリヨリするたびに。
本当は房は糸なので、糸偏の総と書きたいのだけど。
一般的じゃないかぁ~と思って房の字を使っているのですが。
ふと。あら!これって、房総じゃんっ!
そういえば確か・・・房総半島の先端に、とっても古い神社があると聞いたことが。
気になって調べてみたら、織物にもとても関係しているようで・・・。

今回の『港町parade』、なんだか私の中では壮大なロマンが経緯(タテヨコ)に
詰まっている気がしてなりません。。。





by senshoku-iwasaki | 2019-04-17 18:53 | 纏う布・暮らしの布
仕上げの段階に入っております。。。
先日織り上げた、阿波藍とアイボリーの楊柳ストール。
私(エツコ)が掛かっていた、hands,hands,handsの紬着尺も織りあがりましたので・・・。
その勢いのまま(!?)房のヨリヨリに突入しまして。
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ヨリヨリは私の好きな作業のひとつ。
タテ糸を何本かずつ撚り合わせて。
装飾の意味合いよりもやはり、丈夫さの意味合いのほうが私たちの中では強く。
永くお使いいただく中で、ひっかけにくく手洗いの際にも風合いを損ねぬように願いながら。
重石がわりの本は、南部町の家から連れてきた、特にお気に入りの選抜メンバー(!?)の1冊。
蔵前の工房も自宅も。とにかく狭いので(涙)、全部の荷物はとても入りきらないのです(涙)。

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今回8枚制作した『阿波藍とアイボリー楊柳ストール』。
とりあえず4枚房が出来たところで・・・クニヒサ、すぐさま湯通しをして。
今回もシュッと、イイ感じのシボが出来ました~!

このスーパー連携プレイ(!?)ふと、南部町の筍の季節を思い出しまして。
時期になると、ご近所から頂く掘りたて筍の数が半端ないのです。。。
筍は、掘りたてをすぐさま茹でるのがとにかく美味しいので。
食いしん坊な私は、忙しくてもつい・・筍茹でを優先しておりました(笑)。

筍ごはんは、貰って嬉しい走りの頃のみで。
その後は量を食べられるよう、甘めの薄味で煮物も醤油仕立てに味噌仕立て。。。
とにかく筍がおかずのメイン。
あぁ、庭の山椒の若芽も出た頃かなぁ。
蔵前に来てから。
上顎がかゆくなるくらい(笑)、筍を食べてないなぁ。

うんざりするほどの記憶ほど、離れてしまうと狂おしいほど恋しくなるもので。
今は今のうんざりを、満喫しまくって(笑)。
それをイイ味にした、チームiwasakiならではの織物になりつつあります!
(・・・と思います・笑)







by senshoku-iwasaki | 2019-04-10 23:01 | 纏う布・暮らしの布
織りあげたばかりの『阿波藍とアイボリーの楊柳ストール』。
織っている時はこんな風に広がっているのですが。
この後に、房をヨリヨリ仕上げてから湯通しをすると・・・。
織り込んだ撚りを強くかけた絹糸(強撚糸)の糊がとれると、キュッとしぼが生まれます。

iwasaki定番の楊柳のストール。
昨年数本だけ制作した、『阿波藍とアイボリー』バージョン。
今年も。
スカッと爽やか、五月の風のような『阿波藍とアイボリー楊柳ストール』出来ました。
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素材は主に絹。セリシンを残してシャリ感のある生糸、玉糸。
繭の深層部、蛹に近いところからとった、宮坂製糸さんのシルクトルネードや、
タッサーシルクの天然色のつむぎ糸、ベトナム黄繭節糸などの他に・・・
やはり撚りを強くかけたリネン(亜麻)も散らしています。
ヤマモモや梅など天然染料で染めたアイボリーと阿波藍で。

染付の陶磁器のような、涼やかなんだけど味わいもある・・・
今年もいい感じの『阿波藍とアイボリーの楊柳ストール』になりました!






by senshoku-iwasaki | 2019-03-27 21:56 | 纏う布・暮らしの布
春風と小弁慶。
『帯揚げにもなるストール・小弁慶』は、ギンガムチェックのような弁慶格子。

今年はスカッとブルーのストライプに、イエローが添えられて。
あぁ春だなぁ。
南部町のお山のお家からここ、東京蔵前に工房を移してもうすぐ1年です。
今年の春は、爽やかで柔らかで少しシャリ感もあって、そして少し眠たい(!?)こんなストールを。
首元に、はたまた帯揚げとして帯周りのアクセントになったらイイなぁ。。。

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今年で6年目となる、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会が4月18日(木)~22日(月)なのですが。
お越し頂くお客様に、毎年新しい発見があるとイイなぁ・・と思いながら(願いながら)制作しています。

iwasakiの織物は夫婦二人っきりで作っているものなので、頑張っても少量生産です。
だけど『一点モノ』と謳うような立派なモノではなくて。
何でもないフツーの日にフツーに愛して頂けるような肩の張らない、でも愛おしいモノを目指しています。

染織こうげいさんのお客様は、普段の着物・・それも織物好きの上級者さんが多くいらっしゃるので。
iwasakiも。
こうげいさんでの展覧会では、今まで色々・・新しい技法だったり、色だったり取り入れてきました。
もちろん。
素材のチカラを信じて。
今年は。
技法は出来るだけシンプルに。光沢だったり、マットなつや消しだったり。
素材の一番良いところを際立たせて。
織物ならではの奥行きは、こんな格子のストールにも。
ぱっと見、じっと見、じわじわとやって来る(ハズの・笑)後味。

今日は啓蟄。
冬ごもりをしていた虫たちが土から出てくるように・・・。
工房の3台の機には全部タテ糸がかかって。iwasaki夫婦もパタパタ手足に羽も(!?)動かして。
春に向かってフル稼働です。






by senshoku-iwasaki | 2019-03-06 22:19 | 纏う布・暮らしの布
今シーズンの小弁慶シリーズ。
一部の方々に(!?)とても好評を頂いているシリーズ。
織り半襟と、帯揚げにもなるストール。
今回は、春夏を意識しまして・・淡いめのカラーで、セリシンを残した糸も入れてシボ感も。
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一部の方々・・といいますのも。
実はこんなに小さい布ながら・・・織るのに時間がかかりまして。
たくさん作れないので、出会えたらラッキー!的な少量生産なのです。
このシリーズ、織るのは私(エツコ)なので・・・当然(!?)残り糸を駆使しまして(笑)。
一期一会な、みんな違う織物になります。
半襟も帯揚げも。見せる場所を変えれば、印象もガラリと変わるように・・・色も段も変化します。
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21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けて。
そもそもこの織り半襟も、帯揚げにもなるストールも。
染織こうげいさんからのリクエストで始まったシリーズなので、
出品の新作の着尺や帯たちともリンクしたものにしたいと思って・・・
手つむぎマーブル糸や、帯着尺の印象的な糸を散らしてみました。

小弁慶は、小さなギンガムチェックの部分と、ボーダーの部分と。
間道と呼ばれ昔から親しまれる・・・縞、格子、段が全て詰まっています。
愛される小さな織物になってほしくて。
半襟になったり、小さな襟巻になったり。
シャリ感もある夏向けのストールになったかと思ったら、ある日は帯揚げとなって。

私の大好きな、何でもないフツーの日。
何でもないフツーの日は、何事も無ければ忘れ去られるような日々だけど。
そんな忘れちゃうくらいの当たり前の日々こそが、戻ることの出来ない愛おしい日々。

関西方面の大きな地震のニュースに、どうしようもなく心がざわざわしながら。
そんな自分に、落ち着け落ち着けと房をヨリヨリ。
一刻も早く、全ての人に何でもない日がやってくることを祈りながら。。。



by senshoku-iwasaki | 2018-06-19 22:26 | 纏う布・暮らしの布
楊柳のストール『阿波藍にアイボリー』を巻いて・・・。
ご注文の紬着尺、刈安の「小径・其の2」をお受け取りにいらして下さったKさま。

「今日は日差し除けにね。iwasakiさんのストールやショールは、iwasakiさんだけの引き出しに
いっぱい入っててね。こちらはシャリシャリしていてべたつかないから、今日みたいな日に重宝なの。」

素敵な日傘をさして。
私(エツコ)にとってKさまは、眩しいのは日差しだけじゃなくて。。。
iwasaki結成当初から・・・展覧会やイベントの度に、新作のストールやショールをどれだけ連れ帰って
頂いたことか。また新旧さまざまなその子たちを、いろんなシーンでさり気なく、カッコよく取り入れて。
20年以上変わらず・・・って、本当に。稀有な事と感謝しかありませんで。
Kさまが眩しい存在なのです。
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この楊柳のストールは、昨年の増孝商店・梅雨場所に、たった2枚だけ出品したもので。
徳島の森くみ子さんに染めて頂いた、阿波藍染めの絹糸を散らした『阿波藍にアイボリー』のストール版。
それを見逃すことなく(!?)
それも身につけてみることもせずに「これ、私持ってないわ!」とチョイスされてから。
翌年に、こうしてすっかりとKさまの一部になったストールと再会できて。

好きなものは変わらない、ずっと変わらず好きでいられるって幸せなこと。
Kさまからそんなことを・・・この20数年教えて頂いているような気がします。
それこそがiwasakiの原動力となりまして、どうにかこうにか続けることが出来ているのかと。。。

この楊柳のストール『阿波藍にアイボリー』、昨年この後にまた2本だけ制作いたしまして。
6月21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に出品いたします。



by senshoku-iwasaki | 2018-06-01 22:27 | 纏う布・暮らしの布
およそ20年ぶりの再会で・・・。
この冬、iwasakiのブランケットを本当に愛用してくださったSさん。
Sさんは町内に暮らす友人で、とってもお洒落な方。
同世代だけどママ歴は先輩で。
iwasaki夫婦が南部町に移住したての頃は、チビッコだった3人の息子さんたちが怪獣(!?)のようで。
当時織っていたのが、アルパカやメリノ、カシミヤに絹いろんな白に、私(エツコ)が繋いだ絹糸
を散らした・・・肌触りが良くて軽い、平織りのベイビーブランケットでした。

Sさん、とにかくショールなどの巻きモノがお好きで。
国内外のブランドの高級ブランケットもたくさんお持ちで。
お家に伺った際、いっぱいの布たちを見せてくださったのですが、その中にこのベイビーブランケットも。
「これもね、すごく気に入ってて、良く使ってる割にキレイでしょ?」と。
本当に。とてもきれいにお使いくださっていて嬉しくて、懐かしく眺めていたら・・・あれあれ。。。
ミミに飛ばしたヨコ糸が、伸びてしまったところが。。。
「そこね、ひっかけちゃって・・・。」Sさん。
しばらくお預かりして、お直しさせていただきまして。

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あんなに賑やかだったSさんのお子さんたちも。
いつの間にかみんな成人してしまって、社会人に大学生。見かけてもきっとワカラナイなぁ。
チビッコは大人になっているのに、iwsakiの芸風は何一つ変わってないかも。。。

にしても。
ベイビーブランケットは久しく作っていなかったけど。
久しぶりに再会してみると、この白ベースもナカナカ良かったなぁ。
来シーズンはまた、久々にこんな感じでベイビーブランケットを作ってみようかな。
同世代でも、ぼちぼち初孫ちゃんの幸せなニュースもちらほらと。

永く続けていれば、こうして嬉しい再会もきっと増えていくはずだから。
どうにか健康で(笑)、一越でも多くiwasakiの織物を織り続けたいと改めて思った春の日。






by senshoku-iwasaki | 2018-03-18 21:31 | 纏う布・暮らしの布