カテゴリ:纏う布・暮らしの布( 109 )
今年のショール『港町parade』は、阿波藍バージョンです。
コットンベースの『parade』は、小さな国の小さな街の小さなお祭りがテーマ。
初めて登場したのは・・・今から6年ほど前の冬のころ。
春を待ちわびて。
マットな木綿にほんの少し光る、シルクのストライプ。

iwasakiらしいといえば、とてもiwasakiらしいのかもだけど。
地味なんだけど。実は作るのには、結構手のかかるコでして(笑)。
伸び率の違う木綿と絹をタテにしているので、機にかけるまでに時間とコツが要ります。。。
が、そのぶんだけの愛おしさがありまして。
ピンク系のストライプだった『parade』の後にブルー系の『港町parade』が生まれまして。
今回は、阿波藍編の港町です。
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阿波藍の研究者でもある、森くみ子さんと一緒にお仕事をさせて頂くようになって。
お話を伺うたび・・やっぱり私たちのご先祖は、海を渡ってやって来たんだなぁ・・・と。
どうりでiwasaki夫婦は、九州や四国の海に惹かれるわけだとミョーに納得しまして(笑)。
森さんに染めて頂いた藍の絹糸が、このショールの主役。(控え目ですが・笑)
ちゃんと(!?)マリンになっているはず・・・。だと、イイなぁ。
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コットンのほうが藍染めというのがフツーかと思うのですが、それじゃないからiwasaki(笑)。
森さんの藍は、絹糸なので。よく見ると地味にキラキラ・・海の水面のよう。

偶然ですが。私(エツコ)の父方、クニヒサの母方の祖父は房総半島の出なのですが。
ショールを織りあげて、房をヨリヨリするたびに。
本当は房は糸なので、糸偏の総と書きたいのだけど。
一般的じゃないかぁ~と思って房の字を使っているのですが。
ふと。あら!これって、房総じゃんっ!
そういえば確か・・・房総半島の先端に、とっても古い神社があると聞いたことが。
気になって調べてみたら、織物にもとても関係しているようで・・・。

今回の『港町parade』、なんだか私の中では壮大なロマンが経緯(タテヨコ)に
詰まっている気がしてなりません。。。





by senshoku-iwasaki | 2019-04-17 18:53 | 纏う布・暮らしの布
仕上げの段階に入っております。。。
先日織り上げた、阿波藍とアイボリーの楊柳ストール。
私(エツコ)が掛かっていた、hands,hands,handsの紬着尺も織りあがりましたので・・・。
その勢いのまま(!?)房のヨリヨリに突入しまして。
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ヨリヨリは私の好きな作業のひとつ。
タテ糸を何本かずつ撚り合わせて。
装飾の意味合いよりもやはり、丈夫さの意味合いのほうが私たちの中では強く。
永くお使いいただく中で、ひっかけにくく手洗いの際にも風合いを損ねぬように願いながら。
重石がわりの本は、南部町の家から連れてきた、特にお気に入りの選抜メンバー(!?)の1冊。
蔵前の工房も自宅も。とにかく狭いので(涙)、全部の荷物はとても入りきらないのです(涙)。

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今回8枚制作した『阿波藍とアイボリー楊柳ストール』。
とりあえず4枚房が出来たところで・・・クニヒサ、すぐさま湯通しをして。
今回もシュッと、イイ感じのシボが出来ました~!

このスーパー連携プレイ(!?)ふと、南部町の筍の季節を思い出しまして。
時期になると、ご近所から頂く掘りたて筍の数が半端ないのです。。。
筍は、掘りたてをすぐさま茹でるのがとにかく美味しいので。
食いしん坊な私は、忙しくてもつい・・筍茹でを優先しておりました(笑)。

筍ごはんは、貰って嬉しい走りの頃のみで。
その後は量を食べられるよう、甘めの薄味で煮物も醤油仕立てに味噌仕立て。。。
とにかく筍がおかずのメイン。
あぁ、庭の山椒の若芽も出た頃かなぁ。
蔵前に来てから。
上顎がかゆくなるくらい(笑)、筍を食べてないなぁ。

うんざりするほどの記憶ほど、離れてしまうと狂おしいほど恋しくなるもので。
今は今のうんざりを、満喫しまくって(笑)。
それをイイ味にした、チームiwasakiならではの織物になりつつあります!
(・・・と思います・笑)







by senshoku-iwasaki | 2019-04-10 23:01 | 纏う布・暮らしの布
織りあげたばかりの『阿波藍とアイボリーの楊柳ストール』。
織っている時はこんな風に広がっているのですが。
この後に、房をヨリヨリ仕上げてから湯通しをすると・・・。
織り込んだ撚りを強くかけた絹糸(強撚糸)の糊がとれると、キュッとしぼが生まれます。

iwasaki定番の楊柳のストール。
昨年数本だけ制作した、『阿波藍とアイボリー』バージョン。
今年も。
スカッと爽やか、五月の風のような『阿波藍とアイボリー楊柳ストール』出来ました。
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素材は主に絹。セリシンを残してシャリ感のある生糸、玉糸。
繭の深層部、蛹に近いところからとった、宮坂製糸さんのシルクトルネードや、
タッサーシルクの天然色のつむぎ糸、ベトナム黄繭節糸などの他に・・・
やはり撚りを強くかけたリネン(亜麻)も散らしています。
ヤマモモや梅など天然染料で染めたアイボリーと阿波藍で。

染付の陶磁器のような、涼やかなんだけど味わいもある・・・
今年もいい感じの『阿波藍とアイボリーの楊柳ストール』になりました!






by senshoku-iwasaki | 2019-03-27 21:56 | 纏う布・暮らしの布
春風と小弁慶。
『帯揚げにもなるストール・小弁慶』は、ギンガムチェックのような弁慶格子。

今年はスカッとブルーのストライプに、イエローが添えられて。
あぁ春だなぁ。
南部町のお山のお家からここ、東京蔵前に工房を移してもうすぐ1年です。
今年の春は、爽やかで柔らかで少しシャリ感もあって、そして少し眠たい(!?)こんなストールを。
首元に、はたまた帯揚げとして帯周りのアクセントになったらイイなぁ。。。

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今年で6年目となる、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会が4月18日(木)~22日(月)なのですが。
お越し頂くお客様に、毎年新しい発見があるとイイなぁ・・と思いながら(願いながら)制作しています。

iwasakiの織物は夫婦二人っきりで作っているものなので、頑張っても少量生産です。
だけど『一点モノ』と謳うような立派なモノではなくて。
何でもないフツーの日にフツーに愛して頂けるような肩の張らない、でも愛おしいモノを目指しています。

染織こうげいさんのお客様は、普段の着物・・それも織物好きの上級者さんが多くいらっしゃるので。
iwasakiも。
こうげいさんでの展覧会では、今まで色々・・新しい技法だったり、色だったり取り入れてきました。
もちろん。
素材のチカラを信じて。
今年は。
技法は出来るだけシンプルに。光沢だったり、マットなつや消しだったり。
素材の一番良いところを際立たせて。
織物ならではの奥行きは、こんな格子のストールにも。
ぱっと見、じっと見、じわじわとやって来る(ハズの・笑)後味。

今日は啓蟄。
冬ごもりをしていた虫たちが土から出てくるように・・・。
工房の3台の機には全部タテ糸がかかって。iwasaki夫婦もパタパタ手足に羽も(!?)動かして。
春に向かってフル稼働です。






by senshoku-iwasaki | 2019-03-06 22:19 | 纏う布・暮らしの布
今シーズンの小弁慶シリーズ。
一部の方々に(!?)とても好評を頂いているシリーズ。
織り半襟と、帯揚げにもなるストール。
今回は、春夏を意識しまして・・淡いめのカラーで、セリシンを残した糸も入れてシボ感も。
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一部の方々・・といいますのも。
実はこんなに小さい布ながら・・・織るのに時間がかかりまして。
たくさん作れないので、出会えたらラッキー!的な少量生産なのです。
このシリーズ、織るのは私(エツコ)なので・・・当然(!?)残り糸を駆使しまして(笑)。
一期一会な、みんな違う織物になります。
半襟も帯揚げも。見せる場所を変えれば、印象もガラリと変わるように・・・色も段も変化します。
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21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けて。
そもそもこの織り半襟も、帯揚げにもなるストールも。
染織こうげいさんからのリクエストで始まったシリーズなので、
出品の新作の着尺や帯たちともリンクしたものにしたいと思って・・・
手つむぎマーブル糸や、帯着尺の印象的な糸を散らしてみました。

小弁慶は、小さなギンガムチェックの部分と、ボーダーの部分と。
間道と呼ばれ昔から親しまれる・・・縞、格子、段が全て詰まっています。
愛される小さな織物になってほしくて。
半襟になったり、小さな襟巻になったり。
シャリ感もある夏向けのストールになったかと思ったら、ある日は帯揚げとなって。

私の大好きな、何でもないフツーの日。
何でもないフツーの日は、何事も無ければ忘れ去られるような日々だけど。
そんな忘れちゃうくらいの当たり前の日々こそが、戻ることの出来ない愛おしい日々。

関西方面の大きな地震のニュースに、どうしようもなく心がざわざわしながら。
そんな自分に、落ち着け落ち着けと房をヨリヨリ。
一刻も早く、全ての人に何でもない日がやってくることを祈りながら。。。



by senshoku-iwasaki | 2018-06-19 22:26 | 纏う布・暮らしの布
楊柳のストール『阿波藍にアイボリー』を巻いて・・・。
ご注文の紬着尺、刈安の「小径・其の2」をお受け取りにいらして下さったKさま。

「今日は日差し除けにね。iwasakiさんのストールやショールは、iwasakiさんだけの引き出しに
いっぱい入っててね。こちらはシャリシャリしていてべたつかないから、今日みたいな日に重宝なの。」

素敵な日傘をさして。
私(エツコ)にとってKさまは、眩しいのは日差しだけじゃなくて。。。
iwasaki結成当初から・・・展覧会やイベントの度に、新作のストールやショールをどれだけ連れ帰って
頂いたことか。また新旧さまざまなその子たちを、いろんなシーンでさり気なく、カッコよく取り入れて。
20年以上変わらず・・・って、本当に。稀有な事と感謝しかありませんで。
Kさまが眩しい存在なのです。
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この楊柳のストールは、昨年の増孝商店・梅雨場所に、たった2枚だけ出品したもので。
徳島の森くみ子さんに染めて頂いた、阿波藍染めの絹糸を散らした『阿波藍にアイボリー』のストール版。
それを見逃すことなく(!?)
それも身につけてみることもせずに「これ、私持ってないわ!」とチョイスされてから。
翌年に、こうしてすっかりとKさまの一部になったストールと再会できて。

好きなものは変わらない、ずっと変わらず好きでいられるって幸せなこと。
Kさまからそんなことを・・・この20数年教えて頂いているような気がします。
それこそがiwasakiの原動力となりまして、どうにかこうにか続けることが出来ているのかと。。。

この楊柳のストール『阿波藍にアイボリー』、昨年この後にまた2本だけ制作いたしまして。
6月21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に出品いたします。



by senshoku-iwasaki | 2018-06-01 22:27 | 纏う布・暮らしの布
およそ20年ぶりの再会で・・・。
この冬、iwasakiのブランケットを本当に愛用してくださったSさん。
Sさんは町内に暮らす友人で、とってもお洒落な方。
同世代だけどママ歴は先輩で。
iwasaki夫婦が南部町に移住したての頃は、チビッコだった3人の息子さんたちが怪獣(!?)のようで。
当時織っていたのが、アルパカやメリノ、カシミヤに絹いろんな白に、私(エツコ)が繋いだ絹糸
を散らした・・・肌触りが良くて軽い、平織りのベイビーブランケットでした。

Sさん、とにかくショールなどの巻きモノがお好きで。
国内外のブランドの高級ブランケットもたくさんお持ちで。
お家に伺った際、いっぱいの布たちを見せてくださったのですが、その中にこのベイビーブランケットも。
「これもね、すごく気に入ってて、良く使ってる割にキレイでしょ?」と。
本当に。とてもきれいにお使いくださっていて嬉しくて、懐かしく眺めていたら・・・あれあれ。。。
ミミに飛ばしたヨコ糸が、伸びてしまったところが。。。
「そこね、ひっかけちゃって・・・。」Sさん。
しばらくお預かりして、お直しさせていただきまして。

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あんなに賑やかだったSさんのお子さんたちも。
いつの間にかみんな成人してしまって、社会人に大学生。見かけてもきっとワカラナイなぁ。
チビッコは大人になっているのに、iwsakiの芸風は何一つ変わってないかも。。。

にしても。
ベイビーブランケットは久しく作っていなかったけど。
久しぶりに再会してみると、この白ベースもナカナカ良かったなぁ。
来シーズンはまた、久々にこんな感じでベイビーブランケットを作ってみようかな。
同世代でも、ぼちぼち初孫ちゃんの幸せなニュースもちらほらと。

永く続けていれば、こうして嬉しい再会もきっと増えていくはずだから。
どうにか健康で(笑)、一越でも多くiwasakiの織物を織り続けたいと改めて思った春の日。






by senshoku-iwasaki | 2018-03-18 21:31 | 纏う布・暮らしの布
主張する一越しと、主張しない一越しと。
手織りだからこその、手織りでしか出来ないコトがもし、あるとしたら・・・。
しかも堅牢で、しなやかで、さりげなく、永く愛しむことが出来て。
有難い肩書きなんか何も無くて。
そんな織物をつくりたくて、25年が過ぎ去って・・・。
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昨年から取り掛かっている、ショールのsunriseシリーズは一越一越。
10丁ほど杼(シャトル)を使って。今現在の色、ひとつ先の色、そして過ぎていった時間の色。
今この時、この瞬間を閉じ込めている気分なのですが・・・。
時間のかかるiwasakiの織物の中でも・・・特に時間がかかりまして。
効率の悪さでいったら一番かもかも!?ですが、あふれ出てくるような織物力がたまらなく魅力でして。
ものすごーく時間のかかる一筆書きをしている気分(笑)。
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今並行して取り掛かっている、万筋の紬着尺も。
一見はゼッタイ気づいてもらえないのは覚悟して(笑)。
二越、一越、一越・・と杼は4丁。
似ているけれど違う色、少しトーンの変わる色、まわたもミックスして私(エツコ)が手のひらで
つむぎ出した糸。植物の地味な色。。。
糸の強弱、色の強弱。ぱっと見ではワカラナイ、じっと見とじっくり使いで感じ取れる織物力を。

一瞬でわかるsunriseのような一越も、ぱっと見では全然わからないこの紬のような一越も。
どちらもiwasakiにとっては重要な一越で。
主張しないを主張する、チョット回りくどくて面倒くさい(!?)でも、それがどこまでも織物らしい、
そんな織物たちで今年は始まっております。


by senshoku-iwasaki | 2018-01-08 22:42 | 纏う布・暮らしの布
春向けのショールに掛かりました。
Sさまの千筋の着尺を織ってから、
iwasakiの中で千筋のようなシンプルな縞に(もともと大好きだっただけに)、火が付きまして(笑)。

今シーズン一の冷え込みなのに、石油ストーブつけて織っているのは・・・春向けのショール。
平織りの中に綾織りが入って、筋が段で消されます。
今日織り始めたこれは、ヨコ糸に太めの玉糸を平織りに入れましたが。
昨日まで織っていたのは、細い生糸を中心に透けるようなものでしたが。織っていても寒くって(笑)。
今日は少しだけ地厚で、色も濃い目に・・・。
この手のショールは、織るのに時間が要りまして。1枚2メートルが、一日で織り上らないコトも多々。

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「エツコさん、織りにくいですか?」ブランケットを織りながら・・クニヒサ。
はいはい。予定よりペースが落ちてるのは、わかっているんですけれど。
クニヒサは私のペースを見ながら、次にこの機に掛けるタテ糸を準備するので。
『おっせーなぁ。』というクニヒサの心の声も聞こえてくるのです。。。

この規格は初めてなので。
ヨコ糸使いが、どんな感じがイイのか・・・何が効くのか、悩みながら考えながら。
今回は6枚分のタテ糸なので。自分の中で、ピタピタッとくるのは5枚目以降かもしれません。。。(笑)
何をするにも時間がかかり、ほとほと自分の不器用さにウンザリしながら。

それでも。
こんな感じの着尺もイイなぁ。。。なんて、次のヒントが必ず生まれる新規格だったりするから。
あ~ん(涙)。ほぅほぅ。ふむふむ。なるほどぉ~。独り言連発で。
年明けからの春に向けて。
我が家にも明るい春が来るとイイなぁ。。。(いや、必ずやって来てくださいョ!神様ぁ~!)
なんて、ココロは便乗しながら(笑)、シルク100パーセントの新作に取り組んでおります!


by senshoku-iwasaki | 2017-11-18 20:07 | 纏う布・暮らしの布
楊柳のマフラー・sunny days。
今年もエキストラファインウールとシルクで、柔らかくって暖かいマフラーが出来ました。
sunny daysは、カラフル。
冬将軍とだって戦える(笑)、元気でパワフルなカラーです!
くるくるッと巻いて。
その日の気分で、今日の気分の色をお顔の近くにポイントを持ってきていただけたら・・・と。
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楊柳のストールは、もう20年以上作ってきていますが・・・。
そういえば毎年少しずつ・・・明るくなっているような!?

我が家のソファーでタブレット持って、YouTube眺めながら20年モノのiwasaki初期のブランケット
に包まってる中1娘。
「かぁつんたちの商品でさ、これはイイと思うんだよね。シックで、メンズライクで。」
「そりゃ、どーも。あ、チョット待て、『コレは』ってどーゆー意味よっ!」私。
「こういうシックなのだけにすりゃさ、カッコイイ感じになるんじゃない?」娘。
娘のお気に入りは、ジャコブウールの天然色がベースでタッサーシルクの茶色の天然色がポイントの
かなーり地味なスタンダードタイプでして。

確かに若い頃は私も。
とにかく地味なカラーが好きでした。今もそれは変わらず好きだけど。
それだけじゃ物足りないっ!体力も気力も、どよーんと落ち込む日だってあるんだもの(涙)。
そういう時には、せめて首元だけでもパッと明るくしてみると・・・。あれあれキモチも前向きに。

「年を取ると。もっと欲張りになるんだわね。『カッコイイ』は、その年輪。要はその人。
その人がどう生きているかが、モノでわかるコトもあるだな~。
あーたみたいに大人に憧れて背伸びして、高級文具の定番LAMY2000を持つキモチもわかるけど。
でも、ホントにカッコイイ大人になるとさ、何持っててもカッコイイのよ。」私。
「ふぅ~ん。わかるような気もするけど、よくわからない気もする・・・。」娘。
「わかんなくってイイんじゃない?だってあーた、まだ13歳じゃーん。羨ましいっ!」私。
「・・・中学生も何かと大変なのよ。こう見えて。ストレス解消にさ、東急ハンズ行かない?
ステッドラーのハンズ限定色が欲しいのよ~。」娘。
「あらゴメン。アタシ、ストレス無いのよ。オバサンだから(笑)!」

楊柳のマフラー・sunny days。今年も大判サイズも作りました。
娘の好きな、ヘリングボーンのブランケットよりも平織りだから軽くて。
カッコよく日常に、カラフルを楽しんでくれる、大人の方々へ。。。



by senshoku-iwasaki | 2017-11-10 21:37 | 纏う布・暮らしの布