![]() 昨日、お願いしていた展示用の什器が出来上がってきました。 制作したのは、遠藤能範さん。 静岡・清水市 工房・「tass(タス)」 はじめ、あまりにもシンプルな形状(maxbillのウルムスツールと合わせて使う什器が欲しく、この形になりました。)なものなので 木工家の方にお願いするのは・・・・と躊躇したのですが、遠藤さん快く引き受けてくれました。 大変 美しい仕上がりで さすが北欧仕込みの木工家。また、何か・・・作ってもらいたいな~。ネストテーブルとか・・・。iwasaki頑張って仕事せねば・・・。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2008-09-29 20:51
| いわさきのつながり
![]() 2006年より春と秋に染織iwasakiの工房(山梨・南部町)で「工房展」を開催してきました。今年も10月に「秋の工房展」を開催予定でしたが・・・・。 現在住まいに借りている家が新しい道にあたるということで・・・来年にも引越しとなり、急遽工房の改築工事が始まりまして、今回はお休みすることにしました。 ゆっくりとiwasakiの工房(道具)と織物をご覧頂く という私達の「工房展」の意図が 工事中のゴタゴタではどうなのか? というのがお休みの理由です。 「いつも楽しみにしている。」と言って下さる皆さま、申し訳ありません。 ![]() 2009年「春の工房展」の頃には、落ち着いていると思います。 iwasaki 初のマイホームは、工房(母屋)に隣接している納屋です。100年前は、馬のお家だったかも。 ![]() ▲
by senshoku-iwasaki
| 2008-09-27 21:14
| 展示会・お知らせ
![]() 長野 岡谷の宮坂製糸さん 上州式座繰り機 iwasakiでは、この上州式座繰り機で繰糸した玉糸を 着尺や帯、ショールなどに使っております。 玉糸というのは、双子の繭(玉繭)を使ったものですが、その玉繭の配合率によって糸の節の感じが変わります。例えば、玉繭10%で普通の繭90%の場合 節の少ない玉糸が出来ます。玉繭50%の場合 かなり節の多い玉糸になります。 絹の艶やかさと人の手が入ったあじがたいへん魅力的で・・・大好きな素材です。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2008-09-26 20:02
| 素材
![]() 間道の帯地3本分、ようやく織り終わる。 次は、Fさん(男性)の紬。羽織ぶんまで織るので長さは、一疋。 たて糸は、梅、桜、矢車附子で染めたそれぞれ違うグレー。 これを、混ぜて使い グレーの無地でない無地を織る予定。 私が織るか 悦子さんが織るか・・・検討中。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2008-09-24 20:38
| 着尺・帯
昨日、
「風呂敷展」(新宿・伊勢丹)に出品している山下枝梨子さんとクリエィティブコーディネイターの裏地桂子さんに会いに 東京へ。 山下さんの「風呂敷にも使えるウールの布」見てきました。 手で紡いだ真綿の糸や、つなぎ糸が入った 「仕事がしてある」山下さんらしい布でした。 「パッと見」は決してインパクトがある布ではありませんが(iwasakiも同様)、「じっくり見」の方には、いろいろ発見のある布だと思いますし、噛めば噛むほど系の織物です。私は大好きです。 iwasakiは、来年4月に「伊と忠GINZA」で作品展をさせて頂くことになりまして。 裏地桂子さんは、「伊と忠GINZA」のプロデュースもされている方で 現在、新宿・伊勢丹5階で 高堂のりこさんという方とセレクションした「現代KAISEKI・日々のおもてなし」(9月30日まで)という展示をされております。著書もだされていて お仕事柄たくさんのモノをご覧になっておられる方なので 私達に声をかけていただいたものの・・・私達のモノで良いのか、ちょっと不安でもありますが・・・裏地さんとお話をして また「伊と忠GINZA」にも伺って、だいたいイメージが固まりました。 「パッと見」でもわかる滋味深さ(大変難しいです) 「じっと見」だとよりわかる滋味深さ、これを目標にiwasaki がんばりたいと思います。 「パッと見てgoo!」とは、いきませんが・・・。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2008-09-22 21:46
| いわさきのつながり
今年の春、父が死んだ。
大酒呑みで、会社帰りでも呑みたくて、40年間 往復10キロちかい職場まで自転車で通勤していた父・・・ 「シラフのときがほとんどなかったので、間違ってお前が生まれた」と子供のころから母に言われて、ほんとにそうなのかも?と、ミョーに納得して育った私。 私には、9歳と6歳上の兄が二人いるのだけど。 子供の頃から音楽好きな長兄は、10代でインド音楽にはまり・・・インド、パキスタン、アフガニスタン、バングラデッシュ・・・仕事のかたわら、さまざまな国をめぐりながら・・アマの民族音の奏者をしています。 さすが長男!「大好きなことは仕事にすると、大好きでいられなくなる」 と・・たしか高校生のときに言っていたのを覚えています。 んで、もう一人の兄は、大学時代に能楽研究部からすっかり能に魅せらて・・・そのままお能の 世界に入ってしまって、今は 観世流の能楽師になっておりまして。 死生観。 こればっかりは、本当に人によってぜーんぜん違うものでして。 私の父は多分、どうでもよいというか・・・全く考えてなかったといったんじゃないかしら!? その辺り、とても私は父に似ている気がします。 貧しい国の、仏教を目の当たりに見てきた長兄は、日本の葬式仏教がどうも・・・?で。 かたや、死後の世界のお話のなかで役者をしている次兄にとっては、死んだあとに人は仏の弟子になるのだから、ちゃんと信頼できるお上人さまに弔ってもらい、良い戒名をつけていだだくことが大切なのだと・・。両者一歩も引かず・・・で、見かねた母が双方の間をとったかたちのお葬式となりまして。 まずは葬祭場で家族だけでお別れをして・・。 そのときの父の死装束・・・。これがイタダケナカッタ・・・。 ペラペラのシルクサテンのような(多分、シルクじゃない)着物。 高校出てすぐ、「大学あきらめて、織物の学校行くことに決めた!」なーんて抜かして郡上にいって仕送ってもらっていた私。その4年後には夫と結婚してしまったので、実家ではちょっと影の薄い私でしたので、葬式のスタイルに口出しする気はありませんでした。・・・が、父の最期の衣は、私が織るべきだったと猛省しました。 この数年、ずっとあたためてきた「墨灰色~乳灰色」の紬と帯の展開。 ようやく この冬くらいから作りはじめられそうです。 織物屋だから、ただの無地じゃつまんない。無地なんだけど、無地じゃない無地。 白でも白じゃない白。 まるで灰のような・・・。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2008-09-18 21:59
| 骨子・背景
6歳の息子と二人で映画を見に行く。 「ウルトラマン」
行きの車中、少し興奮気味。一通りウルトラマンの主題歌を歌っている。 「胸につけているマークは流星~」 ![]() 「セブン、セブン、セブン~」「遠く輝く夜空の星に~」 8月に家族で「ポニョ」を見て、9月に「ウルトラマン」・・・。 いかにもの、4歳の娘と6歳の息子がいるファミリーという感じ。 娘も息子も 映画を見る前も後も えらく楽しそう。 こういう映画の選択と見かたも この時期 この時間にしかないもので 良い感じします。 息子がMー78星雲から旅に出て、「惑星ソラリス」あたりにたどり着く日は何年後? ▲
by senshoku-iwasaki
| 2008-09-15 20:57
| 岩崎のある日
兵庫県、姫路市にありますギャラリーとーくにおいて 染織iwasakiの展示会をいたします。
ギャラリーとーく 2008.10.23(木)~10.30(木) 10:00~18:00 でんわ 079-288-4037 この展示会では、紬の着尺、間道の帯地、シボのある楊柳のストール、絹のショールなどなど出品します。 関西方面での展示会は、iwasakiたいへん久し振りでして・・・、西の方にも受け入れていただけるか・・・緊張しております。 会期中、23日と24日は 私(訓久)もギャラリーにおります。ぜひ、いらして下さい。 ![]() ![]() アクセス お車でお越しの場合は・・・ 姫路南インターを下り、姫路駅方面へ向かう。 ホテル日航姫路の信号を右折し、朝日橋をわたり、突き当たり国道2号線東行きを右折、中央保健所の南向かいです。 駐車場は平野町パーキングのNo.8.10.23 大橋駐車場とーくパーキングのNo.17.18をご利用ください。 電車、バスをご利用の場合は・・・ JR姫路駅北出口を出る、神姫バスに乗り「坂田町」下車 又は市営バス「商工会議所」下車 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2008-09-14 13:14
| 展示会・お知らせ
![]() 今日は土曜日。 保育園はお昼まで。 土曜はどちらかが工房に残って仕事の続きが出来(ラッキー!)、 どちらかは子供らを迎えに行き、そのまま子供と自宅で過ごすことの出来る幸せ(!?)な日。 昨年ご注文いただいた、Kさんのコート地。順調にいけば、今日にも織りあがるんだけど・・・。 連休だし、織り上げたいけど・・夫の帯地も早く織り上げて欲しいしなぁ・・・。 きっと、今週もアタシがチビッコ係りかぁ・・・。と、ドンヨリしていたところ・・。 「エツコさん、今日織り上げますか?」 「いいのぉ~?」 「たまには、エツコさんどうぞ。・・・・もしかして一人、コーヒーでもいれて、頂き物のおいしいフルーツケーキでも食べようなんて今、思ってませんでした?」 ・・・・スルドイ。 「な~に、な~に。昼休みもそこそこに織っても間に合うかどうか・・・です」 なーんて。ちゃんと3、40分の休憩とれるくらいの逆算はしていたんですけどね。 午後から一人静かに織り進めておりました。 このコート地は、経糸がシルクで、濃紺からなす紺の無地感覚の縞。緯糸は、アルパカウール の黒系の無地。シルクのドレープと、ウールのわずかなハリがきれいな単衣のコートです。 順調に進み・・・。 しかし・・・。思ったとうりにいかないのが、この私。 途中、思いもかけないミスに気づき・・修正したりして結局・・・・・、 トイレに立つのも出来ないくらい、仕事熱心な午後。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2008-09-13 21:08
| ekka
昨日、京都よりお客さまがみえました。
ギャラリー鄙美というキモノギャラリーをされている方です。 20代という若さで・・・・スゴイです。 キモノもファッションなので 販売のスタイルも時代とともに変化していくものだと思います。 従来の呉服屋さんとは違う、鄙美さんのような ブティック(セレクトショップ)的きもの屋さんが確実に増えてくる予感がします。 私達作り手もそれに対応出来るよう ますます頑張らねば・・・です。 鄙美さんから いろいろヒントを頂きました。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2008-09-11 20:54
| いわさきのつながり
|
ファン申請 |
||