昨日 クニヒサを富士宮まで送ってから・・・
「さぁ~!!やるぞぉ~!!」・・・と、かなり気合を入れて工房の大掃除にかかりました。 先週 私が晩紅舎さんに行っている間、クニヒサは リネンの入った半巾帯を織っていまして。 それが織り上がると同時に、大島紬の絣糸をたて糸にいれた 『視覚詩』シリーズの着尺の準備に・・・。 私が帰ってきて クニヒサが出かけるまでに整経、たて巻き、綜絖(そうこう)通し、筬(おさ)通し・・・と、機に かけるまでの一連の作業と、よこ糸の染めなどをやっていたクニヒサですけれど。 絹と違って、リネンなどの麻やウール、木綿などは、繊維が短いので織っている摩擦で、ホコリがものすごく出まして。おまけに先週の大寒波で、工房は、ストーブをつけてサーキュレーターを回して・・・ホコリも攪拌。 ずっと気になっていましたが、あんまり気にならないのがクニヒサ。 クニヒサが作業中では、大掃除もやりにくい・・・。 工房用の、コードレスのクリーナーではもの足りず、ハイパワーの掃除機を自宅から持ってきて、窓全開。 ブォーンブォーンと掃除機、そしてハタキとほうき・・・。いろんなモノを使って、やっとキレイになりました。 手織りの面白さのひとつに 交織(いろんな素材の組み合わせ)がありますが、 お掃除が得意にならないと、絹以外の素材は厄介のようです・・・。 『毎朝 仕事の前にまず掃除。』 仕事のデキル人間の鉄則らしいので、 デキル染織iwasakiを目指して(!?)せめて・・・ガンバッテ心がけたいものです。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2010-02-25 09:11
| 岩崎のある日
晩紅舎さんでの展覧会。
明日、あさって、最終日の明々後日と・・・最後の3日間、(今度こそ!?)クニヒサが会場におります。 先週は 大変寒い3日間でしたが、今週はこちらの工房周辺も、梅の香りに包まれて・・・春を感じます。 東京も暖かいといいんですけれど・・・。 新作のシリーズ。 実をいうと、この10年つくったなかでも 自分達のなかではメダル級に気に入っています。 今回 晩紅舎さんに出展しているシリーズは、着尺も帯もストールも・・・性懲りも無く(!?)第2弾を それぞれ工房の機にセット中です。 ご覧いただけたら ウレシイです。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2010-02-23 21:43
| 展示会・お知らせ
たぶん、最初で最後なのでは・・・!?
クニヒサのカミカミ祝辞付きで(笑・・ですが本当です。)、イワサキ一家で結婚披露宴にお呼ばれされまして。 上京してまいりました。 新郎、新婦のお人柄がにじみ出ているような、ステキなひと時をご一緒させていただきまして。 19年も前になってしまった自分たちの結婚式を、ぼんやりと思い出していました。 私たちの場合は 学校を出てすぐのことだったし、 両家の家族と親戚だけでクニヒサの実家のまん前の榊神社で挙式しましたが・・・。 子供たちは お宮参りと七五三をすでに榊神社でしております。 生まれた時は、神様に。でも死んだら、お坊さんにお祈りしてもらうんだろうなぁ。 せめて生きてる間中は、八百万の神様、仏様、ご先祖さま・・・いろんなものにお祈りしちゃいます。 それにしても 結婚。 ってスゴイです。一気に親、兄妹、親戚が倍になるんですもの~! なにはともあれ、倍はイイこと。イイ響き。 どうかどうか若いお二人の幸せが、倍々・・・と膨らんでいきますように。 ついでに 染織iwasakiにも・・・・。 ![]() ▲
by senshoku-iwasaki
| 2010-02-21 20:15
| 岩崎のある日
晩紅舎さんでの展覧会。
初日から3日間 在廊しておりました。 東京も寒~い寒~いお天気で、冷たい雨は降る、雪は降る・・・まるでカナダのオリンピック会場のようでした。 そんな中でも おいでいただいたお客さま・・・本当にありがとうございました!! 会期は まだ続きますから、ぜひぜひ ご覧いただけたら・・・嬉しいです。 山口さんの 漆のジュエリーは、金属のような独特の質感と計算されたフォルム、驚きの軽さです。 こちらのほうも ぜひぜひ じっくりとご覧頂きたいです。 カメラを持っていきながら、写真を撮ってくるのをすっかり忘れた私・・・。会場の画像がアップできず残念です。 オーナーの八田さんのお父様、八田木枯さんという 俳人の方なのですが。(晩紅舎さんのHPに、木枯さんの季節の句がありますので そちらもぜひ!)何度かお目にかかることが出来、うれしく思いました。 80代とは思えない、フットワークと 飄々とされた独特の雰囲気・・・俳句、という最も短く制限のあるなかで 詩をつくり続けておられる人生。カッコイイなぁ・・・と、ただ思ってしまいました。 といっても、私のような詩人心がない人間には、到底たどり着けない領域。 こちらに戻って、昨日さっそく織りながら・・・ 「う~ん・・・。詩人心、欲しいなぁ・・。」 「エツコさん、その、『詩人心(シジンゴコロ)』というエツコさんの言葉にすでに詩的センスを感じませんケド・・」 ムリかぁ・・・。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2010-02-19 10:32
| 展示会・お知らせ
▲
by senshoku-iwasaki
| 2010-02-16 09:03
| 展示会・お知らせ
漆ジュエリーと染織展
山口理子・岩崎訓久 ・ 岩崎悦子 2010年2月15日(月) ~ 2月26日(金) 日曜休廊 10:00 ~ 19:00 (最終日は17:00まで) 東京四谷 GALLERY晩紅舎にて 板チョコの様な吉野格子帯地。コチラも織り上がり展示されております。 ![]() ▲
by senshoku-iwasaki
| 2010-02-15 09:33
| 展示会・お知らせ
15日から 四谷・晩紅舎さんで展覧会がはじまります。
昨日からその、搬入準備でiwasakiは大忙し。 新作の着尺や帯、それからショール・・・。 かなり 統一感が出てきました。 染織iwasakiは 夫婦二人の共同制作なのだけど、あんまり それぞれの方向性に違いがないので、 作ったのはどっちだったっけ?なんてのはしょっちゅうだったのだけど。 それでも 『いろんな感じ』が混在していました。が、今回のラインナップは 『いろいろ』ありながら、目指しているところは『ひとつという感じ』。 今回15・16・17・24・25・26日と、クニヒサが在廊を予定していましたが、 急遽、15・16・17日はエツコが会場に向うことになりました。 このブログをご覧の方、ご覧でない方・・いろんな方にお会いできたらウレシイです。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2010-02-13 21:51
| 展示会・お知らせ
![]() 楊柳(ようりゅう)のストールの新シリーズ・真田。 たて糸の密度を変えて、まるで真田紐みたいな 骨組みのある、楊柳です。 (昨日のブログの楊柳はワイドサイズで、ストライプ。) 「エツコさんの楊柳、100本じゃきかないでしょう・。」 「そうだったっけ・・。去年だけでも40本は織ったか。」 これだけは 異常なくらいに楽しいのです。 作った数にも興味無いくらい・・・。 ちょっとずつ変える、それが モノスゴク。 「ちょっとアタシ、神様と交信しているような感覚ぅ~」 どんな神様かは 自分でもわかりませんが。 「ボクらにとってはお母さんが楽しいのが一番です。」 冷ややかに息子。 こうなったら 1000本ノックを目指そうかしら!? ▲
by senshoku-iwasaki
| 2010-02-08 21:23
| 纏う布・暮らしの布
![]() 強撚糸を使った、楊柳(ようりゅう)のシリーズ。 この10年で一体どれくらい織ったのか・・・? 少なくとも・・・100本は超えています。 もともと面倒くさがりで、 更に不器用なものだから 『全く新しい』が出来ません。 毎回毎回 ビミョーに変化させ、 最新作は、 かなりシルキーでゴージャス。 今回ばかりは 色味は抑えて 毎回登場する(!?) スイーツのイメージもなく・・・ 違う進化をしているかなぁ・・・。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2010-02-07 16:01
| 纏う布・暮らしの布
|
ファン申請 |
||