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長崎文明堂の桃カステラ
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ekkaでコラボしているさかたと電話で打ち合わせ中、
息子がどうしても電話を代わりたいと受話器をもぎとり

「あのさー、桃カステラまた送ってくれるぅ~。」
とおねだり。

早速に長崎のさかたおばちゃん・・・いやいやお姉ちゃんから送られて来て。

フォルムが素敵な桃カステラは、長崎伝統の縁起菓子。

いつもいつもご馳走様。
by senshoku-iwasaki | 2010-03-16 18:58 | 岩崎のある日
南部町万沢・杉山 白髭神社の桜
南部町万沢・杉山 白髭神社の桜_f0177373_16191352.jpg
先日・・・ご近所の富河医院での出来事。
「岩崎さん 万沢の杉山でかなり古い桜の木を
切ったらしくて・・・要ります?神社でね。
患者さんの氏子さんが言っていたから・・・」
「・・・杉山といいますと・・・?」
このまちに来て10年が経つけど、行ったこと
がないエリア。ちょっと興味が湧いてきて・・・。
結局、先生がわざわざ電話で聞いてくれ・・・
「そのまま神社にあるから、好きなだけ
持っていってくれて良いそうですよ。」

標識を頼りに行ってみると・・・。
どうやら見落としてしまったのか、その先の集落
まで行ってしまって。諦めかけた帰り道に発見!
『白髭神社』
ほほーっ。
かーなりイイ感じの古さ&こぢんまり感です。
「誰か知らねぇ人間が来たな・・・」てな感じで私達
を見る、神社の隣の畑で農作業中のおかあさんに
事情を話すと
「枯れはじめてな。危ないってんで切ったようだよ。
色が出るんかなぁ・・・。上がって見てみて。」

南部町万沢・杉山 白髭神社の桜_f0177373_16532956.jpg
うわぁっ!!デカっ!
それも1本2本ではなく・・・。確かに切り株の
巨木の芯が枯れているものの、小枝はちゃんと
芽吹いておりました。
ありがたく染められる分だけ 何本か枝と幹、
そして皮をわけてもらいました。

お賽銭箱に 持っていた小銭300円を入れ
桜の木をわけてもらったことと、どうにか
これで良い織物ができますように・・・とお願い
してきましたが。御神体らしきものが・・・
どうにも木彫りの大黒様のようにも見えて。
山の中の神社だから
何の神様を奉っているのかしら!?と
帰ってから調べてみると。
どうやら道の神様のようです。

世の中 不況で大変キビシイ中、ちっぽけな
染織iwasakiが どれだけ作り続けることが
できるかもわかりませんが(トホホ・・・)
白髭神社の神様が、進むべき道をぼんやりと
照らしてくれたような気もします。
by senshoku-iwasaki | 2010-03-14 17:26 | 素材
この季節、工房には やたらカメムシが入ってくる。
たぶん 近くに主を亡くして荒れ放題になってしまった、お茶畑が結構あるからだと思うのだけれど・・。
たいして昆虫好きではないけれど、
昆虫好きの友人とも最低限の話はしたいからなのか(・・・2歳頃から完全にそういう男なのだ)息子は、
一応このあたりに生息するような昆虫の名前くらいは知ってるけれど。
カメムシの類は 絶対に触らないどころか、寄り付きもしない 我が家の肥満気味小1男児。

「オレ、臭いの苦手なんだぁ・・・」
「なによ!こんなデッカイ身体のくせに!」息子のデップリ腹をつまみつつ・・私。
「デブは関係ないよぅ~!お母さんだってお腹ブニョブニョじゃ~ん」つまみ返しの息子。ムムム・・

屋根裏部屋は特に 暖かいからか、いるいるいっぱい・・・20匹はいるかしら!?
ヘタに掃除機で吸い込んじゃったりしたら、それこそ臭いので。
窓ガラスについてるカメムシを、まず逃がすために窓を開けると・・・身の危険を感じるのか(!?)
一斉に床に落ちて、ひっくり返って死んだフリ!?
でも、こちらから攻撃しなければ あの臭いは出さないもので・・・。
あとは 触覚をそっと持ってパッとお外に。

「こうすれば なーんと!臭くないのよ~!スゴイと思わない?」
「へぇ~。」テンション低めの息子。
「何回もこうしてるとね、ひっくり返って 更に『触覚触らないで~』っていわんばかりに触覚隠すのよぉ~!
ホントにウチのカメに似てるのよ~。結構カワイイもんだわよぅ」
「ふぅ~ん。」まーたく興味ない様子・・・。

同じ昆虫でも クワガタやカブトムシは花形で、子供らに引っぱりだこな分、短命のような気がするけれど。
そこいくと カメムシ。人気はないけれど、長生きできそうな・・・
もしかして、だからカメ!?
そういえば 我が家で子供らより、10年は先住民のカメ2匹。ミドリちゃんとキイロちゃん。
甲羅が共に25センチを超え・・・デカイけど、おとなしくてカワイイのだけど やっぱり
我が家の子供らには まったく人気がない・・・。
by senshoku-iwasaki | 2010-03-13 17:45 | 岩崎のある日
『ひめのつき』=『敏のツキ!?』
クニヒサの実家は、蔵前で玩具問屋をやっていたのだけど。
お父さんが亡くなられてから 商売のほうはやっておりませんが、
お隣りは玩具問屋なので、なにか荷物を送ってくれるとき母は、中身を紙袋に入れて・・・
あとは、お隣のおじさんに箱詰めと発送を頼んじゃうのが常でして。

工房で仕事をしていると・・・
あ、運送屋さんだ・・・なんか頼んだっけ?とおもったらバンダイのダンボール箱。「お母さん便だ!」
子供たちの服やら下着やらのほかに、デパ地下が大好きな母は ジョアンだったりダロワイヨだったり・・こちらではなかなか食べられないパンやお菓子を入れてくれているので、私のテンションはちょっと揚がりめ・・。
それが 今回は重っ!ん!?
開けてみると・・・
紙袋に ちょっと変わったみかんがどっさり。子供らの春用の下着に、靴下にパン。
お隣のおじさんは、箱の隙間にダンボールの切れ端なんかを詰めてくれているのだけど、
他の詰め物と一緒に、ペロッとみかん箱の切れ端が混ざっていて・・・『ひめのつき』JA全農えひめ。
「へぇ~っ!『ひめのつき』っていう品種なんだね~」と私のつぶやきに、
「そういう訳じゃなくて、たまたまじゃない?」クニヒサ。
「あーた、実母のことワカッテナイね~!これはヒントだよ~」母は手紙とか、やたら面倒がる人でして(笑)
あとで電話で話すと、やっぱり私に軍配。
ウチの子供たちが フルーツ好きなので、ちょっと知らない品種の箱みかんを買ったので、送ってくれたのだ。
ポンカンのようなしっかりとした皮と糖度。でも、柚子のような香りと色。
子供たちはもちろん!「おいし~っ!」

「でも・・・この名前、ドラえもんの映画(『アニマルプラネット』という随分前の映画で、息子はビデオで保育所の頃、かなりハマっていた・・)に出てきた『ツキの月』みたいだなぁ・・・」息子。
『ツキの月』は、日頃ツイていない人ほど効果がある、食べるとめちゃめちゃツキまくるお菓子で、
この映画のなかでのび太クンは、これを食べて大活躍したので
「このみかん食べると、あーたもツキまくっちゃうかもね!」私。
「あー。でもオレ、いつも結構ツイてるから・・。」息子。
「えっ!?あーた、ツイてるの?」私。
「知らないの?オレ、体育で本番になると いつもは出来ない縄跳びとか出来ちゃったり、かけっこではいつも速い友達が転んじゃったりして、なんかしんないけど、そこそこなんだよ~!」息子。
「まぁ・・・おデブちゃんに体育はキツイやなぁ。」私。
「だから!オレ、ツイてるんだってば。だから、これ以上はツキまくらないよぉ・・・。」息子。

息子よ。ツイてるお子様は、ウチみたいなところに生まれてこないと 母は思うのですが。
by senshoku-iwasaki | 2010-03-11 20:29 | 岩崎のある日
どうも・・・サクサクとは進みません。
ただいま 工房ではクニヒサが夏向けの八寸の帯地を。
私が 視覚詩シリーズの紬着尺にかかっております。
やんわりと、中旬くらいまでに織り上げたいとか・・・ノルマを決めているのだけれど。
なんだか・・・年度末。
息子の学校行事だったり、娘の保育園の保護者会の会計報告やら・・・確定申告もあったりで。

来月 4月の16日~29日まで 春の工房展を予定しています。

工房展は 私たちの工房で、自作自演の展覧会。
冬のあいだに織りためた、新作の着尺や帯、ストールなどなど・・・。
お山の工房も 新緑がキレイな頃・・・。
こういう機会にゆっくりと 遊びに来てもらえたら・・・と思っております。

5月の三渓園でのしつらえも考えながら、染織iwasakiらしい展示も模索中の日々です。
by senshoku-iwasaki | 2010-03-07 21:15 | 岩崎のある日
Mさんの紬。
Mさんの紬。_f0177373_1827033.jpg
晩紅舎さんの展示会に、iwasakiの紬をお召しになって来て下さったMさん。
たいへん春らしい装いでとても御似合いでした。
おもわず写真を撮らせていただきました。

作り手として一番幸せのことです。

ありがとうございました。
 

Mさんの紬、ぱっと見 小さな格子なのですが、地の色を微妙に変えており大きな格子にもなっています。
by senshoku-iwasaki | 2010-03-04 18:54 | 着尺・帯
アレルギー体質。
このところ・・・もう3週間くらい前からスギ花粉を感じ始めて。
上あごはかゆいし、鼻水は出るし、それでなくても(年のせいか・・・)渇き気味の目はゴロゴロするし・・。
とはいっても。
なんだか こっちに来てから真冬以外は一年中、調子悪かったりするので、
野山が多いと、いろんな草の花粉も多くて 都心ではなかったアレルギー反応があったりする。
一人だけ ローションティッシュを抱え持って仕事をしていたものの・・・。

いつも混んでる、富河医院に今日はあんまり車が止まっていないのを発見!
(こちらの飯野先生も花粉症なので、同じ苦しみがワカルお医者さんなのだ・・・)
またお薬をもらって・・・と思っていたのだけど。

自分の症状を言いながら・・・・「先生は今年、どんな感じですか?」と聞いてみると・・

「ボクは 今年はもう注射しちゃった・・・」

「違いますか?」

「違いますよ~。あ・・・ただ、ステロイド系のものだから、全ての方にオススメではないですけれど。」


そうはいっても 憂鬱な気持ちで5月のひのきの頃まで過ごすより、私も注射してもらうことに。

工房で
クニヒサが次にかかる、赤城の節糸をつかった夏帯の準備をしながら・・・

「あ~!なんかやっぱり 鼻の調子、いつもよりイイかも!?だわ・・・。」


「・・・・・。」ありゃ・・・なんか具合悪そうなクニヒサ。


「あれぇ!?おとーさん、どーかした?」


夏帯はセリシンをのこした、硬い絹糸を使うのだけれど、このセリシン、シルクアレルギーのクニヒサは過敏に反応。

「エツコさん・・・。この作業、ちょっと替わって・・・。」


身体が弱いと、ちょっとしたことでもムリをしてこじらす怖さを知っているものだから、
あんまりムリができないのだけれど。チームイワサキは、二人してアレルギー体質なものだから、多分、
一病息災で、意外とこのアレルゲンたちと それなりに仲良くつきあっていけそうな気がするから不思議。
by senshoku-iwasaki | 2010-03-03 21:40 | 岩崎のある日
『下町のブルースが聴こえる』
「エツコさん、suicaって 都営浅草線も乗れるの?」

なんて、真顔で訊く、クニヒサは 実はかなりのシティボーイだったのだ。
お婿さんだった お父さんは、京都の四条生まれの四条育ち。
お母さんは、東京蔵前生まれの蔵前育ち。
私が岩崎家のヨメになったのは19年前。
写真で見る限り・・・クニヒサそっくりのお父さんは、すで亡くなられていてお会いできなかったのは残念だけど
お母さんは、この20年ちかく何にも変わらない・・・・チャキチャキなのだ。
映画『男はつらいよ』のイメージとか、テレビドラマとかでもよく描かれる、下町の人間模様・・・。

「アレって、下町バカにしてるよ~。あんな人いないって・・・」っとずっと否定していたクニヒサだったけど。

実家を離れて20余年。
最近 冷静に実家も含めて ご近所のキャラクターの『独特な感じ』に気づいたようで・・・。
その『独特な感じ』・・・私はモチロン、イイ意味で(笑)『下町のブルースが聴こえる』と表現。
お母さんも気づいていないかも!?だけど、人情温かなご近所の皆さんに たまにやってくるヨメにまで優しくしてもらっている。これは本当。

「キィ~ッキィ~ッ」背後から自転車の気配。どかなきゃ・・・。
都会の人は 自転車に油とか注さないのかな?当初そう思っていた私。
いやいや・・・。
「チャリンチャリン・・」とベルを鳴らすより、なんとなく気づいてくれという合図かなぁ~。とクニヒサ。
(これは最近 私たちの間で、『下町の鐘』と呼んでいる。)
右に避けてるのに、まだ「キィ~ッ!」あれぇ・・?と思ったら・・・

「あれぇ!?エツコさん、いつから来てたの?子供さんも一緒かい?」かなりの大声で(笑)お隣のおじさん。
「あ・あぁ・・・どうも。ご無沙汰してます・・・今回は私一人で・・・・」あれっ!!もういない・・・。
「子供さん、キュウリの漬物好きだから、後で持ってくよ!」
「あ・・・だから・・・こどもは金曜の晩に・・・」ありゃりゃ・・・行っちゃった・・。
と、思っていたら・・・ちゃんと、金曜の晩に漬物を届けてくれた。聞こえてたのぉ~!?
聞いてないようで、ちゃんと聞いている。

私のように 田舎ボケしている人間には 『下町の鐘』は鳴らせそうにない。
by senshoku-iwasaki | 2010-03-01 21:12 | 骨子・背景