1 ![]() 入れている玉糸の、太い細いが かなり・・・あって。同じだけ組織 になっている箇所も、なんとなく 強弱があって見えます。 春休み真っ只中の、我が家の チビッコたちはなんか楽しそう。 二人の目下のドキドキは、次の 担任の先生が誰なのか?という コトのみのようで。大して褒めら れるような立派な子供ではない 二人にとっては、自分に好意的 であるかどうかが大きなポイント らしく(笑)。見る角度によって感 じ方まで変わるんだけどなぁ。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-03-30 22:47
| 着尺・帯
![]() いろんな色が、山の中にもあふれ出しました。 まだ4月になっていないのに、このままじゃ夏がやってきちゃう んじゃないかしら!?と思うくらい。 なのに、なんでかいつまでも寒い(笑)iwasaki工房。 新作の『sunrise』は、サラッとシャリッとフワリンコ。 日差しを避けて風を孕んで。 蚕が吐いた絹糸は、約25パーセントのセリシンという蛋白質 で覆われています。そのままではゴワゴワですが、灰汁や石 鹸のアルカリで煮ると、柔らかで艶やかな絹らしい絹になりま す。そのセリシンを少しだけ落とした糸、10パーセントくらいま で落とした糸、20パーセントくらい落とした糸、よく練った柔ら かい糸・・・。色だけじゃなくて、肌触りや、糸のとり方も違う・・ いろんな絹糸の入った『sunrise』。 このサマーバージョンには、極細の苧麻も散らしてみました。 今度の『sunrise』も、織物力!?織物魂!?全開で制作中 です(笑)。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-03-28 21:12
| 纏う布・暮らしの布
![]() た緯吉野とチョットだけ違うので す。4枚綜絖で緯吉野を織ると、 平織りの部分が出来ませんが。 6枚綜絖の組織にすることで、 余白のように平織りの部分が生 まれます。密度の入った部分が より、浮かび上がる感じが細波 のようで・・・。クニヒサ、かなーり しつこく(笑)このシリーズにかか っておりました。6種の新作帯地 と、羽織り地と。小さな波が次々 と(!?)クニヒサの中にやって きていたようです。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-03-26 21:42
| 着尺・帯
![]() そのまんまの色。タッサー種は、 タンニンを多く含む葉っぱを食べ るそうで。繭自体が茶色です。 宮坂製糸所の銀河シルクの艶と タッサーのギラッとした艶。見る 角度によって輝きが違ってみえ る、白っぽいけど白じゃない iwasaki的には大好きなカラー。 昨年、展覧会のご依頼をいただ いた『染織(そめおり)こうげい』 さんは、静岡県浜松市の呉服店 です。浜松といえば、ざざんざ織 りに代表されるような普段着の 織りのキモノの息づいた土地。 『染織こうげい』さんも織りのキモ ノの取り扱いが多いとのこと で・・・。iwasakiの中でもこの山形斜文の八寸のシリーズが個人的に好き!とか言っていただいたりしたものだから・・ 嬉しくなって(笑)作った新作です。このほかにも、クニヒサがお正月からずっとかかっていた・・・平織りの入った緯吉野の九寸帯地や、羽織地などなど・・・昨日湯のし屋さんから上がってきまして。これから少しずつアップしていきたいと思っております。 岩崎訓久・悦子染織展 4月4日(木)~4月8日(月) ※5日(金)6日(土)7日(日)はクニヒサが在廊予定です。 10:30~18:30 染織こうげい・・・静岡県浜松市中区鍛冶町140-33 JR浜松駅北口から徒歩3分。 TEL 053-454-5180 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-03-24 20:22
| 着尺・帯
![]() チリおんなじサイズ。綾の幅もい つもは太い細い・・と変化させた りするところですが。 今回はキッチリダイヤ(笑)。 黄金色も、この白金色も。次に登 場してくる真珠色も。 今回のiwasaki夫婦の間では コレが黄金比。(どういうわけか 毎回変わる黄金比・笑) キッチリと、ダイヤを織り出しなが ら・・・♪~ブルーダイヤぁ~ 金銀パールプレゼント~♪と・・・ アタマの中で懐かしいCMソング が流れておりました(笑)。 時代は変わっても、色あせない 金や銀やパールのような帯でありますように。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-03-22 21:29
| 着尺・帯
![]() 銀河シルク。山形斜文で織る、このシリ ーズはiwasakiでは定番の八寸です。 今回クニヒサと決めたヨコ糸のカラーは、 たまご色、シルバーグレー、それからこ のヤマモモと玉葱で染めた金茶。 初めに取り掛かったのは、野蚕種のタッ サーシルクの天然色のたまご色。 織り始めて・・・。「おぉっ!コレは・・・」 「まるでパールのような輝きだわ・・・」 と。次にかかったグレーは、まるで白金。 そして今日、先ほど織り上がったのが このゴールド。宮坂さんの銀河シルクは 無撚りなので光沢が素晴らしく。野蚕種 にはギラッとした、家蚕にはない明度が あります。シンプルな織りなんだけど、 シルクの魅力がイッパイ詰まった八寸だ と自負しています。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-03-20 21:03
| 着尺・帯
![]() ekkaで一緒に仕事をしている サカタと先日、日本橋でお昼を 食べながら打ち合わせ。 昼間だし、今なら我が家のチビッ コたちの大好物のどらやきも買 えるかも!?と覗いた『うさぎや』 さん。どらやきはもちろん、絶品 ですが、私(エツコ)はこちらの 『通り小町』も必ずいただいて帰 ります。皮の香ばしさといい、小 粋なサイズといい・・『東東京』と いう感じがいたします。ごまのつ いたほうが漉し餡で、ないほうが 粒餡。どちらもこれまた絶品!! これからの仕事の手順と段取り を・・・クニヒサとの打ち合わせは、南部茶と『通り小町』で『絶品な』帯地を目指して制作の真っ最中。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-03-15 20:58
| 最中
リニューアルした新宿伊勢丹は、連日たくさんのお客様で大変賑わっておりました。
新作の『sunrise』、『parede』も、それぞれステキな方々のところにお嫁にいってくれまして。 制作者といたしましては、本当に有難い限りです。感謝しております。 今回一番遠くに旅立った『sunrise』は、台湾の方だとおっしゃっておられましたが、英語でいっぱい褒めてくれているの に、終始日本語で『アリガトウゴザイマス』しか言ってないお粗末な自分に・・・。まったく情けないと反省しつつも・・。 でもきっと・・・。iwasakiのグローバル化は、これからも出来そうも無い・・・なぁ・・なんて改革できない自分(涙)。 話題の2階、3階のフロアーは、広々キラキラ!! なんだか日頃、山の中でサルやシカしか出会わない私には眩し過ぎて、恥ずかしいくらい・・・(笑)。 あぁ・・・そういえば子供の頃。 両親に時々連れて行ってもらった・・・千葉そごうも、チビッコの私にはこんな風にキラキラと見えていたかも!?。 さすがは100億円のリニューアル。多くの人の心を捉えるには、大きな変化が大切なんだなぁ・・・と実感いたしました。 iwasakiのつくる織物は、哀しいかな(笑)もともと多くの人に受け入れられる普遍性は持ち合わせておりませんが・・・。 大きな変化も改革も出来ないけれど、こうしてたまに刺激を受けるコトで、チョットずつ変化させながら・・・。 これからも緩めの直球を投げ続けたい・・・と思っております。 どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-03-14 21:27
| 展示会・お知らせ
![]() 『春のクラフトフェア~暮らしの中のメイドインニッポン~』まだ まだ開催中です。iwasakiも12日まで出展しております。 昨日は、子供らの小学校で授業参観&保護者会がありまし て。4年生の息子のほうは、『二分の一成人式』なるものも あるとのことで・・・。何故だかクニヒサ、「今かかっている帯 地の手が離せな~い!!」とのこと。ムムム・・・。 仕方なく・・母親面して(笑)参加したものの。なんだか先生 の演出による子供たちに、涙腺ゆるみっぱなし。(オヨヨ・・) そういうことで、久しぶりに(!?)工房でのティータイム。 伊勢丹の地下にある、『蜂の家』さんの『まゆ最中』は、色も カタチもかなりリアル。なのに、カワイイのです。 今日は、白つぶし餡と柚子餡。ちょうど家蚕と天蚕のよう! お抹茶は、一保堂の『長閑』。今日のような、のどかな春の 日にピッタリンコ!おぉっ!iwasakiの緯吉野の帯地の 古袱紗もイイ感じだねぇ~!・・・なんて呑気なコト言ってる iwasaki夫婦ですが。 ちょうど今日から・・新宿伊勢丹はリニューアルオープン。 長閑じゃない伊勢丹で、iwasakiだけ長閑だったりして。 8日(金)~12日(火)まで、またエツコが会場に行きます。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-03-06 21:38
| 最中
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