![]() からの画期的な繊維の可能性を 日本から世界初で発表・・・とあ りましたが。蜘蛛、スゴイなぁ。 蜘蛛の卵、スゴイなぁ。こんなに 孵って。まるで惑星のよう・・。 我が家の染料兼、薪ストーブの 焚きつけ用に束ねた、楓の小枝 の中の宇宙。 小3の娘と、「キモチワルー」 とか言いながらも。「地球侵略に やってきたクモクモ星人だ!」 なーんて言ったら、小5の息子も ニヤリ。なんでか一緒に喉を叩い て『ワレワレハ』バカですねぇ。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-05-30 21:22
| 工房周辺
![]() お天気にも恵まれ、松本は大変な賑わいだったようで す。お立ち寄りいただいたお客様、ありがとうございま した。 今回クニヒサ一人っきりだったもので、(いつものよう に!?)持ち場をほったらかしでプラプラ・・・と(笑) あがたの森まで出かけたりしていたようで・・・。 せっかくおいでくださったのに、お目にかかれなかった 方もあったようで・・・大変失礼いたしました(汗)!! こういう機会でないと、ナカナカお目にかかれない知り 合いの作家さんと近況をチョット交わしたり・・・クニヒ サも楽しい時間を過ごしてきた様子。素材ブースでは また下村ねん糸さんから、タッサーナーシの野趣たっ ぷりのつむぎ糸だったり、西銘通商さんで楮の手績み 糸だったり・・・袋いっぱいの材料を得意気に広げてお ります(笑)。こういう仕事をしていると引き出しに材料 がある、というのが何よりの安心につながりまして。 私(エツコ)の食材備蓄癖も同じ(笑)。 面白いモノが出来るとよいのですが・・・。 昨日から早速クニヒサ、今回きつつき工房さんが出品 されていた『綜絖通し』を使って、新作八寸を機にセッ ティング中。梅雨入り前に、これからかかる着尺の糸 も染めないと!!iwasakiの5月祭りも終わりました。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-05-28 09:50
| 展示会・お知らせ
![]() メインとなる、タテ糸の赤城の節糸はシルバーグレー系で。 糸質の違う色糸を8色ほど散らした・・・新しい感じです。 赤城の節糸は節だらけ。しかも今回は以前よりチョット細め。 なので糸密度を上げたものだから、絡まる絡まる・・・(笑)。 これは二人がかりでやっとこさっとこ・・・タテ巻きをしました。 表では、以前薪置き場をお願いした『もちえん』さんが材木 を組み始めた様子・・・見たいのに手が離せないっ!! 『もちえん』さん、なにやら古材で小屋を作ってくれるコトに。 楽しみな薪置き場となりそです。・・・が、今日はタテ巻き! なんせ、明日早朝からクニヒサは松本行きです。 『クラフトフェアまつもと』と連動して・・・中町・蔵シック館にて 下村ねん糸さんや、きつつき工房さん、西銘通商さん・・・ iwasakiの織物に深く関係する皆さんと 『第5回染織の道具+作品+道具展』に出展いたします。 エツコは、子供等の小学校行事のため・・・お留守番。 なんとか・・タテ巻き無事終了したので、明後日は一日・・・ 別のMさまからの気長に(笑)ご注文の、つなぎ糸着尺の 糸つなぎ三昧としようっと!! ▲
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| 2013-05-24 21:49
| 工程
![]() 織物だけ作っていたら、きっと思いもし なかったんじゃないかなぁ・・。 『日本の夏じたく』で日本刺繍の飯島 桃子さんと何度かご一緒させていただ いて、「合作しますか!」というコトに。 実は、搬入の日に私たちも飯島さんに 渡されまして、初ご対面でした。 飯島さんの伸びやかな刺繍、今回 のiwasakiのキッチリダイヤの山形斜 文や、亜麻と苧麻と絹の格子地が違 うモノを見ているような新鮮なキモチ! もっとゆっくり刺繍を見たいのに・・・・ 帯の後ろで電卓持って・・・あれあれ 私(エツコ)は何を?弁当係のイワサ キ、発注するお弁当の数を数えており ます(笑)。今回は出展者の人数も多 く、連日約40個超・・・ 間違えはないか心配で。二人掛かりでやっているにもかかわらず・・・自分が一番怪しい・・・。コレは算数力!? 今回の刺繍は、飯島さんに全ておまかせ。だからこそ思いもかけない喜びや、発見に・・・ お蔭様で沢山出会うコトができました。いろんな出会いに感謝・・・です。 ▲
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| 2013-05-23 21:03
| いわさきのつながり
![]() お蔭様で無事終わりました。今回も連日・・遠方より 多くのお客様がお越しくださりまして、心より感謝して おります。ありがとうございました!! 素晴らしいロケーションの中で、鶴翔閣という大きな 建物をイッパイイッパイ贅沢に使ってのグループ展。 出展者のジャンルも、年齢も、アトリエの場所も様々 な展覧会。つくり手企画ならではの、他ではなかなか 見るコトができない展覧会だとつくづく思います。 個展だったら、その人の世界観だけになるけれど。 美意識も方向性もジャンルもそれぞれで、活動されて る年月もそれぞれだもの。一筋縄ではいかない(笑) 面白さが、この『日本の夏じたく』には毎年あります。 来年はどうなるのか・・・。 日程はほぼ決まっているけれど、それだけ。 今年と同じなんてゼッタイにあり得ない・・・。まるで 明日という日が、誰にもわからないのと同じ・・・。 iwasaki、来年も『相変わらず』参加できるよう・・・ 健康に留意して(笑)ガンバリたいと思います! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-05-20 21:24
| 展示会・お知らせ
![]() 正確には四色ですが(笑)。 色が変わると、ダイヤの見え方も 変わって見えるから不思議。 宮坂製糸所の『銀河シルク』を使 って、素材感たっぷりのシンプル な綾織の八寸を作るようになって 随分経ちますが。昨年からクニヒ サが織りながら「次は三色の段 にしたいなぁ・・・と思って。」と。 いざ作ろうと思うと、まずはどん な?色は?段の幅は?作ってみ たい三色のイメージはイロイロ。 次はアフリカっぽい(!?)三彩 もイイかも・・・。今週末の『日本 の夏じたく』に出品します。 ▲
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| 2013-05-14 21:36
| 着尺・帯
![]() 皆々様に、心より感謝申し上げます。 本日最終日には、東京から以前にもお越しいただいたAさま が・・・。Aさまにはこれまでも平織りの無地の紬や、綾織り の八寸帯など作らさせていただきまして。 「今回は、織物らしい格子が欲しいと思いまして・・・。」と。 織物はあまりにも身近でありながら、あまりにも存在感の無 い存在だと思います。まるで空気みたいに。 生地が眼に留まっても、人はわりと色や柄に意識が向くもの じゃないかなぁ・・。と思うのだけど。iwasaki夫婦のようにつ い、組成・・・糸の太さや密度、質感のほうばかりに気が向く のもどうかとは思うのですが(笑)。 控えめなAさまの、ご希望の格子も何気ない無地のような 印象を持つ、iwasaki大好きな『一見なんてことない』格子。 iwasakiでは、糸染めの染料は植物染料も化学染料も使い ます。それは作るものによって、色によって耐久性を考えて そうしているのだと口外していても 「こだわりの草木染なんですってね~」なーんて顔見知りの ご近所の方に言われると、 「こだわりなんて全く無いですっ!!」って逃げ出したくなり ます・・・(笑)。そうそう。 大師匠が、ご自身がつくられた『郡上つむぎ』を、『特徴の 無いのが特徴』なのだと言っておられたように、 『こだわりの無いこだわり』というのもアリなのでは?とつくづく思うのです。 思うような染料が無いから、とか昔のようないい味のある糸が無いから・・・とかじゃなくて、今ある道具で今ある糸で今を生きる人の織物を、これから細々と作っていくことで未来に繋がっていけたらいいなぁ・・・とつくづく思っております。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-05-12 21:07
| 展示会・お知らせ
![]() 不便だし、来客はそんなに無いので(笑)仕事を進めなが ら・・・・。窓を見れば、落ち葉や花粉で曇っているコトに気が ついて。窓を拭いたら、今度は裏庭の落ち葉がたった二日 でかなり降り積もっているコトに気がついて。 4月中は、裏山の大きな樫の木の落ち葉がどっさり。5月に 入るとその樫の花ガラがこれまたどっさりと。コレがなんだ か鼻がムズムズ・・・いつまでも鼻炎薬が離せず(涙)。 そして今は、竹の落ち葉が裏の水路をすぐ塞き止めてしまう ので、せっせと掃き掃除&取り除き作業。いつだったけ!? 杜若の株分けをクニヒサとしたので、今年は花づきがイイみ たい。ついでに、終わった花をそっと摘み取って・・・。家の中 に入って外を眺めれば、プチな(チープな?・笑)三渓園!? おぉ~っと! 来週末は、ホンモノの三渓園で『日本の夏じたく』ですっ! 三渓園の建物や、お庭が美しいのはたくさんのボランティア の方も含む人の手が絶えず入っているから。賃料も上がっ て入園券を同封することが出来なくなってしまいました。 わざわざ・・・でないと行けない場所で、たった3日間だけの 展覧会。参加する私たちでさえも、来年はどうなるかわから ない・・・一期一会の展覧会。出展者もみな、気合入ってま すっ!どうか『わざわざ・・・』お出かけいただきたいなぁ・・・ と思っております!! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-05-10 22:03
| 岩崎のある日
![]() これも故・宗廣力三氏のオマージュとして作ってみました。 前回は丸紋でしたが、今回はブロック状でボワーンと動きが でるタイプ。絣がかっちりハマってしまうと、動きが無くてつま らないのだけど。絣足を長めにぼかすことで視覚的に立体感 が出てくるのだと気づかされました。 離れてみると、赤だけグリーンだけ・・を勝手に眼が追って・・ 赤やグリーンが大きなダイヤのようにも見えてくるのです。 440シリーズ、偉大な師匠のリスペクトなので時間がかから ないワケがないっ!(涙)。二人掛かりでデザインからつくり 方から手順から・・・あれやこれやスッタモンダの日々(笑)。 大師匠のこういった仕事をほどいてみると・・・。 デザインがどうこうとか・・そういうコト以前に、大師匠は眼の 錯覚を楽しんでいたのだなぁという気がしてならないのです。 次にかかる440シリーズは、前回の丸と今回のブロックを 併せ持つ、チームiwasakiの新境地を目指したいなぁ・・と。 やってみないとワカラナイ、やってみても益々ワカラナクナル 工藝って、こういうコトなのかなぁ? 『イヤイヤまだまだじゃ・・・』これは天の声? 最終的に織るのはクニヒサですが。 キッチリとした吉野格子に、前とお太鼓にこの絣が入って。 キラキラと煌く、王様の宝石箱になっているとイイのですが。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-05-06 20:54
| 着尺・帯
![]() たいと思って・・・。」クニヒサ。 コットンと絹のショールparade は、どこかの国のどこかの街の 外れの小さな村の小さなお祭り がテーマ。 「んー。イイねぇ!西海岸かな 地中海もイイねぇ・・」私。 クニヒサが経てたタテ糸は、超長 綿のスーピマ綿に絹糸の、爽や かなブルーのストライプ。なので 生成りの色と、ブルーのチェック で織りはじめたところ・・・。「そ う!そんなイメージ。」クニヒサ。 「『港町』って感じでいくね。」私。 「おおぉ・・。『どこかの港町』って のがイイねぇ!」クニヒサ。 「そーお?『海猫』でもイイかなって思ったり・・・。」アタマの中では八代亜紀さんの『おんな港町』が回り始めた私。 「ん!?「『海猫』って、なんか演歌っぽくないですか?」クニヒサ。 「~♪忘れたいのに忘れられない・・・・♪ってバレちゃった?笑」私。 「違いますっ!全然爽やかじゃなくなってるっ!!私はですね・・・」クニヒサ。 「うん、うん、大丈夫っ!これからちゃーんと、白くて青くてちょっとグレーで小さな海辺の村に向かうから・・・笑」私。 八代亜紀さんの『おんな港町』が、八代さんの声でポルトガル語だったら・・・なーんて想像しながら工房展の最中なんだ けど(仕事がはかどってる!?笑)、新作『港町parade』出来上がりました!! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-05-04 21:51
| 纏う布・暮らしの布
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