2013年11月1日(金)~3日(日) 10:00~16:30 於:横浜三渓園・鶴翔閣
![]() https://www.facebook.com/11teno 5月の横浜三渓園での『日本の夏じたく』展で、iwasakiとご一緒させていただいている方々が 多く出展されています。 iwasakiは今回は出展しておりませんが、春とはまた違う、魅力的な展覧会だと思います! 『日本の夏じたく』のときもそうなのですが、これだけの方々の気合の入った作品を 一同に見ることのできる機会は、そうは無いと思います。 秋のひととき、ぜひぜひ・・・お出かけ下さいませ。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-10-30 20:34
| いわさきのつながり
![]() iwasaki工房ではただ今・・・カラカラ・・トントンと、景気の良い(!?)音はあまりしませんで。 クニヒサも私も、杼(シャトル)が走る織物からは少し遠ざかっております・・・。 クニヒサ、これから来年・・と半巾帯を充実させるべく取り掛かっておりますが、 サクサク・・・とは進みません(涙)。 同じタテ糸でも、ヨコ糸で風情と印象がガラリと変わるので、四種類ずつくらい作っていこうか というコトになったのですが。 ヨコ糸が太いと、織り手前が膨らむ膨らむ・・・。まるで年輪。 「あーん、バームクーヘン食べたくなっちゃったなぁ・・・。」私。 「さっき・・『寒いから今日は、ゼッタイ中華まんか鯛焼きだ!』って言ってたくせに」クニヒサ。 「あ、そーだった、 やっぱりアチチ・・のごま油香る、中華あんまん!後で荷物出すついでに買ってきておくれやすぅ。」私。 クニヒサの半巾バウムの奥で、『sunrise』を織っている私も、一越ずつの長丁場。 一日かかって約2メートルの、ショール1本が織れない日もありまして(トホホ・・・)。 織物に焦りは禁物なので、せめて気分だけでも楽しもうと!? 今日の私のファッションは、吉祥寺あたりの、ランチのレンズマメカレーが人気のコーヒーショップのママ。 がテーマだったんだっけ。アタマの中ではレゲエがグルグル・・・のだったハズなんだけど・・・。 あまりにも寒いもんで、うっかり忘れていつもの私で中華まんをハフハフ・・・。 半巾帯、小粒でピリリと辛い、粒山椒!? 巾はハーフですが、ホットなiwasakiソウルたっぷりでチョットずつ増殖中。 ![]() ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-10-29 20:57
| 着尺・帯
台風が過ぎて・・・。
朝晩かなり冷え込んできて・・・。 あぁぁ・・・。我が家の薪ストーブは、まだ(4月だったかしら!?)最後に使ったまま。 燃えきらなかった薪が入っている状態(涙)。 気にはしているんだけれど。 キホン、土日も出来る限り・・仕事はしているiwasaki。 休むときは『自分の都合』で休むのが、一番の贅沢な選択だと思っていたりするので(笑)。 世の中の休日に合わせなくても・・・というところなのですが。 7、8、9、10月は子供がらみだったり、地域がらみだったり、土日のイベントも多かったものだから。 そういえば・・・日々のカンタンなお掃除程度しか、家事はしておりませんでした(笑)。 いやいや・・・それでも。 やんわりと、霜月までには火の準備をせねば・・・と思ってはおりまして。 先週から・・仕事場と住まいの4台の扇風機のお掃除をして片付けたついでに、石油ストーブを出して。 住まい側の、ホコリのたまった梁の煤払い&お掃除と。 ひと夏で5センチくらい背が伸びた娘と、半年で5キロ増の息子(なんで!?)の、 大量の着られなくなった服の整理と秋冬の入れ替えと。 クニヒサは平然と(!?)半巾帯をせっせと織り進めておりましたが。 今朝の秋晴れの青空に。 「煙突掃除やりますよ!」クニヒサ。 よっしゃ、よっしゃ。屋根に上らなきゃ出来ない煙突掃除はクニヒサの担当ですからね~。 ついでに高いところの、詰りに詰った・・詰った雨どいの落ち葉も取ってもらって・・・。 私は、ストーブの中からどっさり落ちてくる煤を取り除き・・・チビッコたちも総動員でストーブ回りの大掃除。 これで冬将軍がいつやってきても大丈夫!と言いたいのだけれど。 巻き割りだけは、毎年のことながら薪ストーブに火がつかないとお尻に火がつきません(トホホ・・・)。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-10-27 20:50
| 岩崎のある日
![]() iwasakiと同じ南部町内で制作活動をされておられる、小山泰之さんが31日まで作品展をされています。 ~今回は、近年取り組んでいるアルミフォイルを圧縮したシリーズから"メモワール"と題した新作を 中心に発表いたします。~26(土)、27(日)、31(木)は在廊とのことです。 独特の世界観を持つ小山さん。 JEWERY SHOW という展覧会は、こちらでは3度目となるそうですが、ジュエリーと呼ばれるものの 持つ宝石や貴金属の価値に対するアンチテーゼといいますか・・・。原料は安価の代表金属のような アルミ、それもアルミフォイルをひたすら丸めて丸めて・・・ まさにに小山さんの掌中から生み出された・・・小山さんの宝石たち。 私(エツコ)は、ホンモノの真珠は(おろか・・宝石貴金属は何一つ)持っておりませんが・・・(笑)。 3年前のJEWERY SHOW で小山さんのアルミの真珠三点セット(!?)ネックレス、イヤリング、 指輪・・は、クニヒサからいただきまして、大切に、でもしょっちゅう使用しております。 こういう仕事をしておりますと。 iwasakiの『何』を、お客さまに買っていただきたいのだろう?と自問自答するコトが多々あります。 iwasakiにはブランド力もありませんし、有り難い肩書きも、セレブになったような夢を与えられる ワケでもありません。なーんにも無いiwasakiですが、ソウルはあります(笑)! 織物は、カタチのあるものではないので、『織物魂』は、ぱっと見では見つけ難いかもしれませんが じっと見で、またはじっくり使っていただいていくうちに恥ずかしそうに(!?)出てきます(笑)。 さてさて・・・この静岡カントリー浜岡コース&ホテルでの展覧会、11月14日(木)~12月15日(日) の約一ヶ月間は、染織iwasaki展です。 iwasakiの場合は、コンセプトというような立派なモノではないのかもしれませんが キモノに限らず・・美術工芸にありがちな『有り難い』に対して、常に小山さんのように(実は物凄く!?) 工藝的なプロセスを経ながらも、ケロリとサラリと・・・本当に『有り難い』って何なんだ?って疑問を 投げかけられるような織物でありたいなぁ・・・と思って制作しております。 あともう少し・・・悪足掻きをしたいと思っておりますっ! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-10-25 21:32
| いわさきのつながり
![]() 私(エツコ)は取り掛かっていた、模紗のマフラーがひと段落して。 秋冬バージョンのシルクショール、『sunrise』に掛かっております。 春夏バージョンのときには、さらっと薄手にしたかったので・・・セリシンを少し残した 細めの生糸を用いておりましたが。 秋冬タイプはふわっとボリーム感も出したいので、まわたのつむぎ糸と生糸を2,3本 合わせて使っています。 『sunnrise』は、昨年から作っている大きなぼかしのショールですが、初めはもう少し 作り方が違いまして。どちらかというとデザインが先行のものでした。 このショールにちょうど良いと思われる、ちょっと太めのつむぎ糸をデザインイメージ のカラーに染めて・・・それをデザイン通りの寸法でぼかしながら織ったのです。 それはそれで悪くはなかったのだけれど、作っていて何か物足りなく思えて・・・。 もともとは日の出の頃の、刻一刻と変わる日差しや木々の色の移ろいから発想した シリーズだったので、グレーだって、赤だってグリーンだって一色じゃないなぁ・・・と。 つむぎ糸には太い細いがあるけれど、それだけじゃなくて一越しごとに糸質の違う ものを入れると、凸凹感のあるテクスチャーが生まれるし。 結局・・・。 当初考えていたよりもずっと時間のかかるモノになってしまいましたが(笑)。 iwasakiならではの、『無二の日の出』になったと思っています。 着尺も帯もショールもの、よろず織物iwasaki。しかもクニヒサは、規格を変えた着尺や帯 やショールを考えるのが好きな人なので・・・。つむぎ糸だって、7匁6匁5匁・・・と太さ もイロイロ半端に残ったものもありますし、生糸も玉糸も太さはイロイロ。 二人で仕事をしているので、着尺を織りながら次にかかる帯のタテ巻きをして・・・ といった順序立てをしているので、着尺を午前中に織り上げて午後から隣の機に移って 帯にかかる・・・といったコトもしばしばでして。 どーゆーわけかクニヒサ、小管(こくだ)にヨコ糸を巻いたまま・・・というケースが多々。 そういう少しの糸たちもこの『sunrise』には重要な戦士たちです。 まずは大まかに色と糸の目星をつけて。決めるのはそれだけ。 木枠にチョット残った、タテ用の生糸も。 最高の箇所に使い切るコトを念頭に、一期一会の『sunrise』。日々刻々と変化しております。 ![]() こちらは紬を織ったときの、ヨコ糸のまわたつむぎ糸。 紬はヨコ糸が足りないとアウトなので(笑)多めに用意するため半端が出ます。大管に巻いてスタンバイ。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-10-22 21:14
| 纏う布・暮らしの布
屋根裏の、三角の狭いところにベッドを二つ並べて。
小5の息子と小3の娘が柱を挟んで寝室にしているのだけれど。 「かぁつん、とぉつん兄ちゃんとの間に壁を作ってくれるって?」娘。 「まだなんとも言ってないけど。でももっと狭くなるよ~。何で壁?」私。 「兄ちゃんイヤなんだよぅ。・・・なんていうの?寝グセが悪いっていうか。」娘。 「それを言うなら、寝相じゃないの?寝グセが悪いとは言わないんだよ~笑」私。 「寝相・・・だけじゃないんだよぅ。かぁつん、一度兄ちゃんの隣で寝てみてよぅ。」娘。 ・・・なコトがあって。 クニヒサが神戸に出ているときに、私の隣で寝ていた息子。 キモチ良く熟睡していたところ・・・。ゆさゆさ肩を揺り動かされて。 「・・・・ん~!?なにぃ?」まだ寝てます・笑・私。 「かぁちゃん、かぁちゃん・・・」私の枕元に座る息子。 「・・・ひょっとして小5にしてオネショでもしたのか!?それもとうちゃんの布団で。」私。 「違うんだよぅ。オレ産むとき、いくらかかった?」息子。 「???今何時だと思ってんの?んもぅ~、知らない!寝なさいよっ」私。 「かぁちゃん、答えてくれよぅ~。いくらかかったの~?」もっとゆさゆさ揺さぶるバカ息子。 「えぇ~い、うるさいっ!30万くらいじゃなかったかな~。とにかくおやすみっ!」布団被って・・私。 「かぁちゃん、ゴメンよぅ~。生まれてくるだけでそんなに金かけちゃって・・・。ゴメンよぅ~。」息子。 「おかしいでしょ。深夜3時に聞いてくるコトじゃないし。あやまるとこ違うし。 今この時この瞬間、あたしゃ、思いっきり迷惑だわよ~。とにかくおやすみなさい。」私。 「あぁ・・・そっか、ゴメンかぁちゃん、許してくれよぅ。」息子。 「わかったわかった。とにかく寝ましょう。あたしもあーたがもしいなかったら、 きっと今よりずっとつまらない人生だったわよ。あーたがいてヨカッタ。」カンペキに寝なおすつもりの私。 「・・・ところでかぁちゃん、なんで『つまらない』って言うのかな?流れているのに。」息子。 「・・・ん?何でだろう?。」イカン、こっちのスイッチが入ってしまった・・・私。 すっかり眠りから覚めてしまって、渋滞中の首都高にハマっている自分が。隣の車の人の顔やら 合流で無理やり入ろうとする強引な車・・・ビルの中ではオフィスで働く人人人・・・。 「そっかぁ!わかったよぅ!順調に流れていたら見えないんだわ。順風満帆じゃ面白くないんだ! やっぱり思い通りにならないってコトが面白いってコトなんだわね~!!」スッキリした私なのだけど。 薄ら笑いを浮かべながら・・・お腹出して熟睡している息子。なんでぇ~(涙)。 翌朝。 たぶんそーじゃないかと思ってはいたけれど。 全くなんにも覚えていないという息子は・・・確かに。 酒癖の悪い人が、酔っ払って散々絡んでたくせに翌日、ケロリと何も覚えていないと開き直る人のよう。 「ね、タチが悪いでしょ?」娘。 娘の被害届はホンモノのようで。 寝癖が悪い。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-10-19 22:51
| 岩崎のある日
10月は、神戸のこうげいさんでの展覧会があって。
子供らの小学校の運動会があって。 今年会計の役が回ってきている・・・町民運動会があって。 これまた今年当番になっている・・・福祉推進委員が関わるはずの、健康祭りがあったりと。 (実際は今回は平役なので、お祭りには行かなくても良くなって助かったのだけど・・・) 工房&住まいにしている集落は、人口の少ない町内でも更に人口が少ないエリアなので、 何かと役が、早いサイクルで回ってくるエリア(涙)。 そんな中、我が家の車がタイミング悪いことに(笑)車検後すぐに・・約1ヶ月入院(!?)してたりと。 ずーっと落ち着かない日々でしたが。 ようやくそれら全ての10月のイベントが終了いたしまして、車も無事直って帰ってきまして・・・。 ふと・・・。 バッタバッタの9月の下旬に、突然かかってきた電話で、つい(!?)クニヒサが受けてしまった・・・ 来年1月の富士宮での展覧会を、今更ながら『どうしよう???』なんて(トホホ・・)。 いやいや、やるからにはちゃんと作りますっ!!(汗) 以前、アトリエプラトーの川合さんと展覧会させていただいた・・富士宮・芸術空間あおきさん、 なんと元旦から営業なのだそうで。iwasakiも初日は元旦というコトに。 蔵前のショールーム計画も、ナカナカ上京出来ずに進んでおらず(涙)。 ご案内状などもまだ何も出来ておらず・・・。そうだった、たしか9月の下旬ころの話。 「イメージなんだけどさ、マップはこんな感じでどう?」落書き程度に私。 「悪いけど私、今なんにも考えられないっ!!」車のコトで頭がイッパイのクニヒサ。 「・・・。」 そんなこんなで、12月中旬に一度・・・と思っていた蔵前での展示販売『最近のiwasaki』ですが。 できればクニヒサと私(エツコ)、二人でお店に立てたら・・・と思いまして。 小学校がお休みの、春休み(3月下旬)に延期するコトにいたしました。 何をするにも・・・。iwasaki、二人がかりでやっと一人分だったりするので(涙)。 南部町に暮らしている間は、たぶん・・・きっと、子供らの長期休みとリンクするカタチになりそうです。 考えられる事項は、二人して滅法・・少ないのですけれど。 来年はiwasaki、ずっとあたためてきた・・・ストリート系!?としての紬に半巾、八寸帯・・といった 大人カジュアルの和モノの、手織物を充実させたいと・・・ クニヒサ、さっそく今日から新作の半巾帯を織り始めました。 ![]() 準備中の蔵前『増孝商店』。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-10-15 22:31
| 展示会・お知らせ
![]() クニヒサが神戸に出かけている間から・・・取り掛かっているのがこのマフラー。 模紗(もしゃ)織りというのは、紗を模している透ける織り方で主に夏の和モノなどにも使いますが。 そうそう、iwasakiでは最近だと・・・ 昨年作った八寸のシリーズ、『キビソノアミカサ』なんてのがありましたが。 そういえば、マフラーでは作ったコトが無かったかも!?・・・というわけでもなかったのですが(笑)。 タテ糸に・・着尺に使う、赤城の節糸と生糸を。 ヨコ糸には、ウールカシミヤや、リャマ、アルパカ・・・といった獣毛に絹のつむぎ糸を挟み込んで。 幅はあるのだけれど、軽くてふんわり、しっとりなめらかなマフラーになりました。 絹らしさもあるハズなのに、ゴージャスって感じじゃなくて。 新品のくせして、イイ感じにユーズド感というか、洗い晒したコットンみたいな風情。 どうしても似た感じになっちゃうのだけれど(芸風なもので・笑)。 しつこいのも芸風なiwasaki。 6枚分ずつクニヒサがかけたタテ糸・・・なんと3種類目で、ただ今14枚目に突入。 11月中旬からの、御前崎市・静岡カントリー浜岡コース&ホテルでの染織iwasaki展に向けて・・ 楽しく進行中です。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-10-12 22:52
| 纏う布・暮らしの布
![]() このたび・・・お世話になった、染織こうげい・神戸店さん。 社長さんはじめ・・スタッフのみなさん、なんとiwasakiのブログをかなり読んでくださっておりまして・・・(汗)。 あわゎ・・お恥かしい・・・仕事のコトばかりじゃない・・・脱線だらけのiwasaki日記なので(笑)。 春の浜松店のときにも、そして今回も。 社長さん自ら・・・直球最中探しをしてくださって(涙)。頂戴してしまいました~!! こちら、明石市の老舗、藤江屋・分大さんの『明石もなか』は三種類。 大正時代に5代目の亀吉氏が考案されたものだそうで。 明石といえば・・・と、蛸壺・鯛・短冊に決め、つぶあん、こしあん、ひき茶と中味を決めたのだそうなのです。 いやぁ・・・たまらないっ!! 結構大きめのこの三種の最中の、意匠のかわいらしさもなのですが。 はみ出しめに入った、あんこがたまらなくキュート。最中は、餡が見えるのがそそります~! 最中は、皮と餡のバランスなのだと思っているのですが。 こちらの明石もなか、どれも絶品のバランスなのです。 うわぁ~(涙)。かなり・・・いや・・・相当好みです。 藤江屋・分大さん。 創始者の初代寅吉氏は江戸時代、当時高級品で庶民にはなかなか食べられない練羊羹を、 工夫をかさねて丁稚羊羹を作り出し、広く多くの人に親しまれ・・・今日も看板メニューのお店とのことで。 明石もなかのほうも、わりと大振りに見えるのにあっさりと戴けるのです。 重くなりすぎないのに、しっかりと小豆の香り、もちっとさくっとあっさりとした餡とバツグンの相性の皮。 ホントに・・・たまらないっ!! 丁稚羊羹も明石もなかも、あっさりとでも、しっかりと。 iwasakiも、あっさりしつつもしっかりと・・・。あとひく美味さを目指しますっ!! 染織こうげいさん、ありがとうございました~! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-10-09 22:05
| 最中
![]() iwasakiの八寸を早速締めてお出でくださったお客様。 ありがとうございますっ!! お目にかかれなかったのですが、こうげいさんが画像を送ってくださいました。 今年6月の、こうげいさん神戸店オープンの際に出品させていただいた八寸の帯でして。 タテ糸は、長野・岡谷の宮坂製糸所の銀河シルク。 ヨコ糸は、タサール種の蚕が一番最初に放った繊維の部分、タッサーナーシ。 綾織りの山形斜文で、大小の銀河シルクのダイヤがキラキラと浮き出て・・・ 私たちもかなり気に入っている・・・iwasakiらしい八寸のひとつだと思っています。 iwasakiらしい・・・。 こればっかりは多分もう、どんなに変えたくても変えられない芸風なのだろうと思うのですが。 iwasaki、二人がかりで作っているのだけれど。20年以上方向性で喧嘩になったコトが無いのも・・ 二人して作るモノに関しては、どうやら『チョット足りない』くらいがちょうどイイんじゃないか?と 思っていたというコトに・・・、最近になって気付いたのですが(笑)。 まずは素材の存在感を一番引き出せるようににしたいのです。 そうするコトで、『単なる布』ではなく『織物力をもった織物』になるのだと信じておりまして・・・。 着尺なら帯で。帯ならキモノで、帯締めで、帯留め、帯揚げで・・・。プラスアルファは、お客様で・・。 もし仮に、全身iwasakiだったら・・・お召しになってる方が一番輝くように・・・。 意外と時間はかかっているのだけれど、『力作感』があんまり出ないiwasakiなのですが(笑)。 西日本のお客様にはどうなのかなぁ・・・?物足りないって思われないかなぁ・・・?って、今だに 不安なのですけれど(汗)。たぶん来年も・・・しつこくこんな感じのiwasakiなので、 いつの間にか・・・どなたかの違和感の無い『ある日』の織物になりますように!! ![]() 宮坂製糸所にて。銀河シルクを繰糸中・・・ カメラに照れて(!?)ちょっと離れましたが、ホントは付きっ切りで宮坂さんのお嬢さんが!手作りの糸です。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2013-10-08 20:46
| 着尺・帯
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