白星、黒星・・・どっちでもないiwasaki星(笑)、気が付けば6つも付いておりまして。
明日で春場所終了いたします。 iwasaki星、今場所もマニアックで(笑)あたたかなお客様に支えていただきながら・・・ 控えめに、まわたのつむぎ糸くらい(!?)マットに鈍ーく光っております(笑)。 最終日の明日はお天気も下り坂のようですが、よろしければお出かけ下さいませ。 大一番はありませんが、ざぶとんのかわりにお向かいの神社から桜吹雪が舞いそうでーす! ![]() ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-03-31 20:17
| 増孝商店 KM
![]() 昨日お母さんと御祖母さまと一緒にご来店の生後2ヶ月のYちゃん。 うは~。この感じ懐かしくって私(エツコ)、抱っこさせてもらって嬉しかったです! これから Yちゃんにどんな景色が写ってゆくのかなぁ・・・。楽しみだなぁ。 お外の桜は見えているのかなぁ?これからかなぁ。 「エツコさんは出産後、すぐお仕事に復帰されたんですよね?」 「復帰もなにも。クニヒサと作業は進めないといけなかったもんで、 ゆりかごに乗せてやらざるを得なかったけど・笑」 「スゴイですね。私、どうしようかと思って・・・。」 「アタシは全然凄くないっ!(笑)けど、どんな瞬間もだけど今しかないから、 Yちゃん最優先のなかで出来るコトをするっていうのも、とってもイイコトだと思うよぅ~。」 「そうですよね、エツコさんならそうおっしゃると思いました。糸繋ぎとか糸つむぎとかやろうかと思って・・・。」 「そうそう!ステキな素材づくりも次の織物の財産だわよ~!!」 iwasakiと好きな織物、工程のポイントのツボが同じのお母さん。 私(エツコ)と同じで糸繋ぎも糸つむぎも大好きで。Yちゃんのお名前にも『結』の文字が。 お母さん、明後日より青山の桃林堂で三人展が始まります。 今回は在廊は難しそうですが、それもまたいつもと違ってイイんじゃないかなぁ~。 なんて言ってる先輩は、ダメかもしれませんが・・・。 彩 いろvol.3 2015/3/31tue~4/5sun 10:00~19:00 富沢麻子・木工 高橋亜希子・陶芸 山下枝梨子・染織 桃林堂 港区北青山3-6-12 Tel:03-3400-8703 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-03-29 20:08
| 増孝商店 KM
![]() 最新の着尺2反も、本日郡上八幡の湯のし屋さんから仕上がってきて。 師走場所以降のiwasakiがギュッと詰まっておりまして。 南部町のお山の工房に引き篭って・・・ これほど手指を動かした冬は、初めてだったかもしれません。 最近。 久しぶりに柳宗悦の『工藝の道』を読み返しまして。 ー工藝が手工より機械に移るに及んで、損失したものは創造の自由であったー の意味がなんとなく理解できるような気がしてきました。 この数ヶ月が、もはや思い出せないくらいイッパイイッパイでアップアップではあったものの。 それは確かに。 iwasakiにとって、自由で幸福な労働なのだなぁ・・・とつくづく実感しております。 蔵前にやって来ても、あんまり日常は変わりませんで。 ショップ裏では、クニヒサが小さな敷物を織るために・・・工房で整経してきたタテ糸を、 機にセットアップしております。 私(エツコ)も次回作る、結びのシリーズ用に・・・糸繋ぎは止まりませんで。 あれあれ、まるでヒマなお店です(笑)。 今日は平日なのに、半巾帯をご注文くださったHさまがお仕事帰りにお寄りくださって。 (ほとんどお任せいただいている分、余計に内心ドキドキなのですが・・・汗)Hさまに とっても喜んでいただけたコトで、大変嬉しくほっとしております。 そんなiwasakiのシーズンショップ、一週間だけのオープンですので。 よろしかったらおでかけくださーい!! ![]() ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-03-26 19:46
| 増孝商店 KM
![]() ヘリングボーンのステンドグラスのようなブルーバージョン。 Hさまのピンクバージョンに取り掛かったあとに、じゃぁブルーバージョンも作ろう!と。 この春中学生になる息子、すでに私(エツコ)よりもデカいのだけど。 幼少の頃より・・・超インドア派。 うるさくなくていいや、と思って放置しておいたのがイカンかったかなぁ・・・。 漫画好き、アニメ好き、ゲーム好きのぽっちゃりメガネ男子。 何が似合うって、ネルシャツ(それもメンズのMサイズ)がこれくらいしっくりくる小6もいないだろうと・・・。 息子は安物の薄手のタイプが好みのようだけど、フランネルシャツといえばワーク系ファッションのド定番。 高密度でしっかりとした綾織りの、ヘヴィデューディな格子のフランネルシャツは『織物力』を感じるので。 街角や電車の中とかで見かけると・・・iwasaki夫婦、気が付くと二人して目が追ってしまいます(笑)。 そんな質実剛健で美しい、正統派のフランネルシャツのような半巾帯になるといいなぁ・・・と思って作りました。 半巾帯は私の大好き!な日常の仕事着アイティムなので。 ![]() こちらは本日・・・クニヒサが織り上げホヤホヤの青木間道をモチーフにしたシリーズから。 今回の新作は、どことなく原糸布を彷彿させるようなナチュラルなものにしました。 タテ糸には、宮坂製糸所の銀河シルクと柿渋染めの苧麻、そして亜麻(リネン)です。 ヨコ糸にはキビソ糸を中心に、密度の入ったところにツヤのある、ない、で控えめに(!?)主張しております。 いよいよ・・・あさってから増孝商店・春場所が始まります。 先日卒業した息子のほうは、毎日がもうパラダイスの春休みですが(笑)。 小4の娘のほうは、明日夕方まで学校でして。iwasaki、夜搬入の店支度です(汗)。 26日より4月1日まで。ぜひぜひ桜を眺めながら・・・お出かけいただけましたら嬉しいデス!! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-03-24 21:23
| 着尺・帯
![]() 本日ようやく・・・晴れてsunriseショールの湯通しを。 2015・春夏向けのショール、sunriseは2月末に織り上げてはいたものの。 ちょっとずつ・・・夜に房のヨリヨリを進めつつも。 んが~っ!!3月は子供達のイベントやら、夜に地域の打ち合わせだったり夜業が進まず(涙)。 なんせ、房が出来なければ・・・湯通し、仕上げが出来ないわけで。 でもでも。 私(エツコ)、生紬マンゴーシャーベットを織りつつ・・・クニヒサと半巾帯を機にセットしつつ・・・。 生紬織り上げ後すぐに、Hさまのステンドグラスのようなヘリングボーンの半巾のブルーバージョンにかかり・・。 んが~っ!!3月は、日中もイベント多し(涙)。 どうにかそれも織り上げ昨日。イベントから帰ってくるなりすぐに、ヨリヨリ職人に変身。 ![]() 尻カッチリとなりますと・・・ピッチが上がる私の手指。・・・となると、ちっちゃい神様も降りてきます(笑)。 今回のsunriseは、6枚制作しました。3枚は昨夜までにヨリヨリを。 午前中3枚の湯通しをしながら・・・朝から午後3時半までに残り3枚分のヨリヨリを終えてすぐに湯通し。 日が長くなりまして、ホント助かりました。 この房、タテ糸7本ずつ14本で1本の房になっておりまして。 片面約55本の房が出来ます。・・・ということは、ショール一枚110本の房! 「房がジャマ!」なーんておっしゃる方もあるかもかも!?ですが、手織り屋といたしましては、房は命。 なんせ、織物の生命線であるタテ糸だもの。最後まで丁寧に、糸を丈夫に太く仕上げて終了です。 なんでか不思議。 こうして手が離れてしまうと、織っていたときのたくさんの色糸たちを・・・どんなふうに入れていたのか、 どんなグラデーションだったかさえ、すっかりと忘れてしまうのです。まるで天女の羽衣みたいに。 厄介だったことも、面倒だったことも何もかも忘れてしまって。 また次にかかるときは、まっさらなキモチになっておりまして。 「かぁつん、ホントのバカって無敵なんだって~。しょーこもホントのバカを目指そうと思って・・・。」小4娘。 あっ!?ひょっとしてアタシ、それかもしれない・・・。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-03-23 21:38
| 纏う布・暮らしの布
![]() iwasakiの半巾帯をご愛用くださっている、Hさま。 「合わせたいキモノが、チョット・・・個性的なんですが。ご相談にのっていただけますか?」 と、昨年そのお着物の端切れをお持ちくださって・・・。 手織りの木綿、鮮やかなグリーン地に、黄色やピンクの格子が熨斗目のようにに絣で構成された とても手の入った印象的な作品で。 以前、ギャラリー工さんで写真を見せていただいたことのある・・・川村成さんの作品だとすぐにわかりました。 これはたしかに。 かなりお洒落。 これだけお洒落なモノを、お洒落にカジュアルで半巾で楽しむ、というHさま。これまた相当なお洒落。 「おぉ~。ムムム・・・。」iwasaki夫婦、すぐにはイメージが湧きませんで・・・。 これだけ印象の強いお着物だと、フツーに合わせやすいとなると、白っぽいとか黒っぽいとか無地な感じ がイイのかなぁ~?と思ってHさまにお聞きすると、それではつまらないと思っておられるご様子で。 そりゃそーだろうなぁ・・・。きっとイロイロお持ちだろうから、そうじゃないモノをお探しなんだろうなぁ・・・。 とか。 二人無い知恵を絞りまして・・・。 クニヒサ、昨年作ったヘリングボーンの八寸のシリーズの雰囲気で、タテにピンクを入れた半巾を提案させて いただいたところ・・・Hさま、「じゃ、そんな感じでお願いします。」と。 川村さんのその端切れも「出来るまでお預けします。」と。 以来ずっと・・・工房に川村さんの端切れを置いて。 別の仕事を続けながら、Hさまの半巾のイメージを二人で膨らましておりまして。 年明けにクニヒサが取り寄せたのは、今まで使ったコトのないピンクの染料でして。 今まで使っていたものだと、少しくすんだローズっぽいピンクでしたが。今回はもう少し鮮やかなお色で。 まるでステンドグラスのような半巾帯になりました。 今回はこのほかにもう少し落ちついたタイプと、2種類制作してみました。Hさま、どちらがお好みかなぁ・・・? 今回もまた・・・。 糸を入れてみないコトにはワカラナイ、新しい発見がありまして。 自分たちの好みだったり、偏見で使ったコトのなかった色の、思いもかけないトキメキを知った私たち。 まだまだ・・・。 とにかく数を作るコトの、経験の大切さを思い知りまして。 川村さんにお会いしたことはまだ無いのですが、いつかお目にかかりたいなぁ・・・と思いました。 川村さんの作品の切れ端に宿る、力強さに・・・iwasakiもまだまだがんばって走って(ときどき歩いて・笑) いれば、きっとイイかたちでお目にかかれるんだろうなぁ・・・と思っております。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-03-22 21:36
| 着尺・帯
![]() 昨年春に、23年ぶりに訪れた・・静岡市立芹沢銈介美術館。 そのときの企画が『静岡が誇る「たからばこ」』、次に伺ったのは秋、そのときは『蒐集家・芹沢銈介』 で、会期中のイベントでこちらの付属施設の芹沢銈介の家の普段は非公開の2階を見せていただいて。 そしてお正月から・・・芹沢銈介生誕120年記念展ということで、『柳宗悦と芹沢銈介』ときたものだから! 3回ともしっかりと拝見させていただいて。 美術館のスタンプカードも3つ揃って、特製ファイルまで頂きまして私(エツコ)ご満悦(笑)。 繁々と・・・。久しぶりに芹澤さんの歴史を眺めてみますと。 1916年に東京高等工業学校(現・東京工業大学)図案科卒業とのことで。 んー。この学校、濱田庄司や河井寛次郎もたしか・・・同じような頃こちらの窯業科を卒業されてたはず・・・。 「ん!?この学校って!?」私。 「蔵前の、『増孝商店』向かいの第六天・榊神社の場所にあったらしいんですよ。看板ありました。」クニヒサ。 「だよね~!。ってコトは・・・増孝商店の前の道を、この御三方も歩いたりした!?」私。 「小錦関は現役時代(蔵前国技館がスグだったので)よく歩いているのを見ましたけど。」クニヒサ。 なーんて話をしていたところ・・・。 当時の絵葉書が手に入りまして。なんと、紡織科もあった大きな学校の様子。 「関東大震災で倒壊して・・・今の東京工業大学の場所に移ったって、看板に書いてあったじゃん。 榊神社の敷地だけじゃ・・・ないよねぇ?」私。 「エツコさーん!大変なコトがわかりました!!増孝商店は東京高等工業学校内にありました!」クニヒサ。 「えぇ~っ!!紡織科や、芹澤さんのいた図案科の場所とかだったらイイのになぁ・・・。」私。 「それはどうでしょうかねぇ・・・。トイレだったかもですよ(笑)。」クニヒサ。 『増孝商店』は、昭和になってから祖父があの地で玩具問屋として創業したお店です。 昨年からiwasakiのシーズンショップとなりました。 この春は、3月26日~4月1日まで。 もしかしたら100年くらい前・・・若かりし芹沢銈介や、濱田庄司、河井寛次郎もカランコロンと下駄で 歩いていたかもしれない(笑)『増孝商店』にお出かけ下さーい!! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-03-19 22:12
| 増孝商店 KM
![]() 今回は(・・・そうだった、昨年織ったこの生紬のシリーズたちもだったっけ。)難産でした(涙)。 一見、機械織りを連想するようなギンガムチェックのようなこのシリーズ。 さらりとした、セリシンを残した平織りのこの生紬が・・・杉綾紬よりも前回の地紋のある紬よりも とにかく織り進まない・・・(トホホ・・)。 タテの味わい深い玉糸の節が、隣り合う糸を絡めあって・・・ヨコ糸目を飛ばしてしまったり、 格子のバランスから・・・オレンジ色6越しに対して白茶は5越しにしたりとか、決め事のなかに 線として入れる色糸は、その都度自由にしてみたりとしている分、間違いやすかったり・・・と。 私(エツコ)にたまーに降りてくる、執りつかれたように織り進めてくれる織物の神様たちが ナカナカ・・・やって来てくれず(笑)、織っては解き解いては織るの繰り返し。 この生紬よりも見るからに・・・高価そうに見えるし、実際複雑な組成の吉野格子の着尺を織ってる クニヒサのほうがずっと早いペースなものだから、つくづく織物は一筋縄ではいかないなぁ・・と。 私は織物の、そーゆーところが好きなんですけれど(笑)。 何が高級で、何がカジュアルで、何が上物!?というのをいつもいつも考えさせられます。 高機で平織りの手織りなんて、ありふれてるなんて言う方もあるかもしれないけれど。 そもそも自家織物とはそういうものだし、そういうありふれたもののなかに(見えないんだけど) バカみたいな手間がかかっていたりするところに『愛おしさ』というものが存在していたりして。 さてさて。 明日はお天気!との南部町。 郡上の湯のし屋さんに出す前に、湯通しして砧打ちを。 昨年のこのシリーズも、湯通し砧打ちをプラスしてぐっと・・・柔らかくしなやかになりました。 Sさま、今しばらく・・・お待ちくださーい!! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-03-16 21:22
| 着尺・帯
「そーなの。もうとっくに鳴いてるよ~。今年は2月27日に初ホケキョ!聞いたもん・・・。」私。
「違う違う!かぁつん、こっちのウグイス(剣玉の技)!難易度高いの出来たっ!!」娘。 先週は3学期最後の授業参観日で、小6の息子は家庭科のおさらいも兼ねて手作りのサンドイッチで 親をおもてなししながら6年間の振り返りを。 小4の娘のほうは・・・アニキのときにもあったのだけど、1/2成人式だそうで。生まれたときから10年 を自分なりに振り返って、その成果(!?)特技を親たちの前で・・・それぞれご披露。 娘は何をやるかと思ったら、剣玉を。校歌にあわせてコンコンコン・・・と大皿中皿に乗せて・・・。 どちらもイベントなんだろうけど。私(エツコ)、今かかっているSさまの生紬が捗らなくて・・・(涙)。 とにかく玉糸の節がとび目しやすく・・・織ってはほどきの連続でして。 来週は息子の卒業式もあるし・・・実は、内心卒業式も含めて『学校どころじゃない』一心のダメ母。 失敗しないように2月末から練習してるなぁ~と思ったら。いつの間にか剣玉検定5級だったはずが 1級取得したそう。彼女の小学校では2級が今までの最高だったそうで、それも4年生で!というコトで すっかりイイ気分になっちゃった娘。 「さすが、小さなヨーヨー大会で優勝経験のある父ちゃんの娘ですなぁ・・・。」剣玉全く出来ない息子。 「『小さな』は余計です。ホントだけど(笑)。確かにあのときの私に似てるような・・・。」クニヒサ。 「でもねー。上には上がいっぱいいるの。 YouTubeでは5歳くらいのチビッコが、しょーこよりもっともっとスゴ技連発なんだよ~。 そういえばにぃちゃん、4月から水泳教室ジュニアクラス入るの?」娘。 町内の週一回の水泳教室で、小3から中学生向けのジュニアクラスのほうにステップアップの娘。 アニキのほうが格下クラス(笑)。そんな娘も県大会に出たりすると、ジュニアアスリートたちの圧倒的 な実力の差に・・・。息子に言わせると。 「おしなべてみると、しょうこちゃんもオレも同じってコトだなぁ。」 えっ!?そーなの? そういえば2年前の1/2成人式、アニキのほうは何の特技発表してたっけなぁ・・・? あいつは何か・・・あったかなぁ・・・? ![]() ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-03-12 21:59
| 岩崎のある日
![]() もうすぐお彼岸・・・。なのがいつもなのだけど。 今年はチョット早いかな、ひなまつりに蕾が出始めました。 これから・・・ちょいちょい摘んで、パスタにサラダに春の苦味もプラスかな・・。 山葵の奥は、以前ウサギちゃんに食い荒らされた後から芽吹いたクレソン。 最近はウサギちゃんはココには来ていないようで・・・。 そうなると、クレソンはどんどん株を増やしていきまして・・・、今度は水路いっぱいに。 これでは水芭蕉や、杜若が埋もれてしまうので、冬中せっせとクレソンを食べました(笑)。 ![]() 虫がニガテな私(エツコ)は、庭いじりは冬に限りまして。 裏の土手が大雨で崩れるたびに、土を取り除くと出てくる元の岩がありまして。 その岩のところまで、長年の落ち葉で積もり積もった土に・・・迫りくる竹の根っこ。 土砂取りと、竹の根っこ取りが冬の間中のiwasaki夫婦のエクササイズ(笑)。 朝、昼食後、夕方とバケツに1・2杯ずつくらい。 ムリしない程度に山と庭の境目を、140年前のこの家が建った当初のところに戻そうと。 なんとも気の長い話なんだけど、やり始めると、なんとも楽しくて。 ドラマ『北の国から』で、自分で丸太から家を建てようとしている父を、手伝おうとする純クンに 「お前には手伝わせねぇ~。」と言った五郎さんのキモチの意味が解る様な気がしまして。 面倒で、手間がかかって、大して進まない(まるで織物づくりじゃないかと・笑)こんな原始的で 非効率的な行為にこそ、生きていることの悦び、幸せ感が潜んでいたのか・・・と。 昨年の大雪で、裏山のお隣の大きな樫がバキバキ折れて。 とっても怖かったけど、お陰で地主さんも樫を少し切ってくれたので、iwasakiの敷地内の チョットだけかかった裏山もとても明るくなりまして。昨年、竹はプロに全部切ってもらって スッキリした我が家の裏山。落ち葉をとって、草を払って道を作って。 折れた樫は、薪ストーブで暖をとりまして。出た灰を、せっせと蒔いています。 今年の夏は、なるべく山ヒルを家に近づけさせたくなくて。 このヒル避け大作戦が功を奏したら・・・また来シーズン、私のエクササイズも進化しそうです。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-03-08 21:42
| 工房周辺
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