![]() 染織こうげい・神戸店さんにお邪魔したときに・・・。 今年も頂戴してしまいました(汗)、関西の最中。 まずですね、包装紙のデザインが私(エツコ)のツボでして。 まるでUFOのような笠とか、巾着袋とか、永楽銭とか、鍵だとか。 宝塚銘菓 寶もなか、おぉぉ・・・お宝文様だっ! 「エツコさん、なんとコレ、わざわざ宝塚まで行って買ってきてくださったそうなんですよ。」 ちょっと困った顔をしながら・・・クニヒサ。 「エツコさんが最中好きで、縁起モノ好きだなんて言うから・・・。 こうやって、ご迷惑かけちゃうんですョ。反省してください。」クニヒサ。 「あわわ。。。スミマセン。。。で、でも開けちゃってイイかな・・・?」私。 しっかりした、和紙張りのキレイな箱を開けると・・・。 うは~っ♡ちょーカワイイ!! サイズがまるでマカロン。 しかも宝づくし。 「寶もなか」は、最初からこのようになっているそうなのですが。 「寶あわせ」は、日持ちするよう、餡と皮が別になった、手作りタイプ。 同封のヘラで、栞に書いてあるように・・・しっかり固いめのつぶあんを、梅干大くらい 盛り上げて。同じカタチの皮を合わせて、軽く押さえて出来上がり。 こちらの最中。 皮にかなり特徴があります。香ばしいのはもう、ものすごく。それだけではなくて しっかりと餅を感じる皮に、ちょうどいい重さのつぶ餡。 作りたては、皮がパリッと。 しばらく置いておくと、皮の香ばしさはそのままにちょっとだけしっとり。 宝塚といえば。♪すみれの花~(笑)。 マカロンサイズの美味しいスィーツといえば。 キレイなお姉さんがゼッタイ好きなやつじゃ・・・? と思いましたら、やっぱり。 創業明治の永樂庵、タカラジェンヌも御用達だそうです。 寶づくしの寶あわせ。 美味しい幸せ。 なんかイイコトありそう。 染織こうげいさん・・・。本当にスミマセン。ありがとうございました! おかげさまで元気モリモリですっ。ごちそうさまでした。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-10-30 22:40
| 最中
![]() 観月展から、染織こうげいさんでの展覧会まで・・・。 とにかくずーっと、慌ただしく四六時中、糸に触れていまして。 美味しい最中をいただいても、ブログにアップするコトも出来ずに(涙)。 久しぶりに・・・iwasakiのある日、最中ウィークです(笑)。 こちらは、観月展の折にYさまから頂いてしまいました。 神楽坂の「菓の子や」さんの『坂の街最中』。 かのこや、さんだけあって、中のあんこは、大納言の粒々かのこ! 甘さはぐっと控えめで、都会的な感じです。 なるほど神楽坂っぽい!小粋な最中、坂の街最中。 Yさん、おごちそうさまでした。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-10-29 21:24
| 最中
![]() 若い頃からの同志でもあります、染織吉田の吉田美保子さん。 明日より、iwasakiもお世話になっております、青山のイトノサキさんで個展を開きます。 カラフルで、ポップで、元気がみなぎってくるくるような・・・吉田さんの世界が広がりそう! ぜひぜひ、お出かけくださーいっ!! 2015年10月29日(木)~ 11月 1日(日) 11:00~19:00 イトノサキ ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-10-28 21:31
| いわさきのつながり
どの子もよーく覚えております。
たしかにクニヒサと私(エツコ)の掌に幾度となく・・触られて(笑)、糸から織物になったのですが。 染織こうげいさんですっかりお客様の、素敵な『お着物』や、『帯』に昇華して・・・再会させていただきました。 ![]() 銀河シルクの山形斜文の八寸帯地・三彩シリーズを。神戸店で。 ![]() 吉野格子の九寸帯地・white chocolateをすっきりシャープに。神戸店にて。 ![]() 昨年生まれた、『夢の中へ』っぽい・・ヘリングボーンの八寸帯地がとてもお似合い。浜松店で。 ![]() ご注文で織らせていただきました、杉綾織り紬着尺を。染めの半襟がカッコイイです。 ![]() 青木間道をモチーフにした八寸帯地を、ふんわりと銀座結びで。 ![]() こちらもご注文で織らせていただいた、杉綾織り紬着尺に、緯吉野八寸帯地・choco mint。 一昨年の冬、南部町にドカ雪が降ったころ・・・桜の頃に間に合うよう、織っていた着尺です。 ![]() こちらも私が織らせていただいた杉綾織り紬着尺です!お客様のスカーフのグリーンのお色味 で・・・4種のお色から選んでいただこうと、サンプルを織らせていただいたところ・・・「このままで!」 と4色の段となりましたもの。「それが、とてもお似合いで!!」クニヒサ。この日は十三夜という ことで、お月さまの染め帯をコーディネイトされて・・・。 ![]() こちらは3年前、初めてこうげいさんでの展覧会に出品させていただいた・・・。 銀河シルクの山形斜文八寸帯地・タッサーナーシは、ヨコ糸にタッサー種の蚕が、始めに放つ 部分、繭の軸のような繊維を糸にしたもので、独特の存在感があります。お召しの藍のお着物 にもしっくりと。やはりとてもお似合いでした。 ![]() 赤城の節糸を使った、緯吉野の八寸帯地・アカギブシノコブシを、モノトーンでシックにお召し いただいて・・・。 ![]() 緯吉野の半巾帯・歩道と車道のシリーズを、木綿絣のお着物に。 ![]() 昨年作った、銀河シルクの山形斜文の八寸帯地・インカローズを、美しい格子のお着物に。 ![]() こちらも緯吉野の半巾帯を、キリリとカッコよくお召しくださって・・・。 ![]() 視覚詩というシリーズで作っている、大島紬の絣糸をタテヨコに散らした紬着尺に、 銀河シルクの山形斜文の八寸帯地で。タテがアイボリー、ヨコはタッサーシルクの生糸をグレー に染めて。同じ大きさの菱で織ったものを。 いつも思うことなのですが・・・。 みなさま、「本当にウチの織物?」と一瞬見間違うほど・・・ステキにお召しいただいて(涙)。 ほんとうに、感謝しております。 iwasaki結成当初から・・・公募展に出品したことはありませんが。 どんな素晴らしい賞をいただくよりも、お金を出して買ってくださってお使いくださるお客様に、 出会うことこそ、自分たちの生きる道だと思ってきていまして。 こうして出会わせていただいて、これほど嬉しいコトはありません。 このフォトたちこそ、iwasakiの宝物です。 3年間も・・・我慢強く(!?)そして「また来年も」とおっしゃってくださる、染織こうげいさんに 心から感謝をしながら・・・iwasakiらしい魅力的な織物を、模索しながら織り進めたいと思います。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-10-27 23:14
| 着尺・帯
![]() お運びいただきました皆さま、ありがとうございました。 ほんとうに、感謝の思いでいっぱいのiwasakiです。 先週の神戸店に引き続き、週末の3日間を浜松店にお邪魔させて いただいたクニヒサ。 昨年、一昨年の展覧会でお求めくださった、iwasakiの帯や着尺を お召しでいらしてくださったり、ご夫妻でiwasakiをお使いくださっているお客様、 遠方よりお出でくださったお客様・・・ とても嬉しく、刺激的な時間を過ごさせていただきました。 ![]() 染織こうげいさんは、iwasakiがテーマにしている、『とびっきりのフツーの日』の 最高峰のような(ホントです!)先輩方の作品や、産地の希少な織物を数多く 取り扱っているお店なので・・・正直、いつもドキドキなのです。 しかも、「こーゆーの」とか、「あーゆーの」とかゼッタイ何もおっしゃらない社長さんで。 今回も。好き勝手に作らせていただいた、新シリーズの『絞り絣』を、社長さんはじめ スタッフの皆さんに、とても面白がっていただいて。それが何より嬉しかったです。 もっとイイ仕事がしたいっ!と、毎回ファイトが湧いてきます。 染織こうげい・浜松店の皆さま、大変お世話になりました。 iwasaki、いつまでたっても失敗を繰り返しながらの(トホホ・・・)二人がかりの仕事 ですが、さっそく次の仕事に取り組み始めております。・・・ガンバリます! ありがとうございました! ▲
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| 2015-10-26 21:35
| 展示会・お知らせ
![]() 絞り絣『corona』第3弾の2本のうちの・・・もう1本。 浜松に間に合いました。 1本目は、ヨコ糸にグレーと白茶を入れましたが、 こちらはこげ茶で、ちょっとシックにしてみました。 タテとヨコのコントラストが強いので、菱がよく見えます。 神戸店にクニヒサがお邪魔している間も。 iwasaki工房、バシャバシャと(!?)エツコの悪あがきは 止まりませんで。浜松店のお客様のご注文の、銀河シルク 山形斜文の半巾帯を、せっせと織り進めておりました。 中1息子の、『総合』の授業での宿題らしく。 『職業インタビュー』なるものを受けているクニヒサ。 「・・・えっと、今の仕事に就くための資格や、免許はありますか?」息子。 「何一つありません。」速攻(!?)でクニヒサ。 「その仕事には、どんな人が向きますか?」息子。 「織物が好きで・・・不器用な人。かなぁ?エツコさん、だよねぇ。」クニヒサ。・・・ですです。きっと。 「・・じゃ最後に、これからのあなたの仕事の夢を教えてください。あ、ついでにかぁちゃんも。」息子。 「そりゃ、死ぬその日まで仕事が出来ること!」 「えっ!?そこ、ハッピーチョコレートなの?」息子。 お蔭さまで、この仕事で生活出来るようになって…17年。 15年目の3年前から、染織こうげいさんで展覧会をさせて頂くようになりまして。 織物をよく識り、また大好きなスタッフの方々とお客様ばかりの染織こうげいさん。 やりたいことがフツフツ・・・と湧いてくる、ナカナカ終わりそうもないのだけれど(笑)、 なんだか出来そうな気が・・・プクプク・・・と湧いてくる、不思議な泉のようです。 明日から始まる、染織こうげい・浜松店での1年半ぶりの展覧会。 ドキドキでオロオロ。だけどとても幸せな湧く湧く。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-10-21 21:56
| 展示会・お知らせ
先週末の金・土・日は、染織こうげい・神戸店さんに・・・クニヒサ、お邪魔いたしました。
染織こうげいさんでの展覧会、今年で3年目になりました。 お客様、スタッフの皆様に毎年温かく迎え入れていただきまして・・・。 iwasakiなりに・・・今年の精一杯のチカラを込めて制作してきました、新シリーズ を喜んでいただけまして。 何よりも嬉しかったです!!ありがとうございます。 神戸店での展覧会は今日までとなりまして。 お目にかかりました、皆々様、神戸店スタッフの皆様・・・ありがとうございました。 22日からは、浜松店での展覧会となります。 今週末はクニヒサ、浜松店のほうにお邪魔いたします。 ![]() ![]() お客様に教えていただいた『兵庫県公館』。明治建築の兵庫県庁舎だそうです。 戦災を乗り越えて、震災にも耐えて。登録有形文化財に指定されている建物・・・。 「エツコさん、ホント素晴らしかったです! 土曜日は迎賓館を見学できるそうなんですよ。しかも無料なんだそうです。」クニヒサ。 今回は外観のみ見せていただいたそうですが、神戸観光でもあまり知られていない オススメのスポットの一つだそうです。 ![]() ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-10-19 21:01
| 展示会・お知らせ
![]() 銀河シルクの山形斜文の八寸帯地は、iwasakiの定番ですが。 こちらは4色で展開する無地ライクなボーダー。 タイルトラベル、今年で2作目となりました。 古今東西、祈りの場である宗教的な建物は、やっぱり美しいものですが。 教会や、モスクのタイルモザイクは、日本の神社仏閣には無い美しさ。 八百万の神様、仏様を信じるiwasakiは、どこでもうっとりしてしまいます。 今回は、ウズベキスタンのブルーのタイルに導かれるように・・・。 妄想の私の旅は、宮坂製糸さんの銀河シルクに乗って、シルクロードを飛びまして。 タイムトラベルならぬ、タイルトラベル。 本日から始まりました、染織こうげいさんでの展覧会に出品しております。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-10-15 21:00
| 着尺・帯
いよいよ明日より、染織こうげいさんでの展覧会がはじまります。
![]() こちらは、先週末に織り上がった、綾織りの八寸帯地。 昨年・・・このシリーズが生まれまして。 なんとなく・・・陽水の『夢の中へ』が聴こえてきそうな(!?)シリーズです。 このシリーズで半巾帯を!とご注文いただいたときに・・・。 ステンドグラスのようにも見えるので、『色硝子』というタイトルになりました。 今回はまた、ちょっと色味を変えて。 染織こうげいさんでの会期中・・・こんな帯地が似合う、秋らしい陽気になるとイイなぁ。 ![]() 今週末の金・土・日は、神戸店へ。来週末の金・土・日は浜松店へ。 クニヒサ、染織こうげいさんにお邪魔いたします!! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-10-14 19:27
| 着尺・帯
![]() 『絞り絣』第3弾は、絣自体は大胆なんだけれど・・・。 実は一番括る部分が多かった、私(エツコ)の利き腕泣かせの一品。 絣で言うなら、逆括りですね。(でも大好きな燃える行為です・笑) 一度、木綿糸で約11メートル(帯2本分)を織るのも今回が3回目の私。 カラカラカラ~(シャトルを走らせて)トントンと、普段は筬づかは二度打ち をしますが、仮織りはサクッと一度打ち。チョット勝手が違います。 それでも1回目よりも2回目、2回目よりも3回目・・・と仮織りも上手くなりまして(笑)。 3回目は仮織りは一日で済み、タテに6回屏風たたみをして紺色のギザギザ部分を 残して全部括りました。そこからクニヒサが紺を染め、今度は括った部分をひとつ 飛ばして解き、ブルーを染めて。 元々タテは、グレーとオレンジっぽい金茶を経てているので・・・ブルーを かけた部分がグリーンに見えて、不思議な感じになりました。 ![]() そして仮織りの木綿糸を抜きながら・・・最終的に織り上げるのはクニヒサ。 この第3弾は、綾織りにしてみました。 染めと織りの中間のような・・・がテーマの『絞り絣・corona』3部作。 1作目はちょうど染めと織りが5:5な感じ。 2作目はタテの縞を強調して・・・染めが4、織りが6くらいになりまして。 この3作目は、私たちにとってミョーに安心感がありまして。 きっと織りが7くらいに感じるからでしょうか・・・。こんな感じのタテ絣もあるのですが、 絣では出来ない際のモワモワ・・・としたコロナ。 かなり気に入ってしまいまして。ただ・・・今は、ふきんを絞るのも痛い私の右手首(涙)。 染織こうげいさんで、お客様の反応があったらイイなぁ・・・。 しばらく手首はお休みさせて、またまた変化させたいと・・・。 性懲りも無く(!?)・・・次のイメージは出来ております!(笑)。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2015-10-12 21:32
| 着尺・帯
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