1 ![]() ![]() 昨年お願いしたときに、町内で私(エツコ)の大好きなイチョウの木の落葉の頃と知りまして。 はて、あのイチョウの樹齢はどれくらいなのかなぁ。。。と気になったところ・・・。 工房からそう遠くないところに、なんと!山梨県で一番古いイチョウの木があると南部町マップに。 先週の日曜日。 ならば葉っぱが落ちる前に見に行かねば!と。 えっと・・・。でもどの辺り?とマップを広げてクニヒサと眺めていたら、ちょうど区長さんが 御神楽の寄り合いの件でやってきてくれたので・・・。 「あっ!ちょうどヨカッタ!金山神社ってどこにあるんですかね?」クニヒサ。 「え?金山神社?ん!?どこだろ・・・(笑)」区長さん。 「なんでも山梨一のイチョウの古木があるらしいですねー。」私。 「イチョウの木?あっ!あるある!あそこ金山神社って言うんだ~知らなかったなぁ。 確かにデカいイチョウの木があるよ。ここを下って行ってさ、地震研究所の先の右手にあるよ。」 なるほど! ホントに大きい! 樹齢300年以上らしいです。 300年、景色はどう変わったのかなぁ。。。今が一番うっそうとしているんじゃないかなぁ。 この裏山も。杉林になる前は、畑だったらしいから・・・もっと見え方も違ったんじゃないかなぁ。 とにかく大きいので、落ち葉やボタボタ落ちてくる銀杏の数も多くて。 ご近所の方は大変なのかも。 でもなんとも生命力溢れるお姿で。 下から・・・ははぁ~と拝んでしまいました。 後ろの杉山が無かったら、大きな黄金のイチョウの木がこんもりと。金山に見えたのかもしれません。 思いのほか近いところに、ご長寿の神様がいらしたので。 あんまり通らない道なのですが、これからは。 ちょっと回り道をして時々・・・もう一つのイチョウの木からも、パワーをいただこうと思っております! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2016-11-28 22:02
| 工房周辺
![]() ▲
by senshoku-iwasaki
| 2016-11-24 22:10
| 着尺・帯
![]() タテ糸もヨコ糸も。 お陰様で今年もイロイロ・・・八寸帯地を作るコトが出来まして。 それらを制作した残りの糸が、まぁまぁだったりチョットだったり出るものだから。 主にそんな糸たちを使っての、愛おしい半巾帯なのです。 以前にも書いた気がしますが、これを作ることで生まれる発見がありまして。 特にこのシリーズのタテ糸は、ビックリするくらいカラフルだったりするので。 おぉぉ。ココの、この見え方面白いじゃーん!なんて、二人で盛り上がり(笑)。 また八寸で再現したりして、ぐるぐると幸せな行ったり来たりを繰り返しています。 この写真の半巾帯ではないのですが。 最新の『美しいキモノ・冬号』の中で、染織こうげいさんで取り扱って下さっている iwasakiの半巾帯をご紹介くださいました。 今年の初めに取り掛かっていた、これと同じ緯吉野の組成のものと山形斜文のものと。 二人して、すぐに忘れちゃう悪い習性(!?)がありまして。 ホントにダメじゃーん!(涙)って、そのことについては落ち込みっぱなしの私(エツコ)。 でもでも。 すぐに忘れちゃうから、毎日本当に発見がありまして。 メモをとっても、写真に残しても気がつかなかった小さな小さな驚きが、織物制作を 続けさせてくれています。やり尽くすコトも、飽きるコトもさせてくれないのです。 同じタテ糸で、これだけ違う3本の半巾帯。 色柄だけではないのが、織物の最大の魅力なのだと今日もまた改めて実感しました。 この半巾帯も、増孝商店・冬場所に並びます。 iwasakiの織物の中でも特に、『ぱっと見』と『じっと見』でかなり見え方が変わるタイプ のひとつですので、じっくりとご覧頂けたらウレシイです。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2016-11-20 22:36
| 着尺・帯
![]() ◆2016年 12月8日(木)・9日(金)・10日(土)・11日(日)の4日間限りのオープンです。 今年は、和モノの展覧会が(iwasakiにとっては)多かったので。 ナカナカ自分たちのお店を開く余裕がありませんで。(情けないコトに・涙) GW場所以来の増孝商店となりました。 GW場所は3日間でしたので、この冬場所合わせて・・・ちょうど7日間の相撲(!?)です。 写真は、エキストラファインウールを使った楊柳のマフラーの整経中。 今年制作した帯地や着尺を中心に。 あったか~い織物、マフラーやショール、ブランケットも並びます。 工房では。 Fさまの杉綾織りの着尺を、機にセットする間に・・・2種の半巾帯地を織りながら・・・。 夜には久々の、ショールの房のヨリヨリ仕上げをする日々。 山形斜文、青木間道モチーフの組成、平織りだったかと思ったら、緯吉野・・・と。 目まぐるしく組成も、糸も太さも、出来る織物の用途も変わるので。 織る私(エツコ)も次々とアタマを切り換えつつも。 マフラーに、半巾帯・・・おっとこれは! チョットずつ残った、中途半端な量の(だけど、私にとってはお宝の)糸たちをかき集めまして。 楽しくて幸せなんだけど、面倒で時間も食う・・・逆算の制織作業に燃えております(笑)。 チラチラと。 綜絖、筬通し作業中のクニヒサの進行を気にしつつ、あれが終わるまでには!と。 が、しかし。最近クニヒサの仕事も早くなりまして。ムムム・・・。ずっと焦り気味の私。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2016-11-15 21:51
| 展示会・お知らせ
![]() 更に来月の『増孝商店・冬場所』でお渡し予定の、 Hさまの半巾帯のタテ糸を染めるために大鍋で湯を沸かす間に・・・チョキチョキと。 クニヒサは庭木の枝を剪定中。 今年たくさん実をつけてくれたカボスの木は、風通しの良いようにして、根本にはお礼肥を。 今年は。 杉綾織りの着尺を、かなり織らせて頂いている気がします。 iwasakiではご注文で制作するときは、同じタテ糸で着尺なら2反分経てることが多いです。 特に杉綾織りは。 タテ糸本数が1500本近くあるので、その度に綜絖通して筬通して・・・の時間を考えると。 せめて2反は織りたいのです。 ご注文の反物のほかに、このタテ色にこのヨコ糸で作ってみたかった・・・というものを。 そういうものも含めて。 今年はまだあと数反は作らないと! 作れるうちに、とにかく作りたいのです。 それは眼に限界があるから(涙)。 年を重ねて、経験を積んで、どんどん作れるモノが増えるのならばいいのだけれど。 たぶん、そうはいかなくて。 平織りに比べて仕事量も糸量もある杉綾織りは、自分たちで作って売るスタイルの、アウトロー のiwasakiでは価格も平織りより高くなるので、若いときには作る勇気がなかったのです。 10年ほど前からようやく・・・作ることが出来まして。 少しずつステキなユーザーさんの元へ。それは本当に幸せなことなので、二人眼が見えるうちは 出来る限り織りたいのです。 経験を積んでも、限界はあるけど。 圧倒的に作っていないと作れない領域は、あるのだと思うのです。 年とともに・・・作れるモノも少しずつ変化して当然ですが。 やっぱり良い年を重ねたいので(笑)、精一杯まだまだガンバリマス! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2016-11-12 00:01
| 工程
我が家から1キロ坂を下ると、遠くに見える大きなイチョウの木。
私(エツコ)は、このイチョウが好きで。 自宅が工房と別だったときは、毎日眺めて工房に通うのが嬉しかったのがこの木。 こうして色づいてくると、坂の麓から確認出来まして・・・あぁ、黄色。 きっと私は、この色がたまらなく好きなんだということに、最近になって気づきました。 18年前に南部町の借家を探していたときの決め手になったのも黄色。 ちょうど今くらいの季節でして。 家の脇にかりんの木が、たわわに黄色の大きな実をつけていたものだから! その借家に12年暮らして。 毎年かりんの蜂蜜漬けを作りまして、イワサキ家の冬の喉を潤してくれまして。 そのときに、虫食いだったりしたところを庭に捨てていたところ・・・なんとある春に芽が! ちょうどその頃、手に入れたのが現在の工房でしたので。 10センチくらいの、小さなかりんの木の赤ちゃんを庭に植えました。 その子がなんと! 木はすくすく成長していたのだけれど。 花が咲くまでに何年もかかり、やっと咲くようになっても実は付けず。 「エツコさん、かりんは実生だと実は付けないって聞いたことありますよ。」 クニヒサに何度も切られそうになったのも、ある意味良いストレスだったのかも(笑)。 このかりんの隣には、今年大豊作のカボスの木がありまして。 ナカナカ収穫出来ないうちに・・・木で完熟しまして、すっかりゴールデンに。 黄色いマフラーを織りながら、なんとも幸せな気分で庭を眺めていたのだけれど。 かりんはまだ大丈夫だけど、カボスはさすがにもう収穫しなきゃ!・・・と。 珍しく日曜も出かけることなく、のんびりしていた息子を使って・・・。 昨日全部取ってもらったので。(今じゃ、クニヒサより背が高く便利なことで・笑) 今晩から・・・ゴールデンかぼすポン酢の仕込みに。 黄色、黄色、黄色。 我が家で23年一緒に暮らすカメもキイロちゃん。キバラガメ(黄腹亀)とも言われる けど、23年前はペットショップで『イエローゲーリー』って書いてあったっけ・・・。 きれいな黄色だったキイロちゃん。 その後やってきた、ミドリガメのミドリちゃんと・・・今じゃ同じ風貌に(笑)。 大きなイチョウの木のように、何年も何十年も・・・この黄色が続きますように!!
▲
by senshoku-iwasaki
| 2016-11-07 21:47
| 工房周辺
![]() と言っていたクニヒサでしたが。
前回のグリーン系のブランケットを織っている間に・・・ やっぱり・・・。ジャコブウールの糸も注文。 今年は、ジャコブのタイプもシンプルな感じです。 ご注文をいただいている、杉綾織りの着尺がまだ何点かありまして。 今年中にお納めさせて頂く予定で進めておりまして。 先日宮坂さんでお願いした、経糸の生糸が届くまでの間に クニヒサはブランケットを。私(エツコ)は絹とウールのショール の他に、久々に楊柳のマフラーを織っております。 マフラーのほうは、明るいカラーで。 オレンジやメロンやグレープといった、ポップなカラーがキモチ明る くしてくれて、肌ざわりの良いエキストラファインウールとシルクで 冬将軍と戦ってもらおうと。 二人でウールに取り掛かっているものだから、工房はホコリが・・・。 最近手に入れた、マキタのコードレス掃除機をちょいちょいかけて。 12月初旬には蔵前の『増孝商店・冬場所』を予定しておりまして。 温かい織物たちは、そのときにと思って作っているところです。 夏場所を休場(!?)しましたので・・・ たった二場所限りの2016年となりそうです(笑)。 年が明けたら。 お世話になっている、御前崎市の静岡カントリー浜岡コース&ホテル での展覧会から始まって。愛知県の雅趣kujiraさんでのグループ展、 それから・・・染織こうげい・浜松店さんでの展覧会と。 桜の頃まで続きます。。。なので、ずっと引きこもり(笑)。 久々のポップなマフラーや、ブランケットがiwasaki夫婦の気分転換に なっておりますっ! ▲
by senshoku-iwasaki
| 2016-11-04 23:30
| 纏う布・暮らしの布
1 |
ファン申請 |
||