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やっぱりiwasakiは、大移動ならぬ・・・一寸ずつ移動。
20日から機(はた)の解体を始めまして・・・。
23日にレンタカー屋さんで借りることが出来たのは、なんと2tトラックで。
クニヒサ初体験。富士のレンタカー屋さんから、まずは南部町まで恐る恐るの運転(汗)。
私(エツコ)は、もちろん運転なんて出来ない上に(涙)、荷崩れしないでバランスのイイ配置で、
尚且つ出来るだけ多く運びたい欲張り(笑)。
染める前の絹糸がぎっしり入った、重たい茶箱は4箱。後はダンボール箱、染めた絹糸は別に木箱に
10箱以上・・・。まるでテトリスのように、機道具の隙間に。。。
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あんまり一気に荷物を持っていくと・・・。蔵前の仕事場のスペースは限られていまして。。。
入らないのが一番困るので、まずはすぐに必要な仕事道具からの優先順位。
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息子が1歳の頃から保育園で一緒の、長ーい友人のお爺ちゃんから。
毎年春になると届けてくれるウド。
私の大好きな酢味噌和えにするのも毎年恒例。
昨年までほとんど手を出さなかった息子が、今年は旨い旨いと。
味覚も少しずつ変化して。そういえば最近、地味で渋いメニューでもブーイングが無いなぁ。。
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集落で一番遅い我が家の梅の開花は、彼岸の入りで。
勝手に生えてきた(!?)ラッパ水仙と同じ高さにも。今年は花付きがイイなぁと喜んでいたのに、
大荒れの春分の日に一気に散ってしまい・・・がっかり。
25日に、今度は軽ワゴンで再び蔵前に荷物を運ぶと・・・道中、そして東京は桜が満開。
おぉぉ。またまたテンションが上がりまして。
次の31日便に向け・・・今は家庭の荷物を(これが大変!・涙)荷造り中。
31日はハイエース。
この時期、車種や日にちを選ぶコトもままならず、大丈夫なのかと不安だったけど。
クニヒサ、レンタカーにも段々慣れて。
駐車場代もかかる東京暮らし、南部町に来る度にレンタカーにするか!とまたひとつ整理。

整理といえば。
10年ほど前に乗りたくて買ったものの、ほとんど乗らずにいたリトルカブもご近所さんから指名を
受けて、我が家の子たちに『ブンブンおじさん』と呼ばれている車好きのオジサンが里親に。
既にピッカピカにしてもらって、5月にはツーリングに行くそうで幸せなカブ。
家具もサイズ的に蔵前には連れて行けず、留守中に傷みそうで気がかりだったモノたちが素敵な
お宅に運ばれまして。とっても喜んでもらって。
一寸ずつ身辺整理をしながら、ドラえもんの『ガリバートンネル』をくぐって・・・
スモールサイズの蔵前に、あと1週間で移動出来ているのかなぁ?・・だとイイんだけどなぁ。。。





by senshoku-iwasaki | 2018-03-27 23:30 | 岩崎のある日
引っ越し準備。
3日前まで糸がかかっていた機(はた)。先にクニヒサが帯地を織り上げて。
私(エツコ)南部町製ラストに選んだのは、織半襟たちでした。

3月に入ってから・・・。なんとなく落ち着かない日々で。
4月から息子の通うこととなった高校の招集日があったり、
蔵前の新居の仕上げに参加させてもらったり。
中学の卒業式があったり。

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予定通りに進まない、いつも通り(!?)の展開で(涙)。どうにか織り上げて。
昨日からやっと片付けに合流。

何回かトラックやハイエースを借りて、少しずつ運び入れるつもりで。
でもレンタカー屋さんも予約がいっぱいで・・・。
予約のとれた日に雨が降らないコトを願って。。。

重たいわ、嵩張るわ、ちょいと手が欲しいのだけど・・・。
1,2学期の成績を持って推薦試験を受けるまで・・息子は史上一番集中したらしく。
みんなより少し早く進路が決まっても、みんなが決まるまでは!と
一応受験生みたいな顔をして(笑)、頑張って(!?)周りの空気に合わせていたそう。

プスプス・・とガスが抜け始めていたのは感じていたけれど(涙)。
卒業式の翌日から、友達の合格を聞いて・・・連日、メンバーを替えて。
ボーリングだ、カラオケだバッティングセンターだ、テニスだ・・・と、もうスカスカ(笑)。
魔法が解けて、すっかり元のバカに戻った息子は大忙し。何の役にも立たないっ!(怒)

でも友達との時間もあと僅かなので仕方ないか。まー。良しとしよう。それに・・・。
夜は、招集日にどっさり出された宿題に取り組んでいる・・・と思ったら、机で寝てる・・・。
嗚呼息子。。。やっぱり三つ子の魂は変わらないかぁ・・・(涙)。


by senshoku-iwasaki | 2018-03-20 21:49 | 岩崎のある日
およそ20年ぶりの再会で・・・。
この冬、iwasakiのブランケットを本当に愛用してくださったSさん。
Sさんは町内に暮らす友人で、とってもお洒落な方。
同世代だけどママ歴は先輩で。
iwasaki夫婦が南部町に移住したての頃は、チビッコだった3人の息子さんたちが怪獣(!?)のようで。
当時織っていたのが、アルパカやメリノ、カシミヤに絹いろんな白に、私(エツコ)が繋いだ絹糸
を散らした・・・肌触りが良くて軽い、平織りのベイビーブランケットでした。

Sさん、とにかくショールなどの巻きモノがお好きで。
国内外のブランドの高級ブランケットもたくさんお持ちで。
お家に伺った際、いっぱいの布たちを見せてくださったのですが、その中にこのベイビーブランケットも。
「これもね、すごく気に入ってて、良く使ってる割にキレイでしょ?」と。
本当に。とてもきれいにお使いくださっていて嬉しくて、懐かしく眺めていたら・・・あれあれ。。。
ミミに飛ばしたヨコ糸が、伸びてしまったところが。。。
「そこね、ひっかけちゃって・・・。」Sさん。
しばらくお預かりして、お直しさせていただきまして。

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あんなに賑やかだったSさんのお子さんたちも。
いつの間にかみんな成人してしまって、社会人に大学生。見かけてもきっとワカラナイなぁ。
チビッコは大人になっているのに、iwsakiの芸風は何一つ変わってないかも。。。

にしても。
ベイビーブランケットは久しく作っていなかったけど。
久しぶりに再会してみると、この白ベースもナカナカ良かったなぁ。
来シーズンはまた、久々にこんな感じでベイビーブランケットを作ってみようかな。
同世代でも、ぼちぼち初孫ちゃんの幸せなニュースもちらほらと。

永く続けていれば、こうして嬉しい再会もきっと増えていくはずだから。
どうにか健康で(笑)、一越でも多くiwasakiの織物を織り続けたいと改めて思った春の日。






by senshoku-iwasaki | 2018-03-18 21:31 | 纏う布・暮らしの布
先週末は、蔵前の新居に行ってきました。
4月から暮らす蔵前の自宅部分。
改装の設計施工は、iwasaki夫婦よりもひと回り以上お若い・・河野さんご夫妻が中心の
つみき設計施工社さんです。

つみき設計施工社さんは、施主も住まいづくりに参加出来ることは参加して『一緒につくる』
こともテーマにされていまして。
まだ生活拠点が山梨なのと、子供らの学校の都合などもあってナカナカ出来るコトが限られる
iwasaki家なので。ほぼ完成した新居の床に蜜蝋ワックスを塗ったり、キッチンと洗面のタイル
を貼りを教えて頂きながら一家で参加してきました。
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蜜蝋ワックスもなんと!オリジナル!。
「養蜂家の方に蜜蝋を分けて頂いて、亜麻仁油とブレンドして作ってます。」
一家でせっせと蜜蝋ワックスを塗っていたらふと、南部町の住まいの屋根裏をリフォームした10年前が甦りまして・・・。あの時もやっと張れたヒノキの床に、チビッコだった息子と娘と
みんなでこの匂いを嗅ぎながら、蜜蝋ワックスを塗ったんだったっけ。

河野さん。住まいをつくるにあたって、山梨の私たちの暮らし方を知りたいから・・と。
お忙しい中、南部町の我が家にもやってきてくださるようなご夫妻で。
築140年の古い家を、お金がないので(笑)少しずつDIYと、ムリな所は地元の大工さんや職人
さんに直してもらいながらの私たちの暮らしを見ながら。
蔵前はとにかく狭いスペースに、ほぼ大人(サイズ)の4人暮らし。そして何より低予算(涙)
(・・・しか絞り出せない・笑)iwasaki家の難題(!?)を叶えてくださいました!

河野さんも小さなお子さんが今お二人いまして。
お姉ちゃんがあの時の娘と同じくらい(4歳くらい)。下のお嬢さんが1歳と。
打合せはいつもお子さんも一緒で。
大変なコトもいろいろあるかと思うのだけど、だからこそ生まれる設計もきっといっぱいある
のだと・・・。
ほぼお任せでお願いをしたので、ビックリ!するような発想に感心しっぱなしでした。

息子も娘も。新しい家をすっかり気に入って。
そうはいっても、退屈してしまった河野さんのお嬢さんのお世話係をしてくれた娘・・・。
「児童館とかでチビッコのお相手を頼まれて、結構チビッコは知ってるんだけどね。
あの子はゼッタイ賢いわー。この10年の差って、次回会ったときには埋まってそう・・笑。」
あーわかるわかる。アタシはそんなコトばっかり。




by senshoku-iwasaki | 2018-03-13 22:36 | 岩崎のある日
9年越しで、Aさまの三つ崩しの八寸帯地を制作しています。
Aさまに「こんな感じの八寸帯が欲しいのですが・・・。」と見せて頂いた雑誌の切り抜き。
それは確か・・車のコマーシャルで。
女優さんがお召しのその帯は、三つ崩しに見える染めの九寸帯のようでして・・・。
「う~む。これを織りにするとなると・・・。」クニヒサ。
「糸ですねぇ。」私(エツコ)。
なんといっても。八寸の最大の魅力は、ヨコ糸の渡りの『ミミ』にありまして。
昨年ようやくこれに向く糸に出会いまして、もう少し明るい紺と生成り、茶で制作しました。
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それらをAさまに見て頂きまして。
「あぁ。ほんと。この感じ。網代の大きさもイメージ通りです!」と嬉しいお言葉。
そしてじっくりとお色味のご相談をさせていただいたのが昨年末。
写真では白っぽく見えるのですが(涙)、実際はベージュと渋めの紺との組み合わせです。
このヨコ糸は、極太の国産キビソ糸で。
糸の状態では、ガッチガチ(笑)。これをちょうどいい硬さに灰汁で煮て練るのですが。。。
その「ちょうどいい」がムズカシイ(汗)。

iwasakiがリスペクトしているものは、織りならば世界中で昔から愛されている、伝統的な技法
である菱綾だったり、こういった三つ崩しであったり。
こういうシンプルなものほど素材力が問われるのです。
素材のチカラを、いかに最大限(か、キモチはそれ以上・笑)引き出すかを考えて。
時間はかかってしまったけれど、Aさまのお蔭で新しいiwasakiの定番が生まれた気がします。
ただこの定番。
精練がムズカシイのと、カセが大きく嵩張ることから・・東京では手狭過ぎましてムリかと・・・。
これに掛かる精練と染色は、この南部町の工房にやって来ないと!
願わくばこれも。
iwasakiの愛される八寸帯地の定番となって、蔵前⇔南部町の極太のパイプになりますように!



by senshoku-iwasaki | 2018-03-08 22:00 | 着尺・帯
お世話になっている、染織こうげい・神戸店さんで。
7日(水)からの、こうげいさんセレクトの木綿の着物展に、iwasakiの半巾帯も。。。
数点ですが出品させて頂くことになりました。

私(エツコ)の大好きな半巾帯ですが、あんまり作れないのはその他の織物も同じで・・・(笑)。
手織りのもどかしさをつくづく感じつつも、なればこそ!
いつもより増して・・・タテ糸とヨコ糸の一期一会なキモチで作ってしまうのが半巾帯です。
自由で素朴で健やかに。それがiwasakiらしい、になったらイイなぁ・・・なんて思いながら。
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3月7日(水)~3月12日(月)染織こうげい・神戸店  木綿きものと帯 岩崎訓久 悦子 半巾帯

毎年こうげい・神戸店さんで展覧会をさせていただいている以外は、関西方面で発表させて頂く
機会があまり無いiwasakiでして。
神戸店さんでの展覧会でも半巾帯を出品する(出来る?)ことが少ないので(笑)、関西方面で
ご興味のある方がございましたら・・・。
また、こうげいさんセレクトの木綿の着物!これがまた織物好きにはたまらないです!
ぜひお出かけくださいませ。

by senshoku-iwasaki | 2018-03-03 21:19 | 展示会・お知らせ