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超老舗の最中にどハマり!?。日本橋 長門の『葵最中』と、虎屋の『ホールインワン最中』。
4月に蔵前に越してきたものの。
なんだかんだと落ち着かず、ゆっくりとお茶をすることもまだあまり無いのですが・・・。

いつもお世話になっている、染織こうげいの社長さんが差し入れてくださったのは
日本橋 長門の『葵最中』。

ステキな紙箱を開けると、かぐわしい香り。。。
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日本橋 長門さんは、なんと徳川吉宗公の頃にお納めしていた菓子司だそうで。以来300年。
「ここは『松風』で有名なんですが、エツコさんなら最中かなと・・・。」社長さん。
おぉぉ。薄型で食べやすい香ばしい種の中に、ふっくらとした粒あん。そして掘り深い葵文に、胡麻が絶妙。
永い道を、現在進行形で歩んでいる老舗のお味はやっぱり。正直でストレート。

6月に染織こうげい・浜松店さんで今年も展示会をさせていただくことになっておりまして。
社長さんは、iwasakiが蔵前工房でちゃんと作れているか心配だったのかもかも(笑)。
こうげいさんに向けては、昨年から織りためているのだけれど。
実は、今年はかなり地味にストレート。
エツコが学生の頃から30年ずっと細々続けているのが、大師匠から教えて頂いた
「久米島式まわたつむぎ台」を使ってつむぐ無撚りのつむぎ糸。それを私はマーブルにつむぎます。
出来たものは地味だけど、300年からしたら10分の1だけど・・・。
iwasakiの創業からの理想がやっと商品としてシリーズ化しました。
お客様の反応があったら良いのだけれど・・・。どうかなぁ。
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超老舗といえば。
あの虎屋さんには、ユニークな一品が。
なんと原寸大のゴルフボールサイズの最中。
これって、ホールインワンを出した人がみんなに配るために特注したのがきっかけだったりして・・・。
なんとも優雅なパッケージも魅力的。
ホールインワン。なんてイイ響き。五月晴れの空に、ポコーン!とIN。
お味は勿論、間違いない上品な漉し餡ぎっしりで。
実はパケ買いだったけど(笑)、すっかりハマってしまいました。
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by senshoku-iwasaki | 2018-05-26 23:05 | 最中
先日の『日本の夏じたく』展での、嬉しすぎる再会。
『日本の夏じたく』展では、iwasakiで生まれた織物たちがユーザーさんのもとで大切に可愛がって
頂いている・・を実感する、この上ない嬉しい再会をさせて頂けるのも楽しみでして。

作り手といたしましては、これがどれ程糧に、明日のチカラに、勇気になることか・・・。
大袈裟じゃなくて、本当に。
ユーザーさんが、そのiwasaki織物のどこの部分を気に入ってくださったのかが・・・
合わせたお着物や、小物からも伝わってきて。
あぁ。このシリーズを作ることが出来てヨカッタ。これが作れてヨカッタ。じわじわと実感するのです。
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徳島の森くみ子さんに染めて頂いた阿波藍染めの糸を使って、制作した『阿波藍とアイボリー』の半巾帯。
南青山のイトノサキさんでお選びくださったこちらの方は、そのときにiwasakiの別の半巾帯もお求めく
ださったそうで・・。「とても気に入っています。」あ、ありがとうございます!!
とてもお似合いでした。
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Oさまは吉野格子九寸帯地『板チョコに銀紙』を。グレーのお着物にすっきりとお召くださって。
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お世話になっている、南青山のイトノサキさんオーナーの畔蒜さんは、緯吉野八寸帯地『甕垂』を。
芹沢銈介の染め文様をモチーフに制作したもので。
「今日初おろしなんですヨ。」あぁぁ。嬉しい。いつもカッコイイ畔蒜さんですが、この日も更に。
カッコイイお召姿でした。
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空色のストライプの青木間道をモチーフにした八寸帯地『メンデストライプ』。
Sさまは小さな格子のお着物にすっきりと。帯締めも段に入れた組織にリンクしていて・・楽しんで
お召くださっているのが伝わってきまして、有難く拝見させていただきました。

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スウェーディッシュレース織りの八寸帯地『クリームソーダ格子』を、小柄なOさまより「7寸8分
で作っていただけますか?」とご依頼を頂いて、昨年お納めさせていただきました。
やはりお召姿を拝見させていただいて、バランスが良いなぁ・・・と。(自画自賛・笑)
クニヒサは巾が狭くなるために、レースのような組織の部分の配置に悩んだのですが・・・。
Oさまより「とっても気に入っております。」とのお声をいただきましてホッと。
今回Oさまから半巾帯のご相談も頂きまして。iwasakiでは大抵・・半巾は同じタテ糸で3種作ることが
多いというお話しをして。新作の緯吉野の半巾を3本並べると、「ヨコ糸の入れ方でこんなに印象が変わ
るのですか!?」iwasakiの半巾は4寸以上あるので、3寸8分から9分くらいでヨコの色違いの姉妹
バージョンをご検討中だそうで、これまた嬉しい限りです。


お使い頂きながらじわじわと、また、気がつけばよく使ってる・・みたいな帯、着尺、ストールになって
くれたらいいなぁ。。。と、いつも思いながら二人で作っております。
一見なんてことはないけれど、使っていくうちにひょっとして、なんてことあるかも!?なステージに
上がってくれますように!と皆さまのステキなお姿に、こっそりおまじないを心でかけました(笑)。

皆さま、ありがとうございました。



by senshoku-iwasaki | 2018-05-23 23:10 | 着尺・帯
2018・『日本の夏じたく』お陰様で終了いたしました。
お天気にも恵まれまして・・・
二日半という短い期間でしたが、今年も多くの皆さまにお出でいただきまして。
夏じたく展運営スタッフもさせていただいておりますiwasakiとしましては、
今年も無事に『日本の夏じたく』を終えることが出来まして・・・
安堵と、何より感謝の思いでいっぱいです。

お運び頂きましたお客様、運営に携わって下さったボランティアの皆々様、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


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鶴翔閣入ってすぐの扇子展では。。。
iwasakiは近正千広さんに描いて頂きました、『織物工程絵図』。
これまたお陰様で、織物好きの方々に大変喜んで頂けました。
最終日には飯能市から鉄道ファンの息子さんと一緒に、近正千広さんもいらしてくださって!!
差し入れてくださった大福餅、飯能名物「四里餅・しりもち」が物凄く美味しくて(笑)。

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今回は日本刺繍の飯島桃子さんと同室で。
飯島さんと知り合うことが出来たのも、この『日本の夏じたく』展があったから。

ユーザーであるお客様、ジャンルは違っても同じ作り手同士の出展者、さまざまなコミュニケーション
があって生まれる『日本の夏じたく』。
作り手企画でならではの、他ではない特別な展示販売会は・・・これまた多くの方々に支えて頂いて。

一人で生きていくことが出来ないまるで人生のような(!?)、奇跡を感じてしまうのはきっと。
私だけではないんじゃないかなぁ・・・と。
搬出をして荷物を積んだまま・・レンタカーは、夜の横浜から南部町へ。
昨日は南部町の家の草取りとお掃除と、必要なモノを持って蔵前に。

明日からまた、蔵前工房でいつも通りの制作の日々に戻ります。

会場にiwasakiを身につけてお出で下さった・・嬉しいお客様のスナップは、
これから少しずつブログでアップさせてくださ~い!




by senshoku-iwasaki | 2018-05-21 22:52 | 展示会・お知らせ
いよいよ明日、17日午後2時より『日本の夏じたく』始まります。
今日もギリギリまで・・・織っていたiwasaki。
ただ哀しいかな、織りはすぐさまは出来上がらないのが最大の特徴(!?)でして。
本当は一昨日上がり予定だった新作の八寸帯地を、ようやく夕方織り上げまして。
大急ぎで検品、仕上げをして・・・。
明日の搬入に滑り込ませるコトができそうです。

いつもこんな具合なので、会場に行って忘れ物に気づくiwasaki夫婦。(それぞれに。)
明日は大きな忘れ物をしませんように!(笑)。

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今回の『日本の夏じたく』展にも半巾帯を出品いたします。
半巾帯は少しずつ、織りためてきたものでして。
同じ感じは作ることが出来ても、全く同じは作れない、残糸を駆使しての配色だったり。
写真真ん中の、『阿波藍にアイボリー』のシリーズは森さんの藍の糸次第。
やんわりと。
全体のデザインはあっても、織り始めてからの糸同士の馴染み具合で変更も多々。

今年で12年目の『日本の夏じたく』展もそれに似ています。
全体的に大まかなことは、スタッフ会議で打合せをしながらも。
始まってみると、毎年違うのが最大の魅力。
一人ではゼッタイに出来ない、作家企画ならではの販売催事だと思います。

たった2日半の『日本の夏じたく』。
ぜひ、横浜・三渓園にお出かけくださいませませ!!


by senshoku-iwasaki | 2018-05-16 23:07 | 着尺・帯
今年の『日本の夏じたく』展の特別。
今回の夏じたくでは扇子展も開催されます。
出展者もそれぞれ趣向を凝らして。

iwasakiはどうしても。
大好きな近正千広さんに織物工程絵図を描いて頂きたくて。
独特な世界観の木版画を描く近正千広さん。
千広さんの描く世界は、動植物やモノまでもが個性や魂を持って・・生き生きと動き出すような
エネルギーに満ちたものでして。
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『日本の夏じたく』展リーダーの久保紀波さんに分けて頂いた扇面に・・・。
こんな感じで絵図が仕上がってきたのが3月下旬。
そこから紀波さんより京都のほうで国産の骨を使って仕立てていただき・・・鶴翔閣玄関スペースに
並びます!(iwasakiもまだ完成品を見ていません)
近正千広さんによる、iwasaki織物工房の風を感じて頂ける扇子になったと思います!
税込み10,800円で、10本限定です。
織物好きに限らず楽しめるかと思いますが、芹沢銈介の機道具には出てこないけど、iwasakiはとても
大事にしている『筬通し』という小さな道具も入れてもらった、近正千広の『織物工程絵図』。
是非とも会場でご覧くださ~い!!

by senshoku-iwasaki | 2018-05-13 22:18 | いわさきのつながり
この春に制作した八寸帯地・『色硝子』は。。。
少し眠い朝に・・・遠慮がちに、だけどまっすぐに降り注いでくるやわらかい日差しのようです。

山形斜文の大きな格子のこのシリーズは、ピントが合っているようで合っていないようで・・・。
思い出せそうで思い出せない、なんかモヤモヤするような・・でも気持ちいいような(笑)。

ふわふわと。
意識は起きてるのに、身体はまだ寝ているときのような夢見心地の時に見る・・・
あのステンドグラスは、教会だったかしら?それともレトロな喫茶店?
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17日からの『日本の夏じたく』に向けて、引っ越し前から作りためてきた新作たちを出品するために
最終検品をして。新しいタグを付けて。

この数か月、とにかく作れるうちに作ってきたので。
引っ越しからずっと。落ち着かない今も、それでも手は休めずに。たとえ数越でも織り進めて。
蔵前工房の使い勝手に慣れてから掛かりたい、9月までにお納めする約束の仕事がいくつかあって。

新しい環境では、あれやこれやと。
面倒な出来事がいろいろと・・天から降りてきて(!?)。
ナカナカ思い通りに仕事を進めることが出来なくて、イライラしたりモヤモヤしたり。
でも織りにイライラは厳禁なので。
この『色硝子』のように、自分のキモチの焦点を敢えて少しずらして『モヤ気持ちイイ』(!?)
日々と捉えられたら、きっとこれからスムーズに進める・・・のかなぁ。だといいなぁ。。。

ココロを鎮める、やわらかな光。




by senshoku-iwasaki | 2018-05-11 22:23 | 着尺・帯
大きな崩しの八寸帯地『三つ崩し・ブルーモザイク』。
群馬県でつくられている、極太の国産のキビソ糸(緒糸・ちょし)・を使って生まれた大きな崩し。
Aさまからの「大きな三つ崩しが欲しい!」リクエストがやっと叶って。。。
Aさまの帯を制作させて頂いたときに、もうひとつ妹分を作りました。
モザイクタイルのような、万華鏡のような。
私(エツコ)の妄想の旅は、アフガンブルーの美しいモスクへ・・・。
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iwasakiの八寸帯地は、大抵が3シーズン向け。
真冬か真夏以外・・・の3シーズンのうち、合わせるお着物の質感や、お色で見え方が変わります。
ピンポイントの季節感で、染めや刺繍のモノはとってもお洒落。
織りでは具象的にピンポイントの季節感を表現しにくいので。
ならば合わせるお着物のほうで季節感を頂きますと・・・経済的かも!?なんて(笑)。
このタイプは地厚なので、真夏以外でしょうか。
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蔵前に移って直ぐにお渡し出来たAさまの帯。
その翌週に早速お召しになってお立ち寄りくださり・・・。
(あいにく私は子供の学校の用事で、生で拝見することは出来なかったのですが・・・)
とても気に入ってくださって。。。
小柄なAさまですが、帯地の厚みは全く気になりません・・・とのことで。
「本当にお似合いでした。」クニヒサ。
大変嬉しい限りです!

網代のようにも見えるこういった崩しは、昔から愛される織物の定番。
愛される『織物らしい』定番を、iwasakiもiwasakiらしい定番に出来たら・・・。
そう思って日々励んでおります。

新作のブルーモザイクの三つ崩しも。
17日からの『日本の夏じたく』展に出品いたします。
iwasakiらしい定番を、ぜひともお手に取ってご覧いただきたいです。



by senshoku-iwasaki | 2018-05-09 17:12 | 着尺・帯
5月といえば、いよいよ『日本の夏じたく』です!
今年は17日(14:00から)18日・19日の木・金・土の2日半!!
iwasakiにとって・・・今年の『日本の夏じたく』展は特別。
何が特別って、iwasaki大好き(!?)な他力本願企画(笑)。
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まずは徳島の森くみ子さんに染めて頂いた、阿波藍の絹糸を使ったシリーズ。
この『阿波藍とアイボリー』は森さんの阿波藍糸無くしては作れないものでして。
穏やかな波しぶきのイメージで。最新作は、このシリーズの半巾も。

そしてもうひとつの『特別』は。
今展のリーダーである、久保紀波さんの呼びかけで扇展が鶴翔閣玄関スペースで開催されます。
日本画家・書家・そして私たち出展者も・・・。他では見られない扇子たちです。
iwasakiは、工房の道具や糸をモチーフに、大好きな近正千広さんに木版で扇面に描いていただきました。
どうしても。千広さんによる、染織工房を描き出して頂きたかったから。
iwasakiが欲しい、そんな『特別』な扇子を今回出品出来る喜びです。

そして何より。
作家企画の『日本の夏じたく』は、個展とは違いまた、単なるグループ展とも違います。
ジャンルも、考え方も、発表の仕方も暮らす場所も。
普段は生き方が全く違う作り手たちが、夏をテーマに集う『日本の夏じたく』。
これは『特別』だと・・・。

そんな『特別』な『日本の夏じたく』を、今年はたっぷりと満喫していただきたく。
鶴翔閣で、『特別』なお弁当ランチをご用意しております。(要予約)
お一人様:3,000円。出展作家による、お持ち帰り頂ける箸置きと、おひざ掛け付きです。
私(エツコ)もお給仕係に立ちます!ぜひご利用くださ~い。

皆さまのお越しを、出展者一同心よりお待ちしております。
iwasakiはまだまだ・・・最後まで制作に励みますっ!!



by senshoku-iwasaki | 2018-05-03 22:57 | 展示会・お知らせ