1 クニヒサは3日間、私(エツコ)は間の1日。ちょうど中日は雨降りで。。。 東京を出るときには曇天でしたが、天竜川を過ぎたあたりで新幹線の窓にも雨粒流れて・・。 昨年こうげいさんで一目惚れして、履きやすさとともにとても気にいっている葡萄蔓表の下駄 からクロックスのサボに思わず履き替えたくらい(笑)の降りようで。 そんな中にも拘らずお運びくださいまして、本当に嬉しかったです! ![]() 「今日は洋服で来ちゃいました」とiwasakiでは珍しく綿がメインで絹を散らしたショール 『港町parade』を纏って。昨年差し入れてくださった、はち切れんばかりに美味しいあんこ が詰まった浜北の豊月堂さんの出来立ての柏餅を持って・・・。Tさま。 Tさまは何でもアリなiwasakiの織物を、こうげいさんでご紹介して頂いた5年前から色々 お使いくださっている・・・マニアックな(!?)お客様のおひとり。 クニヒサは元々・・木綿が好きで。(私はどちらかというと断然絹派ですが・笑) ただ、木綿はどうしても使ううちに痩せるので(手紡なら尚のこと・・)ビンボー症の iwasakiとしては着尺で作る勇気は無くて(笑)、でも肌に直接触れて永く使えるショールに と思って生まれたシリーズがparade。マットな木綿に、キラキラと絹の部分が光ります。 やっぱり。よくお似合いだなぁ・・・。嬉しくて、うっとり眺めてしまいました。 「これは今日お家に持って帰って!」とずしんと重い柏餅は、美味しく家族みんなで頂き ました。Tさまありがとうございました!! 店長の佐浦さんは、この日は花倉織のお着物に緯吉野の『チョコミント格子』を。 花倉織の組織と、緯吉野の組織が地紋のようにリンクして見えます。。。 チョコミントといえば、スタッフの金子さんは最初の展覧会のときに生紬『サヤサヤルルル』 を選んでくださって。帯は青木間道をモチーフにした八寸でして。どちらもチョコミントな お色で涼し気で。カッコよくてぇ~。憧れの着こなしとお人柄なのです。 雨の中『メンデストライプ』半巾帯を締めて、お母さまといらしてくださったOさま。 昨年の展覧会で、絞り絣の八寸帯地『HANA』をお選びくださって。 「今日はあの帯にしようか、この半巾にしようか考えていたんですョ。」お母さま。 あぁ。嬉しいなぁ、有難いなぁ。Oさまには昨年制作した『御柱太織り』をご注文いただいており まして。お母さまが勧めてくださったそうで・・。これから掛かるのですが、Oさまとお母さま お二人のお顔を浮かべながら・・楽しく進めてまいります! ![]() そしてその翌日。Oさま再び今度はお友達と。この日は八寸帯地『色硝子』を。 Oさまもいろんなiwasakiを、お使いくださる若いユーザーさんのおひとり。どうか長く永く・・ Oさまに寄り添う織物たちでいて欲しいなぁ。。。 ![]() お若いユーザーさんといえばTさまも。Oさまの『メンデストライプ』の年代違いの半巾を、 素敵に締めて。Tさまはかなりのマニアックな「節系」の糸づかいの織物好き。 平織りでもヘヴィー級の『御柱』太織りを、更にヘヴィーに綾織りでご注文をくださっている お方。この日も節糸の味が縞のように経っている、柿渋染めのお着物がお似合いでした。 「これくらいの雨でしたら、結構お着物で来て下さるお客様も多いですょ」と店長さんがおっしゃ っていたのもわかりました。お着物も雨も楽しめる、日常の上級者さんが多いのです。 あらためてTさまの綾織りの『御柱』を想像しながら・・これから制作にかかるのが楽しみです。 今回はそうはいっても雨で、お洋服でいらしてくださった方も多くてお写真は一部なのですが。 素敵なユーザーさんたちに素敵にお使いいただいて。 本当に。嬉しくて、感謝しかありません。 いつもいつも思うことなのですが、織物を続けてこれてヨカッタ~。 これからも素材力を信じて、味のある織物を作りたいと思います。 ありがとうございました。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2018-06-29 22:41
| 着尺・帯
今回のこうげいさんでの展覧会も嬉しすぎる再会がたくさんありまして。 何が嬉しいって・・・何よりお召し頂いて、率直にご感想頂いて・・・。 機にかかっていた時とは全然違う、本当に見違えてしまうほど昇華した我が子に逢う気分です。 ![]() 現在北海道にお住まいのHさま。 杉綾織りの着尺で「ピンクなんだけどグレーを感じるような・・・」とリクエスト頂きまして。 こちらで納得がいくまでに随分と悩みまして(笑)、昨年ようやく『薄墨桜』としてお納めさせて 頂きましたお客様。なんとiwasakiのブログもみてくださっているそうで。 ブランケットや、八寸帯地もご愛用頂いているのですが。今回こうげい・浜松店さんと、iwasaki 展と出かけたい・・と、かねてから行きたいと思っていた美術館等々と予定を組んでくださって! 初めてお目にかかることが出来ました。お写真は先日送っていただいたもの。 織物制作を続けてきて、本当にヨカッタと心から思った瞬間です。 制作する悦び、それをまた喜んでくださる歓び。こんな幸せが仕事だなんて、困難なコトも多々 あるけれど、どうにかして(!?)これからも織物制作を続けようと思った次第です。 Hさま、この『薄墨桜』とは対照的な超太織りの『御柱』をお選びくださって。更にそれに合う ような九寸帯地をご注文くださいまして。iwasakiのいろんなバージョンのユーザーさんになって いただけそうで。。。恐縮ですっ!(汗)。 こちらのKさまも初めはiwasakiの半巾帯をお使いくださって。昨年の展覧会でこの八寸帯地を ご注文くださいました。このお着物に合わせたいと、やや紫がかった微妙な色をヨコ糸に。 汗ばむような陽気でしたが、スッキリとお召しくださいまして。その後にご注文くださった半巾 帯も「とても気に入りました。」あぁヨカッタ、ありがとうございます!嬉しいです! ![]() やはり昨年の展覧会で、生紬『スターフルーツシャワー』をお選び下さったKさま。 その後に、山形斜文のツートンの半巾帯をご注文くださいまして。。。その組み合わせで! うわぁ嬉しいです。とてもお似合いです。 ![]() 五色のカラフルなタテ糸で構成されている、シックな緯吉野八寸帯地『稲束』を涼やかな グレーのお着物に。 ![]() こちらも昨年の展覧会で。生紬『小さな窓』と、440シリーズの吉野格子のずらし絣の九寸帯地 『練り上げ文様』をお選びくださったIさま。 「私にはこの絣が雲のようにも見えてね、こちらでこの帯留めもいただいたのよ。」と。 松原智仁さんのぷっくりとした小さな雲が、さり気なく引き締めて・・・。 私も雲のようだと思って絣を括っていました。。。 大師匠の故・宗廣力三氏へのオマージュとして、時々制作している440シリーズ。 時々しか作れない(涙)シリーズ。時間と技術を駆使して不確かなモノを作るのがこのシリーズで。 こうして最高のカジュアルコーディネートをして頂いて!感激ですっ! iwasakiは、何でもないフツーの日が好きでして。 特別じゃない、当たり前の日々にほんの少し。 一見どうってことない織物だけど、実はバカみたいに時間をかけて生まれてくるiwasakiの織物たち。 そんな織物たちがどなたかの、当たり前の日にぽつんと小さな野花を咲かせてくれたら・・と願って。 展覧会といっても、何も『作品』的な大層なモノは無いiwasaki展。 5年も続けてご紹介くださる染織こうげいさんと、また、リピートして下さるお客様に・・・。 心より感謝いたします。まだまだ・・ガンバリたいと思います! 嬉しすぎる再会は、また後編に続きます。。。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2018-06-28 23:56
| 着尺・帯
今回で5回目となりました、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会。 本当に有難いことに・・・毎年楽しみにリピートして下さるお客様が・・・(涙)。 今年もたくさんのお客様にお目にかかることができまして、感謝の思いでいっぱいです。 22・23・24日の3日間、クニヒサはこうげい・浜松店さんにお邪魔して。 23日は私(エツコ)も行ってきました。 新幹線から懐かしい(!?)新富士周辺の景色を眺めながら、安倍川を越えて天竜川を越えて・・・。 23日はあいにくの雨だったのですが(あれあれ、私の日頃の行いかしら~汗。) 多くのiwasakiユーザーさんにお会いして、お話しができて・・・。 とても楽しく幸せな時間を過ごすことが出来ましたこと、 こうげいさんの温かいスタッフの皆々様のお蔭です! お客様のいない時間にスタッフの方々と。。。 一緒にまわたつむぎも体験していただきまして。吉村さんお上手でした! 佐浦店長さんにリクエストされている、『帯揚げにもなるストール』毎回出品させていただいては いるのですが。。。「お客様を優先するので、いつも私に残らないのです・・。」佐浦さん。 「わかりました!次回は佐浦さんスペシャル仕様でお作りしますっ!この吉村さんのつむがれた糸 もしっかり使わせていただきますねっ!」私。 「いや~!吉村のところは私のには入れないで~!(笑)。」佐浦さん。 こうげいさんはいつも。 お客様とスタッフの皆さんとの楽しい笑いの絶えないお店です。 若い方からご年配の方まで幅広いお客様方に支持されているのは、このスタッフの皆さんだからこそ なのだと実感しました。 今回も嬉しすぎる・・・お客様の素敵なお召姿のスナップは(iwasakiの宝物!)、これから ご紹介させていただきたいと思います。。。 雨の中、また遠方よりお出で下さった方・・・お運びいただきました全てのお客様と 染織こうげい・浜松店のスタッフの皆さまに感謝申し上げます。 ありがとうございました。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2018-06-25 22:49
| 展示会・お知らせ
一部の方々に(!?)とても好評を頂いているシリーズ。 織り半襟と、帯揚げにもなるストール。 今回は、春夏を意識しまして・・淡いめのカラーで、セリシンを残した糸も入れてシボ感も。 一部の方々・・といいますのも。 実はこんなに小さい布ながら・・・織るのに時間がかかりまして。 たくさん作れないので、出会えたらラッキー!的な少量生産なのです。 このシリーズ、織るのは私(エツコ)なので・・・当然(!?)残り糸を駆使しまして(笑)。 一期一会な、みんな違う織物になります。 半襟も帯揚げも。見せる場所を変えれば、印象もガラリと変わるように・・・色も段も変化します。 21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けて。 そもそもこの織り半襟も、帯揚げにもなるストールも。 染織こうげいさんからのリクエストで始まったシリーズなので、 出品の新作の着尺や帯たちともリンクしたものにしたいと思って・・・ 手つむぎマーブル糸や、帯着尺の印象的な糸を散らしてみました。 小弁慶は、小さなギンガムチェックの部分と、ボーダーの部分と。 間道と呼ばれ昔から親しまれる・・・縞、格子、段が全て詰まっています。 愛される小さな織物になってほしくて。 半襟になったり、小さな襟巻になったり。 シャリ感もある夏向けのストールになったかと思ったら、ある日は帯揚げとなって。 私の大好きな、何でもないフツーの日。 何でもないフツーの日は、何事も無ければ忘れ去られるような日々だけど。 そんな忘れちゃうくらいの当たり前の日々こそが、戻ることの出来ない愛おしい日々。 関西方面の大きな地震のニュースに、どうしようもなく心がざわざわしながら。 そんな自分に、落ち着け落ち着けと房をヨリヨリ。 一刻も早く、全ての人に何でもない日がやってくることを祈りながら。。。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2018-06-19 22:26
| 纏う布・暮らしの布
21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けての着尺たち。 私(エツコ)の手つむぎのマーブル糸を用いた、マットなまわた系反物が下側の2点。 上の2点は生糸×玉糸の光沢のあるサラッと生糸系の、無地の吉野格子着尺。 ![]() 織物の面白さは、タテ糸とヨコ糸の噛み合わせによる色の見え方、映り方。。。 まわた系と生糸系では、光り方も違うので同じ絹でも全く別物の顔をしています。 吉野格子着尺は、工房がここ蔵前に移ってからの制作です。 iwasakiの蔵前工房は、神社の脇にありまして。 お隣りは『蔵前堂』さんという、調理パンやお弁当の製造販売をしているお店があります。 手作りのお弁当は、たくさんの種類があってボリュームもあって、下町の女将さんらしい優しいサービスも あって・・近隣のオフィスの方々や、工事関係の方々から支持されていまして。 お昼を過ぎるとほとんど売切れてしまう、小さなオアシスになっていまして。 お天気が良いと、蔵前堂さんの前の通称『桃太郎公園』でランチをしている方も多々。。。 時々公園でお弁当のお零れを貰うのか、それとも鎮守の森のような樹々のある榊神社に元々住んでいるのか 最近、綺麗な羽色の鳩が工房の前に時々やって来ます。 やや赤味を帯びたグレーは、たしかに鳩羽鼠と呼ばれる日本人には馴染みの深い色。 屋上で洗濯物を干していたら、近くの隅田川か神田川からボラ(!?)をくわえてきた1羽の烏。 神社の背の高い樹の中へ・・・。おぉぉ。これまた美しい橡(つるばみ)色で。 鳩も烏も神様のお使い。 山梨の工房で最後の織った、カントリーなまわた系と。 蔵前に移ってきてから織った、マニッシュな無地の吉野間道と。 iwasakiも織物好きなどなたかの小さなココロのオアシスになりたいなぁ。蔵前堂さんのような。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2018-06-17 22:02
| 着尺・帯
今年でなんと!5年目になりました、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けて・・・。 今回のiwasakiは、あらためてどストレートにhandsがテーマです。 ![]() 外の通りでは、最寄りの営業所から、何度も佐川急便さんやヤマト運輸の配達のお兄さんが 台車を使って走っています。それはまるで本当に飛脚のよう!足で荷物を運ぶ姿を眺めながら、 クニヒサも整経台の前で糸を持って走ります。 シンプルに見えるメンデストライプですが、実は結構面倒な縞でして。メンデクセーのです(笑)。 ![]() 水色っぽいのですが、今回はグレーとピンクと茶のストライプ。 ペンキで塗った壁のような、大らかで素朴でアフリカっぽい・・がこのシリーズなのです。 染織こうげいさんでは、iwasakiが面白いと思って作ったモノを面白がってくださる・・心優しい(!?) お客様がたくさんいらっしゃいまして。それがどれだけ私たちの励みになっているかしれません・・・。 このメンデクセーじゃなかった(笑)、メンデストライプのシリーズも最初に発表したのはこうげいさんで した。その最初の好感触が無かったら、きっとシリーズ化出来なかったかもかも。 蔵前に工房を移して初めての個展。 商業地ということもあって、手織物をするには南部町のような場所が今でもとても恋しいのだけれど。 元々は問屋街だった蔵前も。気が付けば以前は無かったようなお洒落なshopがいろいろと。 お洒落で気の利いたデザインに、どこか手を感じるような雑貨屋さんだったり。 自家焙煎のコーヒーショップだったり。 ところがiwasakiの織物は。 気が利かない上に、どこかどころか全てが手・手・手。 タテ糸もヨコ糸も、全ての個所にクニヒサと私(エツコ)の手が触れなければ布になりませんで。 掌の中にも指先にも。眼と心があって、頭じゃなくて心で感じて。 都会の喧騒の中だからこそ、手指の眼と心を強く強く感じるのかもしれません。 染織こうげい浜松店さんでの展覧会は、6月21日(木)~25日(月)。 クニヒサは22・23・24の金土日と会場に。23日は私(エツコ)も、my久米島式まわたつむぎ台で オリジナルのマーブルのまわたつむぎ糸をつむぐ実演(!?)をしに浜松店さんに参ります! 糸からhandsだらけの新作は、着尺や帯だけではなくて。 織り半襟や、帯揚げにもなるストールたちも生まれていますので、お楽しみいただけたら幸いです。 この展覧会のご案内状をご希望の方は、ご連絡 mail@senshoku-iwasaki.com をいただけましたら郵送させて頂きます。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2018-06-12 23:15
| 着尺・帯
クニヒサが織り上げたのは吉野格子の着尺。 どちらもヨコ糸に玉糸を使って。 のり抜きと湯のしがまだなのでゴワっとしていますが、さらりとした質感になります。 ![]() 淡いグレーのほうは、宮坂製糸さんの玉糸。 濃いグレーのほうは、赤城の玉糸。 ぱっと見では違いはわかりませんが、じっと見て触れると微妙に違います。 どちらが良いとか悪いとかではなくて、また、色だけでもなくて、 個人生産だからこそ出来る、小さな作り方だと思っています。 織物の仕事は時間がかかり、すぐさま出来ないもどかしさとの闘いで(笑)。 時間がかかるくせに、出来上がったモノって大したモノじゃなくて(笑)。 こんな風に、どうってことない無地の着尺だったりします。。。 あれやこれやと面倒な出来事が降って来る、ホームタウンならではの、中年ならではの日々(涙)。 今までもキホン、土日の無い仕事だったのに。そこに野暮用が強引に(!?)入って来るから・・ どうにか時間を作って、シャッターを下ろして(!?)集中できるときに集中して。 染織こうげい・浜松店さんでの展覧会がいよいよ近づいてきまして。 焦っても、織り進みが速くなるわけではないので・・・焦らずに汗をかきかき集中中(!?)。
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by senshoku-iwasaki
| 2018-06-07 22:50
| 着尺・帯
先週末はiwasaki工房向かいの、第六天榊神社のお祭りでした。 榊神社、何が凄いってお囃子は生演奏。 土曜日の朝から日曜の夜まで・・・ほぼエンドレスで本物の上手なお囃子が良く聞こえまして。 うーむ。。。 田舎の素人のお神楽もよかったけれど。こちらの、特にこの第六天はまた・・風情がありまして。 ![]() 夕方になると提灯に灯りが・・・。 そしてピーヒャラと聞こえてくるのは・・・。 ![]() 境内にあるこの棟は、いつもは閉まっているので中を知らなかったのですが。 おぉぉ。こんな舞台になっていたとは!そしてここからの演奏でした。 ![]() そしてもうひとつ。いつもは閉まっている建物。ここには大きな御神輿が。千貫神輿だそうで。 4年に一度の本祭りに登場するそう・・・なんですが。財政難もあってナカナカ登場出来ないとか・・・。 ![]() 御蔵に仕舞ってあった千貫神輿より、やや小ぶりなタイプが増孝商店前を練り歩きます。。。 蔵前一丁目も高齢化が進んでおりまして・・・。 町会のお誘いは以前から頂いておりまして(汗)。 婦人部のほうの名簿には、何故か母とは別の場所に私(エツコ)の名前と電話番号が! あれあれ、パーソナルなのね~(涙)。 5月の下谷神社のお祭りから始まって、浅草三社祭、ここ榊神社に須賀神社・・。 そして今週末は、三社の次に賑わう鳥越神社のお祭りです。 お祭りの出店があると、なんとなくつい買ってしまうのがベビーカステラで。 なんとなく「美味しいねー」と我が家では盛り上がるものだから、我が家の誰かが買ってきて。 このところ毎週のように口にしている気がするベビーカステラ(笑)。 我が家では、初夏の季語になりそう。 神様が集結するこの季節。 今年は中で仕事を進めていたけれど、来年からは準備と後片付けで4日は潰れるのかなぁ。。。 と、外のお祭りの賑わいをよそに・・・チョット怯えるiwasaki夫婦(笑)。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2018-06-06 22:55
| 工房周辺
ご注文の紬着尺、刈安の「小径・其の2」をお受け取りにいらして下さったKさま。 「今日は日差し除けにね。iwasakiさんのストールやショールは、iwasakiさんだけの引き出しに いっぱい入っててね。こちらはシャリシャリしていてべたつかないから、今日みたいな日に重宝なの。」 素敵な日傘をさして。 私(エツコ)にとってKさまは、眩しいのは日差しだけじゃなくて。。。 iwasaki結成当初から・・・展覧会やイベントの度に、新作のストールやショールをどれだけ連れ帰って 頂いたことか。また新旧さまざまなその子たちを、いろんなシーンでさり気なく、カッコよく取り入れて。 20年以上変わらず・・・って、本当に。稀有な事と感謝しかありませんで。 Kさまが眩しい存在なのです。 ![]() この楊柳のストールは、昨年の増孝商店・梅雨場所に、たった2枚だけ出品したもので。 徳島の森くみ子さんに染めて頂いた、阿波藍染めの絹糸を散らした『阿波藍にアイボリー』のストール版。 それを見逃すことなく(!?) それも身につけてみることもせずに「これ、私持ってないわ!」とチョイスされてから。 翌年に、こうしてすっかりとKさまの一部になったストールと再会できて。 好きなものは変わらない、ずっと変わらず好きでいられるって幸せなこと。 Kさまからそんなことを・・・この20数年教えて頂いているような気がします。 それこそがiwasakiの原動力となりまして、どうにかこうにか続けることが出来ているのかと。。。 この楊柳のストール『阿波藍にアイボリー』、昨年この後にまた2本だけ制作いたしまして。 6月21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に出品いたします。 ▲
by senshoku-iwasaki
| 2018-06-01 22:27
| 纏う布・暮らしの布
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