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生まれて初めて。
最初から最後まで・・・隅田川花火大会を堪能いたしました。
実はココ蔵前で生まれ育ったクニヒサも、(母も!)最初から最後まで花火を眺めたコトは無いそうで。
人が多い、暑い、そして何より面倒くさい(笑)の三拍子!?あはは。嫁の私(エツコ)も同じでして。
なので自ら率先して行くコトは・・・まず考えられないのですが。

今回は、町会婦人部のお姉さま(御歳84歳!)からのお誘いで。
私の実家の母と同い年のその方は、盆踊りが大好きで。
踊りは勘弁してぇ~な私だったのですが(涙)、あれよあれよ・・と揃いの浴衣を与えられ、参加した
ことのない母の代わりに!?参加させていただいたのが先週のこと(笑)。
会場は柳橋で、踊りも小粋で素敵な曲が色々あったのですが。結局何一つ覚えられないまま終わった
私の2018夏でしたが(笑)、ご一緒したこのお姉さま、2時間キッチリ二日間踊られて。
さすがに帰りには「足元がふらつくわ~」とおっしゃって。「じゃ、一緒に帰りましょう」と私の太い
腕をお貸ししまして(笑)・・・。そのお礼にと、花火に絶好のロケーションの場所3席のうちの2席を
くださいまして。本当は娘と一緒に・・と思って下さったようなのですが、娘も息子も夏期講習や部活
で家にいないものだから・・・結局クニヒサと二人で初花火。

台風の影響で、予定より一日遅れた日曜日。
厩橋近くのリバーサイドのその屋上は、祖父が遠い昔に暖簾分けしていただいたお店のあったあたり。
隅田川からの風が心地よくて。。。
手前の第2会場と奥の第1会場の花火が同時に見られる、本当に最高のスポットでした。
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「ババちゃん、一緒に行きませんか?三婆婆で(笑)。来年拝めるかわかりませんよ・・・。」私。
「失礼ねー。あたしゃまだいつでも見られるわよー(笑)。涼しい部屋の中から見える花火だけで十分よ。」
と二つ返事で断られたけど(笑)、三婆婆でもきっと面白かったなぁ。
お話し好きの母。
幾度となく聞いている母の昔話(実子のクニヒサは全く聞いていない・笑)がこの頃なんだか愛おしく。
今の景色に、母の思い出話の景色を乗せて・・その名残りを追うのが最近の私のお散歩で。
ただ方向音痴な私、しょっちゅう辻を間違えては道に迷って・・・(笑)。
「あーた、それじゃまるで徘徊じゃない!(笑)」母。
通りだけにその通り!ババちゃん以上に来年あるかわからない私なので(笑)、盆踊りに花火大会に引き続き
今まで避けてきたコトにもトライしたいと思った隅田の花火でした。

by senshoku-iwasaki | 2018-07-31 22:25 | 岩崎のある日
ウソのようなホントの話。
昨日のこと。
蔵前の自宅フロアのリフォーム設計施工をして頂いた、つみき設計施工社の河野さんから
建築雑誌の取材と撮影を依頼されていまして。。。

「家事は団体戦だ!」の私(エツコ)の掛け声とともに、一家4人でそれぞれ大慌ての大掃除(笑)。
いつもキチンとしていれば何も慌てるコトは無いのだけれど。それが出来ないのがイワサキ家。。。
約束の時間のころまでに・・・
どーにかホコリを払って、いつもは鞄や服で埋もれていた床も出てきまして(笑)。

時間通りにいらして下さったカメラマンさんは女性の方で。
まずは1Fの工房でクニヒサが「岩崎です。染織をしております。。」と言ったところ・・・。
「!!!染織のイワサキさんですか???私、イトノサキさんで帯を制作していただいたんです!」
「えぇっ~!?(頂いたお名刺を見て)ひょっとして、春にお納めさせて頂いたMさまで・・?」
「そうです!まさか今日の『蔵前の現場』が岩崎さんのお宅だとは夢にも思いませんでした」

あわわ。。。
私たちも本当にビックリ。
だって。iwasakiの織物は、私たち夫婦二人っきりで織っているものだから何といっても生産数僅か。
そんな極々少数派のiwasakiユーザーさんに、こんなきっかけで出会えるなんて!

今回は『リノベーションジャーナル』という専門書らしいのですが。取材も、そしてMさまによる
撮影も本当に丁寧にしていただきまして・・・。
なんといっても狭いので、すぐに撮影も終わるのかと思ったのは素人考えで(笑)。
狭く限られた空間のなかで、一家4人がチョットだけ気を使いあいながら暮らす『合宿所のような家』
は、私の家族の理想でもありまして。つみき設計施工社さんは、見事それを叶えてくださいました。

田舎からいきなり東京の高校・中学生になってしまった息子も娘もそれぞれに。
実は戸惑いも悩みもあって。でもそれは、自分で解決するしか方法は無いこともそれぞれに分かって
いて。だけど自分だけの殻に閉じこもれる個室は無いものだから(笑)、話し合うコトなんて無いけ
れど・・なんとなく家族でそのモヤモヤも共有できるのも小さな我が家の魅力だと思っています。
親として特に何かアドバイス出来るわけでも、また子のほうもそれを望んでもいないのだけど。
昨日はちょうど息子の16歳の誕生日。
婆婆ちゃんが買ってきてくれたケーキで、婆婆ちゃんも一緒に食卓を囲んで。
少し元気のなかった息子に、笑顔が戻って。合宿所のオバチャンも一安心。。。
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2月、南部町の工房で織り上げたMさまの山形斜文の八寸帯地。
息子よ、今はつらくても必ず夜は明けるから。
人生は、人との出会いだから。いい人と必ずや出会えるから。
だから毎日は、その日のために最善を尽くす価値だらけです。。。って、直接は言えない(笑)。



by senshoku-iwasaki | 2018-07-28 22:34 | 岩崎のある日
こんな山形斜文八寸帯地も織っています。。。
タテ糸とヨコ糸の色が違うと、写真がとてもムズカシイ・・・です(笑)。
よくわからないかもしれませんが、以前制作した『煉瓦づくりの街』シリーズのような
ニュアンスのある一品となりそうです。
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この山形斜文や杉綾の織物は、iwasaki結成の頃より・・・かなり作ってきているハズなんですが。
まー思い通りにいきませんで・・・(涙)。
それは私たちが不器用というのもあるのだけれど、それだけじゃなくて。
ほんの少し糸が細かったり太かったり、ほんの一色濃かったり薄かったりしただけで
ガラリと表情が変わるのです。
タテヨコのコントラストが強くても、菱が見えにくいこともあればその逆もあって。
たぶんきっと。
経験の中からアタマの中で描いた風情と、実際織ってみて違うコトこそ
もどかしくも面白いポイントでして。iwasakiが今まで織りを放棄出来ない理由のひとつかと。

これは秋に向けて・・・今までに作っていないカラーリングで作ってみましたが。
並行して取り掛かっている・・ご注文の山形斜文は、着地点が近いけれどどうも違う気がして。
ご注文の場合は出来るだけ。ピタッとブレずに着地しなければ・・・なので。
しばらく二人して悶々と・・・が続きそうです(笑)。

毎回ピタッと、自分の思ったところに着地出来たらもっとキモチイイのだろうけど。
そうじゃないコトも多々あって。
そうじゃなかったモノが、そうじゃなかったが故に気に入って頂けるコトも多々あって。
自分の良しは、良しとは限らない・・・を痛感しっぱなしの30年(笑)。









by senshoku-iwasaki | 2018-07-24 23:10 | 着尺・帯
『御柱太織り』を織っています。
結成25年の昨年、ずっと作りたかった超太織りの『御柱』シリーズが生まれまして。
節が味わい深くて、その分織りにくくて(笑)。
糸は太いのだけれど、その分コストがかかりまして(笑)。
このような三つ崩しは一越ずつ杼(シャトル)を持ち替えるので、その分織り進まなくて(笑)。
厄介で高価で時間がかかるくせして、出来あがるモノは物凄く素朴でそっけなくて。
そのギャップこそがかなり面白くて。
正解なんて何一つ無いから・・・。まるで人生のようだと。
織物を志してホントにヨカッタ。
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濃いグレーと淡いグレーの組み合わせは、まるで江戸小紋のようなシックな三つ崩し。
前回のグリーン×グレーのときとはまったく違う趣です。
このシリーズ、第一弾の前作から色違いでイロイロ・・・ご注文を頂いておりまして。
これで・・・。色違いで何反か作って並べてみたかった夢が叶います!
何種か作って数を揃えたくても、ナカナカ作れないのが織物のもどかしさ。
でもお客様からのご注文となれば、俄然やる気が出ます!(笑)。

素材費のかかるこういう織物は、若い時には作ることが出来ませんでした。。。
50歳を目前に、願っていたことをまたひとつカタチに出来て。ほんとうに幸せです。






by senshoku-iwasaki | 2018-07-18 23:30 | 着尺・帯
この夏は、ご注文の着尺、羽尺、帯地・・を缶詰で製造(!?)中。
南部町の築140年の木造家屋では、昭和製モーター付きの『ゼンマイ』を稼働させると「ブオォォ~ン」と
大丈夫かしら!?と心配になる音がしましたが。
築49年だけど鉄筋コンクリート造のこのビルでは、ものすごく静音。

奥の機では私(エツコ)が昨年からご注文頂いている『御柱太織り』に取り掛かりながら。
クニヒサのほうは、次に掛かる黒っぽい杉綾織りの羽尺の準備。
こちらは男性の方で、「黒っぽい無地なんだけど織り文様が出る」リクエスト。
綾織りはヨコが出る組成なのでタテ糸は濃いグレーで、ヨコ糸に黒を考えておりまして。
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今日はお向かいの神社から今年初のミンミンゼミの声を聞きながら。
早くも夏バテ気味のクニヒサの整経は、ややゆっくり。
実は夏バテは私も。
南部町にいた頃は、夜はエアコン無しで寝ていたのに・・朝から夜中までずっとエアコンが切れずに。
表に出れば猛暑。カラダもアタマもこの温度変化についてこれずに・・・。

高1の息子、部活中に右ひざの捻挫でこちらも動けずに自宅軟禁(笑)。
「せっかくの連休なのにぃ・・まずこのビルの3階の自宅から階段が降りられない(涙)の真実を、
たぶん部活の先輩も仲間も。みんなウソだと思ってるんだろうなぁ・・・。」息子。
息子の部活停止のお蔭で、5時半に起きなくても良い私も。少しゆっくりと。

不甲斐ないイワサキ家の面々(笑)。
それぞれ自分の不甲斐ないカラダを労わりながら・・・ゆるゆると、だけど歩みは止めずに進行中。








by senshoku-iwasaki | 2018-07-14 22:47 | 工程
きもの睦月さんでの「手仕事四人展」、お陰様で終了いたしました。
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『手仕事四人展 染・刺繍・織・組』会期中・・・雨の中をお出で頂きましたお客様、
誠にありがとうございました。感謝申し上げます。

名古屋は実に久しぶりでして。
睦月さんでの展示は初めてでしたが、名古屋といえば。
JR名古屋タカシマヤが出来たころお世話になったことがありました。
現在高1の息子がまだ生まれてなかったから・・・
16年は経つのかと思うと、月日の早さに驚きながらそれでも少しずつ。。。
iwasakiの向かいたい方向に織り進んでいるのだと思います。
あの頃は帯、着尺を中心に制作するような40代になっているとは思っていなかったかも。
つくりたいモノを、作ることができるのはユーザーさんあってこそ。
そんなiwasakiと、ユーザーさんを出会わせてくださるお店やギャラリーさんあってこそ。
iwasakiと、iwasaki織物を育ててくださる全ての皆さまに感謝しながら・・・。
また一越一越ですが、前に進みたいと思います。

大好きな西日本の大雨災害の信じられないニュースに、心押しつぶされそうになりながら。
どうかこれ以上被害が拡大しないことを、強く強く祈りながら。
七夕の夜に奇跡を望むばかりの無力な自分にがっかりしながら。
今この瞬間も、困難に直面されている方々にどうしても。生きていて欲しいです。














by senshoku-iwasaki | 2018-07-07 22:38 | 展示会・お知らせ
手仕事四人展「染・刺繍・織・組」
明日2日(月)より6日(金)まで・・・。
名古屋のきもの睦月さんでの『手仕事四人展 染・刺繍・織・組』にiwasakiも出展いたします。

「日本の夏じたく」のリーダー、アトリエ紀波さんを中心に、着物まわりのグループ展です。

iwasakiは、無地ライクの着尺や、定番の『銀河絹の山形斜文八寸帯地』などを出品いたします。
九寸帯地は、写真の吉野格子も。『板チョコに銀紙』のシリーズの色違い。
タイトルは、う~ん『ショコラティエの新作』!クニヒサがショコラティエではありません(笑)。
最近のチョコレート専門店では、スクエアでスタイリッシュでカラフルなチョコレートが。
ちょっとビターで、スパイシー。大人な板チョコ・・じゃなくて九寸帯地は、クニヒサの織りたて
ホヤホヤです!

2日(月)3日(火)は久保紀波さんが。
3日(火)4日(水)はクニヒサも睦月さんに在廊いたします。

お出かけ頂けましたら幸いです。



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手仕事四人展「染・刺繍・織・組」

7月2日(月)〜6日(金)

11:00〜19:00(最終日5時まで)

久保紀波/ アトリエkinami ・・・染色・扇子・日傘・夏の帯と着尺
飯島桃子 日本刺繍・・数奇屋袋・半襟
染織iwasaki・・・帯・着尺
峯史仁/工房野の人 高野野草染め組紐・・帯締め メガネ紐

名古屋市東区泉1丁目14-23 ホワイトメイツ3F


by senshoku-iwasaki | 2018-07-01 22:32 | 展示会・お知らせ