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HさまとNさまの吉野格子の九寸帯地。
夏にクニヒサが制作していたのは、吉野格子の九寸帯地二種。
吉野間道とも呼ばれるこの織りは、縞の部分の糸の密度が二倍。
凹凸があって、艶やかで、織物らしくて。
iwasakiの織物の中でも・・・
チョット余所行き(!?)おすましなアイティムでもあります。
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Hさまは、吉野格子の『板チョコに銀紙』シリーズをご覧になって。
アイボリーとブルーでリクエスト。
ブルーにアイボリーにシルバーグレーと、少しだけ天蚕の生糸は効かせ色。
すっきりとした、爽やかな一品になりました。
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型染めなどの工芸的な染めのお着物もとても愛するNさま。
お持ちの染めのお着物の画像の中から
「このお着物に合わせたいと思って・・。」と見せてくださったのは。
型絵染め作家の遠藤あけみさんの作品で、素敵なのです。。
「うわっ!!」とiwasaki夫婦二人で喜んでしまったのは、
私たちも遠藤さんの作品とお人柄のファンでして・・・。
アトリエにお伺いさせて頂いたこともありまして。
その遠藤さんの作品に合わせる帯ですから。気合が入ります!
Nさまとの打ち合わせで、シルバーグレーの無地となりまして。
タテ糸は生糸、ヨコ糸に玉糸を使って糸味のある無地に。
先日。
出来上がったこの帯地をご覧になったNさま、とても喜んでくださって!!
ー上品な光沢、色、それでありながらお高くとまっていない(笑)、
温かい親しみやすさがあって・・・
どんな着物にも合うのに、ちゃんと存在感もある帯ですー
あぁぁ。
何よりも嬉しいお言葉を頂きました。

Hさま、Nさまありがとうございました。










by senshoku-iwasaki | 2019-09-18 21:43 | 着尺・帯
新しい『お柱織り』は、縞の中の小さな格子です。
『お柱織り』は、iwasakiの着尺の中でも最も太口。
糸味全開の素朴でありながら、絹量たっぷり贅沢な一品。

どこか懐かしくて・・でも新しい、そんな風情。
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『お柱織り』は、宮坂製糸所さんの座繰りの玉糸を使用して。
なんといっても糸感、節感、光沢感、そして重量感。

これからの季節に
単衣でも暖かで、何でもない日に特別な心地よさを与えてくれそうです。

『お柱織り』シリーズは、濃い色と薄い色を交互に経てて。
ヨコ糸も濃い薄いで交互に入れると、あじろのような崩しになるのですが。
これはヨコ色は一色です。

不思議なことに
この仕事に長く関わっていますが、全く飽きることが無いのです。
それはこんなシンプルな組成でも、あー。こんな風になるのかぁ。と
ヨコ糸を入れてみるまで、それもヨコ色でまた大きく変わるところなのです。
それは
iwasakiの他の着尺類で使用する糸の太さの約4倍という、糸一本の迫力もある
のだと思うのですが。
やっぱりどこか・・・
正解のない「人の生き方」みたいなものを感じてならないのは、私だけではない
んじゃないかなぁ~。
私自身は織物に出会えてヨカッタと思う瞬間でもあります。。。


by senshoku-iwasaki | 2019-09-14 23:13 | 着尺・帯
ご注文の『銀河絹の山形斜文の八寸帯地』は、三彩です。
タテ色がグレーのタイプと、アイボリーのタイプ。
染織こうげい・浜松店でUさまとOさまにご注文いただきましたのは、色味サンプルとして
制作したものの中から「これとこれとこの色で!」というリクエスト。

手前のオレンジの入ったものは、お太鼓裏部分でオレンジの巾が広くなっておりまして。
「巻き方によって2way楽しめるから」とOさま。
Oさまはおそらくiwasakiのユーザーさんの中でも最もiwasakiの帯、着尺をお持ちかと。
しかもおそらくiwasakiユーザーさんの中でも最若手かと。
iwasakiにとって希望の星のようなOさまのご希望ですから希望の2乗で(笑)、
クニヒサ張り切って制作いたしました。
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Uさまもiwasakiの帯をご愛用くださっているユーザーさんです。
グレーの乗った水色と、ピンクと紫がかった赤が落ち着きのある風情となりまして。
お太鼓中心をどこにするかで見え方がかなり変わりそうです。

お二人それぞれの着物のシーンで、それぞれ・・・思いのある一品になってくれたら。
制作者としてもこれらの帯たちも、これ以上の幸せはありません。。。


by senshoku-iwasaki | 2019-09-09 22:52 | 着尺・帯
新作の『青木間道をモチーフにした八寸帯地』は。
秋の芸術鑑賞のお供にも良さそうな(!?)名物裂っぽい間道です。
国産の絹で質感の違う糸の表情が見せる面に、きりっとストライプ。

焼けるような日差しも。
ワシャワシャ・・と暑苦しいクマゼミの声も。
気がつけば9月の暦とともに影を潜めて。
いなくなってしまうと、なんだかチョットだけ寂しいキモチ。
昭和の時代の9月のヒット曲の数々が脳内に流れて・・・。

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常緑樹のような深いグリーンは、クニヒサのお気に入りの色。
乾いた薄茶は、最近iwasaki夫婦で流行っている(!?)色でして。
私(エツコ)は、この薄茶が効いた『お柱織り』を織っております。。。
過ぎ行く季節を惜しみつつ、秋から冬に向けて。

10月10日(木)~14日(月染織こうげい神戸店さんにて。
今年もiwasakiの作品展を開催させていただきます。

春の浜松店さんのときとはガラリと内容を変えるために・・・
この4ヶ月間二人でせっせと織り進めている「秋冬iwasaki」。
今月に入ってからはギアをトップに入れて・・・
(といっても相当遅い手織りの車・笑)。あとひと月頑張りますっ!







by senshoku-iwasaki | 2019-09-06 22:07 | 着尺・帯