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新しいショールのタイトルは『繋げてゆく日々。』
グレー礼賛なiwasaki。

昔から百鼠二百茶といわれるくらい、グレーや茶は
染める度、何通りにも。
黄味のグレーはやわらかく、早春の今頃の色。
青味のグレーはきりりとシャープな色。
赤味のグレーは深みのある優しい色。

穏やかなグレーがベースのシルクのショール。
iwasakiの大好きな
『何でもないフツーの日』そのもののよう。
春から夏にも心地よいように、シャリ感を少し。
地味に変化する地色に、更に地味に(!?)変化
するのは繋ぎ糸。
昨日から今日、今日から明日へ。「何でもない」
を繋げてゆきたくて。
秘かに強い意図を持った繋ぎ糸なのです。。。
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心穏やかに過ごすということが、実はナカナカ
難しいくらいの穏やかではない出来事が次々と。
どうか一刻も早く。
『何でもないフツーの日』に世界中が包まれる
ことを願いながら。。。
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着尺なら切り糸も一度に1,000本を超えるので
機結びも1,000回以上に。。。
結んで結んで繋げて繋げて。
白黒ハッキリしない、穏やかな中間のいろに
なりますように。


by senshoku-iwasaki | 2020-02-24 22:40 | 纏う布・暮らしの布
パステルな色硝子。
杉綾織の帯地のシリーズ『色硝子』。
テーマはステンドグラス。

光を受けて、蓄えて、放って、輝いて。
祈りの場のそれは崇高で美しくて。
趣味の空間にあるものは愛らしくて。

昨年春に惜しまれつつ閉店した浅草の喫茶店。
「アンジェラス」にも愛らしいステンドグラス
がありました。
屋根裏のようなその空間が好きだったけど、
お店はいつも混んでいて。ナカナカその辺り
の席には案内されずに遠目に眺めて・・・。

iwasakiの『色硝子』もそんな愛らしいものに
なったらなぁ・・・と。
ふんわりと明るいカラーの今回の『色硝子』。

カサカサとしたキビソ糸のタイプと、
ツルツルのこの生糸のタイプと。
同じ絹でも表情はかなり変わります。

パステルな色硝子。_f0177373_19113964.jpg
こちらはツルツルの生糸のタイプ。



by senshoku-iwasaki | 2020-02-18 22:42 | 着尺・帯
春色のタテ糸の整経。
菜の花、蜂蜜、蒲公英、山吹の色・・・。
黄色は春のエネルギー、いのちの色。
そういえば南部町の工房では、きっとそろそろ飛び交う
スギ花粉の風も黄色かったなぁ。(笑)

ワクワクしたり、ドキドキしたり。
ガッカリしたり、ときめいてみたり。
春という季節が、エネルギーそのものなのかも。

春色のタテ糸の整経。_f0177373_18100654.jpg
中3の娘は、志望する高校が一つしかないとの事で。
その為にはチャンスが2回になるからと受験した
推薦試験で入学出来ることが決まって。
「今までで一番嬉しい~。」と言いながらさっさと
お片付け(笑)。
塾のワークも過去問も。
彼女にとってはもう過去の友。

「受かったらデッサンを習いたいの」と言っていた
とおり、自分でググっていた美術学校の見学に。
「かぁつん、ついてきてぇー。」と頼まれて。
選んだ二つの学校が、ものすごく対極的(笑)。
大手のイケイケか、歴史ある個人経営か・・・。
ネットのレビューや、フォロアー数でいったら
話にならないらしいのだけど。

事実は小説よりも奇なり、な出来事が次々と。
親としてこういう時は何が正解かしら!?と思い
ながらどんどん無口になってしまう私(笑)。

結局。
彼女が自分自身で選んだのは、
レビューは最低のほう。(アタシの直感と同じで
内心ホッとして。)
今日からさっそく体験に。気も行動も早いなぁ。

「知らない人のレビューより、フォロアー数より、
自分の眼で見て、ココロで感じるコトでしょ。」
楽しそうに言い放つ娘の後ろ姿に
黄色い蝶々が止まっているように見えた午後。






by senshoku-iwasaki | 2020-02-07 23:40 | 岩崎のある日
『イワサキ式ドロップス』織っています。
透け感のある、新しい夏向け八寸帯地に取り掛かって
おりまして。
イメージはドロップス。

「サクマ式」ではなくて『イワサキ式』(笑)。
織物なんだけど、いつもとはチョット違う
所々で糸を絡めて。
生まれてくる、小さなしずくたち。
『イワサキ式ドロップス』織っています。_f0177373_18193971.jpg
私(エツコ)が織っているのは
濃い茶のベースにはピスタチオとハッカのしずく。

『イワサキ式ドロップス』織っています。_f0177373_18203657.jpg
クニヒサが織っているのは
グリーン寄りのターコイズブルーのしずく。

このドロップスたちも。
iwasakiおなじみの緯吉野の組成から。

今年は4月に「染織こうげい・浜松店」さんで作品展です。
昨年から今年のテーマは夏帯と思案していまして。
八寸のほかにも
透け感のある九寸もこれからかかる予定なのですが。
なんせ二人して不器用なものだから・・・。
新しい取り組みは、一発で上手くいくはずもなく(涙)。

オヨヨ・・・。
あれよあれよと1月も過ぎて。
間に合うのかなぁ?間に合わせねば。
カランカランとサクマのドロップス。
あれれ!?白いハッカばっかり?
どうやらウチの子供らは、ハッカがハズレらしく。
この新作は
どうかハズレになりませんように(笑)。










by senshoku-iwasaki | 2020-02-01 22:24 | 着尺・帯