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440、絣が入りました。
先日括った小綛を、ぼわ~んと絣足をぼかしながら
染め上げまして。
絣をほどいて小管に巻き織るのですが。。。

絣の方向、右から?左から?ん?あれ?
織り始めたクニヒサも。
しばらく戸惑いながらオタオタしながら(笑)。
それでも二日ほどかけて浮かび上がったお月様。
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この丸紋は、影になるところから光をつくります。
一越一越。
四角四面の格子の中に、ぼわんと浮かぶマル。
iwasakiバージョンは、大師匠の丸のメガサイズ。
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お太鼓部分のマルが浮かんだら、次は前柄まで格子です。
障子越しのまん丸お月様。
中秋の名月の頃までにはKさまの元へ・・・と思いながら
あともう少し頑張ります!


by senshoku-iwasaki | 2020-08-28 22:57 | 着尺・帯
京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。
増孝商店・夏場所で頂きました珠玉の最中たち。
どの最中もストレートに私(エツコ)の胸
・・じゃなかった、胃袋に(笑)突き刺さりました!

京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18084348.jpg
まずはNさまに頂いた仙太郎の『釣鐘最中』。
仙太郎といえばボリュームのある『ご存知最中』が
この最中コーナーにも登場しておりますが、この
『釣鐘最中』はやや小ぶりで食べやすいサイズ。
ですがあの、『ご存知最中』と同じ美味しい餡と
ご存知最中よりやや薄めの種(皮)のバランスが
ピッタリです!
仙太郎のご存知最中は、京都の山科店のみでしか
買えなくなったそうで。そんな「特別」も京都らしい
いつも感服してしまう、流石な仙太郎です。。。
京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18110695.jpg
京都といえば。
Sさまがくださった、仁々木も京都だそうですが。
この『海門最中』は滋賀で製造とのことで。
近江の羽二重餅が粒あんの中に入っています。
パキっと割れるデザインで、ふっくらとした
粒あんが種(皮)と求肥と一体化していまして
あぁ。美味しい。
仙太郎の粒あんもですが、こちらもとても健康的
な小豆の美味しさを感じますぅ。。。
京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18113916.jpg
長崎出身のNさま。「長崎あるあるかもだけど、
この手作り最中が家にある時は、一緒にアイス
挟んだり、イチゴ入れたりもするのよ。」
おおぉ。なるほどー。と思いつつ。でもでも。
福砂屋さん、カステラはもちろんですがこの、
餡が素晴らしく美味しいのです。。。
私はこの手作り最中に餡をたっぷり入れまして、
しばらく置いてから種(皮)がやや餡の湿気を
吸ってからのほうがより好きです!
パリパリではないけど香ばしくて。うふふ。
最中って、日持ちするイメージがあるかもですが
やっぱりおススメは断然!買ってきた当日です。
その美味しさに近いのが、詰めてしばらく置いた
手作り最中です。

京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18121645.jpg
福砂屋さんの手作り最中の餡を詰めるへら。
ここにも蝙蝠文が。このへらが実は優れもので。
ギョーザづくりにはコレが一番使い良いのです。。
このへらは私、必ずとっておきます(笑)。
私のギョーザは、いつだって食品ロスゼロの
冷蔵庫のお掃除メニューですが(笑)。そんな
iwasaki家のギョーザにも福が詰まりそうです!

Nさま、Sさま、Nさまご馳走さまでした。


by senshoku-iwasaki | 2020-08-23 23:13 | 最中
3年ぶりに『440シリーズ』にかかっています。
『440』は、シショー(師匠)シリーズ。

iwasakiで初めて吉野格子が生まれたのは、
息子の5歳の晴れ着を作ったのがキッカケです。。。

大師匠である、故・宗廣力三氏の代表作でもある
ずらし絣の丸紋は、吉野格子の中にありまして。
そういう技術技法を、オマージュとして制作すること
で大師匠の仕事の伝承にもなるのかもしれない・・と
10年前から取り組んでいるシリーズなのですが。
工房が山梨から蔵前に移ってからは、まだ制作して
いませんで。

というのも。
やはり『440』ならではの難しさが。iwasaki夫婦で
手分けして二人がかりで取り組むのですが、並行し
てお互い進めている織物との兼ね合いと、仕事場の
動線と。それと集中できる環境がないと!(笑)

町会などの用事で駆り出されるコトがやたら多い(涙)
地元ならではだったりなのだけど。今年はコロナで。
なんと集中して仕事が出来ています!

Kさまにかねてからご注文いただいている、丸紋の
吉野格子の九寸帯地。
ようやく絣を括るところまで来ました。
絣の入る部分の糸量を割り出して、小綛を作って、
丸く柄にならない部分を括って染まらないように
して・・・。まだまだ作業は続きます。

3年ぶりに『440シリーズ』にかかっています。_f0177373_19172611.jpg
絣括りは、指先の力加減が重要で。
私(エツコ)の担当部門なのですが、約3年ぶり
なので勘が戻るまでオタオタしてしまいます。。。
吉野格子を織るのはクニヒサ。

今回Kさまの丸紋の他に、宝珠のような玉葱のよう
な新たな文様の絣も考えております。

えっと、えっと・・・とオタオタ息子の晴れ着を
織ってから13年。あの時はそのお陰で他の仕事が
全て止まって、自家織物を自家用にするって大変!
と痛感しましたが(笑)。
子供たちがチビッコのうちは落ち着いて早く集中し
たいと思っていたのに。
子供たちが成長したときには、なんでか年寄りたち
が集中させてくれず(笑)。
おまけに自身のボケボケも進んで(涙)。

440シリーズ、なんとかいつか・・・生きてるうちに
iwasakiならではのものに昇華させたいと希って・・。
せっせとしこしこと手指を動かして。



by senshoku-iwasaki | 2020-08-19 23:46 | 工程
『半巾50+』を作ったことで。
昨年秋にクニヒサが突然言い出した、
「お互い50歳の年のうちに50本の半巾を作ろう!」
とほぼ思いつきのような企画でしたが。。。

ほぅほぅ、なるほど、へぇ~な発見がまたありまして。
これだけ作ってもまだ、いやこれだけ作ったからこそ?
制作側の私たちがどっぷりとハマってしまいまして。
こりゃ、もっと作ってみないとダメだなぁ(笑)・・と。

iwasaki夫婦は共に生粋のバカですから。(トホホ)
納得が出来るまで(・・・って、そんな日来るかな?)
しつこく取り組むコトが出来るってコトくらいしか
特技がありませんで。
今後の不安はきっと、人並み以上にあるあるなのですが。

山梨の南部町の家にも、両家の千葉にあるお墓参りにも
ナカナカ出掛けられない今なので。
ひたすらに引きこもって休みなく制作しています。
『半巾50+』を作ったことで。_f0177373_18494202.jpg
「もう51歳になっちゃったからね~。
二人合わせて102本目指す?」私(エツコ)。
「102って、キリが悪いでしょう。だったら
目標は108!」クニヒサ

煩悩ですか。

by senshoku-iwasaki | 2020-08-11 22:32 | 着尺・帯
増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。
連日、じめじめムシムシの不快な湿度のなか・・・。
またいつもとは違う、不安な状況のなか・・・。
iwasakiの増孝商店までお越しいただきましたお客様に、
連日チカラを戴きました。
心より御礼申し上げます。

涼やかにお着物でiwasaki織物を纏ってくださった!
嬉しすぎる再会を。。。


増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19023793.jpg
6月に織りあがったご注文の『阿波藍とアイボリー』の
山形斜文の半巾帯を早速に締めてきてくださったSさま。
雨の中をお越しくださって・・感激です!
爽やかで清々しいSさまのお召し姿に、iwasaki夫婦も
とても爽やかなキモチになりました。


増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19025414.jpg
Nさまは『緯吉野・SAVON』の半巾帯を。
これを制作した当時はiwasakiでは珍しい(!?)
ピンク系だったのですが。ここからiwasakiのカラー
バリエーションが増えた気がします。。。
お着物は千葉あやのさんのものと伺って。思わず
ひぇ~っ!と。私(エツコ)、学生の頃どれほど
千葉あやのさんの生き方に憧れたかしれませんで。
憧れの方の作品と、自分が織った半巾帯がNさまに
よってコーディネートされているなんて!(涙)
生きててヨカッタ、織りを続けて本当にヨカッタ。


増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19032378.jpg
こちらは別のNさま。
昨年お作りさせて頂いた、生紬の『チョコミント』
と、緯吉野の八寸『赤城節のコブシ』を合わせて。
iwasaki尽くしの夏バージョンで!
あ、ありがとうございます。。。嬉しいです。
増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19034618.jpg
最終日にいらして下さったKさまは、昨年お求めい
ただいた緯吉野の半巾帯を締めて。
タテヨコに長野の宮坂製糸さんの『銀河シルク』を
使ったもので、光沢感のある帯地です。そのとき
Kさまはiwasakiをインスタグラムで知り、増孝商店
に来ましたとおっしゃって。未だにおっかなびっくり
のインスタなのですが(汗)、Kさまのようなお洒落
な方に見つけて頂けて・・光栄ですっ!
ラフィアを編んだ素敵なバッグを合わせて。つい・・
あのぅ・・とお聞きして(笑)。JAMIN PUECHと
教えていただき、しっかりメモしてしまった私。。。
いつかKさまのマネが出来たらイイなぁ。
ありがとうございます!

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今回はお伺い出来ないのが残念なのですが・・・と。
Kさまはリモート(!?)でご参加です。
昨年の『日本の夏じたく』でお選びくださった
『阿波藍とアイボリー』の絽の八寸を締めた画像を
お送りくださいました。この八寸、ヨコ糸には苧麻
も入っていまして。古布のような風情を目指した
もので。Kさまに「気に入っています」と言って頂
けて本当に嬉しいです。。。

つくる原動力は、いつも。
使い手であるユーザーさんの温かな声とお姿です。
直接お会いしたり、対面でお話したりがナカナカ
今はムズカシイけれど。
今場所もたくさんの温かい言葉を頂きまして。
iwasaki、たくさんのパワーが湧きました。
増孝商店・夏場所終了とともに長かった梅雨も明け
ましたので。またこれから
ココロハレバレ制作に励みたいと思います!
ありがとうございました。


by senshoku-iwasaki | 2020-08-03 00:00 | 増孝商店 KM