蔵前の工房周辺は、ビルの一室の保育園がいくつかあり。。工房向かいの「御蔵前公園」には入れ替わりで園児たちが遊びにやって来ます。年中年長さんは一列に並んで、年少さんの手を引いて。未満児さんは車に乗って。。。
懐かしいなぁ。かわいいなぁ。我が家の子等も6年間南部町の保育園でお世話になったからなぁ。
何か自慢出来るような我が子たちではないけれど。病弱だった親たちとは違って、毎日休むことなく元気に学校に行く礎は。ウチの場合は親ではなくてきっと、保育園で築いて頂いたんだと思っていて。ただ、広い園庭に果樹があったり、隣接する畑にさつま芋 を植え、収穫もさせてもらった南部町の保育園とはかなり環境が違うんだなぁ・・と眺めていると。 大抵の子と必ず目が合います(笑)。ぐるぐると糸を巻いていたり、トントンと機を織っている姿は「何してんの?」って思うわなぁ。「エツコさん見て、鶴じゃねーじゃん!って思ってるのかもよ。タヌキじゃね?みたいな(笑)」クニヒサ。 都会のチビッコたちにはどう映っているのかなぁ。
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by senshoku-iwasaki
| 2021-01-16 22:48
| 工房周辺
昨年生まれた着尺の新シリーズ、『雨音拍子』の経吉野でまた違う感じがつくれないかなぁ。。と。試行錯誤をしながら織っています。 織り半襟は、約110cmの中で。色や組成がビミョーに、時にガラリと変化します。襟に出てくる部分は少しだけれど。出したい部分をずらして出してもらえればと・・・。平織り、綾織り、、緯吉野そしてこの経吉野と。最初から最後まで!いろんなリズムを刻みます。 「襟に出てくる部分だけ柄を入れればいいじゃん」ってよく言われるけど。そのほうがもっと作れるかもしれないけれど。イロイロ試してみたくて。ついつい全部が柄になっています(笑)。でも今後は、部分的にこってりと織り柄の半襟も作れたらいいなぁ。。と思っています。 緯吉野はヨコが出ますが、経吉野はタテ糸が出るので、奥行きがまた違います。ただ、たった1メートルのこの織物が一日かかります。10枚分のタテ糸をかけていますので、10日後には新しい表現がひとつでも見つけられたら・・・。今年は春から縁起がいいヤァ~となるのですが。大寒の頃までに、芽吹きのエネルギー感じる・・新しい織り半襟を織りあげたいと思います!
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by senshoku-iwasaki
| 2021-01-08 21:52
| 着尺・帯
本年が皆さまにとりまして・・・どうか穏やかな良い年になりますように。。。 蔵前に工房を移して3年目になりました。織物のタテ糸を準備する「整経」する際に最初に引っ掛ける部分。本来は特に使い道も無く・・切った後おそらく捨てられる部分なのですが。私(エツコ)にそんなコト出来ませんで。(笑)『ピコタン』と呼んで繭皿に集合させています。この春にちょうど3年分になります。
iwasakiは夫婦二人っきりの小さな織物工房ですが。着尺に帯にショールにマフラー、半襟も。小ロットの手織りならではの規格で、いろんな織物をつくっています。 同じ絹でもセリシンの残った硬いコ(!?)(糸なんですけどね・笑)精練して柔らかいコ、太いコに細いコにウールのコも。みんなカワイイです。 また一年かけて。iwasaki、精一杯仕事したところで・・・今年『ピコタン』、何人増えるかなぁ。出来れば来年も。そして再来年も。大して変わらないこの集合写真を撮れるように(でも確実に増やしますよ!)頑張りたいと思います。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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by senshoku-iwasaki
| 2021-01-01 15:13
| 岩崎のある日
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岩崎 訓久・悦子
by senshoku-iwasaki
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