本年が皆さまにとりまして健やかで明るい一年となりますように・・・ iwasakiもできるだけ毎日を同じコンディション、同じテンションで同じミッションをこなせるよう健康に留意してガンバリます! 昨年末にクニヒサが織り上げた『菱とクロスの八寸帯地』に鏡餅。織物にも神様が宿っているとなんでか信じてる私(エツコ)ですが。今年は大好きな近正さんのうさぎのスカーフホルダーを乗せて。 ぴょーんと飛び跳ねてくれそうな、なんか縁起のイイ空気が仕事場に漂っております。。。ウサギとカメなら断然カメ派のiwasakiですが、今年はちょっぴりジャンプも企んでおりまして。きっといろんなタイミングがうまいこと合ったら・・・せめて2寸くらいは跳ねたいと思っております(笑)。 ずっとおんなじじゃん!なんて言わないで(笑)今年のiwasakiの僅かな変化に気付いちゃったら・・・あなたはもう、iwasakiマニア。 今年もよろしくお願いします!!
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by senshoku-iwasaki
| 2023-01-03 22:15
| 岩崎のある日
正確には織り上がらなくて機にかけたまま… 年を跨いで今年に入ってから織り上った最初のアイティムが半巾帯だったのですが(笑)。2022→2023も同じようなカタチとなりました。しかも今回はクニヒサも私(エツコ)それぞれに。 私はグレー系の緯吉野で。タテにもちょっぴり散らした黄色の縞がほんのりと春めいて。
クニヒサのほうは『阿波藍とアイボリー』シリーズから平織りと綾織りバージョンで。こちらも軽やかで爽やかに次の季節に合いそうな。 クニヒサの「50歳の年に、二人で50本の半巾帯でもつくりましょうか」の思いつき(!?)から3年が経ち・・・。お陰さまで有難いことに今年も作り続けることが出来まして。通算152本!おぉぉ。あれから毎年50本のペースをなんと死守することが出来ておりますのも偏にユーザーさまと、ご紹介くださるショップさまのお陰でして。 今年はitonosakiさん、染織こうげいさんのほかに虎ノ門ヒルズの丁子屋さん、北九州のふくひろ呉服店さん、福井の有馬呉服店さん・・と。新たにiwasakiの織物をご紹介くださる販売店さんや、お会いしてみたかった方と出会うことの出来た嬉しい年でもありまして。 結成30年の節目の年に感謝の思いでいっぱいです。iwasakiの幸せは、食う寝ると同じく仕事するです。四の五の言わずに作り続けることこそ、後から追いかけてきてくれる仕事に辿り着けるのかもしれないと感じた一年でもありました。 なので、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるを信じて(笑)来年も。みなさまに感謝を込めて・・元気に織り続けます!ずっと仕事場にいる割には大して織り進まないのですが・・・ガンバリます(汗)。 今年もありがとうございました。
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by senshoku-iwasaki
| 2022-12-29 23:17
| 着尺・帯
あらあらiwasakiさん、在庫過多!?な訳では無いのですが・・・。いや、むしろ明けても暮れてもずっと作り続けてはいるものの。ナカナカ思うバランスでアイティムが揃わないのが手織りのもどかしさ。(涙)
織物虻蜂取らずと言われてしまいそうなiwasakiの芸風は結成当初からでして。手織りの、自家織物ならではの不確かだけど味のある帯地やキモノ地、ショールやマフラー飾り布。使用する糸の太さや密度や素材も様々に。ひとつだけの材料に拘らないコトにこだわって。なぜなら永続的に同じ糸が手に入るとは限らないから。でも、マイナスなことばかりでは決してなくて。どうにか続けてこられたお陰で、新しい興味深い糸に出会えるチャンスにも巡り合えて。 なので今出来る、今だからこそ作ることが出来るiwasakiの自家織物を、作れるうちにせっせと作り置きしたいのです。毎日、やることが有る幸せを噛みしめながら。実は箱を増やしたもののガラガラで(笑)。この収納箱の中がみっちりと。密になるのを目標に(!?)まだまだ・・・。今年も仕事納めはきっと無いかなぁ。。。
以前…サンプル的にリネンとシルクで小さな布を織ったことがありまして。それを半襟としてお使いくださっているハラマキ&のお二人からのリクエストで、新しい織り半襟を制作中です。 ざっくりと、ほわんと、使い込むうちにとろんとしてくる、リネンとシルクの平織りです。タテの縞の部分はシルクでこげ茶とピンクが入っています。ヨコはシルクが中心でリネンを散らすように段にして。所々にヨコの密度を上げた組織が縞をかき消すように入っています。。。 ヨーロッパのアンティークの布はリネンのものが多くありまして。小さな格子だったりストライプだったり。似たような風情といえば、古い対馬麻なども(素材は亜麻でなく苧麻になりますが)使い込まれた生活のための布の美しさは、ちょっぴり歪だったりするものの凛とした…愛おしさと美しさを備え持つという共通項があるように思います。 古道具好きのiwasakiとしましては、そこを目指さないわけにはいきません(笑)。半襟として使わないときには小さな敷物にも。 来年2月にハラマキ&さんの企画展『きものものの』に出品いたします。作っているうちに楽しくなっちゃって。もう少し違うバージョンも検討中です。。。
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by senshoku-iwasaki
| 2022-12-13 21:28
| 着尺・帯
コットンとシルクのストール『parade』は、「何処かの国の何処かの街のはずれの小さな小さなお祭り」がテーマ。 マットな艶消しの木綿の中に、キラリと光るのは絹の縞。ギンガムチェックのようなシンプルな格子が絹と木綿の素材の違いからフネフネと波を打ちます。 先日…目に焼き付けてきた瀬戸内の海を思い浮かべながら。阿波藍とアイボリーバージョンなので、「小さな島の小さなお祭り」かもしれません。。。 このシリーズ糸の伸び率が違うので、意外と・・・。タテ糸を機に巻く「たて巻き」とか二人がかりでやるものの大変だったりします。そういった点では着尺のほうがよっぽど楽だったりするから、手織りでイロイロ規格の違うアイティムをつくるということは生産効率は悪いけれど、それだけの面白さもあって。止められないのだろうと思っています。
こちらは春色の『帯揚げにもなるストール』。少し寝ぼけたようなグリーンがポイント。まだちょっと眠たい、もう少し寝床でグズグズしていたいんだけどなぁ。。な、春のイメージ(笑)。 明日は大雪。いよいよ本格的に寒くなる頃だけど。アタマの中では新緑が芽吹く新しい季節。スグには出来ないのが手織物。でも確実にコツコツ積み上がるのも手織物。今年もいつもの年と同じように、ゆく年もくる年も何も変わらず織り進めたいと思います。
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by senshoku-iwasaki
| 2022-12-06 22:08
| 纏う布・暮らしの布
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岩崎 訓久・悦子
by senshoku-iwasaki
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