いよいよ来週、23(金)・24(土)・25(日)は横浜三溪園で『種手』です!
今年はiwasaki、白雲邸を飛び出して室町時代の建築物の旧燈明寺本堂で。
国宝、重要文化財で展示販売なんて!恐れ多くてiwasakiだけではちょっと…。

『種手』スタッフ会議で持ち上がった、お話し会でお呼びしたいゲストkatsura booksの織田桂さんは、ひとり出版社を立ち上げ「染織工芸家 浦野理一の仕事」「塔本シスコ絵の手帖」「石垣りんの手帳」など織田さんの独自の目線とリサーチで魅力的な本をつくっておられます。

2023年に出版された「染織工芸家 浦野理一の仕事」はiwasakiにとって衝撃でした。着物デザイナーさんだったという認識しか無かった浦野さんが、織物の設計それも糸、規格、かなり細かな指示書を作りご子息の工房で制作させていたことなど。
浦野理一といえばひょうたん糸と呼ばれる糸味のある織物も有名ですが、浦野さんといえばツルツルの、細番手で高密度な木綿着尺の唐桟の彙集も有名。対極的な織物です。
相当な織物フェチだとは思ってはいたものの、謎が解けた気がしました。

全く面識も無いiwasakiでしたが、ライターの雨宮みずほさんと今回のお話し会のお誘いをダメ元でお願いさせて頂いたところ快諾してくださった織田桂さん。私(エツコ)にはもう…神さまに見えました(涙)ありがとうございます😭
織田さんのお話し会が叶うなら尚のことiwasakiだけではちょっと…。
他力本願なiwasaki、アンティークの魅力的な裂で創作帯を制作されている中村かをるさんと花いけ、京縫、京友禅、江戸型彫、長板中型…と多彩な技術で表現する稻田まゆさん、そして布きれ・やましたの山下枝梨子さんにお声をかけまして、4工房で旧燈明寺本堂に出展いたします!

織田さんのお話し会はおかげさまで満席となりましたが、5月24日は織田さんがkatsura booksの書籍も販売してくれます。(13時〜14時のお話し会中は会場には入れませんのでその時間は外してくださいね)
5月24日は4工房➕織田さんのスペシャルな旧燈明寺本堂ですが、23日は臨春閣では美術作家で花道家の亀井紀彦さんと庭師の松中徹さんとのお話会もまだ残席僅かあるようですのでご興味のある方はお早めに!
そしてそして白雲邸のほうは10組の出展者が、今回初めて出展される方も4工房も。
ぜひぜひ、23・24・25日は三溪園『種手』にお出かけください!


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半巾帯もせっせと増殖中です。
せっかくなので、今回「染織工芸家 浦野理一の仕事」に掲載されている物で何かiwasakiがオマージュとして作れないかなぁ…と思いまして。

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「オランダ縞の帯」ここで紹介されているのは九寸帯地ですが、iwasakiらしく(!?)半巾帯に落とし込んでみようかと。。。

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こんな感じになりました!よろしかったら是非、国宝の会場でご覧ください!
皆さまのお越しを出展者一同お待ちしております。

種手-shutte-
5月23金 ・24土 ・25日
三溪園 @ 白雲邸 臨春閣 旧燈明寺本堂
10:30-17:00 最終入場16:30(最終日閉場 16:00)
染織iwasaki は旧燈明寺本堂に展示いたします。


◎白雲邸
石川文江/楮布織
梅崎由起子/藍染
堀尾みゆき/obidome(帯留・企画)
妹尾直子/ 紙布・樹皮布
富沢麻子/ 木工芸
伴野崇 井坂友美/伴野漆工藝製作所(漆)
箱瀬匠子 箱瀬詩野/箱瀬工房(漆)
水野幸一/陶磁器
松原智仁/銀線細工
柳晋哉/染織
◎旧燈明寺本堂
稻田まゆ/あとりえ青(染色工芸)
岩崎訓久 岩崎悦子/染織 iwasaki (染織)
中村かをる/創作帯
山下枝梨子/布きれ・やました(染織)
◎臨春閣
亀井紀彦/美術作家・花道家


# by senshoku-iwasaki | 2025-05-14 23:07 | 展示会
染織こうげい・浜松店さんでの作品展中の「嬉し過ぎる再会」の続き。
前回に続きまして、こうげい浜松店さんでクニヒサがお会いできたお客様のiwasaki織物との「嬉し過ぎる再会」の続編になります。。。

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グラデーションの美しい格子のお着物に合わせてくださっているのは、横浜・三溪園で頂いた大池の蓮で染めた絹糸で織った緯吉野の半巾帯。やわらかな黄色は、機にかかっている時からハッピーなキモチにさせてくれていた陽だまりのような色。
Sさまは昨年の作品展で、木綿のタイプの『薄墨桜』をお選び頂いています。
浜松店さんというか、元々仕立て士さんでもあった佐浦店長さんならではと思うのですが、お客様が着たい!と思って、また自身で縫いたい!と思ったのなら全力でサポートしますよ、なサロンにもなっていまして。Sさまもご自身でこれから縫われるそうで。
ユーザーさまと一緒に作る、とびっきりの普段の日のキモノ。それは作り手としてもとても嬉しい事です☺️楽しみにしてます!

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Yさまはご注文で制作させていただいた『杉綾織の紬』を。タテが生糸、ヨコにまわたのつむぎ糸を使っているので、ふわっとマットな質感になっています。
嬉しいです。ありがとうございます😊


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青戸柚美江先生の絣のお着物に、大胆なデザインの素敵な型染めの帯は浦野理一のものだそうで!うはぁ。この素敵すぎる着物と帯の間におりますね、『帯揚げにもなるストール』!ありがとうございますっ!

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この日の佐浦店長さん。出雲織の絵羽になっている絣のお着物に、ざっくりとしiwasakiの『大きな崩しの八寸』を。この帯地、絹のほかに苧麻も使っていまして、かなり「絲ぢから」な一品となっております。『帯揚げにもなるストール』が存在感を出してくれてます。

皆さまにお使い頂いて、どなたかの今日という日をご一緒させていただいて。
この仕事で生きることが出来て、本当に幸せだと思っております。

今回の作品展でも本当にたくさんのチカラを皆さまから頂きました。
このチカラをまた次の織物に詰め込んで、次回に繋げたいと思っております!

ありがとうございました。



# by senshoku-iwasaki | 2025-05-03 00:03 | 着尺・帯
染織こうげい・浜松店さんでの岩崎訓久・悦子織物展『絲ぢから』お陰様で終了いたしました。
お運びいただきましたお客様、染織こうげい・浜松店の皆様、ありがとうございました。

染織こうげいさんでは毎年春と秋に、浜松店と神戸店で作品展を長くさせて頂いておりまして。
芸風は20代の頃より何ら変わらないiwasakiですが・・・(笑)それでも毎回私たちの好きなように新しい発見を持って制作したモノたちを面白がってくださるお客様と、染織こうげいさんには感謝しかありません。。。

今回もクニヒサがお邪魔しました4日間のiwasaki織物との「嬉し過ぎる再会」を今回は2回に分けてご紹介させてください。
留守番で工房に籠って次なる織物に集中していた私(エツコ)も、毎回こうしてユーザーさまに愛して頂いているiwasaki織物を目の当たりにする度に幸福感と、明日への希望が湧いてくるのです!
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『杉綾織の着尺 薄墨桜』をご注文で作らせて頂いたNさま。タテ糸本数密度の高い杉綾はタテ糸の色が平織よりも出ますので、タテとヨコの組み合わせで花曇りの日の桜にも、夜の帳に浮かび上がる夜桜のようにもなりまして。タテ糸のグレーの色味、ヨコ糸のピンクの色味は今までに何反か制作しましたが全部違います。こちらはNさま仕様。杉綾の切り替えの地模様も光沢感もとても良い感じです。
なんとNさま、同じく杉綾織の八寸帯『色硝子』を合わせて下さって。更に更に控え目に『帯揚げにもなるストール』と『織半襟』まで!
iwasaki尽くしです。あわわ・・・ありがとうございますっ💦(涙)
帯留は『種手』の運営も一緒にさせて頂いている、銀線細工の松原智仁さんの檸檬が!うれしいです!

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こちらもiwasakiの無地なんだけど無地じゃないシリーズ『地紋のある着尺』を、松原與七先生の藍の帯を合わせてくださって。
シックで素敵な装いに、織った私(エツコ)大感激です!ありがとうございます。

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Kさまは『銀河絹の山形斜文八寸帯』を絣のお着物に。Kさまは今までにも八寸帯や半巾を何度もご注文くださって。iwasakiの定番のシリーズからのご注文なのに、不思議なことにKさまのリクエストは毎回思いもかけない発見があります。色の組み合わせだったり糸感だったり。この作品展の直前にお納めさせて頂いた八寸も、クニヒサとおぉぉ~!となりまして。お馴染みの技法でもまだ知らない顔があるのだと、奥の深さを思い知らされております。。。Kさま、いつも本当にありがとうございます。

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美しい瑞雲の染めのお着物に、川村成さんのこれまた美しい吉野間道の帯。そこになんと『帯揚げにもなるストール』が!
あらあらこんなよそゆきの素敵なコーディネイトに、制作した私もですがあのコ(帯揚げにもなるストール)が一番喜んでると思います!
帯留は昨年の『種手』にも出展されて知り合いになれた(と勝手に思い込んでるだけかも!?笑)川北友果さんの藤がまた素敵です。

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綺麗な吉野格子のお着物に、iwasakiではあまり多くないモノトーンタイプの緯吉野の半巾帯をキュッと締めてくださってYさま。
半襟も珍しくクニヒサが織った、ちょっとだけレアな一品です。ありがとうございます!

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この日の佐浦店長さん。躍動感のある竹に雀の絣のお着物に、iwasakiの綾織の半巾帯を割太鼓に。『帯揚げにもなるストール』も。
佐浦さんの帯留にも松原智仁さんの「瓢ふたつ」がキラリ。

「嬉し過ぎる再会」は次回に続きます!


# by senshoku-iwasaki | 2025-05-02 12:24 | 着尺・帯
いよいよ今週木曜日、4月24日から染織こうげい・浜松店さんで
岩崎訓久・悦子織物展『絲ぢから』始まります。
染織こうげいさんはiwasakiにとって着尺、帯地など和モノの振り幅をぐっと広げてくれた特別な存在。とりわけ浜松店さんは。

ぶんぶん気合いが入っても、やっぱりどこまでもiwasakiらしい織物にしかならないのですけれど(笑)。

私(エツコ)、2月3月はずっと着尺に取り掛かっておりまして。
木綿着尺のほかに、シャリシャリさらさら単衣で長い季節に対応できる経吉野の絹着尺を2反制作しました!
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濃いチャコールグレーのタテに、ヨコに紺。タテヨコとも野蚕種の絹なのでマットな中にギラっとした光沢があります。そこに組織で穏やかな波は、国産の宮坂製糸さんの玉糸で。私の妄想の旅は、異国の港町へ…『異邦の夜凪』。

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同じく野蚕種の絹をベースに、小さな格子を経吉野と平織りで凹凸のある織地。
一面に咲いたカモミールの花のようなので『カミツレ格子』。

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クニヒサが最近まで掛かっていた八寸帯地も長い季節対応タイプ。模紗織の窓が開いています。『格子窓』のシリーズになりまして、色違いで作りました。

模紗織といえば、最新の『帯揚げにもなるストール』も、模紗織と平織りで透け感があります。昨日私が房をヨリヨリ。出来た側からクニヒサが仕上げの湯通し、アイロンを。本日完成!と滑り込みました。我ながらナカナカ痺れる時間配分💦


岩崎訓久・悦子織物展
『絲ぢから』
4月24日(木)~28日(月)
10:30〜 18:30
染織こうげい浜松店
浜松市中央区鍛冶町140-33

ぜひ、ご覧になってみてください!


# by senshoku-iwasaki | 2025-04-22 23:48 | 着尺・帯
イトノサキさんでの『大人の半幅・初夏揃え 2025』に
今年もiwasaki、半巾帯を出品させていただきます!
イトノサキさんはオープンの時からお付き合いさせて頂いておりまして。
本当に有難いことと感謝しております。
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今回は冬の間にクニヒサが織っていた、菱とクロスと平織りのシリーズを中心に、緯吉野、山形斜文とiwasakiらしいラインナップです。

キモチだけはもっともっと作りたかったのですが。来週からの染織こうげい・浜松店さんでの作品展、そして来月の横浜三溪園での『種手』と作品展続き。
このところ何年もこんな調子の春でして、ドタバタジタバタバタバタで。
ゆっくり花見をする余裕も無く夏を迎えていた10数年…。
いかんいかん、来月こそは散りゆく桜を大人のゆとりで眺めたいなぁ。



『大人の半幅・初夏揃え 2025』
2025年4月16日(水)〜5月3日(土)
11:00〜19:00
itonosaki
港区南青山4-1-5KFビル2階


# by senshoku-iwasaki | 2025-04-15 22:15 | 展示会